カテゴリ:国際交流( 17 )

山岳民族のチャントと日本の笛吹きミュージシャンのジョイント・ライブ TALAで開催します。

Kosei Yamamoto & Alex Tumapang Concert
Bamboo Insturment making worskhop
山本公成&アレックス・トゥマパン コンサート &
竹の民族楽器作りワークショップ
...........................................................................
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Kosei Yamamoto, a flute player and jazz musician from Japan has been absolutely enchanted by the deep culture in the Cordillera when he travelled to some villages for several years. Alex Tumapang from Kalinga is a young chanter and traditional bamboo music player. Two musicians blessed with exceptional ability will collaborate to create soulful music and fuse the hues of Cordilleran Spirit in Music.

ジャズ・ミュージシャンで世界中の笛を吹きこなす音楽家・山本公成はルソン島北部山岳地方を旅し、
先住民族の音楽との出会いに大きな影響を受けてきました。
アレックス・トゥマパンはカリンガ州出身の若きチャンター(朗誦家)で伝統楽器の奏者&製作者です。
二人の稀有なミュージシャンの出会いにより、
魂に響くサウンドと、コーディリエラ地方のスピリチュアルな空間がゲストハウスTALAに生み出されます。
日本でもお目にかかれなぜいたくな時間をお楽しみください。
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<CONCERT コンサート >
Date: 6PM. November 2,2013
Venue Shear & Guesthouse TALA
25 J. Felipe Street,  Gibraltar, Baguio City
www.tala-guesthouse.org
Admission: P250(with free Kapi Tako coffee)

日時: 2013年11月2日(土) 6PM
会場:シェア&ゲストハウス TALA
25 J. Felipe Street,  Gibraltar, Baguio City
(Hotel Elizabethのゲートを過ぎた右手の青い屋根の建物です)
www.tala-guesthouse.org
入場料: P250
(北ルソンの自家焙煎Kapi Takoコーヒー付き)
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<Bamboo Instrument Worskhop
竹の民族楽器作りワークショップ>
Date: 9AM-12PM
Venue: Shear & Guesthouse TALA
Fee: P350(including materials)

日時:2013年11月3日(日) 9AM-12時
会場:シェア&ゲストハウス TALA
参加費:P350
(材料費込み。道具はお貸しします)
作った楽器はお持ち帰りいただけます。
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Inquires & Reservation 問い合わせ&ご予約:
tala.guesthouse@gmail.com
0927-701-8307(Gene-English)
0928- 521-8124 (Mariko-Japanese)


マニラなどでは、なかなかフィリピン独自の伝統文化に触れる機会がありません。しかし、フィリピンは、北ルソンの「コーディリエラ」といわれる山岳地方をはじめ、南のミンダナオ島やそのほかの島々など、今もディープな伝統文化と先住民の暮らしが残る国として知られています。しかし、なかなか外国人や観光客が足を踏み入れることのできないこれらの地域の伝統文化はフィリピン国内でさえほとんど知られていません。
ルソン島北部の先住民族のひとつカリンガ族の伝統音楽家・アレックス・トゥマパンが生まれ育ったのはバギオ市から18時間ほどかかるカリンガ州の山の中の小さな村。シャーマンであった母親の元、さまざまなチャントを聞きながら成長しました。アレックスが母から受け継いだチャントと歌声は、世界中の稀有な歌い手を取材したNHK-BSのドキュメンタリー「アメージングボイス~驚異の歌声」シリーズでも取材されています。
「アメージング・ボイス 驚異の歌声」
http://ameblo.jp/kirimarukun/entry-10862874825.html
 
 世界中のワールドミュージックフェスティバルには招待されているものの、めったにフィリピン国内では公演のないアレックス。今回は、バギオのゲストハウスTALAで、日本のフリージャズの世界では知らない人はいないサックス・プレイヤーで民族笛演奏家の山本公成との共演が実現します。ここ数年、コーディリエラ山岳地方を旅し、自然と先住民の文化と音に深く影響を受けてきた山本公成の自在な音が、アレックスのチャントと融合しどんな宇宙を生み出されるか・・・ フィリピンのお盆・オール・セインツ・デイ(万聖節)の大型連休、ぜひ、バギオでこの貴重な機会に遭遇ください。
 また、竹製民族楽器作りの名手でもあるアレックス指導によるカリンガ民族の竹楽器作りワークショップも開催します。アレックスが手がける14の楽器のうち、今回は初心者向け、でも飛び切り個性的な音が出る平和の笛「サゲイポ」と、悪霊払い&蛇追いに使われていたという倍音打楽器「バリンビン」を製作します。お楽しみに!!
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by cordillera-green | 2013-10-26 07:06 | 国際交流

フィリピンのエコ・ビレッジ「TUWA-the Laughing Fish」For Sale!!!

