【団体紹介】BALITOK-VOICES FROM THE MINES


国際交流基金アジアセンター「アジア・文化創造協働助成」を受けた「フィリピン、インドネシアの先住民族青少年を対象とした環境問題をテーマとした演劇ワークショップによる交流事業」の主催・協力団体です。当事業は、演劇ワークショップを通して、日本とフィリピン、インドネシアの青少年が相互理解を深め、共に手を取り合って環境問題解決に取り組むことを目的にしています。
フィリピン・バギオ市(2017年7月26日)、マニラ・マカティ市(2017年7月29日)、インドネシア・アチェ(2017年8月2日)でワークショップの成果を発表する公演「BALITOK-VOICES FROM THE MINES」を行います。

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【取材団体】

コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(フィリピン・バギオ市)

Cordillera Green Network Inc.


2001年設立のルソン島北部バギオ市に拠点を置く環境NGO。コーディリエラ山岳地方(ベンゲット州、マウンテン州、イフガオ州、カリンガ州、アブラ州、アパヤオ州)の環境保全と、そこに暮らす先住民の環境負荷の少ない形での暮らしの向上を目的として活動している。水源涵養を目的とした植林、アラビカ・コーヒー栽培を中心とした先住民の生計向上につながるアグロフォレストリー栽培指導、適正技術による再生可能なエネルギー技術指導、持続可能な農業技術指導などを、山岳地方の遠隔コミュニティで住民たちとともに実施している。

また、森林、水、鉱物など豊かな資源を擁する山岳地方の先住民に、環境保全の大切さと保全に必要な知識​と技術​を伝えるための環境教育プログラムを、幼稚園から大学まで山岳地方の教育機関で多数開催している。とくに、日本やフィリピン国内のアーティストたちの協力を得て、演劇やビジュアル・アートを手法に取り入れた環境教育ワークショップに力を入れている。

スタッフは、先住民族出身者が中心。

https://cordigreen.jimdo.com/


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【協力団体】

コミュニタス・ティカール・パンダン(インドネシア・アチェ)

Komunitas Tikar Pandan(KTP)


コミュニタス・ティカール・パンダン(KTP) は、2002年にアチェの大学に在学中の活動家や芸術家によって立ち上げられた、政治問題が原因で生じるアチェの文化問題を学習する組織だ。この組織は、アチェの国家政策に少しでも役立ちたいという彼らのイニシアチブから始まったものである。KTPは、学生によって立ち上げられた歴史の浅い組織ではあるが、文化問題に配慮を持つ様々な組織との交流を持っている。これまでに交流してきた組織は、Sekolah Menulis DokarimToko Buku DokarimMetamorfosa InstituteJurnal Kebudayaan Gelombang BaruTV Eng OngEpisentrum Ulee KarengPenerbitan Aneuk Mulieng Publishingなどを含む。

2007年より開始した5年に渡る戦略計画を通し、KTPは組織としての方向性を、文化の解放から社会の団結力を高めるというものに定義付けた。2011年には、人権問題の活動家とのタイアップにより、アチェ人権博物館を設立することに成功した。これだけに留まらず、アチェ、インドネシア、そして国外に渡る数々の協会と良好な関係を築くことにも成功している。今現在KTPが支援を受けている協会には、欧州連合、HIVOSICCOSecours Populaire FrançaisTifa FoundationThe Asia FoundationGoethe InstituteJapan FoundationRotary Japan Club FoundationRotterdam-Arab Film Festival、インドネシアイラン大使館、In-docsRuangrupaKampungHalamanINSISTなどがある。

「これからの時代はヘゲモニーではなく、解放だ」というモットーに沿り、KTPはこれまでにアチェ市内で放送されTVエング・オングの協力の下、平和キャンペーンや問題解決などを行った。この他に学校の開校、本や専門誌の出版、図書館の設立、演劇ワークショップを通してのアチェの歴史教育、アチェ、イラン、ヨーロッパの社会問題を取り扱った映画の定期的な放映、文化学系の出版に向けての研究、ゼミ、ディスカッション、公共講義、ライターフェスティバルや展覧会なども手掛けてきた。


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クリエイティブ・イメージ・ファンデーション & TIUシアター[瓜生劇場](フィリピン・マニラ・マカティ市)

Creative Image Foundation &TIU Theater


フィリピンの首都・マニラには、最貧困層の人々が住むパヤタスとスモーキーマウンテンという二つのゴミ集積地域がある。NPO法人Creative Image Foundation(以下CIF) はそこでゴミを拾って生きる子供たちに教育を与え、才能を開花させる機会を提供することを最初の目的に2000年に設立された。両エリアに無料で通える学校を作り、現在まで述べ卒業生徒数は約5000人にのぼる。通常の教育だけではなく、歌やダンスなどのワークショップを行い、子供たちが自分自身の才能に気付き、それを伸ばすことができる環境を積極的に作り出してきた。2014年マカティ市にCIFの姉妹施設、TIU Theater瓜生劇場を設立。それによりCIFのミッションをより詳細化・集中すると同時に、より広範囲な社会への働きかけを目指す。それが、TIU Theater 瓜生劇場で主に行う東南アジアの共同体-少数民族の子供たちによる異文化交流と、元々のCIFのミッションをさらに発展させた芸術表現を通じた貧困層の子供たちへの教育という構想である。

http://www.tiu.makati.jp

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【公演グループ】

アナク・ディ・カビリガン

Aanak di Kabiigan

Children of the Mountains(山の子供たち)」の意味。2007年から現在まで、バギオ市の環境NGOコーディリエラ・グリーン・ネットワーク:Cordillera Green NetworkCGN)」が行ってきた、コミュニティの環境問題をテーマとした演劇ワークショップに参加した若者たちのグループのこと。2008年にCGN主催でバギオ市で開催した第1回「コーディリエラ・ユース・エコサミット」のテーマが「Aanak di Kabiligan」だったことから、その後のCGN主催の演劇ワークショップ参加者をそう呼ぶようになった。2011年にはアナク・ディ・カビリガンの代表メンバーで、環境問題を学ぶワークショップ参加を目的として渡日。民話をベースとした4つの物語を、山梨県北杜市、愛知県名古屋市で公演した。メンバーはプロジェクトごとに変わり、今回の事業に参加する若者たちは、マウンテン州出身を中心に選考されている。

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【助成団体】
国際交流基金アジアセンター
Japan Foundation Asia Center

独立行政法人国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、全世界を対象に総合的に 国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関です。アジアセンターは2014年4月に 設立され、ASEAN諸国を中心としたアジアの人々との双方向の交流事業を実施・支援しています。 日本語教育、芸術・文化、スポーツ、市民交流、知的交流等さまざまな分野での交流や 協働を通して、アジアにともに生きる隣人としての共感や共生の意識を育むことを目指しています。
当事業は、国際交流基金アジアセンターの「アジア・文化創造協働助成」を受けて実施しています。
http://grant-fellowship-db.jfac.jp/grant/cc1705/



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by cordillera-green | 2017-07-22 12:28 | 環境教育

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