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カテゴリ:被災地復興事業( 8 )

あの台風ぺペンから2年

 ミンダナオ島では季節外れの台風の襲来で大変大きな被害が出ています。おととし10月の台風オンドイとぺペン、昨年11月の台風フアン、今年は大きな台風被害がないままクリスマスを迎えられると思った矢先です。死者・行方不明者の数はまだ明らかではありませんが、たいへんな数に上りそう。クリスマス気分に浮かれていたフィリピン全土の大きなショックが走っています。

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(写真:Yahoo News より byBullit Marquez)

 2年前の台風ぺペンで両親と兄弟を土砂崩れで亡くしたタジャンのアリーナ。本人も片足を失う大ケガを負いました。CGNでは、ヒューマンシールド神戸の吉村さんからのサポートを彼女に届けてきました。アートプログラム・ディレクターの中西さんが、タジャンに行くというので、アリーナの様子を見て来てもらいました。
 車いすで兄が始めたサリサリストアの店番をしているそうです。暇な時間には、好きな絵を描いたり、携帯でFacebookをしたり。。。進学したいという夢はまだ消えていませんが、車いすで通える学校がなく、まだかなっていません。もうすぐ義足ができるそうで、そうしたら、学校に通えるようになるかしら。
18歳になったというアーリナ。まだまだ人生は長いからね。焦らず、ゆっくりゆっくり一歩ずつ。
CGNも長い目で見守っていきます。
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 被災地の復興はインフラなどにも時間がかかりますが、それ以上に心の回復に時間がかかります。
 やはり台風ぺペンで大きな被害を受けたコロス集落の人たちも、ようやく笑顔を取り戻し始め
 前向きな気持ちで歩き始めました。

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足を失った彼女が描いていたのは、羽をもつエンジェルのような女の子の絵でした。
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by cordillera-green | 2011-12-21 10:49 | 被災地復興事業

「北ルソン地方における台風被災者のための農業支援実施計画」に日本大使館の助成が決定

 イフガオ州での「環境と平和のためのアートプロジェクト」(スンダランド・アートネット主催・国際交流基金、あいちモリコロ基金助成)と「環境演劇キャラバン」(キープ協会&コーディリエラ・グリーン・ネットワーク主催 地球環境基金助成)を終えて、バギオに戻ってきました。ご報告については、近いうちに写真とともに私もブログでアップしますが、今日は、うれしいお知らせ。
 10月の台風JUANの被災者のための農業支援事業計画がマニラの日本大使館の平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力に採択され、資金援助を得られることになりました。12月15日、マニラの日本大使館で契約署名式が行われ、参加してきました。
  事業地は、ベンゲット州、カリンガ州、イサベラ州、カガヤン州の19のバランガイの台風被害を受けた農家に対して、植え替えのための野菜や米の種子と肥料、ビニールシート、ネットを支給するというものです。事業は来年年明けから、本格的に始動します。
 以下、在マニラ日本大使館からのプレスリリースを転載します(12月15日)。

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平成22年度草の根・人間の安全保障無償資金協力
「北ルソン地方における台風被災者のための農業支援実施計画」
贈与契約署名式

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 12月15日、桂誠駐フィリピン大使は、日本大使館において、被供与団体であるコーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN:Cordillera Green Network, Inc.)の反町眞理子事務局長との間で、標記案件に係る贈与契約に署名しました。

供与額は、105,270米ドル(約989万円)です。

(案件概要)
 2010年10月18日にフィリピンを襲った大型で強い台風13号(比国名フアン)は、北ルソン地方を直撃し、大雨と強風による家屋の倒壊や農作物への壊滅的な被害を与えました。昨年10月、同様に北ルソン地方を襲った台風17号(比国名ペペン)の傷跡も未だに癒えておらず、道路や橋といったインフラの復旧や農業の復興支援が現在も継続している中での今回の台風は、現地住民の生活状況を一層困難なものとしました。国連人道問題調整事務所によると、台風第13号による農業の被害総額は82億ペソに上っています。
 本事業では、台風第13号によって被害を受けた、ベンゲット州、カリンガ州、イサベラ州、カガヤン州の農家を対象に、野菜やコメ、トウモロコシの種子のほか、堆肥やビニールハウス・ネット等農業用資材を配布します。本件実施により、小規模農家1,574世帯の所得向上が期待され、農家の生活基盤の復興につながることが期待されます。

      (了)
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by cordillera-green | 2010-12-24 08:20 | 被災地復興事業