 グローバル・エコ・ビレッジ・ネットワーク(GEN)のアジア・オセアニア(GENOA)本部として数々のエコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)コースなどを行ってきた、フィリピンのヌエバ・エシーハ州のエコビレッジ「TUWA-the Laughing Fish」が売りに出ています。(TUWAはタガログ語で“至福の喜び=BLISS”という意味です)
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TUWAのHP(英語):http://tuwa.ph/
 オーナーのとってもパワフルでエレガントなフィリピン人環境教育家ペネロペ・レイエスさんとご主人のオランダ人ジョンさんが、何もない田んぼの真ん中の2.5ヘクタールに3年かけて作り上げた素晴らしいエコビレッジです。ペネロペさんはエコビレッジ国際会議TOKYOの海外ゲストなどとしてたびたび来日していて、アジアのエコビレッジ・ムーブメントを引っ張ってきた女性としても知られた存在です。

 TUWAエコビレッジは、パーマカルチャーの理念に基づき、5つのゾーンに分けられた敷地に、土地の自然を最大限に生かしたオーガニックの田んぼ、畑、ティラピアの養殖池、放し飼いの鶏・アヒル、あり塚、野生生物のサンクチュアリなどなど、エコビレッジの要素をすべて盛り込んだ素晴らしい世界を作り上げています。もちろん、エネルギーも風力とソーラーパネルで自給。水も湧き水を循環させて有効利用しています。
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 TUWAエコビレッジ内には廃材、竹、地元の植物などを利用して作られた3つのゲスト用のコテージと母屋があります。エンジニアであるジョンさんが、日本の古民家、フィリピンの伝統家屋、アフリカ・ズールー族のハット、そしてバリ島の家にインスパイヤされて設計した建物は環境への配慮が最大限にされたため息が出るばかりの素敵なエコ・ハウス。アーティストでもあるペネロペさんの素敵なセンスの心和む演出もあちこちに見られます。
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 コテージのひとつは、グループでの利用のためにデザインされていて、エコ・ビレッジ・デザイン・トレーニングや、パーマカルチャー・コース、自然エネルギーを使った適正技術などのセミナーに使われてきました。
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 また、TUWAの大きな魅力のひとつはペネロペさんが心をこめて料理するベジタリアン・フード、ロウフード、ローカルフードです。地産地消のローカルフード教室もTUWAの人気セミナーのひとつです。いただくことで体がきれいになっていくことを実感できる食事。
 すべてのお客さまが空間から食事までTUWAマジックに魅せられます。
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 日本からもたくさんのエコ・ビレッジ関係者やパーマカルチャー実践者などを受け入れてきたTUWAですが、オーナーご夫妻は大きな決断。ペネロペさんのご兄弟がコミュニィ・ベースのコーヒー事業を営むバタンガス州に拠点を移すことにしたそうです。移転先で新たにエコ・ビレッジを始めるかどうかは思案中とのことですが、アイデアと実行力に満ちたお二人のこと、バタンガスの自然を生かした素敵なスペースを創り上げくれるに間違いありません。
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 TUWAの母屋「Kandungan」のデザインを見ればわかるように、ペネルぺさんとジョンさんは自然と共生する日本の伝統の暮らしをリスペクトし、大きな理解と深い関心を抱いています。二人は愛情をこめて創り上げた「TUWA」をできたら日本の方にゆだねたいと考えています。
 お二人がTUWA建設のために費やしたのは約25,000,000ペソだそうですが、TUWAのコンセプトを理解し、運営を継続してくださる方には12,800.000ペソでお譲りしたいとのこと(為替レートは2013年4月現在1ペソ=2.4円)。
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ペネロペさんから相談を受け、TUWAファンの一人として、バギオの環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク」はTUWAの継続のためにご協力したいと思っています。ご関心のある方は、以下のメールアドレスまでご連絡ください。よろしくお願いいたします。

Cordillera Green Netowrok 代表 反町眞理子
cordigree@gmail.com

直接TUWAのペネロぺさんにご連絡いただいてもOKです。
Penelope Reyes
penelopebee@gmail.com

~~~~~~~
以下はTUWA FOR SALEのチラシの翻訳です。


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グリーン B & B / エコ・リゾート
エコビレッジ • 有機農園
敷地:2.5 ヘクタール •
住所:フィリピン共和国 ヌエバ・エシーハ州(Nueva Ecija)カビアオ(Caniao)
※ソーラー発電、洪水なし
マニラ & クラークから近し、家具付き
PHP 12,800,000 (cash)

施設
•ソーラー&風力発電、加圧中央水道システム
•フェンス完備、建物面積: 700 平米
•ロック付き玄関ブリッジ、砂利敷道路と駐車場(7台分)
•自然素材の建物: 竹、リサイクル木材、 自然換気
•作業場 : 玄米精米機、貯蔵庫、有機肥料ラボ
•農業機械: 強力型破砕機、ミミズコンポスト、 コンポストトメーカー、農業用具
•家畜: ティラピア、鶏、アヒル、鯉
•パーマカルチャーガーデン、養魚池、果樹園、竹林、田んぼ、野生動物エリア、湿地帯、鑑賞庭園
•アクアポニックスによる 生け簀と栽培ベッド5個
•メディテーション・スペース、禅ガーデン、ラビリンス、カヤック用の堀

通信
