Cordillera Green Network ブログ

cordillera.exblog.jp
ブログトップ

アートを活用した環境教育ワークショップ。 サバンガンにて次々実施中です。

b0128901_18582799.jpg
フィリピンで一番長い川、チコ川の源流のあるカラウィタン山のあるのがマウンテン州のサバンガン町。標高2714メートルのカラウィタン山はコーディリエラ山岳地方で3番目に高い山。希少な野生動物や野鳥も生息しているとあって、生態系の保護も重要課題。一方、収入源のないサバンガン町はこの自然を観光資源として収入につなげられないかと目論んでいるようです。

観光開発は一歩間違えるととんでもない方向に行きがち。エコツーリズムという言葉もあちこちで聞くようになりましたが、どこかイメージだけが先行しているようで、具体的に何をしたら「エコ」な観光開発なのか? と試行錯誤のサバンガンの人たちのようです。
b0128901_19111468.jpg

そんなサバンガンで当たり前で身近な「自然」や「環境」をもう一度見つめ直そうというのが、CGNが実施中の「子どものためのアートを活用した環境教育モデル事業」です。自然を素材としたり、環境問題をテーマとした作品を作っている様々な分野のアーティスト達が、小学校やハイスクール(中学校)の生徒たちを対象に、練りに練ったモジュール(カリキュラム)でアートを使ったワークショップを開催してくれています。分野はダンスや演劇などのパフォーマンス・アートから、インスタレーションや版画などのヴィジュアルアートまでさまざま。できるだけ外からいろいろなものを持ち込まず、村内にあるものを使って、自然や環境ををテーマにアートし、「なーーんだ」って当たり前だったものを再発見しようという試みです。

パフォーマンス関係では、身近な自然をテーマにした詩作をして、それをパフォーマンス作品にしたり、村の老人たちから取材した民話をお芝居にして森の中や畑の中など村の中のいろいろな場所を舞台にして創作劇を発表するワークショップをすでに開催。
b0128901_1916085.jpg
b0128901_18505223.jpg


ジェロとジェイソンがファシリテイトした環境演劇ワークショップの写真はこちら
https://picasaweb.google.com/101439197484450138832/ReyAngeloTheaterWS
https://picasaweb.google.com/101439197484450138832/AsayoYamamotoAngeloAurelioJasonDomlingWorkshopByHzk

はるばる日本から来てくれた山本麻世さんのワークショップでは、30年ほど前まで素焼きで水瓶などを作っていたという村で子供たちと粘土を探しに行って粘土作品を制作。
b0128901_18482658.jpg

山本さんのワークショップの様子の写真はこちら
https://picasaweb.google.com/101439197484450138832/AsayoYamamotoClayWS

在マニラの女性アーティスト・アルマ・キントさんは、端切れを使って村のゴミ問題をテーマとしてカラフルな布のタピストリー作り。先週末は、在ベンゲット州の手漉き紙と豆本作家の志村朝夫さんによる手紙漉きワークショップ。
b0128901_18451183.jpg

b0128901_1859248.jpg



アルマさんのワークショップの様子の写真はこちら
https://picasaweb.google.com/101439197484450138832/AlmaOuintSWorkshopInSabanganIn
https://picasaweb.google.com/101439197484450138832/AlmaQuintoStitchingWorkshopPoblacionSabanganMtProvinceByHzk

毎週毎週、メニューと会場の学校を変えての連続ワークショップで、スタッフも目が回る忙しさですが、参加者の子どもたち同様、ワークショップを目いっぱい楽しんでいます。

先日は、10月5,6日に予定されているワークショップのファシリテイター、ガノの修復中の工房を打ち合わせのために訪問。流木や川石で作った力強い作品を見せていただきました。どんなワークショップになるかとっても楽しみです!
b0128901_18554624.jpg

b0128901_190755.jpg

  ↑昨年はスイスのアート展で受賞のガノくん。ワークショップよろしくね~。
[PR]
by cordillera-green | 2012-09-24 18:35 | 環境教育