ボントク~パラセレス・ロード 台風JUANによる土砂崩れ

 前回のメールで書いたカダクランまではバギオから、苗木満載のジープでの移動とはいえ、12時間もかかりました。マウンテン州の州都・ボントクまで6時間。そこまではOK。そこからカダクランまでの6時間が長かった。。。。雨季のピークは過ぎているとはいえ、まだ雨が頻繁に降ることもあり、道路のぬかるみは半端じゃない。重たい苗木5000本を積んでいることもあって、ジープは亀よりのろい走行ながら、おなかをこすること数知れず。日が暮れて暗闇の中、行き交う車もなく、片側は崖。途中、ラジエイターのホースが外れて修理と水探しにストップ。山岳地方の旅ではこの手の経験は珍しいことではないといえ、到着したときには、山の神様に心から感謝をしました。なぜ、山の人たちが祈る気持ちを忘れないのかわかったような気持ちがしました。

 カダクランは、10月の台風JUANによって、道路が数えきらないほどの土砂崩れに見舞われ、3週間以上陸の孤島と化していたそう。停電も3週間。ラマトンさんの奥さんのストアで売っていた冷凍食品は、溶けて腐っちゃう前に「Eat now, Pay later」といって村の人に後払いで配っちゃったそうです。
「だから、食べ物は生きたまま保存しておかないと」とラマトンさん。
自身の農場で飼っている 鶏、ティラピアが、こういう非常時に、家族だけでなく、村の人たちみんなの食料としてたいへん役に立つのです。
 
以下、ようやく開通した道路の様子です。

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      ↑台風で倒れた木はあっという間に材木に姿を代えていました。
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by cordillera-green | 2010-11-21 10:23 | 被災地復興事業

台風ペペンから1年。コロス集落でWE21ジャパンによる長期復興プロジェクト、キック・オフ

 2009年10月に北ルソンを襲い、死者・行方不明者500余名を出した台風ペペンから1年。今年は大きな台風が来なくて、心穏やかな日々を送っていたのですが、実は本日10月18日、スーパー台風が北ルソンを直撃。すでに、イフガオ州やカリンガ州ではたいへん風と雨になっており、バギオも今朝から雨が降り始めています。
 今朝のテレビのニュースでは、昨年の台風時には、行政が避難勧告を出しても多くの家族が従わなかったのに、昨年のあまりの経験に、今回は次々と体育館などに住民が避難を始めているとリポートされています。昨夜はまったく雨風が始まっていなかったのに、すでにバギオ市では市内の学校の本日の休校がアナウンスされ、スーパーには買出しの列が出来ていたそうです。人々の心の中に、昨年の台風は苦い経験として残り、少なくとも心の中での備えは整ってきているといえるでしょう。

 しかし、あれから1年もたっているのに、インフラ・ストラクチャーの復旧度合いは、あきれるばかりの遅さ。
 バギオ市のお隣、ラ・トリニダードと山岳地方の村々をつなぐ唯一の幹線道路・ハルセマ道は未だこんな状態(ラ・トリニダードからほど近いトゥブライです)。
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 ハルセマ道から西に入ったキブガンに向かう道路にある倒壊したサラコット橋もこんな感じでした。
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 昨日発売の週刊地方紙「Baguio Midland Courier」には、「サラコット橋の修復には100ミリオン・ペソが必要!」という記事が出ていましたが、
「あの、、、あれから1年たっているんですがああ!? いったいいつ直るんでしょう? このままじゃ、キブガンは大雨や台風のたびに、陸の孤島化せざるをえないんですが。。。」とつぶやいてしまいました。

 さて、そんなのんきな政府系復興事業を尻目に、私たちち弱小NGOは、この1年間、被災地において草の根で地道な長期的な復興のお手伝いをしてきました。事業地は、マウンテン州タジャン郡カヤン村、ベンゲット州キブガン郡、ベンゲット州トゥブライ郡アンバサダー村などなど。

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        ↑コロス集落の土砂崩れ現場の今。1年前とほとんど同じ。
        人力で持てる資材はすべて、再定住地での家建設のために、
        運ばれていました。
        (Photo by Nobuo Takahashi)

 そのうち、土砂崩れによって9軒の家屋が全倒壊し、19世帯がおきな被害を受け、たくさんの農地が土砂に流されてしまったアンバサダー村のコロス集落において、農業の復興を環境に配慮した持続可能な農業によって行うならばサポートを行ないたいと提案し、住民の方々の快諾を得て、地元の農民組合とともに持続可能な農業の実際を見せるモデル農場作り、環境全般からコンポスト作りの実践指導まで、さまざまなセミナーを開催してきました。そんな中で、農民側からリクエストが寄せられたのが、これ以上、土砂崩れの危険のある傾斜地おける畑作を拡張せず、また、野菜栽培以外の収入源を得て、暮らしを安定させ、向上させるためのアグロフォレストリー(森林農法)の指導とサポートです。
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        ↑コロスの土砂崩れ現場を視察するWE21ジャパンの海田さん。
             9月に町役場の指導でベンゲット松の植林が行われたそうです。

 コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)は、昨年の台風被害後、ベンゲット州の被災農民たちを対象にいちはやく緊急支援と復興活動を始めていた、神奈川県のNPO法人「WE21ジャパン」にご相談を持ちかけ、この10月よりアンバサダー村にてWE21ジャパンによる「フィリピン・ベンゲット州におけるコーヒーのアグロフォレストリー栽培による災害に強いコミュニティ事業」を開始することになりました(財団法人かながわ国際交流財団 かながわ民際協力基金助成)。

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         ↑すでに再定住地に引っ越した被災者もわずかにいます。
          家はたいへん粗末なものです。

10月9日は、コロス集落の土砂災害からちょうど1年目。二度とあのような災害が起きないようにという願いを込め、また、今後の災害に備えての長期復興事業の開始を祝って、住民のみなさん、CGNのスタッフ&ボランティア、コーディリエラ・グリーン奨学金でベンゲット州国立大学で学ぶ学生たち15名、フィリピン大学バギオ校のボランティア、そして、WE21ジャパンから、海田祐子さん、遠又俊子さん、小野山亮さんの3名が参加して、総勢約100名で植林作業とセレモニーを行いました。

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     ↑教会でのセレモニーでご挨拶くださるWE21ジャパンのメンバーの方たち。
      (Photo by Nobuo Takahashi)

 コロス集落では、被災後、天然資源省の鉱山&地理学委員会(MGB-DENR=Mines and Geo-Sciences Board of the Department of Environment and Natural Resources )の調査により、今後も土砂崩れの危険があるということで、倒壊、半倒壊、被害のなかった家族も含め40家族に移住勧告がありました。トゥブライ政府が用意した再定住区の教会でセレモニーが、その周辺の再定住地の水源である丘陵地で植林が行われました。

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       ↑再定住地で、まず建てられたのが教会。
        コロスの方たちはたいへん信仰心に厚い方たちです。
         (Photo by Nobuo Takahashi)

 セレモニーでは、WE21ジャパンの海田さんから、団体のご紹介や今回の事業開始についての想い、住民の方たちへの期待のメッセージをいただいたのち、コミュニティのさまざまなグループの代表(女性、子供、若者、既婚者、未婚者、男性)が、苗木を手に、アグロフォレストリーと植林事業開始に対する決意と日本の方からのサポートに対する感謝の気持ちを述べました。

 今回、植林したのはカリエンドラの苗木600本。CGNのスタッフが2日前から現地に入り、コミュニティの人とともに下草刈りや植林のための穴掘りをしており、100名の参加者によってあっという間に、植樹を終えました。コミュニティの子供たちも本当に楽しそうに植林に参加してくれて、すばらしい笑顔に彩られた植林事業でした。

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       ↑植林するWE21ジャパンの海田さんと、CGNのリリー
        (Photo by Nobuo Takahashi)


 植林後は、大きな大きな鍋で料理されたランチをみんなでいただき、再び教会に会場を移し、「山岳民族版・祈りのキャンドル・ナイト」(昼でしたが)。参加者全員が丸く円となり、松明の灯りを手に、隣の人に向けて「二度と災害が起こらないよう、みなが平和で健康な日々を送ることができるよう」などを祈りました。松明を隣の人に手渡しでまわしながらの参加者全員でのそれぞれの心を込めた祈り……昨年の出来事を思い出してか、涙を目にためている年配の方もおり、台風被害が人々の心に残した傷の深さを改めて実感しました。

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               ↑肉のみ!の特別ランチです!
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        ↑コロス式キャンドル・セレモニーで、平和と環境保全を祈りました。
       
 環境NGOを始めて以来、さまざまな場所で植林を行ってきましたが、今回のコロス集落での植林事業とセレモニーはとても心のこもった素晴らしいものだったと思います。年配者から小さい子供たち、日本からの訪問者やコミュニティの人々・・・立場は違い、また言葉では語り合えなくても、平和や環境保全への思いが一つになり、未来に向けての新しい道筋のようなものを確認できたような気がします。今回のプログラム内容の提案は、コロス集落の方からのアイデアがほとんどで、被災後も協力し合って村を復興させようという強い思いに心を動かされました。

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         ↑植林するWE21ジャパンの遠又さん
          (Photo by Nobuo Takahashi)

 遠く離れた日本から、コロス集落の人々のおかれた立場や復興への思いに耳を傾けてくださり、多大なサポートを決意してくださいましたWE21ジャパンの方々には心から感謝いたします。まだまだ、事業は始まったばかり。いろいろな問題も起こって来るかもしれませんが、今後も温かい目で見守り、サポートを継続いただけますよう、コロス集落の方々に代わってお願い申し上げます。
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          ↑コミュニティのさまざまなグループの代表が事業の成功を祈リました。