インターネット & 各社携帯電話利用可能

周辺エリア
隣接: 14ヘクタールのパーマカルチャー有機農園
20分: Mount Arayat 国立公園
1時間: Candaba 野鳥観察保護区
1時間半: クラーク空港
2時間: マニラ

おすすめ活用方法
スパ、リゾート施設、B&Bホテル、トレーニング・センター、有機農園、起業コミュニティ、ファームスクール、レストラン、家族向け住宅、リタイア後の住居など



〈敷地にある4つの建物〉

母屋 Kandung
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マスターベッドルーム
隣接プライベートバスルーム:
ドライトイレット(コンポスト・トイレ)
シャワー
インドア・ガーデン
図書室/オフィス、
洗濯場、貯蔵室
ドライトイレット&シャワー付き共同バスルーム×2(メインフロア)
5ベッドルーム×5(7シングルベッド)
室内物干しできる屋根裏部屋
天窓付きインドア中央ガーデン
キッチン、屋外キッチン(ロケットストーブ、籾殻燻炭ストーブなど)
ポーチ2ヶ所、野外物干しライン2ヶ所

Diwa   
(多目的センター)
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•ミーティング、トレーニング、レクリエーション、リビングに
•シンク付きカウンターキッチン
•ロフト/宿泊スペース
•シングル・ベッド×2
•シャワースペース、ドライトイレット
•卓球台
•エクササイズ・マット (12 m)
•LCD プロジェクター、スクリーン
•フリップチャート/ミーティングボード
•チェア×15

Supling
ゲスト用コテージ
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・クイーンベッド付きベッドルーム
・シングルベッド4台付きロフト
・ソファベッド付きリビング
・シンク付きカウンターキッチン
・シャワースペース、コンポスト・トイレ
・押し花ウィンドウ・アート

Yakap
ハネムーン・スイート・コテージ
ズールー族住居にインスパイアされたカップルゲストハウス

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•1ダブルベッド
•シャワースペース、コンポスト・トイレ
•読書コーナー、デッキチェア
•プライベートガーデン、ポーチ
•デッキチェア
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自給ライフに必要なものはすべてそろっています!
•エコ・フレンドリーな洗濯機&冷蔵庫、
・ステンレス製スティールキッチンカウンター、
・ダイニング、
・コンロ、煉瓦オーブン、籾殻ストーブ、ロケットストーブ、
ソーラー乾燥機
•アート・コレクション – 絵画、彫刻、照明、造作 (収集品)
•寝具完備の低アレルギー マットレス、 ベッド & 座布団、蚊帳、ソファ、テーブル、チェア
•自転車3台、カヤック2個、ブギーボード2個、
・アウトドアシャワー&サウナ
•10 Kw ディーゼル発電機、7.6 Kw ガソリン発電機
•リアル・タイム機構観測システム (ホームウェザーステーション) 、望遠鏡

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オリジナル英語版はこちらでご覧ください。
http://tuwa.ph/tuwa-for-sale2
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by cordillera-green | 2013-06-23 00:30 | 国際交流

アイヌ民族の木彫りアーティスト・藤戸幸夫さんに捧げた詩

Kapwa-3先住民族国際会議に参加したアイヌ民族の木彫り名人・藤戸幸夫さん。
会議ではイフガオ族の木彫り職人と一緒に1本の木を削り、友情の印としました。
最終日に藤戸さんはお世話になたフィリピンの人たちに小さな木彫りのプレゼントを渡しました。
髪飾りをもらったというCGNのボランティア・スタッフのフリーライターのガワニはお礼の気持ちを詩に託しました。
Kapwa国際会議に参加して下さっていた花崎攝さんが日本語に訳してくれました。

===============
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↑Photo bu Kizel Cotiw-an


私があなたから学んだのは
翻訳された語りを超えること
マキリ(小刀)が命を吹き込む
あなたが見せてくれたのは
切り口、穴、引っかき傷
私は叫ぶ 今度は 損ねたり 傷つけたりしないで
ところが 反対に
あなたの彫刀が 母なる大地からのびる 枝の 幹の へその緒を切ると
木は それ自身のいのちを 呼吸しはじめる
あなたの彫刀は あらゆる余計なものを その表面から削ぎ落す
そのものの本質だけが見えてくる

あなたの彫り物に ただ 笑みがこぼれる 
その創造物は 私に微笑みかえす



'Ive learned from you
Beyond translated speech.
Blades give life
You've shown:
Cuts, holes and scratches
Don't harm or hurt this time.
But rather
Your knife cuts the umbilical chord
Of branch, of trunk
From earth mother
And wood breathes
Life of its own.
Your knife clears the surface
Off any obstruction
I see only the essence.

I'm only smiling
At what you've carved
A creation
Smiling back at me.

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by cordillera-green | 2012-08-10 00:20 | 国際交流

WE21こうほく10周年記念フォーラムに参加しました

ご報告が遅くなりました!
