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カテゴリ:CGNスタッフ&オフィス( 10 )

2012年度の活動をまとめたニュースレター「UMALIKA」発行

年に1回発行しているCGNのニュースレター「UMLIKA」発行しました。1年間の活動内容を網羅しています。以下のリンクからダウンロードできます。

UMALIKA(ウマリカ)2012年度活動報告(2013年3月発行)


郵送ご希望の方はCGNまでご連絡ください。
cordigreen(a)gmail.com

なお、CGNのホームページはリニューアルを目指して閉鎖中です。
しばらくお待ちください。

(反町)
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by cordillera-green | 2013-05-05 21:45 | CGNスタッフ&オフィス

CGN事務所のお引越しと新スタッフの紹介です

新しい年度を迎え、コーディリエラ・グリーン・ネットワークの事務所やスタッフにもにもさまざまな新しい動きがありました。

1.CGNオフィスの移転
5年以上お世話になったバーハム公園近くにあった事務所を、2月にオープンした「シェア&ゲストハウスTALA」内に移転しました。

シェア&ゲストハウスTALAのHPはこちら。
http://www.tala-guesthouse.org/

CGNのスタッフはみなTALAのボランティアスタッフでもあります。さらに、TALA内にはCGNがアグロフォレストリー事業で栽培したフェアトレードコーヒーや山間部の先住民族の村で作った手工芸品を販売する「HARVEST-Cordillera Gift Shop」もオープン予定です。ますますマルチに活動の幅を広げていきます。乞うご期待!
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新住所:#25 J.Felipe St., Gibraltar, Baguio City,2600,Philippines
電話:074-4230839(以前と同じです)
※乗馬ができるライトパークの裏手。マインズビューやマンションハウスから歩いていけるところにあります。バギオ市内随一のリッチなホテル、Hotel Elizabethのすぐ近くです。

2.新スタッフ&インターン&新ボランティア
本年度の環境教育事業スタッフとして写真もうまく、数字にも強く、アートも得意なマルチのエキ君が加わりました!
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日本人スタッフとしてはTala専属で河野はる香さん、CGNのインターンで山本由樹恵さんが4月から参加です!
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さらに隣町・トリニダードで持続可能な農業事業に6年もかかわってきた中島淳太郎君とジョリビーちゃん(私がつけたあだ名です!)もボランティアスタッフとしCGNの事業を支えてくれることになりました。
うわっ、心強い~!
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山本由樹恵さんの自己紹介はこちらの
CGNスタッフブログで。今度のインターンも飛びっきり個性的です。
http://ameblo.jp/cordillera/entry-11517385367.html
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なお、なかなか改定できずにいたCGNのホームページはただ今閉鎖中です。
近いうちに家庭オープンの予定ですので、しばらくお待ちください。


(反町眞理子)
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by cordillera-green | 2013-04-28 19:53 | CGNスタッフ&オフィス

YASU君:CGNに新たな助っ人登場です! 活躍中のインターン卒業生も紹介!

 8月から大阪出身のYASU(竹本泰弘)君がインターンとしてCGN事務所に住み込んでいます。CGNのイベントによく来てくださっている大阪・中崎町のカフェ「サロン・デ・天人」のオーナーでダンサーのJUN(西尾純)さんのご紹介(経緯についてはYASU君が自らCGNのスタッフ・ブログに書いてくれているので読んでくださいね)。 純さんと天人が中崎町で展開しているアートコミュニティ計画の中核であるミニシアター「天然芸術研究所」の支配人を5年も務めてきたというツワモノです。アート&パフォーマンス・イベントの企画や演出、もちろん裏方さんの経験も現場でばっちり積んできているそうで、アート関係の環境教育ワークショップが目白押しの今年のCGNにとっては、まさに天の恵みの助っ人です。

 YASU君、パフォーマーでもあり、歌も歌えるし、芝居もできる…ってことで、芸無しバギオ日本人コミュニティでも引っ張りだこになりそうな気配…さっそく今日の日比友好月間のTANABATAイベントではマニラの日本大使館やバギオの政治家のお偉いさんを目の前にシンガーデビューです。
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YASU君に「CGNのインターンでどんな人がなれるんですか~~? 審査とか条件あるんですか~~?」って言われて、だれが何でインターンしてくれていたんだっけ?
と改めて思い返してみました。だれかのご紹介で関心を示してくれた人や、インターネットでCGNの活動に共鳴して熱烈なラブレター(?)をいただいた人など・・・きっかけはいろいろ。1ケ月から8ケ月までインターン期間も決まっていません。

