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カテゴリ:みんなの未来予想図( 11 )

未来予想図・野菜クッキープロジェクトがんばってます!

 世界未来予想図実行委員会(新潟県柏崎市)のサポートで始まった障害児のためのリハビリテーションを目的とする地元NGO「Heaven of Care Resource Center, Inc.(HCRCI)」による野菜クッキー・プロジェクトから、会計報告が届きました。
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 プロジェクトの名前はいつの間にやら「DR.SHIMOJO LIVLIHOOD PROJECT」となっております。
今年2月以降は確実に売り上げをキープしております(といっても下條先生のクリニックでの販売にずいぶん助けられています)。
「すごいでしょう!?」と満面の笑みのアイリーン
ほんとうにほんとうに心から感謝している笑顔。
ご協力いただいた世界未来予想図実行委員会のみなさま、ありがとうございました。
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 今頃で恐縮ですが、4月に柏崎にうかがったときに新潟日報の方が取材に来てくださり、未来予想図プロジェクトとCGNのつながりを紹介してくださりました
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 ところで、この未来予想図野菜クッキー、沖縄にも上陸します。那覇市のギャラリー「9-kyu」での「フィリピン先住民族のカゴと棚田の神様」展とその関連企画の会場でも販売!ニンジン、マリンガイ、ネギ&ガーリックの三種のオーガニック野菜を使ったとってもヘルシーなクッキーです。ぜひお試しくださいね。
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by cordillera-green | 2010-07-09 10:14 | みんなの未来予想図

世界未来予想図委員会の本拠地・柏崎を訪問

 9日間の日本滞在中に柏崎市のナチュラル・メディカルの下條茂先生を訪ねました。下條先生は、2007年7月16日に起きた中越沖地震被災者の心のケアのために行なった「未来予想図プロジェクト」を世界の子供たちに広げようと、昨年「世界未来予想図」プロジェクト」を発進させました(詳細は世界未来予想図実行委員会のサイトhttp://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/で)。コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)は、世界未来予想図委員会の海外パートナー団体第一弾として昨年1年間のサポートを受けてきました。
CGNは「コーディリエラ地方でもっとも支援を必要としている子供たちに世界未来予想図実行委員会の気持ちを届けたい」と、バギオ市と北ルソンで障害児のためのリハビリテーションプログラムを行なう(Heaven of Care Reherbilitation Center(HCRCI)に、サポートを届けてきました。(今までの活動の内容はこちらをご覧ください)。
未来予想図実行委員会には、お約束の1年間のサポートが終わったいまも、HCRCIの障害児のお母さんたちが作ったクッキーの販売などで、引き続き援助を継続していただいています。

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        ↑未来予想図・野菜クッキーです


柏崎の下條先生を訪ねるのは、サポートをいただき始めてからの念願でした。

先生のメディカル・クリニックの建物は小さなおもちゃのような白くてなかわいい木造ハウス。それもそのはず、このクリニックはトレーラー・ハウスで、いざ災害があった場合は、診療所ごと移動してすぐに救援活動に当たれるようになっているそうです(宮崎駿監督の「ハウルの動く城」のモデルなのだそうです)。

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廊下には、今年の世界未来予想図のパートナー、タイの「バーン・ロムサイ」の子供たちの描いた素敵な絵が飾られていました。
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診療所の待合室の片隅には「ナチュラル・トラスト」「盲導犬育成」「未来予想図」など、たくさんの貯金箱が並んでいて、毎日、その人たちのために働いたらコインを入れていくのだそうです。ホリスティック医療の先生としてだけでなく、セラピーなどのカレッジの運営、「町おこし」から「健康法」までさまざまなテーマでの講演(いまは減らしたそうですが、それでも年間70本だそうです!)など、超多忙な方なのに、つながりがあった人たちに対するサポートに、少しずつでも毎日心を配りたいという決意だそうで、「見習わねば」と思いました。
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       ↑下條先生と反町

ご挨拶に伺った「柏崎日報」のオフィスまでのそんなに長くない道中では、中越沖地震の被害がそのままの建物、その後更地にされた空地、アスベストが使ってあるため取り壊しさえできないままのビル、復興事業で生まれ変わった地域と復興から取り残されている地域などを案内していただきました。ほんの短い間でしたが、地震が柏崎に残した爪あとがいかに深いものなのかを想像することができました。

とっていただいた出前のカツ丼を、「なんと、3日続けてランチを座って食べた!」と感動する下條先生とともにみんなでいただき、「少しでもあなたの身体を診てあげたい」と、ゴキゴキと背骨の曲がりを修正していただき(一瞬のうちに! 魔法の手です!)、貴重な貴重な2時間を過ごさせていただきました。

(時間がとてももったいなくてゆっくり写真を撮る間もなかったです。だから、建物の写真はナチュラル・メディカルのHPからの転載です)

