2013年 10月 03日
フェイスブックで、ちょこちょこと情報をアップするようになってから、ブログを書く情熱が失せている気がしますが、やはりCGNの活動の記録としてはブログもまめに更新しなくてはと思う今日この頃です。まにら新聞が発行する「ナビマニラ」のコラムのサイトにこのブログをリンクしていただけるという連絡をいただき、こんなにまばらな更新なのに。。と恐縮しています。 ナビマニラのHPはこちらです。 http://navimanila.com/column/other-topics.html 8月・9月は、CGN、TALAともものすごく来客が多くいろいろなことがありましたが、まずは2年間の事業をコミュニティの人々とのチームワークで無事終了した「ベンゲット州ブギアスにおける水源共有林の再生、及び保護事業」のご報告。この事業は日本のキープ協会が国土緑化推進機構の助成を受けて実施しているもので、コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)は現地パートナーとして事業の実施をお手伝いしました。 昨年7月から今年6月までに事業で植えたエリアは、ベンゲット州ブギアス町ブヤカオアン村Buyacaoanとレンガオアン村Lengaoanにまたがる共有水源林3ヘクタールと5ヘクタール、アンガレイゲイ村Amgaleygueyの共有水源林6.5ヘクタールの総面積14.5ヘクタール。 ブヤカオアン村とレンガオアン村の植林では木が少なくなっていた共有水源林を木を追加する形で植林を行いました。一方、アンガレイゲイ村では、今現在野菜畑として使われているエリアに水源林再生のために植林しています。 植樹した苗木の本数は ベンゲット松 23,500本 アルヌス 2,500本 カリエンドラ 8,000本 で、合計34,000本 植樹に参加したボランティアは村内のボランティアが278名。外部からのボランティアが35名で全部で313名。アンガレイゲイ村ではCGN主催の植林ツアーに参加したバギオ市の英語学校で学ぶ生徒さんなどの日本人ボランティアも植樹に参加してくれました。 また、レンガオアン村で昨年設置した苗畑では、8000本のベンゲット松の苗木と2000本のカリエンドラを苗木の育成を行いました。また、ブヤカオアン村の苗畑でも3500本のベンゲット松と500本のカリエンドラの苗木を育苗中です。 事業を引っ張ってきたコミュニティ・リーダーからはこんなコメントをいただきました。 ●はげ山に緑を回復したいという村の優先事業が現実のものとなり、国土緑化推進機構に大きな感謝の気持ちを表したい。 ●日本からの援助と聞いて当初は山下財宝探しの下調査に違いないと疑っていたが、今は疑いが晴れた。疑念を抱いていたことを申し訳なく思う。 ははは、常に付きまとう山下財宝探し疑惑!です。 ↑植林地に向かいます! ↑なんていったって働いたあとのご飯はうまい。 「Cordillera Today」「Zigzag Weekly」などのローカル新聞でも事業について紹介されました。 ブギアスでの事業を終了し、キープ協会とのパートナーを組んでの植林は7月からはベンゲット州トゥバで実施中です。ブギアス町とは違って標高が低く、暑いトゥバ。植える木の種類も違います。 さっそく、バギオやクラークの英語学校の日本人ボランティアの人と一緒に植林しました。めちゃくちゃ楽しかった植林ツアーの様子はCGNインターンのレポートを読んでくださいね。 http://ameblo.jp/cordillera/entry-11614344708.html
by cordillera-green
| 2013-10-03 11:17
| 植林/アグロフォレストリー
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フィリピンの環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク」の活動を紹介するブログです。。cordigreen@gmail.com by cordillera-green カレンダー
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