【ファシリテーター紹介】Balitok-Voices from the Mines

いよいよ7月15日から「先住民族青少年を対象とした環境問題をテーマとした演劇ワークショップ事業」(国際交流基金アジアセンター助成)が始まりました。

この事業は、昨年8月に行った鉱山開発をテーマとした演劇を活用した環境教育ワークショップを継続し、今年は一つの作品として仕上げ、バギオ市とマニラで公演しようという事業です。その後、インドネシア・アチェに全員で行き、アチェの環境問題をテーマとしたワークショップをアチェとフィリピンの若者を集めて行います。


まず、7月15日から、マウンテン州のカヤン村で、作品の中で歌や踊りで表現したいシーンの練習が、村の伝統文化継承者などを講師に始まりました。20日からは、会場をバギオに移し、日本人ファシリテイタ―も加わって、本格的に演劇制作に取り組みます。

参加者は「アナク・ディ・カビリガン(山の子供たち)」と名付けられた、過去のコーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)のワークショップ参加者の中からの希望してくれた16-23歳の若者たち。もちろんプロの役者さんではありませんが、CGNのワークショップで、演ずること、表現すること、ステージでスポットライトを浴びることの魅力に取りつかれてしまった、元気いっぱいの若者たちです。


今回の事業でファシリテイタ―を務め、参加者の若者たちの個性と、コーディリエラ地方独自の文化の魅力を最大限生かした指導をしてくれるのは以下の方々です。


【演劇】

花崎

SetsuHanasaki

シアタープラクティショナーとして演出、俳優、ワークショップ企画進行など、幅広く活動。国内をはじめ海外でも継続的にプロジェクトを実施している。主な活動に「アチェの子どもたちと創る演劇ワークショップ」(20072010).「ルソン島北部先住民族の子供たちを対象とした演劇を活用した環境教育プログラム」(20142016)など。日本大学芸術学部、武蔵野美術大学、青山学院大学で非常勤講師。演劇デザインギルド専務理事。

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吉田智久

Toshihisa Yoshida

舞台演出家 タガログ語通訳・翻訳家

劇団「転位・21」から「燐光群」を経て2007年よりフリーランス。

燐光群時代の2002年に文化庁在外研修員として、フィリピン教育演劇協会(PETA)1年間在籍。

演出作品は全てフィリピン劇作家の作品もしくは日本の作品のフィリピノ語翻訳劇というフィリピン演劇に特化した演出家。

代表作は、Philippine Bedtime Stories(2004, 2006 & 2007)TerroristangLabandela(2007)、エバーさんに続け(2010)、など。

コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGNの活動には、第3回、第4回コーディリエラ・ユース・エコ・サミット(2010、アナク・ディ・カビリガン日本ツアー(2011)、環境教育演劇ワークショップ(2015)などに演出や舞台監督として参加多数。今回の「鉱山開発をテーマとした演劇ワークショップ」にも昨年(2016)からファシリテイターとして参加している。

現在、日本で母語支援員と言われる「日本の学校へ通うフィリピン人子女への通訳翻訳活動」を行っている。


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【音楽】

Katsu

ブズーキ(ギリシャ・アイルランドの弦楽器)、ギター、バウロン(アイルランドの片面太鼓)、その他世界の民族楽器

ギリシャの弦楽器ブズーキなど様々な民族楽器の音色や響きを取り入れた独自の“音”の世界を創り出す音の旅人。フォーク、ロック、ノイズミュージックなど様々な音楽活動を経験した後、90年代初めから民族楽器を取り入れた音楽活動を始める。97年以降KURIを中心に、全国各地での演奏やCDの制作を行っている。ヨーロッパやアジアでの演奏の経験から、音楽を通じ、人はそれぞれの違いを超えて心を通い合わせることが出来ると確信する。里山の森にある手作りの家での日本の四季を感じる生活や、旅から生まれるインスピレーションを大切にしている。“音”を楽しむ竹の楽器作りのワークショップや“音”と共に語る詩の朗読や、”人と大地のつながり”をテーマにしたライブ・ぺインティングなどアーティストとのコラボレーションも行っている。

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アデラ・バンタサン

AdelaII A. Bantasan

 マウンテン州国立ポリテクニカル・カレッジ(MPSPC)の社会芸術ディレクター。同大学の教育学部において、人文学と数学の教鞭も取っている。音楽、演劇、美術を活用してコーディリエラ地域が直面している社会問題の情報提供と教育活動を行っていたNGO(伝統芸能グループ)「Dap-ayan ti Kultura iti Kordilyera」への参加が演劇との出会いであった。当団体は1991年、CCP(フィリピン文化センター)において開催された第1回全国演劇祭で初めてミュージカル公演を行った。

 劇作家、シンガー、民族楽器の演奏家として活動。代表作Life and Works of Fr. Leon Dapiaoen」の脚本(2008年)。

また、音楽グループBINANGIBringing out the Indigenous Knowledge Nurtured by the Ancestors to the Next Generations, Inc.)のメンバーとして、アルバム「Day-eng di Ina(母なる音楽)」(2010年)に参加。演劇がコミュニティの文化を活性化するのに大きな役割を果たすだろうと考えている。


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【美術】

ロッキー・カヒガン

Rocky Cajigan

フィリピン・バギオ市を拠点として活動するマウンテン州ボントク出身の先住民族アーティスト。アッサンブラージュ*による絵画やインスタレーションを中心とした作品は、先住民族としてのアイデンティティー、先住民族文化の変遷と独立をテーマにすることが多い。

ルソン島コーディリエラ地方におけるコミュニティの組織化やアート・プロジェクトの運営、舞台セットのデザインナーとしても活動。2016年には、アテネオ・アート・アワードの美術部門でFernando Zobel賞を受賞。


(注:アッサンブラージュ(アセンブリッジ、英語:Assemblage)とは、コラージュやパピエ・コレの立体版、すなわち、「立体的なもの」を寄せ集め、積み上げる、貼り付ける、結び付けるなどの方法により制作された美術作品(立体作品)およびその技法。


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マウンテン州とバギオでの10日間ワークショップのあと、バギオ市とマニラで発表公演を行います。


BALITOK – VOICES FROM THE MINES


<バギオ公演>

2017726日(水) 6PM

会場:CAP Development Center

詳細はこちら


<マニラ公演>

2017729日(土) 7PM

会場:TIUシアター

詳細はこちら


[プロジェクトについての問い合わせ]

Cordillera Green Network Inc.

+63-744230839 / +63-9285218124(Mariko) / +63-9052297972(Hector)

cordigreen@gmail.com


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主催:

Cordillera Green Network Inc.

# 25 J. Felipe Street, Gibraltar,Baguio City, 2600, Philippines

+63-744230839

cordigreen@gmail.com

https://cordigreen.jimdo.com


共催(インドネシア・アチェ):

Communitas Tikar Pandan 

Jl.Tgk. Geuceu Menara, Kampung Garot. Banda Aceh. Aceh. Indonesia. 23237

tikar_pandan@hotmail.com

www.tikarpandan.org



助成 Grant:

国際交流基金文化創造協働助成

The Japan Foundation Asia Center

Grant Program for Promotion of Cultural Collaboration

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協賛Sponsors:

Kiyosato Experiment EducationalProject, Japan

SDS Multimedia Services

裏千家淡交会マニラ協会 Urasenke Tankokai Manila Association

Share and Guesthouse TALA

Café Yagam


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by cordillera-green | 2017-07-15 16:04 | 環境教育

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