インターンだった皆さんの帰国後の活躍ぶりは素晴らしいです。たとえば…
2007年に8ケ月いた山本勇樹君は、青森六ヶ所村の「NPO東北あしたの森」http://ashitanomori.net/index.htmlの事務局長で、エコビレッジ建設中。4月の東京でのアースデイイベントでしばらくぶりに会いましたが、すごくたくましく成長していてうれしい限りです。何から何まで一人で切り盛りしていて多忙を極めていますが、滞在中にイフガオ州やベンゲット州で関わってくれたCGNのコーヒー栽培のことなども時々思い出して気にかけてくれています。うれしいね。
「東北あしたの森の」ブログはこちら
http://ashitanomori.blogspot.com/
今は夏休みで南相馬市の子どもたちを預かってサマーキャンプを実施中。がんばれ~~!
スロービジネスメールマガジンの山本君の記事
http://blogs.slowbusiness.org/sbsm/2011/09/20/sbm10_essay_yamamoto/

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2008年に大学を1年休学し8ケ月滞在していた松野下琴美ちゃんは、帰国後、大学に復帰し卒業後、決まっていた就職をキャンセルして、こちらで滞在中に山の子供たちに描いてもらった「未来予想図」展を各地で開催。グリーンな政治家の応援スタッフや地元静岡の野菜の台湾での販売プロジェクトなどフリーでこなしながら、静岡の間伐材を使い森を守ろうという環境団体「SOMAプロジェクト」http://soma-pj.com/cn2/somaproject.htmlを仲間と立ち上げています。
静岡でがんばる女性たちのインタビューサイト「さくや姫プロジェクト」での松野下琴美ちゃんのインタビュー記事
http://sakuyahime.jp/?post_type=sakuyahime&p=2
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2010年の夏休みインターンとしてやってきた山下彩香さんは、その後在学中の大学院の修論のための研究・調査もコーディリエラ地方の小規模鉱山採掘エリアで行い、先住民の暮らしや文化にどっぷり。早くも竹細工の技術を生かしたブランドユニットduo edayaを立ち上げたそう。
海外で活躍する女性たちのインタビューサイト「なでしこVOICE」の山下彩香さんのインタビュー記事
http://www.nadeshiko-voice.com/interview/ayaka-yamashita/

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CGNのインターンとしての経験を目いっぱい生かしたみなさんのご活躍、小さな種が芽を吹いているようで、すごくうれしいです。

インターン希望の人から「何を持って行ったらいいですか~?」とよく聞かれますが、
「何にでも耳を傾け、心を開き、自分から近づいていく好奇心だけは忘れずにリュックに詰めてきてねえ」
と言っています。

YASU君もがんばってね!
YASU君のCGN&バギオ体験記は、今後もCGNボランティア・スタッフ日記で随時アップの予定。乞うご期待!

ちなみに過去に書いた口うるさいおばさんみたいな
インターン&ボランティアの心得に関する記事はこちら。
「わたしも海外のNGOでインターンをやってみたい」というとは読んでみてください。
「国際協力の現場に関心のある大学生へ」

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   ↑植林しに行った山の村でさっそく子どもたちと仲良くなったYASU君



(反町眞理子)
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by cordillera-green | 2012-08-06 10:09 | CGNスタッフ&オフィス

ニュースレター発行しました。

「編集&レイアウトは任せてください!」というインターン・ボランティアが彗星のように現れるのを待っているうちに時間がたってしまいました。久々のニュースレター発行です。(里親サポーターの方々には、郵送にてお送りいたしております。)


UMALIKA(ウマリカ)―Cordillera Green Networkニュースレター[2012年3月発行]


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by cordillera-green | 2012-04-03 12:19 | CGNスタッフ&オフィス

CGNインターンのための三種の神器

 今年の夏にインターンとして活動に参加した亀井遥海君に、バギオ到着後、まず、これだけは揃えてくださいとお願いしたCGNインターンに絶対必要な三種の神器を紹介します。

①懐中電灯
活動地はは険しい山奥のことが多く、電気がない村も多い。また、電気がかろうじてひかれていても、植林地の視察などで山に入っているうちに日が暮れてしまうこともあり、懐中電灯は欠かせません。バギオ市でも台風などで停電はしょっちゅうで、町でも役に立ちます。できたら電池のいらないダイナモタイプがいいですね。先日お客さんからお土産でいただいたハンドル充電式の懐中電灯。素晴らしい!