 なお、今回の植林作業は、JENESYSという交流プログラム(21世紀東アジア青少年大交流計画=Japan-East Asia Network of Exchange for Students and Youths) で国際交流基金の招きによって日本に行ったことのあるアジアの若者たちが呼びかけあって実施した、アジア全域における植林プロモーション・プロジェクト「Day 1: Building a Shared Future 」ともリンクし、コロスでの植林の様子はアジアの人たちにもFacebookを通して情報発信されました。
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             ↑昨年、CGNの推薦でJENESYSプログラムに
              参加したJP君も駆けつけてくれました。
              (もちろん自転車で!)
              「Day 1: Building a Shared Future 」
              プロジェクトの呼びかけ人の一人です。

 この「フィリピン・ベンゲット州におけるコーヒーのアグロフォレストリー栽培による災害に強いコミュニティづくり」プロジェクトでは、来年9月30日までに、アンバサダー村での苗木場作り、アグロフォレストリー・モデル農場作り、水源地と土砂崩れ防止のための植林、環境保全や防災に関する講習会などを行う予定です。1年間の植樹予定本数は8,300本、苗木は21,500本を育てることを計画しています。

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          ↑みんなで記念撮影!
            (Photo by Nobuo Takahashi)

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            ↑私もちゃんと植えてきました! 
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by cordillera-green | 2010-10-18 12:27 | 被災地復興事業

中越地震の震央・長岡市川口町木沢集落を訪問

 アースデイやら2010年度の環境教育事業の準備で忙しい中、コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)の今後の長期的な事業展開に向けての地盤固めのために、9日間という短い期間、日本に一時帰国してきました。マニラからの往復便の格安航空会社セブパシフィックの発着地・大阪をはじめ、横浜、実家のある静岡、新潟・長岡市&柏崎市、さいたま、東京と駆け足でめぐりました。

本当に素敵な方たちとの出会いと再会に恵まれた9日間でしたが、中でも、昨年10月の台風17号(ペペン)の被害の際に、迅速に寄付活動に動いてくださり、さらに1月には現地視察のために北ルソンを訪れてくださった長岡市の子育てサポートNPO「になニーナ」の佐竹直子さん、中越防災安全推進機構の河内毅さんの活動の場を訪れることができたのが大きな収穫でした。

 佐竹さんと河内さんが案内してくださったのは、中越地震の震央(震源地のこと)だった長岡市川口町の木沢(きざわ)という集落です。65歳以上が人口比率の50%を超え、共同体の機能維持が限界に達している状態の集落のことを「限界集落」と呼ぶのだそうですが、木沢集落はまさにその典型。「最後に子供が生まれたのいつかなあ。7年位前かなあ。これからこの村で赤ん坊が生まれる可能性は99.9%ないわ」と集落の人。
中越地震後、集落の戸数が55戸から37戸に減って過疎化はさらに進み、現在の人口は95人ということです。

 しかし、ここでお邪魔させていただいた星野さんのお宅で目にした(正確には口にした)文化は、都会じゃ決して体験できない豊かなもの。
 「よく来たのお」と星野さんの奥さん・正子(しょうこ)さんが、挨拶も自己紹介もすむかすまないかのうちに出してくれたのは、地元の山菜料理の大皿盛り。ゼンマイや蕗など、おなじみの山菜の煮付けやキンピラから、聞いたことのないいろいろなキノコの入ったキノコご飯まで、テーブルに並んだ皿は10種類以上です。どれこもこれも、豊かな自然の風味いっぱいの素朴な味。決して町のレストランでは味わえない郷土料理です。

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      ↑星野秀雄さんのお話を伺いながら、みんなで山菜を味わう。

 「おいしい、おいしい」を連発しながら、ふと気がつけば外はまだ雪景色。
えっ?もしかしたら、山菜の季節はまだなのでは? では、この山菜は?
「去年採ったのをとってあるのさ」と正子さん。
なんでも、木沢集落の各家には大きな山菜専門の倉があり、塩漬け、乾燥などさまざまな手法で備蓄し、食べるときに取り出してきて料理するそうな。
しかし、山菜採ってから多分1年近くたったいまテーブルに並ぶこの量。
「どのくらいの量の山菜を保存しているんですか? 10キロくらい?」
との佐竹さんの質問に、
「そんなもんなわけないだろうが。一度採りにいったら車いっぱい入りきらないくらいだよ」

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     ↑「になニーナ」の佐竹さんと、大阪・中崎町でアートによる町おこしをする
      ダンサー・JUN(西尾純)さん。木沢の村おこしの話は参考になったかな?