その後、ナチュラル・メディカルで週1回お手伝いをしていて、未来予想図プロジェクト実行委員会事務局長のせいちゃんに柏崎の海岸に案内してもらいました。中越沖地震で全面操業を停止し、その安全性が取りざたされた刈羽の原子力発電所を遠くに見ました。恥ずかしながらまったく知らなかったのですが、刈羽の原子力発電所の出力(1-7号まで全部稼動した場合)は世界一なのだそうです。
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    ↑後方に見えるのが刈羽原子力発電所です。

柏崎の学校には、「いざ」に備えて甲状腺障害を抑えるためのよう素の錠剤が常備されていること、もちろん、下條先生のトレーラー診療所にも備えてあることなどなど、地元ならではのお話も伺いました。
また、「柏崎を含む日本海沿岸は拉致被害者の多いところでもあるんですよ」と。

一見平和な何の変哲もないこの田舎町がひそかに抱える闇に、ちょっと背筋が寒くなりました。

そんな背景をまったく知らぬ我が家のキッズたちは、今回の旅で初めて見た海に無邪気に喜び、ボーイズは雪解け水で凍るように冷たい海水に足を浸し我慢大会。キカは「ハングル語が表記されているものも多いんですよね」という漂着物で海辺のフレンチ・カフェを開店です。

ボーイズが浜に打ち上げられたサックと怪しい鉄棒で作ったリサイクル・フラッグ・アートは、よく見れば砂で作った海亀が背負っていて、その亀にはダンサーJUN(西尾純)が拾った貝殻で縁取りされておりました。
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平和への想いの旗揚げでありますように……。

柏崎がもついろいろな側面を伺い、下條先生が、この町で世界の子供たちのために「未来予想図プロジェクト」をはじようと思った理由がわかったような気がしました。

下條先生の提案で、この柏崎の浜にある「夕日のドーム」で、来年7月16日の中越沖地震の起こった日に、JUNさんが踊ることになりました。平和のために世界各地で舞い続けてきたJUNさん、この柏崎という地で、地震で亡くなった人々、拉致によって姿を消した人々、刈羽原発に複雑な思いを抱きながら生きる人々の想いをどう表現してくれるのでしょうか……

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   ↑これが夕日のドームです。
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by cordillera-green | 2010-04-19 21:32 | みんなの未来予想図

世界未来予想図・野菜クッキー販売開始!

 障害児のリハビリテーションを目的とするNGO「Heaven of Care Resource Center(HCRCI)」の活動をサポートしていただいている世界未来予想図実行委員会のご寄付によって始まったHCRCIのベーカリー・プロジェクト。さまざまなテスト商品作りを経て、刻んだオーガニック野菜を入れた野菜クッキーに商品をしぼって発売し始めています。

入っている野菜の種類は現在5種。
・かぼちゃ-フィリピン人には不評で、最近あまり作っていないそう。
・マルンガイ-チキンスープ「ティノーラ」や緑豆(モンゴ)スープに入っている丸い葉っぱです。鉄分&カルシウム豊富で、健康野菜として注目を浴びています。
・にんじん-なじみがあるし、食べやすいかも
・スピナッチ-日本語に訳すと「ほうれん草」ですが、日本のほうれん草とは違うハート型の葉っぱをした野菜。あくが強いです。クッキーにしても苦味が少しあるかな。
・ガーリック&オニオン とパッケージには書いてありますが、オニオンはオニオンリークでねぎのこと。大人の味。私のいちばんのお気に入りです。

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どれも栄養分たっぷりの野菜たちで、しかもオーガニック。
味も甘みを抑えてあり、前はふにゃふにゃだった歯ごたえもしっかり。もちろん添加物は一切なし。なかなかおいしいクッキーに仕上がりました。子供たちのおやつにはぴったりの健康クッキーです!

先日、HCRCIのアーリンのところにうかがったら、ちょうどクッキーを焼いているところでした.クッキー作りをしていたのは、障害児のお母さん一人とアイリーン。いまは火曜から金曜まで、毎日焼いているそうで、日替わりで障害児のお母さんたちが手伝いに来てくれているそうです。

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きっちり材料の重さも量り、クッキーがおんなじサイズになるように慎重に作っていました。
「もう少し厚めだったんだけど、歯の悪い年配の方からかみにくいって言われて、少し薄くしました。その分、いままで1パック5枚入りだったのを6枚入りにしたのよ」
とアイリーン。いろいろな方のアドバイスを聞いて、少しずつ改良を重ねている姿勢がすばらしいですね。
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 販売は、知り合いからの注文を中心に行なってきましたが、バギオ市のど真ん中・カテドラルの前のPorta Vaga駐車場の片隅にある、SHIMシスター運営のMountain Grown Natural Food ストア(前にブログで触れたトゥブライ郡アンバサダー村マモヤッグ集落のオーガニック農園の野菜もここで買えます!)でいよいよ、一般への小売も始めました。在バギオの方はぜひぜひお試しください!1パック27ペソで販売しています。日本へのお土産にも注文くださいね。
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   ↑シスター・ドロレスが一生懸命売ってくれています。