②携帯電話
バギオやコーディリエラに限らず、フィリピンでの滞在には欠かせません。山岳地方に行く場合の携帯電話の選びのポイントは、a.電気がなくて充電ができなくても3日間は電池が持つように、画面が小さく消費電力が少ないこと。b.懐中電灯を持たずに出かけてしまった時のために懐中電灯機能がついていること。c.山によって、Globeの電波しか届かないところ、Smartの電波しか届かないところがあるので、できたらダブル・シム(二つの電話会社のシムカードが入る)機能のある機種。
もっとも安い、1500ペソ(3000円)くらいで買える機種でも、これらの機能を備えた携帯電話はあります。あと、防水機能も安い携帯電話の標準装備になったら完璧ですね。

③折りたたみ傘
雨期の山岳地方は、とにかく突然天候が変わって大雨が降ります。また、晴れているときは紫外線も強いので、日傘としても役に立ちます。台風もしょっちゅう来て想像を絶する風が吹くので、骨のがっしりした丈夫なものを選びましょう。先日来た在台湾の友人は、UBカットの押しボタン式ジャンプ型折りたたみ傘を持っていましたが、日本ではこういうのはなかなか見つからないそうです。フィリピンでは押しボタン式ジャンプ折り畳み傘は一般的だから、お土産にもいいかもですね。
ちなみに強風で傘の骨が折れるなどしても、バギオの目抜き通り・セッション通りにはたくさんの傘修理屋がしゃがんで客待ちしているので直してもらいましょう。どこから集めてきたのかあらゆる種類の傘の骨をそろえていて、小さなフライヤー一つで見事な手さばきであっという間に修理してくれます。20-50ペソくらい。江戸時代文化に詳しい日本の友人もこの傘修理屋には感動。ものを最後まで使い尽くすために様々な工夫がされていたという江戸時代にも傘の骨のリサイクルがされていたそうな。
また、植林の事業地に行く場合は、レインジャケットも必携です。また、滑りにくく、雨が入りにくい靴(長靴がベスト!)も忘れずに。

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↑雨期の植林には長靴は欠かせません!

今後、ボランティアやインターンでCGN事業地を訪れたいという人は、この3種の神器を揃えてくださいね(来てからでOK)。

ちなみに、この夏のインターン、亀井君は初日にこの3つをバギオ市内で調達しましたが、肝心のときに持ってこなかったりで、使いこなすにはもう少し経験が必要みたいでした~~。
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by cordillera-green | 2011-09-27 13:23 | CGNスタッフ&オフィス

今年の夏のインターン・亀井遥海くん

 ご報告が遅れましたが、今年の夏(日本の)もコーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)にはインターン・ボランティアの若者がやってきました。珍しく工学部(山梨大学)で化学を専攻するという亀井遥海君。CGNのパートナー、キープ協会(山梨県)でボランティア活動をしたことからCGNの活動を知り、普段の大学ライフでは経験できない体験をし、今後の人生に生かしたいと4年生の夏休みを利用してインターンを決意。8月末からの3週間、CGNの様々な活動に参加してもらいました。
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 おもに、WE21ジャパン(神奈川県)と勧めているベンゲット州トゥブライ町コロス集落での「コーヒーの森事業」の植林、日本のパートナー団体のモニタリング同行、子供たち環境セミナーを担当してもらったほか、緑の募金公募事業でキープ協会と行っている植林事業の講習会、苗木場視察にも参加してもらいました。
 おりしも台風シーズンまっただ中で、道路が土砂崩れで遮断され、事業地に行けなくなるなどのアクシデントもあり、自然の驚異と向き合いながら生きていくしかない山岳地方の先住民の暮らしの厳しさ、そしてそんな中で暮らしていく人々のたくましさを体感してもらったと思います。
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↑コロス集落の小学校での環境教育ワークショップ

 また、活動の写真撮影や、奨学金プログラムの翻訳でも大活躍してくれました。
 ほとんど初体験の海外生活ながら、前向きな姿勢でチャレンジを試みるUMI君(亀井君のニックネーム)は、「コーヒーの森事業」担当スタッフのリリー・ハミアス、3週間アパートを借してくれたCGNボランティアのブライヤン・アリピン氏などなど、出会った人みんなに愛され、楽しい時間を共有していきました。
 また、遊びに来てくださいね。みんな待っているよ~~。

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↑コロス集落の事業パートナー、フェリーさんはフィリピンのUMI君のお母さん?