雪深いこの地域だからこその生活の知恵です。中越地震の時には、町からの道路が遮断され、物流が途絶えたそうですが、この山菜の備蓄のおかげで飢えることなく乗りきれたとのこと。自然環境が異常な変化を見せている今の時代で、生き抜く知恵と力を持っているのは、もしかしたらこんな限界集落に住んでいるお年寄りたちなのかもしれません。

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     ↑4月というのに木沢集落にはまだこんなに雪があります。

 ご主人の星野さんは言います。
「あの地震は確かにたいへんだった。でも、その後の復興活動を通していい経験もたくさんあった。誰も見向きもしなかったこの集落に外からたくさんのボランティアの若者がやってきた。この山菜料理みたいに、いままで当たり前に思っていた木沢の風習を、外からの人たちが認めてくれ、自分たちの持っている伝統を見直すきっかけになった。地震の前より元気になったよ」
 星野さんは続けます。
「ある人が来てね、じゃあその“元気”っていうのは何ですか?って聞くんだよ。俺は即座に答えたね。“孤独の解消”だって」

なるほど。人口がどんどん減っていく集落。若者たちは集落をすでにあとにし、村の活気は薄れるばかり。でも、伝統的に山奥深いこういった村ではよそ者に対しては概して閉鎖的で、新参者を積極的に受け入れるという空気はありませんでした。それが、震災後にボランティアの人たちが来て、
「人に会うのが楽しくなった」とのこと。孤独を感じなくなったのが復興事業が村にもたらしてくれた最大の恩恵だったようです。

平成15年に閉校になった村の小学校は、いまは「やまぼうし」という名の宿泊施設をもった交流センターとなり、木沢集落の伝統を伝える施設となっています。
「この間までベトナムの学生が15人も来ておった。いや、まだ雪がいっぱいで寒いはずなのに、半そでではしゃいでおったよ。何言っているかまたくわからんがな」
と星野さん。海外からのお客さんとの交流さえも十分楽しむ余裕がすばらしい。
(しかし、木沢の言葉も、私にはまったく聞き取れません!)

 こういった、外部の人と交流で住民がみな前向きになってきたそう。
「この間、長岡であった地域物産展みたいので、いつもは“米、出せばいいんでないの?”って感じだったのが、今年は“いのしし鍋”出そうってアイデアが出て、挑戦したんだよ。一番人気で、売り切れ。鍋の底まできれいにさらっとったよ」

佐竹さんも言います。
「正子さんが中心になって女性たちの会も何とかでき、奥さんに“会の名前考えください”といったのですが、最初は“会なんて大げさなのはいらないよ。いつもお茶飲んでいるのとおんなじ面子だから「オチャの会」でいいいだろが“と言っていました。それが、「山菜郷土料理がすごい!」っていわれるようになって、正子たちのほうから、”会の名前を考えた。「スミレの会」にしたい”っていうんですよ。木沢集落の女性たちは、伝統的にずっとご主人の後ろで控えめにしていたのが、積極的になってきたんです」

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    ↑木沢に向かう道から。木沢は棚田でも知られているそうです。
     ますますコーディリエラと共通項多し!

 こんな復興活動を支えているのが、(財)山の暮らし再生機構の「地域復興支援員」の方々。集落に通い、お年寄りとひざを突き合わせて話を聞き、集落のいいところを発見し、それをどう復興に生かしていくかのアイデアを練り、実行に移していく人たちです。
山の暮らし再生機構・川口サテライトの星野晃男氏がおっしゃっていました。
「このあたりは田中角栄のお膝元だったところで、力の強い政治家に陳情すれば“何とかしてくれる”という他力本願的な考えが根底にあって、なんでも行政だのみでした。でも、復興は住民自らがやる気になって動かなければ意味がないのです」
その住民主体の復興をサポートするのが地域復興支援員の役割というわけです。

 台風ペペン(17号)の被災地の長期復興に、この地域復興支援員のようなシステムを導入できないだろうかというのが、中越防災安全推進機構の河内さんのアイデアです。

 コーディリエラ山岳地方も、道路や電気の普及などのインフラ整備が極端に遅れているのと、先住民ならではの閉鎖性で、独自の貴重な伝統文化を色濃く残しているにもかかわらず、近年の情報と市場経済の流入で住民自身が伝統文化の価値を見出せずにいます。失われ去ろうとしている文化や風習の保存と被災からの復興を、木沢集落の例を参考にしながら、模索していきたいと思います。

ところで、木沢の盆踊りは仮装盆踊りだそう。今度はぜひその時期にお邪魔したいです!