 日本では、世界未来予想図実行委員会・下條先生の柏崎市ナチュラル・メディカルで販売してくださっています!(販売でしてくださるところ募集中です!1パック200円-送料込みです)

 なお、世界未来予想図プロジェクトは、今年はタイがパートナーだそうです。タイ側のパートナーは、バームロムサイban rom sai(http://www.banromsai.jp)という、チェンマイでHIVに母子感染した孤児たちの施設を運営しているグループです。バームロムサイの子供たちの描いた未来予想図は、1月の柏崎での展覧会を経て、5月29日&30日、原宿のネスパス表参道での展覧会が決まったそうです。

お問い合わせは下記まで。
未来予想図実行委員会
945-0076 柏崎市小倉町11-16
電   話   0257-21-1625
ファックス   0257-47-7211
natural@kisnet.or.jp
詳細は世界未来予想図実行委員会のHPをご覧ください。

 タイの子供たちの描いた未来はどんなのでしょか?
 北ルソンの子供たちとはどう違うのかな??
 私も行ってみたい!
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by cordillera-green | 2010-03-22 14:25 | みんなの未来予想図

世界未来予想図プロジェクト 日本での活動

CGN2008年度インターン、松野下琴美さんが帰国後、世界未来予想図プロジェクトがどんな展開を見せたか、報告してくれました。以下、松野下さんがCGN日本語ニュースレター「UMALIKA]2009年号に寄稿してくれた原稿です。

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 未来予想図プロジェクトは2007年7月16日に起きた中越沖地震後に、新潟県柏崎市小倉町でホリスティック医療(患者主体型医療)の治療院を開く下條先生が呼びかけ人となり、始まったものです。下條先生は自ら被災しながらも、震災直後に託児所を開設するなど、復興を手助けしていく中で、隣の家族が出ていき、取り残されたような気持ちになったおばあちゃんや子供たちの元気のなさにも心を痛めていました。災害心理学によると、被災者が連帯ムードに包まれた「ハネムーン期」から、心が落ち込む「幻滅期」に移行するころに悲観して命を絶つ人も少なくないといいます。そこで、下條先生が思いついたのが絵画療法。柏崎・刈羽地域の保育園児から高校生までを対象に、まちの未来予想図を募ったところ、560点もの作品が集まり、審査会を経て小冊子「みんなの未来予想図」(1,000円)にまとめ、販売するまでになりました。

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 活動の輪は日本全国に広がり、ついに日本を飛び出し、「世界未来予想図プロジェクト」が始まりました。第一回目の開催地としてフィリピン山岳地帯コーディリエラ地方の子どもたちに絵を描いてもらう活動を、コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)でインターンをしていた私が環境教育ワークショップの一部として担当しました。ゴミの分別や土砂崩れの原因について子供たちにワークショップやゲームの中で考えてもらう中で【こどもたちは自分の中に答えを持っている】ことを何度も教えられました。
 ゴミの回収業者などはいない村々では、出るゴミは自分たちで燃やす他に処分の方法はないと思っていましたが、ある子が「ぼくはこの飴の包み紙をたくさん集めて、小さくたたんで、糸を通してのれんを作る!」と言いました。またある子は「最近、川の上流で土砂崩れがあったから、川の水が汚れて、そこのお魚を食べるとお腹が痛くなっちゃうんだよ。土砂崩れって食べ物も奪っちゃうんだね。」と自然災害から引き起こされる悪影響を話してくれました。子どもたちは、とくに山の村で生活する子どもたちは、常に自然の中で暮らしているので、今自分たちの周りで何が起こっているのか、身体で感じているのだと思います。

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 新潟の未来予想図プロジェクト実行委員会から送っていただいたクレヨンと画用紙を使って子どもたちに絵を描いてもらいました。子供たちが描いた未来予想図は、私の予想をはるかに上回るほど、自然があふれていました。山に広がる棚田、たくさんの魚が泳ぐ川、木を植える人、それらは子供たちが未来に望んでいるものでした。
 コーディリエラの子供たちの未来予想図は「世界未来予想図展」として新潟を始め日本各地で展示されています。国連環境計画のイベントの一環として中部国際空港で行われていた展示会にも並び、これまで多くの人々の目に触れてきました。静岡でも「チャリティフェスタ@BiVi藤枝」や紺屋町名店街活性化イベント「静岡から世界へ!」、静岡県立大学の文化祭では「世界未来予想図カフェ」、で写真展「Kalinga」と共に展示されました。

「世界未来予想図プロジェクト」、次のバトンはタイに渡されます。未来予想図実行委員会のみなさまからは画用紙やクレヨンだけではなく、募金や衣類、文房具などたくさんの寄付をいただきました。重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。
未来予想図プロジェクト(新潟本部)
・世界未来予想図プロジェクト(静岡支部)HP: http://miraiyosouzu.comi.in/ 
ブログ:http://miraiyosouzu.eshizuoka.jp/ 

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      ↑アブラ州ルバでの琴美さん。なんかすごい組み合わせだねえ
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by cordillera-green | 2009-12-09 22:49 | みんなの未来予想図

世界未来予想図委員会サポートの          ライブリフッド事業始動!