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↑22歳の誕生日をこちらで迎えたUMI君。みんなでお祝いしました。

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↑音楽好きのUMI君、ギターの腕前はなかなか。フィリピンで知り合ったクレイジーな仲間たちと!

子供好きのUMI君がとったフィリピンの子供たちの写真がFACEBOOKのUMI君のアルバムににアップされていますよ~~。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.2291464499191.119276.1626368137
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by cordillera-green | 2011-09-26 13:17 | CGNスタッフ&オフィス

事故にあった奨学生&スタッフ・元気を取り戻しています

 あの事故から早くも1ヵ月半。スタッフのローデスも奨学生のレアも、社会復帰に向けて前向きに動き出しました。
 事故のその日から彼女たちの看病に付き添ってくれたインターンの松野下さんが、スタッフ・ブログで経過を書いてくれています。ぜひ覗いてみてください。

Cordillera Green Network Staff 日記

松野下さんの新鮮な驚きに満ちたスタッフ日記、とても面白いので、他の記事も読んでみてくださいね。環境教育の修行に来たはずなのにいつも脱線している珍道中ですねえ。

しかし、彼女が何でもかんでも食べちゃうのには驚いています。
「噛み付かれたら危ない……」
とスタッフの一人がつぶやいていました。

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↑ルブアガンでの市制100年祭では、浴衣で日本舞踊を披露。ABS-CBNが取材に来てニュースでも紹介され、一躍コーディリエラの有名人です!
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by cordillera-green | 2008-11-21 10:15 | CGNスタッフ&オフィス

ローデスさん退院!

 いやいや、長い1ヶ月でした。10月4日にタブックで交通事故にあったローデス。10月30日、なんとか退院にこぎつけました。
 タブックからバギオの病院に移送したのち、10月21日に複雑骨折の足の大手術。固定のために足にステンレスのバーを入れたほか、腰の骨を削って欠けてしまった足の部分に移植するというたいへんな手術でした。
 CGN副代表でベンゲット州立大学森林学部教授のジャン・タクロイ先生が、自分のクラスの学生さんに協力を求めてくれて、CGN奨学生とともに輸血に協力してくれました。手術後も出血が止まらず、血圧がかなり下がって心配しましたが、だいぶ血圧も安定してきて、担当医から退院の許可が出たというわけです。

b0128901_1315789.jpg 手術後4日目から、早くも歩行器で歩く練習を始め、毎日少しずつ歩数を増やし、退院までには50歩ほどを、ものすごくゆっくりですが歩ける(というか動けるという感じですが)ようなっていました。何しろ血圧が低いのと体力が落ちているので、長い時間動けませんが、ローデスは1歩でも多く歩きたいと意欲満々でリハビリに励んでいます。

 さて、退院したローデスの行き先ですが、彼女が住んでいたアパートはすごい急な斜面をどんどん降りていったところにあり(山の町バギオにはそういうところがとても多いのです)、今のような状態では、リハビリで病院に通うにも誰かにオンブしてもらうしかなく、娘さんの仕事場から近い場所に部屋を借りました。新しい生活のスタートです。
 退院の翌日、CGNスタッフがローデスの新居を訪ね、山岳民族の風習にのっとって鶏をつぶし、ローデスの退院、1日も早い回復、新居での新しい人生のスタートを祝いました。やっとローデスの顔に笑顔が戻ってきました。
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 カンパをいただいた皆様、本当にありがとうございました。何よりも新しい人生のスタートを切る心の支えになりました。
 CGNスタッフの中からも、安月給の中から給料の3分の1を快くローデスのためにと差し出してくれるものもいて、目頭が熱くなってしまいました。この国では保険システムはほとんど機能していませんが、こうやって日常生活の中で、いつもいつも人と人とが助け合っていく「心」が保険の代わりなのだなあ、と実感しました。

 とりあえず、ローデスには今年の終わりまでは、ゆっくり休んでくださいということにし、その後については状況を見て相談していくつもりです。また、このブログを通して皆さまに報告させていただきます。
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by cordillera-green | 2008-11-04 13:19 | CGNスタッフ&オフィス