木沢集落を含む川口町の震災復興と地域復興支援員の方々の活動は、えちご川口交流ネットRENのHPで。
http://www.echigo-kawaguchi-ren.jp/

 
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by cordillera-green | 2010-04-17 15:28 | 被災地復興事業

終わっていない台風ペペンの被災体験

台風ペペンでマウンテン州タジャンで起こった土砂崩れで土砂に埋もれ、両親と赤ちゃんだった弟を亡くしたものの、もう一人の弟とともに救出されたアーリナ。前回訪問したときは、切断した足からまだウミがあること、まだ、骨折した腰の骨の回復状態が思わしくなく立てないこと、もう一度手術をしたほうがいいとドクターにいわれたことなど、ケガの状態を話してくれました。土砂崩れから5ヶ月もたっており、世の中は一見何事もなかったかのように平静を取り戻しているのに、まるで時間が止まっているかのようなアーリナの状態に心が痛みました。

その後、CGNスタッフのリリーが訪ねたときの話では、手術をしたそうですが、切断した足の肉の再生状態が遅れていて、今回の手術では仮の処置しか取れなかったということ。切断面をカバーするために1年後ぐらいに再手術がまた必要だと言われたそうです。また、腰骨の骨折は止めていたボルトが出っ張ってきたため抜いたそうですが、いままで動かせていた切断していないほうの足も動かせなくなってしまったそう。
まだ、車椅子でも外出は難しい状態で、自分の足で松葉杖で歩く日は見えてきません。

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12月に被災地視察にいらしてくださった「ヒューマンシールド神戸」の吉村誠司さんは、今年高校を卒業するアーリナが進学したければ、サポートしてくれるとお約束くださり、アーリナはたいへん喜んでいました。

アーリナに
「卒業語の進路は決まった?」
と尋ねると、以前の「看護婦になりたい」という希望から
「コンピュータを勉強したい」
と、進路の希望が変わっていました。病院内を歩き回り、体力も必要な看護の仕事は、たとえ義足をつけて歩けるようになっても自分には無理だと言う判断にいたったのだと思います。
「コンピュータだったら座ったままでも働ける」

「でも、このまま車椅子だったら、大学やカレッジに通うのは無理だと思う。
「バギオは坂だらけだし、学校の校舎は階段で教室に行かなくちゃいけない。雨季で雨が降ったら外に出るのだってむずかしい。タクシーだってつかまらない。。。」

そうなんです。日本でさえ、障害者のために駅にエレベーターやスロープがついたのは最近なのです。フィリピンの田舎町・バギオで、それを望むのは無理というものです。
その分、人の心が、障害者に優しいのがフィリピンのすばらしいところ。
「大丈夫。きっと誰かが手を貸してくれるよ」

「誰かお見舞いに来てくれた?」
「うん、高校の同級生がセント・ルイス大学(SLU)の入試のためにたくさんバギオにやって来て、みんな寄ってくれた」
にっこり笑いながらも、ちょっとさびしそうでした。
高校では成績優秀だったというアーリナ。あの台風さえなければ、きっと彼女もその同級生たちのグループの一員。6月からは晴れてセント・ルイス大学(SLU)の1年生だったはずなのですから。
「SLUの入試はもう終わっちゃった。たとえ腰の骨が回復しても、SLUには行けないわ。。。」

 そんな、アーリナに朗報。CGNの外部スタッフでもある写真家・ロエルがPCを1台、彼女のために寄付してくれました! 知り合いのつてで、オーストラリアのコールセンターからPC10台の寄付を受けたロエル。出身のイフガオ州にまず3台持っていきましたが、寄付先であるはずの学校ではなく、違う場所に設置されていたこと。そこで、寄付先を探しているときに、CGNからアーリナの話を聞いて寄付を申し出てくれたのです。

PCを届けに行ったら、あんまりいいニュースがない中、アーリナすごくうれしそうでした。

どうもありがとう!ロエル!
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   ↑ ロエルとアーリナ。左は彼女の下宿先のおばさん

アーリナは、勉強していたタジャンの高校の卒業式に出席するために、今月下旬、あの事故以来はじめてふるさとに帰る予定です。
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by cordillera-green | 2010-03-21 14:13 | 被災地復興事業

台風ペペン復興事業-コロス集落・持続可能な農業推進プロジェクト開始

 コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)は、昨年10月の台風ペペンによる土砂崩れで40軒が被害を受けたベンゲット州ツブライ町アンバサダー村コロス集落で、「SUSTAINABLE AGRICULTURE ASSISTANCE FOR THE TYHOON VICTIMS IN COROZ(=コロス集落における台風被害者に対する持続可能な農業アシスタンス)」事業を開始しました。

 コロス集落での台風被害の様子は以下のブログをごらんください。
   http://cordillera.exblog.jp/12356840/
   http://cordillera.exblog.jp/12514439/

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      ↑コロス集落に向かうハルセマ道の土砂崩れ現場は
       まだ災害外直後以降なんら工事が行われていません。
       土砂を掻き分けただけの状態。
       雨季の大雨や台風で、通行止めになるのは間違いありません。

 CGNスタッフによる現地調査インタビューでは、コロス集落の住民達がもっとも必要としているのは、収入源である畑を元に戻すための「野菜の種」「肥料」「農薬」「畑に水を引くためのホース」ということでした。
 ベンゲット州の農民のほとんどが化学農法を行っていますが、化学肥料や農薬を買うためにローンをしている農民が多く、台風などの災害で畑がダメになり収穫できないと、ローンが膨らんでいくという悪循環が生まれます。台風ペペンの被害ももその例にもれませんでした。多くの農民がローンの返済ができずに、利息を膨らませてしまいました。