6月20日に横浜・港北公会堂で開催されたWE21こうほく10周年記念フォーラムに、CGNフォレスターのレナートとトゥブライ郡コロス集落の代表フェリーさんがご招待いただき、コロス集落での「コーヒーの森づくり事業」についてプレゼンテーションをしました。フォーラムには100名以上の参加者がありました。

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まずは映像でWE21こうほくの10年を振り返った後、NPO法人日本イラク医療支援ネットワークJIM-NETの佐藤真紀さんから、イラクの白血病の子ども支援の活動について講演がありました。

続いて、レナートがコーディリエラ地方とCGNの紹介、コロス集落でのプロジェクトの概要について説明。

フェリーさんは、台風ペペンによる被害、フェリーさん自身がプロジェクトに関わることになった動機などについて話しました。また、プロジェクト開始後の村の状況の変化について、「(CGNのセミナー等を通して)村人たちが、水不足、土壌流出、気候変動など森林破壊の影響について理解するようになった」、「村人たちがコーヒーやそのほかの木を植林することに意欲をみせるようになった」、「コーヒーの正しい植え方を学んだ」、「村人同士の協力関係が強くなった」などと説明。そして、コーヒーやその他の木がコロスにたくさん植えられること、コーヒーの加工・販売を強化すること、植林により水源地が保護されることなどを将来のビジョンとしてあげました。

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今回、WE21こうほくの方々と顔の見える交流ができたことで、フェリーさんもレナートもさらにプロジェクトへの意欲と責任感を新たにしたようでした。「日本でこんなに私たちの活動を支援してくださっているのだから、私たちもがんばらないと!」とやる気満々。また、フェリーさんは「同じ女性として、WE21こうほくの女性がアクティブに活動しているのを見て、女性でもできるんだと勇気づけられた」、「日本で学んだことを、必ずコロスの人たちに伝えます」と話していました。

フォーラム以外にも、WE21こうほくの大倉山ショップや日吉ショップ、カフェ、JA港北の見学、横浜ランドマークの観光、お別れ会など、短い横浜滞在中に盛りだくさんの内容でした。WE21こうほくのメンバーの方のお宅でホームステイをさせていただいたことも、忘れられない経験になりました。

また、WE21こうほくのメンバーの方が、「日本から一人をフィリピンに送ることもできるけれど、フィリピンから来てもらったほうが、日本のより多くの人にプロジェクトの話を聞いてもらえる。顔の見える交流の大切さを実感しました」というコメントをいただいたことが印象深かったです。


JA港北の野菜販売を見学
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フェリーさん、コーヒーにうっとり…。
カフェでコーヒー焙煎を見学した後、ドリップ式で淹れたコーヒーをいただきました。フィリピンではドリップ式ではなく、やかんにコーヒー豆を直接入れて煮出すことがほどんどなので、興味津々。
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WE21こうほくのショップから、フェリーさんに浴衣のプレゼント
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横浜での最後の夜、お別れ会
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6月22日と23日は、WE21のメンバーの方々と一緒にアジア学院に見学に行きました。
アジア学院は栃木県那須塩原市にある農村指導者養成専門学校で、2006年にCGNスタッフのローデス、2008年にレナートが卒業しました。(現在、ローデスが研修アシスタントとして、アジア学院に戻っています。)
アジア学院では有機農場を見学したり、コーヒー焙煎施設を見学したりしました。

もみ殻燻炭について説明を受ける
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WE21こうほくの皆さん、5日間本当にどうもありがとうございました。
次はぜひフィリピンにいらっしゃってください!
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by cordillera-green | 2012-07-11 18:50 | 国際交流

Kapwa-3国際会議 報告1 アイヌ民族の方々が参加

 2012年6月25日から7月1日の1週間、Kapwa-3という先住民族会議がバギオ市で行われました。コーディリエラ・グリーン・ネットワークは、アナク・ディ・カビリガンの環境演劇公演でご招待を受けて参加。また、ボランティアとして、日本人ゲストの方々のコーディネイトをお手伝いしました。
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  ↑vocasでのオープニング。鼻笛の名手DOM-ANとカミギンから来たロサリーが
   オープニングのパフォーマンス。

 この会議の目的は、フィリピン各地に暮らす先住民族の知恵の価値を再認識し、学びあい、現代の教育や開発に生かしていこうというもの。フィリピン政府機関の国家文化芸術委員会(NCCA:National Commission for Culture and the Arts)の伝統文化の継承を目的としたスクール・オブ・リビング・トラディション(SLT: School of Living Tradition)という教育プログラムで指導をしている20余りの民族の伝統文化の継承者とそこで学ぶ若者たちが集い、それぞれの伝統文化のチャント(朗誦)や踊りを披露する一方で、世界各国から伝統文化の継承、先住民族の人権確立、先住民族の若者のアイデンティの回復などのために活動してきたゲストが 招かれ、それぞれの経験をシェア。また、メイン会場のフィリピン大学ではフィリピンの先住民の伝統文化について調査・研究をする学者たちの発表も数多く行われました。
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↑驚きの先住民族の芸能が次々披露されました、フィリピンは広い!