2007年7月の中越沖地震ののち、被災した子供たちの心のケアのために始められた「未来予想図プロジェクト」。子供たちの未来のためのプロジェクトは、新潟県柏崎市から、日本各地へ、そして世界へと広がり、「世界未来予想図委員会」が発足。その海外へ支援の第一弾として、昨年より1年間、北ルソンの子供たちへのサポートをいただいてきました。
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              ↑松野下さんと北ルソンの子供たち

CGNでは、昨年5月から今年1月までインターンとして環境教育活動に参加してくれていた静岡県立大学の松野下琴美さんがファシリテイトし、山岳地方の子供たちに未来予想図を描いてもらいました。彼らの描いてくれた「未来」は、今年、日本各地で開かれた世界未来予想図展でたくさん皆様に見ていただく機会に恵まれました。
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未来予想図プロジェクト実行委員会が中越沖地震の体験談を集めて出版した「みんなの未来予想図」の売り上げや展覧会場などで集めていただいたお金を、何度かに分けてCGN宛てに送っていただきました。CGNでは、もっともこの地域でサポートを必要とされている子供たちの手に渡そうと身体障害児などのサポートをしている「Heaven of Care Resource Center(HCRCI)」のリハビリテーション・プログラムに資金援助をしてきました。
1年間のサポート期間が終了するあたり、CGNとHCRCIは今後の運営の方針についてミーティングを持ちました。
「1年間、ビタミン剤や薬代などにご寄付金を当てさせていただいて、HCRCIの患者さんたちはどれだけ助かったことでしょうか。でも、これからは自立していかなくてはなりません」とアイリーン。
未来予想図委員会・下條先生の友人の佐竹さんが8月にバギオ市を訪れたときに先生から預かってきていただいたお金と、その後、送っていただいた寄付金を元手に、今後の恒常的的な収入につながるようなライブリフッド事業を始めようという話になりました。
中枢になるのは、身体障害児を持つお母さんたち。特別な技術がなくても誰でも参加でき、資本金も少なくてすむ「ベーカリー事業」を開始することになりました。
バギオ市内のHCRCIのリハビリセンターにオーブンなどを設置し、クッキーやマフィン、ケーキ、パンなどを焼き、バギオ市内の知り合いの店、代表アイリーンのつてのある学校、HCRCIの事業地ベンゲット州マンカヤン、ブギアスの商店、そのほかの身体障害児を持つお母さんたちの手売り販売などをし、その収益金をHCRCIの運営資金、薬やビタミン剤を買えない子供たちのために使おうという計画です。

ところが、「それ!いくぞ!」と、計画を話し合って決めた直後に、あの台風ペペン。HCRCIの事業地マンカヤンやブギアスも大変な被害にあい、アイリーンは救援活動に奔走。CGNも救援活動に追われ、しばらく「HCRCIベーカリー計画」はペンディングになっていました。

が、ようやく先日、ベーカーリー事業に必要な道具を購入、お母さんたちが集まってドキドキワクワクのお試しお菓子作りが行われました。

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参加したのはHCRCI代表アイリーンが「彼女たちなら大丈夫!」と太鼓判を押したお料理上手のお母さん二人、それにアシスタントの二人のお母さん、CGNからは自慢のお料理上手のローデスが参加。ピカピカの新品の大型オーブン興奮しながら、レシピを見ながらベイキングに挑戦しました。

お母さんたちの感想は
「クッキーはもう少しパリッとさせないとね」
「きれいなセラフィンのパッケージに入れたら、見栄えもよくなるし、クッキーのパリパリ感も保てて長持ちするんじゃない?」
まだまだ進歩の余地のありそうな試験ベーカリーでしたが、ちょっぴりわけありのお菓子たちは、味見で参加者のおなかの中にすいぶん消えていったものの、残りもちゃんと無事完売したそうです。

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今現在、週に2回から3回、お母さんたちが集ってオーブンに火を入れています。すでにレシピは5種類に増えたとか。これからのクリスマス・シーズン。小さな贈り物のアイテムに、とお母さんたちは販路も拡大しようとがんばっています。台風ペペンの影響で収入激減の農家のお母さんにとっては、「副収入源としても大変助かります!どんどん売ります!」とのこと。

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ところで、このベーカリー・プイロジェクト「Dr.Shimojo Livlihood Project」と名づけられたそうです!