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    ↑コロス集落の土砂崩れ現場は5ヶ月たったいまも何も手を加えられていません。

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    ↑道路も崩れたままなので、この先に住む人たちは交通手段がありません。
     政府の指導により40軒全員が、別の場所に移り住むことになりました。

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    ↑集落では焼き畑農業が行われていました。
     雨がまったく降っていないこの時期に山に火を入れるのは
     大規模な火災につながる可能性があり、たいへん危険です。
 
 CGNは、コロス集落での農業復興事業を

・今後起こりうる災害にたいして最小限の被害で抑えられるような強い環境を作る
・ローンに頼る化学農法から手間はかかるが、経済負担の少ない有機農法に転換、しライフスタイルを変換する

ためのいい機会と捉え、単に農民側からリクエストのあった「必要としているもの」を与えるだけでなく、セミナーやワークショップを通して、災害に強く環境負荷の少ない農業とライフスタイルの指導を行っていくことにしました。

 3月2日、事業の最初のプログラムとして、40軒の受益者向けのオリエンテーション&セミナーを行いました。内容はCGNの紹介に始まり、「気候変動」「地球温暖化」「エル・ニーニョ現象」など、台風ペペンと現在の水不足で、一般の農民にとっても他人事ではなくなった地球上で起こっている環境問題の解説、持続可能な農業の利点と紹介、斜面に植えれば土砂崩れの防止にもなり、かつ収入も望めるアグロフォレストリーの紹介など。
 一般の農家の人たちは、なかなか地球温暖化の話など熱心に聞いてくれることが少ないのですが、台風ペペンで深刻な被害を受けたコロス集落の人たちはたいへん熱心に耳を傾けていました。
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     ↑セミナーの進行は、アジア学院(栃木県)で持続可能な農業を学んだローデス。
    
 いままでの数回の現地調査では、住民側からの植林に対する要望はなかったのですが、今回のセミナーの後には、
「植林やアグロフォレストリーの指導もしてくれ」
「苗木も配布してほしい」
という積極的な意見が出ました。
住民自らが「変わろうとしている」という意思をたいへん心強く思いました。
 コロス集落での持続可能な農業(そしてアグロフォレストリー事業)が成功すれば、ベンゲット州のほかのコミュニティにとってたいへんいいモデルケースとなると思います。 
 来週からは、さっそく有機農業の実践指導を開始します。

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   ↑農業指導は、やはりアジア学院で学んだレナートがローデスとともに行う予定です。

 
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     ↑ローデスがアジア学院で有機農業を学ぶために留学していたときの
      同級生・伊藤幸史神父がバギオを訪問中で、
      コロス集落でのセミナーに参加してくださいました。
      写真は、コロス集落からの帰りに寄ったカソリックのシスターたちが運営する
      オーガニック・モデル農場を訪問したときのもの。
      こんなおいしそうなレタスがコロス集落でも採れる日が来ることを目標に
      がんばりましょう!
  
  
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      ↑シスターたちは、バギオ市内の有機野菜ショップで売る
プチトマトの出荷作業をしていました。
       見てください。このおいしそうなトマトの色!
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by cordillera-green | 2010-03-07 15:12 | 被災地復興事業

台風ペペンから5ヶ月

昨年10月に死者&行方不明者、約500名という大きな被害を残した台風ペペン被災者に対して、みなさまからいただいたご寄付は2010年2月末現在で以下のようになりました。

83,908ペソ
893,454円


寄付をいただいた皆様、ほんとうにありがとうございました。

コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)では、皆様方からのあたたかい支援の気持ちを、本当に窮している人たちの手に届けようと、草の根でのきめ細かい支援を行ってきました。また、今後の同じような災害に備えての防災活動、中・長期の復興支援も開始しております。
今まで行ってきた活動と、現在実施中、そして今後の実施予定の復興活動は以下です。



●09年10月10日ベンゲット州ラ・トリニダード、プギス、リトル・キブガン集落の土砂崩れによる被災者のために救援物資支給(缶詰などの食料、ゴム草履100足、古着サック2袋)
http://cordillera.exblog.jp/12110452/ 
P6,688

09年10月14日
山岳地方に向かう幹線道路のハルセマ道が閉鎖され、電力も復旧せず、陸の孤島と化し、食糧不足が深刻な、ベンゲット州ブギアス町とマンカヤン町の学生に食料支給(ブギアスに拠点をおく地元NGO「HCRCI」を通しての支援)
P10,000