 
 会議を主催したのはNGO法人Heritage and Arts Academies of the Philippines(H.A.P.I.)。在バギオの映像作家、キドラット・タヒミックと奥さんのカトリン・デ・ギアが中心のNGO。Kapwa国際会議は、過去2回イロイロ市で開催され今回が3回目の開催でした。
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 会議には、フィリピン各地からのSLTを中心とする先住民族約20民族、計150名が参加。さらにアメリカやマニラなどから学術関係者が50名ほど参加しました。
日本からは 先住民族のアイヌを代表してアイヌ民族党代表の萱野志朗氏と事務局の島崎直美氏、アイヌの伝統芸能や木彫りを継承・紹介するグル―プ、ミナミナの会(大阪市)の4名が参加しました。また、先住民族特有の体の動きを取り入れたダンス作品を創作しているJun Amanto氏(大阪・中崎町のコンテンポラリー・ダンサー)が先住民族の若者たちを対象としたワークショップのファシリテイターとして招待されたほか、京都大学東南アジア研究所所長の清水展教授が招待参加。さらに、愛知県立大学・多文化共生研究所所長の稲村哲也教授、昨年のアナク・ディ・カビリガンの日本でのイベントのコーディネイトをしてくれた日丸美彦氏、京都産業大学のJennufer Teeter氏、山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局の濱治佳さんなども参加されました。
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 その他、海外からは、アメリカからネイティブ・アメリカン オジブエ族のリーダー、デニス・バンクス氏。モンゴルから世界的詩人DR. ゴンボジャヴ・メンドオーヨ GOMBAYAVIN MEND-OOYO、タイ・チェンマイからカレン族のコミュニティ・リーダー、 Jorni Odochao氏(タイ・カレン族のコミュニティ・リーダー)なども参加。国際色豊かな会議となりました。
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 主催のキドラット・タヒミックらしいというのか、フィリピン大学のホールで行われたアカデミックな会議以外は実にいい加減な仕切りで、いつどこでだれが何をやるのかわからないままこの大がかりなイベントはスタート。アイヌのゲストの方々も最初は不安に感じたようですが、そのうちこの流れに任せる進行にのツボにはまったようで、それぞれみな、居心地がよい場所を探して、自分が伝えたいことを耳を傾けたい人に伝えるという風になっていって、なんだか終わってみたらみなそれぞれに満足していて、在バギオのお手伝いスタッフとしては胸をなでおろしています。
 そうなんですよね。お膳立てがしっかりあって、予定通りに動くことが前提になっているから、ちょっと時間が遅れたり、参加のお客さんが少なかったったり、主催事務局のコーディネイトが至らなかったりすると不満が募るのですが、参加者がそれぞれ自分がやりたいことを見つめ直して動くと、けっこうそのほうが無駄がなくって、中身の濃いワークショップや活動内容になっちゃたりするものなのだ~~。と今回も学ばせていただきました。フィリピン風いい加減さの生むマジックです! ゲストのはずのJUNさんもアイヌの方々の伝統文化披露の際の音響などの裏方やってくれたり、演劇ファシリテイターで自費参加してくれた花崎さんもAANAK DI kABILIGANと同じドミトリーに泊まってくれてお芝居だけでなくて子どもたちの生活の面倒まで見てくれたり、、、スタッフ不足、準備不足、資金不足で穴だらけの状態だからこそ、お互い補い合っていつの間にかいいチームが出来上がるってこともあるのだと実感です。
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↑ロサリー、濱はるかさん、花崎攝さんと。みんな初対面。

VOCASで行われたSLTミーティングのオープニングで萱野氏がご挨拶と、アイヌ民族資料館の紹介をされました。
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ミナミナの会の藤戸裕子さんと梶原ミアさんは、VOCASでアイヌの民謡や踊りを披露したほか、SLTの若者たちにムックリの演奏やアイヌの子どもたちの遊びも含めたワークショップを開催。
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アイヌ木彫り工芸家の藤戸幸夫さんは、イフガオ族の木彫り名人とともに、二股になった木を3日間で彫り、アイヌとイフガオの友情の印としました。
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藤戸幸夫んが作ってプレゼントしてくれた髪飾りのお返しに、CGNボランティアのガワニGawani Domogoが、詩をお返しに作ってfacebookにアップしています。ここに転載。素敵な交流ですね。

I've learned from you
Beyond translated speech.
Blades give life
You've shown:
Cuts, holes and scratches
Don't harm or hurt this time.
But rather
Your knife cuts the umbilical chord
Of branch, of trunk
From earth mother
And wood breathes
Life of its own.
Your knife clears the surface
Off any obstruction
I see only the essence.

I'm only smiling
At what you've carved
A creation
Smiling back at me.

[Yukio was part of the Ainu delegation during the Kapwa 3 Conference last month in Baguio. Together with Ifugao woodcarvers, they did carving demo/workshop at Assumption.]
[***Thanks Kizel Cotiw-an for photo :)]

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

KAPWA-3 International Conference

会期:2012年6月25日―7月1日
会場:フィリピン共和国バギオ市 フィリピン大学バギオ校、VOCAS
主催:NGO法人Heritage and Arts Academies of the Philippines(H.A.P.I.)