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         ↑きちんと経理もやりましょうと、コンピュータも導入しました。
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by cordillera-green | 2009-12-08 13:09 | みんなの未来予想図

HCRCIのボランティア・ラケルさんと助け合い精神

 昨日ブログで紹介したHCRCIのクリスマス会にはボランティア・スタッフの女性たちが何名かお手伝いで来ていました。会が終わったあと、そのうちの一人、ラケルさんの案内で、以前はブギアスの中心だったというポブラシオン村に連れて行ってもらいました。アバタンからでこぼこ道を車でイフガオ州方面に1時間くらいに位置します。

 ラケルさんはこの村の小学校で1年生を教える先生です。ポブラシオン村は、幹線道路沿いで高原野菜の栽培が拡張するとともに、その集積地をして栄えてきたアバタン村よりずっと歴史の古い村。小学校の校舎も木造で趣を感じさせます。元町役場の建物のこじんまりしていて、今は森がみんな野菜畑に変わってしまっているブギアスが、以前は山間の小さな小さな緑豊かな村だったことが想像できました。
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 実はこの村を訪ねた理由は、温泉があると聞いていたから。お風呂好きの日本人には、温泉と聞いたら一度は調査に行ってみずにいられません。
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 昔はきっと森の中にこんこんと湧いていたであろう温泉ですが、いまはキャベツやニンジンやセロリやラデッシュやブロッコリーの畑の中に突如として姿を現す温泉プールに姿を代えていました。ラケルさんの話では、二つある温泉プールのうち、ひとつはあるファミリーがカナダに移民した親戚からの送金で作ったもの。もうひとつは、別のファミリーが日本にお嫁に行った家族からの送金で作ったものだそうです。
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    ↑源泉は向こう側の山の中腹。ホースで引いています。

 一緒に行ったCGNボランティアのエドガーは、ちょっとぬるめのお湯につかりながら、「こちらはカナダ・マネー、あちらはジャパン・マネーのお風呂ねえ」とため息をついていました。
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          ↑温泉プールのオーナー。入場料30ペソですが、持ちきれないくらいの収穫 したばかりのブロッコリーをお土産にもらってしまいました。

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 ラケルさんの家の近くでも小川の中から温泉が湧き出ていました。
「こちらのお湯はしょっぱいのよ」とラケルさん。
子供たちが、川の水と混じってちょうどいい湯加減になっている小川に足を浸して、話に興じています。

 ラケルさんのお宅は、その小川の脇にあります。地元の松の木材で内装されていて、清潔でこじんまりしていてきちんとしたおうち。ラケルさんは4人のうちの一番下のお嬢さんと二人で住んでいるそうです。ご主人は、ラ・トリニダードの卸売市場で働き、あとの3人のお子さんもバギオとラ・トリニダードで大学に通っているとのこと。2人目のお子さんが口が利けないという障害を持っていて、「障害を持つ子供さんを持つ親たちの気持ちがわかるので力になりたくて」HCRCIの活動にボランティアとして参加しているとのことです。
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 実はラケルさん。今は15歳の一番下のお嬢さんがまだ8ケ月の赤ちゃんだった時に肝臓病をわずらい、トリニダードの病院で「余命1-2ヶ月」と言われたそう。「どうせ生きていられないなら家に帰ろう」とブギアスのこの自宅に戻り、毎日神様に祈ったそう。「そうしたら祈りが通じて、神様が左の肝臓をくれたのです」とラケルさん。
「私も神様へのお返しに皆さんに奉仕しようと思ったんです」。
自分の子供も障害を持っていて、経済的にも社会的も苦労しているのに、それでも他人のために働きたというラケルさんに頭が下がる思いでした。

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        ↑キャベツ畑に農薬をまいていました。

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        ↑ニンジン畑を耕します

 昔ながらのゆっくり(スロー)で、スモールで、でもハッピーな暮らしが、森を犠牲にして野菜畑にして得られるようになった現金収入や、海外に行った人から送金されるお金によって変わりつつあるのを、実感するブギアス・セントラル村でした。

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by cordillera-green | 2008-12-15 14:50 | みんなの未来予想図

