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サバガンでの環境教育セミナー

 b0128901_1537856.jpgおとといと昨日、2日間にかけて、マウンテン州のサバガンというこじんまりしたコミュニティで、環境教育セミナーをやってきました。対象は、おもに地元の高校の先生と、高校生たち。いろいろな科目でどうやって環境保全の大切さや、環境問題の深刻さを教えるかが、おもなテーマでしたが、思ったより高校生の参加者が多くて、少しプログラムを修正しながら進行しました。講師は、マニラのミリアム・カレッジで環境教育を学び、その後フリーランスで数々の環境教育プロジェクトとに参加してきたマージーさんと、今回初めてCGNの環境教育セミナーで講師としてお願いしたJPアリピオ君。
 JP君は、ラ・トリニダード出身で、フィリピン大学バギオ校を卒業したあと、アテネオ・デ・マニラで環境マネージメントの修士を収めた秀才ハンサム君。環境教育分野では圧倒的に女性陣が幅を利かすCGNのスタッフの新たな戦力になってくれると期待しています。
 JP君は、環境ファシリテーターのほかにも、あの「ナショナル・ジオグラフィック」マガジンのアーカイブのために写真を撮っているカメラマンでもあり、マウンテンバイクのグループのリーダーとして、環境保全&植林キャンペーンを行うアクティビストでもあります。
(JPの写真はhttp://jpalipio.multiply.com/で見られます。)

 b0128901_15413619.jpgお隣の教室では、小学校6年生を対象にした日本文化紹介&環境セミナー。こちらの講師は、CGNにインターンとして参加している松野下琴美さん。こちらも環境教育ファシリテーターの卵以外にも、柔道選手、日本舞踊の踊り手、大学内ではアジア関係のクラブの代表、静岡の若者たち向けのイベントの仕掛けやさん、、、と多彩な顔の持ち主です。子供たちに大人気で、「今度いつ来るのおおおお?」とみんなに聞かれまくっていました。
手作り教材がみんなに好評でよかったね。時間や思いをかければかけるほど、それが目に見えなくても子供たちはしっかりそれを感じて受けてとめてくれるものですよね。

 
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サバガンは、ベンゲット州からハルセマ道路を北上して、マウンテン州に入りボントクの手前の郡になります。途中通るベンゲット州の村々は山のてっぺんまで畑に変わっているところが多いのですが、サバガンまで来ればまだ、川の水は澄んでいて、ほとりには田んぼ、山には松林があり、村の中にもゴミを見ることがありません。どこの家でも、あたたかく客人をもてなす昔ながらの山岳民族の風習もきちんと残っています。
 ベンゲット型の野菜栽培を中心とした開発の波はハルセマ道路沿いにすぐそこまで迫ってきていて、なんとか、この自然と暮らしと人々の心の美しさを後生に残していかねばならないなあと、底抜けに明るく、活発で、なんだか美人ぞろいの子供たちの顔を見ながら思いました。
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by cordillera-green | 2008-09-08 15:54 | 環境教育