会議のプログラムと内容:
●フィリピン大学バギオ校フアン・ルナ・ホール(Juan Luna Hall)会場
おもに研究者、NCCA、メディア関係者によるプレゼンテーション 海外ゲストのスピーチ、合間に伝統文化継承者の芸能披露が行われた。
●VOCAS(キドラット・タヒミック主催のアートスペース)会場
―各地のSLTの指導者、若者たちの芸能披露と交流
―SLTの若者たちを対象としたワークショップ
―環境をテーマとした北ルソン・コーディリエラ地方の先住民族による演劇公演(在バギオの日本人・反町が代表を務める環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク」がワークショップで制作した作品)
●バギオ市内のギャラリーなどでの関連展覧会開催
詳細は以下のHP(英語)で。
http://kapwahan.wix.com/kapwahan#!page4/cfvg

主催団体H.A.P.I.を率いるキドラット・タヒミック氏の紹介:
1942年生まれ。映像作家/インスタレーション/パフォーマンス・アーティスト
 私的ドキュメンタリーの映像作家として山形国際ドキュメンタリー映画祭に開始時から招待され、日本でも名を知られるようになった。作品上映の際に自らパフォーマンスで登場するなど、映画監督という枠には収まらない多彩な表現を取り入れている。ルソン島北部コーディリエラ山岳地方の先住民の伝統文化に大きく影響を受けた作品制作を行っている。近年は今回の会議の会場になったVOCASや自宅、現在建設中のバギオ市中心部のアートスペースなど、インスタレーション・アートか建築物か判断の付きかねる創作活動も多い。2012年7月末に開始される現代美術のフェスティバル、妻有アート・トリエンナーレにも招待作家として参加。コーディリエラ山岳地方の先住民のひとつイフガオ族の木彫り職人とともに参加して作品制作を行う。最近のキドラット・タヒミック氏は映像にとどまらず、マルチメディアな現代美術家としての側面が強いと言えるかもしれない。本年度のアジア文化賞を受賞。

 キドラット・タヒミック氏は、萱野志朗氏と過去に様々な先住民族関係の催しで同席し交流を持ったことがあり、今回の会議開催に当たり、萱野氏の参加を熱望し実現した。


(反町眞理子)
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by cordillera-green | 2012-07-05 13:49 | 国際交流

WE21こうほくの10周年記念フォーラム開催

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 コロス集落で行っている災害に強いコミュニティを作ろうという「コーヒーの森づくり事業」。ただ今開始から1年半の折り返し地点ですが、コミュニティでの関心も高まり、受益者の非常に積極的に参加してくれていて好調な進行具合です。バギオから1時間余とCGNのフィールドでの事業の中では圧倒的にアクセスがよく、WE21主催のスタディツアー参加の方たちの来訪をはじめ、 CGNインターンやボランティアの方も活動に参加してくれていて、日比の国際交流という面でもお役に立っている事業です。

 そんな流れを受けて、WE21こうほく店の開店10周年記念に開催するフォーラムで、ぜひコロスでのコーヒー事業について紹介してほしいとありがたいお誘いを受けました。事業のコーディネイトを担当しているリリーがおめでたで臨月のため、アグロフォレストリーと持続可能な農業の技術指導担当のレナートが、事業地側でコーディネイトをしているしっかり者のフェリーさんと一緒に参加します。

 海外は初めてのフェリーさん。いきなり行った日本で日本の人を対象にパワーポイントを使ってプレゼンテーションなんてできるかしら??と、事前練習を繰り返していますが、プレゼン資料作りを手伝ったレナート曰く
「めちゃくちゃ落ち着いていて、しっかり自分の意見を言えて、僕より上手かもです」
とのこと。コミュニティ代表として、自分たちの村の暮らしをこのフォーラムを通じて日本の人にわかってもらいたい、自分たちが心を込めて栽培したコーヒーをぜひ日本の方々に飲んでいただき、村の暮らしの向上と森林の保全を同時に実現したいとフェリーさんの思いは真摯です。

 直前の告知になってしまいましたが、ぜひぜひ、フォーラムにご参加ください。
 レーナトとフェリーさんの報告発表の他にもドラムアンサンブルの演奏、NPO法人日本―イラク医療支援ネットワークJIM-NETの佐藤真紀氏の講演など充実のプログラムです。

WE21ジャパンこうほく10周年記念フォーラム&ドラムアンサンブル
「つながるーこうほく・被災地・アジア・世界」


日時:2012年6月20日 1時30分―4時
会場:港北公会堂ホール(東横線大倉山駅より徒歩7分)

お問合せは
・WEショップこうほく大倉山店 横浜市港北区大豆戸町60-1 tel 045-547-6241
・WEショップこうほく日吉店  横市港北区日吉2-12-7   tel 045-563-1808


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by cordillera-green | 2012-06-18 13:40 | 国際交流

PETA(フィリピン教育演劇協会)サマーワークショップのお知らせ

 コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)が演劇をツールとした環境教育をやっているというと「PETAの影響ですか?」とよく聞かれます。私自身は、PETAとの直接のかかわりはなく、環境教育を先住民族の村でどうやっていくかを考えたときに、たまたま考えた手法だったのですが、ファシリテイターとしてお願いした演劇関係の人たちは一度はみなPETAのワークショップに参加した事のある人たちでした。

 PETAとはPhilippine Educational Thater Associationの略、フィリピン教育演劇協会です。1967年設立の歴史ある団体で、コミュニティにおける演劇ワークショップを行う一方で社会問題を扱った演劇作品を制作し続けていて、フィリピン国内はもちろん世界的にもその名を知られる団体です。日本人を中心としたアジア人向けにも1997年からAPTW(Asian People’s Theater Workshop)という名称でサマーキャンプの参加者募集がはじまり、毎年夏、マニラのPETAのシアターで1週間のワークショップが行われています。
「PETAとの出会いがフィリピンの出会いだった」という人が私の周りにもたくさんいますが、CGNの環境演劇の指導をしてくれた舞台演出家の吉田智久さんもその一人で、PETAにインターンとして参加していたこともあるそうです。その吉田さんから、今年のAPTWサマーワークショップのお知らせが届きましたのでご紹介します。ワークショップは演劇人だけではなく、コミュニティでファシリテイトをする機会のあるNGOワーカーにも絶対役に立つ充実のプログラムです。