HCRCI4周年とクリスマスを祝う会

 「未来予想図プロジェクト」(新潟県柏崎市)からご寄付をいただいている、山岳民族の障害のある子供たちの地域におけるリハビリテーションを目的とするNGO「Heaven of Care Resource Center Inc.(HCRCI)」の設立4周年と、12月3日の国際障害者デー、そしてフィリピン人がなによりも楽しみにしているクリスマスを祝う会に、CGNもゲストとして参加してきました。(「未来予想図プロジェクト」とHCRCI、CGNの「せかい未来図プロジェクト」の経緯についてはこちらのブログの記事をごらんください。
 会場は、バギオのお隣りラ・トリニダードから、山岳部に入っていく幹線道ハルセマ・ロードを3時間半ほど車で走ったベンゲット州ブギアス町アバタン村です。村といっても、アバタンは、金鉱山の町・マンカヤン、イフガオのティノックに続く道との交差地点。高原野菜栽培の中心地でもあり、近年は、トラックが頻繁に行きかい、小さな商店が並ぶにぎやかな町です。HCRCIはお隣のマンカヤン町役場の出張オフィスの2階を会場として提供してもらい、会が行われました。参加者は障害のある子供たちとその親80人ほどです。
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 楽しい楽しいクリスマス・パーティに突入する前には、まず障害者の両親たちと障害を持つ若者による、今後1年間の計画作りのワークショップです。
 「新しいメンバーがどんどん増えるから、毎年同じプランニングを繰り返しているみたいだけど、なかなか実現はむずかしいのよね。同じ計画だな、と思うけど、毎年繰り返し、少しでも前進していくことが大事なのよ」HCRCI代表のアイリーン。
 「人権」「医療」「教育」「社会参加」などのテーマ別に障害者とのその家族が抱えている問題を発表してもらい、その解決方法について、真剣な面持ちで話し合いが行われていました。今年は環境NGOである私たちCGNがゲストとして参加したのを意識してか、話しあう項目に「環境」という項目も加わっていましたが、まだまだこういった山の村での環境に対する関心、知識は低いようでした。
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 大人や若者たちが来年の計画作りをしている間、子供たちには「未来予想図」を描いてもらいました。前回、HCRCIを訪ねて描いてもらったときは、下描き用のエンピツをもっていったら、誰一人48色もあるきれいな色のクレヨンに手を伸ばそうとしてくれませんでした。それはそれでいいのですが、今回は、エンピツは持参せずクレヨンのみで挑戦。中学生くらいの年齢の子供たちはなかなか恥ずかしくて苦戦していましたが、小学校低学年くらいの年の子供たちは、素敵な色使いで、集中して、想像力にあふれる絵を描いてくれました。どうもありがとう!私たちには、この絵がなによりのクリスマス・ギフトです!
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 その後、私たちCGNも時間をもらって、山岳地方で実施している活動内容の紹介、アジアの村でのゴミ問題をわかりやすく扱ったユネスコ・アジア太平洋文化センター制作のアニメーション「Mina’s Village-says YES! To Waste Management」の上映。それに、CGNボランティアのミュージシャン・エドガーさんのギターとイロカノ語の歌、さらに、CGN日本人インターン松野下さんの日本舞踊の披露までやってしまいました。例年とちょっと趣向の違うクリスマス・プログラムに、参加者の皆さんはちょっとびっくりした風でもありました。
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 この会に、わざわざ山間部の村から出てきて参加できたHCRCIのメンバーの人たちは、軽度の障害を持つ人がほとんどです。内半足や、知的発達の多少遅れている人たちが多かったようですが、一緒に来た障害のない兄弟たちもまざってゲームやお絵描きに興じていて、もう誰が障害児で誰がそうでないのかさっぱりわからない状態。でも、それが、フィリピンのいいところですね。
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 大盛りのお昼ごはんを食べ、食べきれない分は来られなかった家族のお土産にみんなビニール袋に入れて持ち帰ります。加えてHCRCIとCGNからの心ばかりのクリスマス・ギフトとCGNからの古着の配布を受けて(古着の配布についてはCGNスタッフ・ブログの松野下さんのリポートをお楽しみに!)、子供たちは満面の笑顔で帰路につきました。
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 CGNから参加した私たち3人も、心のこもった手作りのクリスマスギフトをいただきました。期待していなかっただけにとてもうれしかったです!
 メリー・クリスマス!!!
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    ↑CGNからのみなさんへのギフトはエコ・ポストカードです。
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    ↑思わぬクリスマスギフトにうれしそうなエドガーさん
 
 
 
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by cordillera-green | 2008-12-14 14:36 | みんなの未来予想図

HCRCIからの大きなありがとう!