スタッフの事故 その後

 タブックで事故にあったローデスは、おととい、タブックからバギオのバギオ・ジェネラル・ホスピタルに救急車で移動しました。顔の傷もだいぶ癒え、両手のギプスを自分で引き剥がし(付き添っているカルラが信じられない頑固な患者だ。とあきれていました。でも、元気を取り戻している証拠)、携帯電話でショートメール(TEX)を使えるようになり、友人や知り合いにも自分で連絡をとれるようになりました。精神的にも一時の混乱状態から抜け出し、普通に戻っています。

 問題は左足。昨日、初めて医者からちゃんとレントゲンを見せてもらったそうですが、太もも三ケ所、ひざから下が三ケ所骨折しているようで、手術をしてステンレスのそえ木を入れて固定するしかないそうです。そうしなければ、一生歩けないといわれたそうです。
 不幸中の幸いは、腰の骨に骨折がなかったこと。リハビリはつらく時間がかかるかもしれませんが、歩けるようになるといわれて、気持ちは前向きに動いています。
 「座れるようになったら(まだ身体を起こすことができません)、オフィスに行ってデスクワークだけでもやるから」
アイリーン(未来予想図プロジェクトのパートナーHCRCIの代表)が自分でできるテラピーの仕方を教えてくれるといっているから、習うのだ」
と、回復に向かっての意欲が見え、本当にほっとしています。

 お見舞いに、有機野菜農家の組合「La Top」のオーガニック朝市で買ったトマトとヨーグルト、環境セミナーをやったこともあるカラハン環境センターの無添加グアバ・ジャムと、Cafe By the Ruinのさつまいもパンを持っていきました。

「ああ、今日はオーガニック朝市の日ね」とローデス。
「たんまり野菜を買ってきたのよ。だからお土産のトマト。そのまま食べられるからね。もしかして、レタスとかホウレンソウも食べたい?」と私。
「もちろん!」
 食欲が出てきたのが、何しろ回復の証拠です。おいしいおいしいオーガニック・サラダをたっぷり作って、特性ゴマ・ドレッシングを添えて届けました。
 がんばれ!ローデス。

 また、一緒だった奨学生のレアは、タブックの病院にいますが、意識は戻っています。まだ熱がありますが、先週金曜にお見舞いにいったときには、私の呼びかけにもわずかに反応してくれました。頭を手術していて、顔もまだはれていて、もう気の毒で気の毒で涙が止まりませんでしたが、とりあえず、一命は取り留めたものと解釈しています。

 さて、問題は治療費の支払いです。保険がいきわたっていないこの国では、とりあえずは実費負担。もちろん、酔っ払いのトライシクルの運転手が支払うべきなのですが、もって来たのは2000ペソのみです(トライシクル運転手は貧しいものですが)。今までにかかった費用の5%にもなりません(公立の最も安い施設を使っているにも関わらずです)。費用を払わないとタブックの病院から出られずバギオの病院に移せなかったので、とりあえず、CGNが立て替えました。
 バギオでの手術はかなり大掛かりなものになりそうで、8万ペソ(18万円)くらいはかかるといわれています。とても、一般のフィリピン人が負担できる額ではありません。

 山岳少数民族に属するレアの家族は伝統の風習にのっとって「ブドン」という儀式を行い、賠償請求をするといっています。ローデスは、山岳少数民族ではないので、被害者が治療費を払わない場合は、訴訟を起こさなければなりません。時間がかかりすぎます。

 ローデスが働きながら大学を卒業させてもらったキリスト教施設「Good Sheppard」の寮の同窓生が集って、多少でも治療のためお金を集めようとしてくれているようです。バギオに住むローデスの日本人の友人からも、援助の申し出を受けました。このブログをお読みのローデスの友人の方で、少しでもご協力いただける方がいらっしゃいましたら、CGN反町宛てまでご連絡ください。よろしくお願いいたします。cgn@skyinet.net
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by cordillera-green | 2008-10-16 10:44 | CGNスタッフ&オフィス

スタッフの交通事故

 先週土曜日に、カリンガ・アパヤオ州立大学(KASC)の奨学生たちとのミーティングにカリンガ州タブックに行っていたスタッフのローデスが、奨学生の一人とトライシクル(三輪タクシー)に乗っていてトラックに衝突。二人とも重症で、奨学生のほうは、意識が戻らないまま、おととい手術をして経過を見守っている最中です。ローデスのほうは、左足を骨折。全身を強く打っているようで、顔も大きく腫れ上がっているとのこと。高熱があり、ショック状態で事故の記憶が飛んでしまっているようですが、意識ははっきりしているそうです。