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PETA(フィリピン教育演劇協会)民衆演劇学校
2011年APTW(コミュニティでの文化活動のためのアジア民衆演劇ワークショップ)


日時:8月13日(土)-8月21日(日)
主催:PETA(フィリピン教育演劇協会)

費用;17万円

[プログラム]

13日 マニラ到着
   ○参加登録と部屋割り       
   ○お知らせと相互紹介       
   ○オリエンテーションと目標の設定 
・フィリピンについての説明
・PETAの紹介ビデオ上映
・APTWについての説明
   ○夕食
   ○開会プログラム         
・ダンスと詩
    ・歓迎の儀式

14日 ○マニラ市内見学         
・キアポ(商業地域)
    ・旧市街(教会、サンチャゴ要塞など)
    ・マラカニアン宮殿(大統領府)の傍を通る
   ○都市部コミュニティとの交流   
・コミュニティ劇団との昼食交流
    ・都市貧困地区で活動するNGOとの交流
    ・都市貧困地区の家庭を訪ねて交流

15日 ○PETAの統合演劇芸術&マニラ見学とコミュニティでの交流を芸術で表現
    ・反応と返信
    ・音-イメージ-言葉‐等(考えるー感じるーやろうとする)
・創造するプロセス
 ・マニラ風景と動き(抽象化)
 ・イメージと短いセリフ
 ・音作りとマニラのリズム
 ・セリフ、会話、詩による振り返り

16日 ○即興演劇            
・演劇形式と即興の使い方
    ・フィリピン独特の動きとダンス
    ・フィリピン独特の音と音楽
    ・詩のドラマ(イメージ、場面、セリフ、動き)
    ・現実的なドラマ(ドラマの要素)
    ・表現方法論(動き、音楽、歌、美術)
   ○地方見学の準備(マニラ南方)           
・事前説明 タガログ地方(歴史)とカラバルソン
・ラグナ湖(その魅力:人々、歴史、文化、湖の冨と伝説)

17日 ○地方見学              
・アンゴノ訪問
    ・アンゴノの芸術と文化
    ・カルドノコミュニティ(ラグナ湖畔)との交流、家庭を訪ねる

18日 ○創造的即興             
・経験の共有化(見どころ、発見と振り返り)
    ・芸術を通して(経験を)引き出す(イメージを形にする、セリフ、言葉、構文、
質問、音、動き)
    ・動きを決めて、音楽などいろいろな要素を加えてまとめ上げる
    ・地方見学のまとめ

19日 ○作品を地方で交流した人々に見せる&ワークショップをする
     ・再びカルドナへ
     ・作品のシナリオ完成
     ・リハーサルと舞台製作
     ・作品上映とワークショップ実施
   
    ○リクレーション 
     ・ダラナク滝など見学

20日 ○自由時間              
・買い物など


○最終振り返りとまとめ
    ・成長の鎖
    ・閉会の儀式
    ・観劇するPETAの芝居について説明
   ○観劇
   ○お別れパーティ

21日 ○帰国

問合せ先:
PETAサマーワークショップ実行委員会
kawapic@nifty.com

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フィリピン在住者の国内からの参加費についてはPETAに直接お問い合わせください。

PETAのHP(英語)
http://www.petatheater.com/index.html


APTWやPETAについての情報を含む世田谷パブリックシアターで行われた講座の記録
「演劇ワークショップの力」
菊地 敬嗣
(PETAサマーワークショップ実行委員会)

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by cordillera-green | 2011-07-09 10:26 | 国際交流

横浜ユーラシア文化館でフィリピン関係の展覧会が開催されます

横浜にあるユーラシア文化館で
「フィリピンの文化と交易の時代~ハロハロでgood(グー)!
という展覧会が今月16日から9月25日まで開催されます。
フィリピンに関するこういった展覧会が日本で開始されるのはとても珍しいことだと思います。
ぜひ、足をお運びください。

CGNはミュージアムショップで販売されるフィリピン工芸品の提供でご協力しています。
こちらもよろしく。

以下はユーラシア文化館のHPに掲載されている展覧会の案内です。

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「フィリピンの文化と交易の時代~
ハロハロでgood(グー)!~
The Philippines, Diversity and Uniqueness
-Exhibition Featuring the Aoyagi Collection-


2011年7月16日(土)~9月25日(日)
Saturday, July 16 to Sunday, September 25, 2011

日本とフィリピンの国交正常化から55年、日本に暮らすフィリピンの人々は年々増え、首都マニラと姉妹都市である横浜にも多くのフィリピン人が住んでいます。身近なようで知られていないフィリピンを、考古学者青柳洋治氏のコレクションを中心に、伝統的な工芸品や考古学的資料などからご紹介します。


「ハロハロ」とは
フィリピンの言葉で「まぜこぜ」の意味です。7000以上の島々に様々な人々が暮らし、古くから海上交易の要衝でもあったフィリピンは、多様な文化が重層的に交差する、まさにハロハロの国。フィリピンのハロハロな魅力を、この展覧会で感じていただければ幸いです。

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横浜ユーラシア文化館のHPはこちら。
http://www.eurasia.city.yokohama.jp/index.html

しかし、HPに載っている写真の「竹筒琴(20世紀)」は、CGNの音楽関係ファシリテイター、エドガーさんが作っている楽器と同じものですね。すでにカリンガ族の楽器は、博物館ものとなったかと思うとなんだか複雑です。生活からは失われているということで、一方で文化的な価値は認められているということですからね。

エドガーさんの民族楽器もショップで販売予定とか。
そちらも楽しみです。
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by cordillera-green | 2011-07-06 11:35 | 国際交流

Aanak di Kabiligan日本ツアーの素敵な写真が届きました

山梨の津金でのエコアートビレッジ津金でAanak di Kabiliganの写真を撮ってくれていた200Vさんが素敵な写真をたくさんPICASA WEBアルバムにアップロードしてくれました。子供たちの活き活きした表情が見事に捉えられていて感動です!