 「未来予想図プロジェクト実行委員会」「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク」そして、「Heaven of Care Resource Center Inc.(HCRCI)」の3つのグループが、それぞれの立場から世界の子供たちの明るい未来を願って手を組んで始めた「世界未来予想図」プロジェクト。8月のスタートから今までに、マウンテン州サバンガン、イフガオ州マヤオヤオ、ベンゲット州サブラン、カリンガ州パシルの小学生、そして、HCRCIの障害のある子供たちを対象に「未来予想図」を描いてもらってきました。

 今までの経緯については以下のブログの記事を読んでくださいね。
CGNブログ
http://cordillera.exblog.jp/i16/
CGNボランティアスタッフのブログ
http://ameblo.jp/cordillera/theme-10006436160.html
 今週末にアパヤオ州の小学校の6年生たちに、そして、12月6日にカリンガアパヤオ州立大学で学ぶ大学生たちに、未来予想図を描いてもらいます。
 そして12月13日にベンゲット州ブギアスでのHCRCIの障害者とその親たちのためのミーティングで、もう一度障害のある子供たちに絵を描いてみてもらおうと思っています。前にも描いてもらったのですが、絵を描いた経験がないのでなかなか描けないのです。でも繰り返し描いてみようと挑戦することが、未来を思い描くチカラにつながっていくと信じています。

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 今までに集まった子供たちの未来がたくさんの絵は、クリスマスのころまでには、日本の「未来予想図プロジェクト」のみなさんの手に届くことになると思います。山岳地方の少数民族の子供たちの夢を、日本のみなさんがどんな風に受け止めてくれるか、いまからとてもわくわくします。

 今までに「未来予想図プロジェクト」からお送りいただいたご寄付に対して「HCRCI」のアイリーンさんからお礼の手紙と報告が届きました。手紙には
「あなた方のサポートは、障害のある子供たちだけでなく、その家族、家族が暮らすコミュニティが今までかなえられずにきた夢の実現のための大きな力になっています」とありました。

 HCRCIの活動の目標は、「障害者の社会参加」「人権の保護」「公平な機会の供与」です。その実現に向けて、4つのプログラムを行っています。世界未来予想図プロジェクトが始まってからのこの3ヶ月のHCRCIのおもな活動をご紹介します。

1.医療面でのサポート…
アイリーンはセラピストでもあり、障害者の子供たちに対して、カウンセリングによるセラピー、タッチ・セラピー、フィジカルセラピーを、訪ねてくるすべての障害者の方たちに無料で行っています。加えて、未来予想図委員会からのご寄付で購入したビタミン剤を配布できるようになりました。この10月までの3ヶ月で78名の子供たちにビタミン剤を配布してきました。
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2.教育面でのサポート
障害のある子供たちのためのアート教室を開催しました。また、障害がありながら学校に通う意欲のある子供たちに、今まで貧困が原因で買えなかった文具などを未来予想図委員会からのご寄付で購入し支給しました。
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3.経済面でのサポート
障害のある若者や成人が自立に向けて技術を身につけられるように、サヨテ(ハヤトウリ。日本でも九州などで見られます)のピクルスの作り方の講習会を行いました。

4.社会参加のためのサポート
障害のある子供たちが一般の小学校の教室で学んでいくためにはどうしたらいいか、大学の教育学部の学生たちを対象に講義を行いました。44名の学生たちが参加しました。
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 ほかに、HCRCIがカウンセリングやセラピーのためのスペースを持っているバギオ市やブギアス郡アバタンに、交通費がなくて来られない障害者やその家族のために、ベンゲット州カパンガンなどのコミュニティを訪ね、障害者の家族に対する指導を行ったそうです。
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 アイリーンは2002年のHCRCI設立以来、ひっきりなしに訪ねてくる障害のある人たちのためにボランティアでセラピーを行ってきました。しかし、「セラピーは自分の身体を使えばいいからいいの。でも、訪ねてくる障害のある人たちの多くが栄養障害で、そのためにビタミン剤を与えなくてはいけないと思ってもそれを買うお金がなかったのよ」と言います。

 アイリーンの話によると、フィリピンでの心身両面における障害児たちの多くは、重度の栄養失調がその原因とされているそうです。ビタミンAの不足により、フィリピンでは毎日17人の子供たちが視力を失っているのだそう。

 「日本の方たちから、寄付の申し出があるのよ。まずなにが必要かな?」とたずねたら、間髪おかずに「ビタミン剤」と応えたアイリーン。今まで、明らかにビタミン不足が原因とわかるケースを数知れなく目にしてきたのでしょう。未来予想図プロジェクトからの寄付は、たくさんの子供たちの命を救ってくれています。
 どうもありがとうございます!

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by cordillera-green | 2008-11-25 16:54 | みんなの未来予想図

マヨヤオ村の子供たちの未来予想図

 サバガンの小学校の子供たちに「未来予想図」を描いてもらったときに、「自分たちの住んでいるコミュニティ(村)がどうなっていたらいいと思う?絵に描いてみてくれる?」と言ったら、みんな、さっさとクレヨンを走らせ始めましたが、出来上がった絵のほとんどはきれいな村の風景画で、人が登場していませんでした。自分も家族も友達も絵の中には現れてこなくて、なんだか、他人事の絵のような気もして、ファシリテーターを務める松野下さんと相談。マヨヤオでは「君たちは将来どうなっていたいと思う?」という感じに聞いてみることにしました。
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 そうしたら、みな、考え込んじゃってぜんぜん絵を描きだせません。その理由をその夜、スタッフたちと話し合ったのですが、
1.自分を含める「人」の絵を今まで描いたことがない。
2.自分の将来像を思い描いたことがない。
3.思い描こうにも村からほとんど出たことがない子供がほとんどで、将来の自分の見本となるような、「こうなりたい」と思うような大人がいない。
4.町の情報を与えてくれるテレビをもっている家庭もほとんどなく、本や雑誌も読んだことがない(学校の図書館に本はまったくありませんでした)。
という意見が出ました。

