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お帰りなさい!ヨッシー(吉田智久さん)

 ほんとうに、人と人との出会いに支えられて、日々生かされているなと感じています。

 しかし、CGNの環境プログラムの中核をなす環境演劇の指導をして下さっている吉田智久さんは(こちらでの呼び名はヨッシー)、なんと、8年も前からバギオ市の日系人協会「アボン」で夏休み(4月か5月)に日系人の子供たちのための演劇ワークショップを続けているとのこと。この小さな町・バギオで、私がそのことを知らなかったというのが不思議なくらいです。まあ、私が、かなりへそ曲がりでバギオの日本人社会と離れたところで生きているということなんですが……。
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 とにかく、昨年、ようやくヨッシーと知り合うことができて、いきなり、めちゃくちゃディープな山岳地方の村々に行っていただき、環境演劇製作の指導をしてもらうことになりました。
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      ↑山岳地方の村に向かう道はこんな道なんです

 日本で第一線で活躍していたプロの舞台演出家の方にとっては、周りは私も含めて全員素人、機材もなし、ステージもなし、時々は練習場所の屋根さえなし、ついでに、行き帰りの道路さえなし……という想像を絶する条件のなかで、たぶん最初は「なんでこんなっ!?」と怒りが頭を持ち上げたこともあったと予想していますが、本当に辛抱強く、楽しんで、そして、情熱的に高校生たちの指導に当たってくださいました。
(その様子はCGNスタッフ・ブログで書いてくれています)
「いや、分野じゃないんで」
と頭をかいていた環境問題もせっせと勉強してくださり、いまやプロの環境ファシリテーター並みの知識を身につけています。
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 この経験がはたしてヨッシーの演劇人生にとって何らかの役に立っているかしらん・・・・と、時々、巻き込んでしまった手前、不安に駆られたりしますが、
「子供たちは磨けば磨くだけ光る原石でしたよ」
なんてうれしいことを言ってくれました。
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また、エコサミット参加の高校生たちのいい兄貴分で、言葉の苦手な日本人ゲストの方たちとの間に入って、とりもち役なんかもしてくれていました。先生や、CGNスタッフには見せない(見せられない)、ちょっといたずらな砕けた顔を高校生たちはヨッシーには見せてくれていたみたい。エコサミット後もヨッシーの携帯電話には子供たちからのテックス・メッセージが山のように届いていました。
「日本人ってまじめで暗い人」っていうイメージを思いっきり覆してくれて感謝です。

エコサミット後、日本に帰国してから取材を受けたそうで、読売新聞に「国境越えて出会いを演出」というドンピシャな見出しで記事が載っていました。
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そのヨッシー、4月のCGN主催のアースデイのイベントで、エコサミットに参加した演劇グループが公演すると聞いてバギオに舞い戻ってきてくれました。現在は恒例のアボンでの日系人向けの演劇ワークショップ(様子は北ルソン日本人会のブログで)で汗をかき、今月15日からのCGN主催の山岳民族の子供向けの環境演劇創作ワークショップでもフルタイムで演技指導に当たってくれるばかりか、舞台技術の裏方までもこなしてくださることになっています。
ありがとう! ヨッシー! いい作品を創りましょうね!
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 吉田智久さんのプロフィールはこのページで。
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by cordillera-green | 2010-05-07 18:16 | 環境教育

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