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イフガオ州マヨヤオでの環境教育セミナー

 9月12日&13日、イフガオ州のマヨヤオ郡のバランバンという村で環境教育セミナーを開催してきました。セミナーは学校の先生を対象としたものと、小学校5年、6年の子供たち向けの日本人ボランティアの松野下さんが担当するワークショップの2本立て。
 松野下さんは、カリンガ州パシル郡の2村、先週のマウンテン州サバンガン郡ポブラシオン村についで、4回目の子供たちに対するファシリテイトでした。同じコーディリエラ山岳地方の村といっても、それぞれの村で、言葉はもちろん、外部からの情報の入り方、教育レベル、子供たちのキャラクターなど大きく違い、思ったように子供たちが反応してくれなかったり、理解してもらえなかったりで苦労しているようです。
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 ファシリテイトで必要なのは、そのときどきの参加者の関心、状況やレベルなどに合わせて臨機応変に対応していくこと。初めていく場所に関しては、到着後、なるべく多くの現地の情報を得て、基本のプログラムを調整していくこと。あとは、現場での参加者とのコミュニケーション能力が大きく問われます。
 現地の民族の言葉や現地語の次に使われているイロカノ語が理解できないわたしたち日本人は、コミュニケーションの面でスタートラインからハンディがあります。一方、外国人というだけで、コーディリエラの人たちが持っている外の人を温かく迎えるホスピタリティ精神がフツフツと湧き出し、ちょっとした不手際も大目に見てもらえるメリットもあります。いずれにしろ、何度もファシリテイトの現場を重ねていくことで、いろいろな引き出しができて、どんな不意な出来事にも対応できるようになるでしょう。
 まだあまり経験のないファシリテイターに大切なのは「耳をすませる」ことだと思います。参加者の方たちの声にならない声や表情からできるだけ多くの情報を得ることが、ファシリテイト成功の鍵だと思いました。そういえば、先生向けのセミナーのファシリテイターのマージーさんも、自然のささやきに耳をすませるアクティビティをよくプログラムに加えていました。
 松野下さん、もう子供たちにはどこに行っても大人気。彼女のおおらかさが子供たちにはちゃんと伝わっています。これからもがんばろう!

 今回のセミナー、金曜日なのに村の小学校と高校の授業をわざわざ休校にして行われました。参加の先生たちも張り切っています。できるだけたくさんのことを学んでもらってそれを子供たちにしっかり伝えてもらうよう願っています。

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by cordillera-green | 2008-09-13 10:00 | 環境教育