人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Cordillera Green Network ブログ

cordillera.exblog.jp
ブログトップ
2011年 06月 17日

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー     〈名古屋編①〉

5月18日(水)
・名古屋城訪問
・朝日新聞名古屋本社見学ツアー
Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_1027794.jpg

 到着後は空港から直接清里に向かったので、名古屋は彼らにははじめてみる日本の都市。まずは、名古屋の歴史と高いところから名古屋全体を眺めようと名古屋城を観光しました。
Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_1033313.jpg

 滞在する伏見のサンホテル名古屋ヴィア白川では、名古屋でのプログラムを一手に引き受けコーディネイトしてくれている朝日新聞の日丸さんが待ち構えてくれていました。さらに、ボランティアを買って出てくれた日比交流のコーディネイトや通訳をしている高山リサさんと元ICAN(フィピンで活動しているNGOです)の斉藤順子さんも到着。
 日丸さんのアイデアで朝日新聞名古屋本社の見学に。巨大な高層ビルにあるオフィスで、日本有数の新聞を編集する現場を見せていただきました。子供達からは熱心な質問が飛び交っていました。夕食は新聞社の社食で、リハーサルは会議室で。普通の日本人でもなかなかもてない機会です。
Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_103471.jpg


5月19日(木)
・モリコロパークで愛知県立大学の学生と交流
・愛知県立大学 環境・文化共生フォーラム
「環境・災害と向き合う地域づくりを目指して」
Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10343686.jpg

 朝、地下鉄とリニモを乗り継いで、モリコロパークへ。ここは2005年の愛知EXPOの会場だったところ。CGNもキープ協会と一緒に地球市民村に6月の1ヶ月間参加していました。もちろん今はパビリオンもすべて姿を消し、広大な公園に姿を変えています。
Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10355276.jpg
 
   ↑日丸さんがリニモの説明。リサさんが通訳。その間、反町は団体チケット購入です。

 愛知県立大学は、このモリコロパークのすぐ近くにあります。名古屋でのプログラムは愛知県立大学が主催してくれたものです。外国語学部の亀井伸孝先生が学生さんを伴って待っていてくれました。愛・地球博記念館を訪ねたあと、グループ別に分かれて児童総合センターで体験プログラムに参加。
 Aanakの男子メンバーは、案内をしてくれた愛知県大の女子大生たちがあんまりきれいなものだから、体験プログラムよりそっちのほうが関心があったとかなかったとか…
Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_1036368.jpg

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_1037549.jpg


「愛知県立大学 環境・文化共生フォーラム」の会場・名古屋市芸術総合センターは素晴らしい会場でした。誰よりも喜び興奮していたのは、演出担当のジェロ君。「オーマイゴッド!」を連発。「マニラでもこんな素晴らしい会場でやったことがないのに。日本で機会に恵まれるなんて!オー!マイゴ~~~~~ッド」。
Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10373737.jpg

   ↑ジェロ君。素晴らしいステージで、本日の公演について想いをめぐらす?

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10384017.jpg
    
   ↑吉田智久さんも、再度滋賀から駆けつけてくれました。照明はばっちりです。
 
 フォーラムの一部は「環境・災害と向かい地域づくりを目指して」と題したトークセッション。イフガオ州のハパオでフィールド調査をしていらした京都大学東南アジア研究所所長の清水展先生が、イフガオ州の文化の紹介などのプレゼンテーションをなさいました。私も、今回の訪日のいきさつを説明、コーディリエラでの活動の中での災害との関わり方も紹介しました。名古屋ベースでの東日本の大震災の救援活動を行なう二つのグループの活動報告もありました。
Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10404073.jpg

↑左からコーディネイトの亀井伸孝先生(愛知県大)、反町、清水展先生(京大)、関口威人氏(NPO法人レスキューストックヤード)、久田光政先生(東海高校)

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10440100.jpg

 
第2部では、Aanakの公演。演目は「マキキラン山の金の弓」と「山の神様から贈られた草の芽・パコ」。いまだ経験したことのない大きなステージでしたが、子供達は臆することなく、ステージを目いっぱい使って演技を楽しんでくれました。ステージが大きいがゆえに、ステージ上でようやくちゃんとスポットライトもあててもらえたエドガーの即興演奏も素晴らしかった。
Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10445679.jpg

 残念ながらお客さんはあまり入りませんでしたが、開会の挨拶をいただいた愛知県立大学の佐々木学長から「県立大学内で開催してぜひ学生達にみてもらいたかった」というお言葉をいただきました。

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10453473.jpg

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10461250.jpg

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10465480.jpg

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_1047181.jpg

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10474590.jpg

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_10485693.jpg


Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー       〈名古屋編①〉 _b0128901_11113295.jpg


by cordillera-green | 2011-06-17 10:49 | 国際交流


<< コーディリエラ地方のコーヒーい...      Aanak di Kabili... >>