09年10月14日&09年10月21日
ベンゲット州アトック町パスドン村の土砂崩れによる重症ケガ人7名の薬品代、輸血血液のテスト代、輸送代、土砂に流されて下流のカパンガン町とラ・ウニオン州で発見された死体の輸送を支援。パスドン村で農業事業を実施する地元NGO「Iyaman」を通しての支給。
http://cordillera.exblog.jp/12134964/
http://cordillera.exblog.jp/12273917/
http://pasdonrescue.blog96.fc2.com/blog-entry-2.html
P20,000

09年10月19日
マウンテン州タジャン町カヤン東村に救援物資を運搬
http://cordillera.exblog.jp/12169138/
P14,142

09年10月26日
ベンゲット州ラ・トニダードの自宅とアトック町の畑が土砂で流されたブルーノ・タイヤンに対する見舞金
http://cordillera.exblog.jp/12254903/
P10,000

09年10月27日
マウンテン州タジャン町カヤン東村の大規模土砂崩れによって生き埋めになったものの奇跡的に救出された高校4年生・アーリナ・トリニダッドさんに対して、切断した足の治療費、生活費などの支給。
http://cordillera.exblog.jp/12205524/
P10,000

09年10月27日
台風でオンドイ(16号)で90%の家屋が浸水したパンガシナン州バヤンバン町ピナラパ村ナイグマ集落にて、在マニラの団体より寄付されたズボンと、マニラのNGO「SALT」から寄付された経口補水薬を支給。
http://cordillera.exblog.jp/12217100/
P2,408.86

09年10月29日
マウンテン州タジャン町カヤン東村の土砂崩れで生き埋めになったものの救出されたメルセデス・ラモスさん(51歳)に対する見舞金
P6,000

09年10月29日~11月30日
マウンテン州タジャン村カヤン東村における、土砂崩れにより流されてしまった水道システムの修理工事を支援
http://cordillera.exblog.jp/12420839/
http://cordillera.exblog.jp/12427388/
P97,767

09年11月4日
ベンゲット州キブガン町に対する緊急物資の支援と現地視察
http://cordillera.exblog.jp/12287087/
http://ameblo.jp/cordillera/theme2-10016417711.html#main
P21,699.50

09年12月14日
マウンテン州タジャン町カヤン東村で生き埋めになり救出されたアーリナ・トリニダッドさんの2009年度後期の高校の授業料支給。
P4,000

現在実施中の中・長期の復興事業

09年11月18日~
コーディリエラ各地の土砂崩れ現場に植樹を進めるための苗木作り。ベンゲット松、トゥビックなど森林種6000本と、住民の現金収入ともなるコーヒーの苗木4000本の苗木、計1万本の苗木作りをバギオ市内にて進行中。
予算 P29,505

2010年2月22日~
CGNが過去に行った植林地が土砂崩れにより一部が崩壊。新たに苗木を植えるためのベンゲット松と苗木用ビニールポットを支給。また、住民のライブリフッドにもなるコーヒーの苗木を約2000本支給。
予算 P31,660

2010年3月2日~
40家族が土砂崩れによる被害を受けたベンゲット州ツブライ町アンバサダー村コロス集落にて、被災者の生活支援のための種子の支給、畑に水を引くためのホースの支給、堆肥による有機農業の指導、堆肥作りのためのシュレッダーの支給など、台風などの自然災害に備えた長期的持続可能な農業支援プロジェクト。
予算 133,545.00

今後、実施予定のの中・長期の復興事業

●2010年6月~
マウンテン州タジャン町カヤン東村で生き埋めになり救出されたアーリナ・トリニダッドさんの大学か専門学校における授業料と生活費のサポート。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

CGNでは、6月から雨季と台風シーズンに備えて、復興と防災のための事業を急ピッチで行っています。支援金も引き続き募集中ですので、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

●振込先
ゆうちょ銀行振替口座
001401-51319
口座名:コーディリエラ・グリーン・ネットワーク

フィリピン国内からお振込みいただく場合
Bank of Philippines Island(BPI)
Baguio Session Branch
Saving 0573-3058-76
Cordillera Green Network

お振込みいただいた場合は,
saliwmusic@hotmail.com 反町まで、メールにてご連絡いただけましたら幸いです。

古着、寝具、生活用品、文具、工具、農具などの送り先:
(郵便局から送付の場合)
Cordillera Green Network Inc.
P.O.BOX 540, Baguio City, 2600, Baguio City,Philippines
Tel:074-423-0839/0928-521-8124

(国際宅急便Door to Door で送付の場合)
荷物の量が多い場合は格安です。下記のHPを参照ください。
http://www.cellphone.ph/DoorToDoor/index.html
送り先:Cordillera Green Network Inc.
#14 General Lim St., Baguio City, 2600, Philippines
Tel:074-423-0839/0928-521-8124


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by cordillera-green | 2010-03-05 11:01 | 被災地復興事業