 事故のことを知らせてきたのは、ローデス本人でした。夜の7時くらいに珍しく携帯が鳴り(フィリピンでは、携帯電話はもっぱらテックスと呼ばれるSMS専門に使っている人が多い。通話は一般のフィリピン人には高すぎます)、ローデスから。

「今、病院。いったい何が起こったかわからないが、左足を骨折しているみたい。眞理子さん、わたしをここに送りました?」とわけのわからない電話。
「あなた、奨学生とのミーティングのためにカルラと昨夜バスでタブックに向かったのよ。ミーティングはやったの? カルラはどこなの?」
「カルラが一緒だったの? わからない。本当に何も覚えていない。何が起こったのか」

 ローデスの口調はしっかりと落ち着いた様子でしたが、何かが起こったことは確か。一瞬、頭の中が真っ白になりました。とにかく、誰かを病院に送らなければと思い、奨学生の一人で、タブック在のCGNのボランティア・スタッフでもあるルーディに電話して病院に行ってもらい、交通事故にあったことが判明。病院にはカルラの姿がないということで、その晩、カルラとローデスが泊まることになっていた農業組合のロッジにルーディが行ったら、何も知らないカルラがローデスの帰りを待っていたとのこと。カルラはインターネット・ショップにメールをチェックするために寄り、ローデスたちとは行動を共にしなかったとのことです。ひとまずカルラが無事ということがわかって安堵。

 マイクロ水力発電事業のコーディネイトでパシル(タブックから山に1時間半くらい入ったところ)に行っていたアーネルに病院に駆けつけてもらうため連絡しましたが、携帯の電波が届かないところにいて連絡がつかず。電波が届くところにいた親戚に、アーネルとインターンの松野下さんがいるらしき集落まで伝令を走らせてもらいましたが、いるはずの知り合いの家にはおらず、結局、アーネルと松野下さんが電波のあるところまで戻ってから連絡がつき、闇の中、タブックの病院まで車を走らせてもらいました。

 翌日、警察に行ったアーネルが聞いた話では、「トライシクルの運転手がかなり酔っ払っていて、スピードを上げて2台のトライシクルを追い越した後に、トラックにぶつかったとのこと。トラックのほうはトライシクルの異常な運転に気づいて、ブレーキを踏み、かなりスピードを落とした状態だった」そう。一方的なトライシクル側の過失だそうです。

 タブックの病院は衛生状態もよくないし、設備も整っておらず、CTスキャンさえありません。医者の技術もどの程度のものか疑わしく、できるなら、バギオの病院に移したいのですが、何しろ最低でも8時間はかかります。まだ、動かせる状態ではないので、しばらく様子をみてバギオの病院への輸送を試みる予定です。

 しかし、家から離れた旅先で事故が起こると、この国ではたいへんです。学生で学生証をもちあわせていなければ、身元がわかる証明書などもほとんどの人が持っていないし、携帯電話もプリペイドカード式なので身元がわからない。山の人の場合は、家族に連絡しようにも住所や電話もなく、また、電話があっても電話の通じるエリアが限られているため、伝令が走るしかありません。
 また、病院に運び込まれても、保険制度が行き渡っていないので、お金がなくて治療が受けられないケースも往々にしてあります(事故にあった奨学生の家庭もまったくお金がないので、当座、奨学金ファンドの中から治療費を負担する予定で、できるだけの治療をしてもらっています)。

 万が一何かが起こったことの事を考えると、こういう国ではどうなるかと思うと、背筋が寒い思いをします。ローデスから電話があったときにたまたま一緒にいた日本人ボランティアのJさんも、「日本に帰ろうかな」とちょっと弱気な発言をしていました。

 ローデスは、現在のCGNスタッフの中では、いちばんの古株。2006年に栃木のアジア学院に留学していたほか、CGNのスタッフやゲストのお世話係で、このブログを読んでいる方にも知っている方もいるかと思います。
 病院には、カルラとローデスの大学生のお嬢さんが付き添っているほか、パシルの事業に従事中のアーネル、ルーディ、松野下さんが随時訪問しています。
 皆様もいっしょにローデスと奨学生の1日も早い回復をお祈りいただけるようお願いいたします。
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by cordillera-green | 2008-10-07 11:24 | CGNスタッフ&オフィス