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 日本では、たいていの大人は職業をもっていて、せっせと忙しく働いているのが当たり前ですが、山の村でお給料をもらえる仕事を持っているのは「学校の先生」「役場の職員」「警察官や軍人」(ほかの地域出身の人が赴任していることが多いです)「郡会議員などの政治家」(でも次回の選挙で落選したら職がありません)「教会の神父や司祭、牧師」くらいのものです。あとは自営業で、村の中心で小さな商店をやっている人とか、集落の一角で「サリサリストア」と呼ばれる小さなよろず屋をやっている人、「トライシクル」というモーターバイクの三輪タクシーを持っている人くらいでしょうか。
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 あとは農業に従事しているわけですが、農業というのは「仕事」ではなくて、自分たちの食べ物を作る日常の作業。私たち日本人が家庭でご飯を作ったり、洗濯したり、掃除したりするのと同じような「家事」みたいなものです。いわば、日本人が「お買い物」に行く代わりに「畑」や「田んぼ」に行くわけですね。だから「農業」が、お金を稼ぐための「仕事」という観念は、町との人的・物質的交流が盛んでないマヨヤオのような村にはありません。(もちろん家族が食べる以上の量が取れたら近所のサリサリストアなどで売ってもいますが、あくまでも余った場合です)。
 で、子供たちに「自分が将来どうなっていたいか」と聞いたら、困っちゃったんですよね。たくさんの子供が大きな家を描き、「何とかお金持ちになって家を建てることを望んでいるのだなあ」と思いました。でも、その家にいる自分や家族は誰一人きちんと描けません。家を建てるためにお金を稼がねばならないという現実があるのですが、そのための手段を想像できず、何かになっている(何か仕事を持っている)「自分」というのを思い描くことができないのだと思います。
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 きっと学校の成績もいいような子は、今自分が学んでいる小学校と、学校の先生になっている自分を描いていました。男の子の何人かは、警察官になって銃を持った自分を描いていてちょっとびっくりしました。(右の絵もその1枚)
 画用紙やクレヨンの寄付をいただいている柏崎の「みんなの未来予想図」プロジェクトのSSさんから今朝届いたメールにはこんなアドバイスがありました。
「絵の方は、第一に沢山の子どもに「夢を持つ」ということをしてほしいと思っています。それも大切な事だと思っています。」
 子供たちに、夢を思い描く「力」を育てていくことをしなくてはいけないと思いました。
 
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by cordillera-green | 2008-09-19 12:05 | みんなの未来予想図

サバガンの子供たちの未来予想図

 先週末に環境教育セミナーを行ったマウンテン・プロビンスのサバガンで、小学生向けのワークショップのあとに、日本の未来予想図実行委員会が送ってくださった画材を使って、「未来予想図」を描いてもらいました。
b0128901_9213073.jpg ファシリテイトを担当した松野下さんが「将来、みんなの村がどんな風になっていたらいいと思う? 絵に描いてみてね」といったとたんに、迷うことなくクレヨンを走らせ始める子供たち。やはり、子供たちは、とても美しいサバガンの村が大好きなのでしょう。今のサバガン、そのものの絵がほとんどです。1枚1枚田んぼの色が微妙に色の違う棚田、たくさんの魚の泳ぐチコ川、木がいっぱい生えているみどりの山々、、、
 「今とどこが違うの?」といったら、「道が舗装されるのよ」とある女の子。
よく見たら、道路の色がグレーに塗られていました。

 それにしても子供たちの集中力には感動しました。「未来予想図」を描き始めたのは、もうみんなのお腹がグーグーなり始めた12時近く。でも、48色もあるきれいな色のクレヨンと、贅沢な真っ白の紙にみんな興奮気味。とても大切に、丁寧に、心をこめて、描いてくれました。
 早くも日本の皆さんに、サバガンの子供たちの絵を見てもらう日が楽しみになってきました!

 未来予想図実行委員会では、日本の子供たちからの「未来予想図」も大募集中です。
http://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/
ぜひぜひ知り合いの子供たちに描いてもらって応募してくださいね。サバガンの子供たちにも日本の子供たちの描いた[未来予想図」をいつか見てもらいたいと思っています。
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by cordillera-green | 2008-09-09 09:31 | みんなの未来予想図