Aanakの子供たちにはなによりの思い出の品ですね。
https://picasaweb.google.com/nijigumo200v/JAPANIn?authkey=Gv1sRgCNLZ7JP53bad7QE&feat=directlink#

下に何枚かを転載させていただきます。
200Vさんありがとうございました。また、山梨で!

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   ↑お世話になりまくった明野のカフェ「くじらぐも」のヒメ。
    子供たちと脱穀に挑戦!

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  ↑津金の大正館でのKURIとJUNのパフォーマンスも素敵でした。
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by cordillera-green | 2011-07-05 10:47 | 国際交流

Aanak di Kabiligan(山の子供たち)の日本ツアー    〈名古屋編②最終回〉

5月20日(金)
・東海高等学校訪問
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 名古屋では有名な進学校の東海高校の久田先生のご尽力で、学校訪問と交響学部の学生さんたちとの交流プログラムが実現しました。
 東海高校は仏教校。まずは校長先生がお仏壇のあるお部屋で、学校の説明と仏教のお参りの仕方を教えてくださいました。キリスト教徒の子供たちはちょっとびっくりしたようですが、日本の仏教文化にこれまで触れる機会がまったくなかったので、とてもいい機会になりました。生かしていただいていることに感謝を表し祈りを捧げるのは同じです。
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 その後、急ぎ足で英語や古文の授業などを参観。学食で仏教式のお祈りをして昼食。その後、昭和6年に建設され今では国の登録文化財にもなっているという歴史的講堂で、交響楽団の生徒さんと交流プログラムを行ないました。
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 交響楽団の演奏はとても高校生のものとは思えない本格的な演奏。目前での演奏という贅沢なシチュエーションで、Aanakメンバーは感動です。その後はステージ側と客席側が交代して、「アリモランという名の果物の伝説」「お米の神様・ブルル」を上演しました。
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 「お米の神様ブルル」はバギオでの渡航直前のワークショップで新しく加えた演目で、今回がはじめての上演。ジェロができるだけ多くのメンバーに重要な役を演じてほしいと加えた演目でした。日本での最後の舞台、ベストを尽くした演技に東海高校の生徒も食い入るように見つめていました。
 
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 その後、学食でイタリア料理で懇親会。最初は遠慮がちだった東海高校の生徒さんでしたが、「今日が最後」と息あがるAanakメンバーの積極的なアプローチに徐々につられ始め、最後は「校長先生が飛んでこないかしら?」って心配してしまうくらいの大声を上げて一緒に記念撮影。Aanakメンバーのエネルギーが東海高校の生徒さんに伝染してしまったかのような楽しいひと時でした。
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↑この日は愛知県立大学からは加藤史朗先生が学生さん達と一緒に御参加くださいました

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 夜は、パスタはおやつでしかないAanakメンバーのために、二度目の夕食兼打ち上げパーティを、ホテルの隣の中華料理店で行ないました。そんな予定はなかったのですが、ちょっと最後にみんなに感想を聞いてみようかと思ったら、もっとも泣かないように見えたエイロンが言葉に詰まったのを端緒に、みんな感謝感謝の涙大会になってしまいました。みなが無事にここまでプログラムを終えたことでほっとしたこともあって、私も大泣き。いろいろ人が関わってくれて支えてくれてよい体験ができたということをちゃんと感じてくれているのが嬉しかったし、言葉の伝わらない日本で、周りの人々への感謝の気持ちを表そうと、どんなに疲れていても、気の進まない状況でも(そんな場があったかな?)、ベストを尽くしてすべての場に向かってくれたのがうれしかった。
 参加者の半数近くが中学(ハイスクール)を4月に卒業したばかりで、帰比後、新しい世界に旅立って行くことになりますが、今のフィリピンやコーディリエラの状況を考えれば、生き抜いていくのはなかなか厳しく、彼らの明るい未来を祈っての涙でもありました。
 バギオから20時間近くかかるアパヤオ州の山奥深いカラナサンから参加したミッチー、カリンガ州バルバランからのカートとレナード(こちらも2日がかり)、3つも同じ川を渡し舟で渡っていく必要があり雨季には陸の孤島と化すアブラ州ツボからのバレリーとレマーなどなど、気軽に集まるのがむずかしい面々で、もう二度と同じメンバーで全員が集うことはないかもしれないと思うと、ちょっと感傷的にもなりました。
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 名古屋には2009年にバギオに滞在しインターンをしていて今はCGNジャパンの事務局を担当してくれている松野下琴美がボランティアとして参加してくれ、
「コーディリエラの子供達のエネルギーがすごかったです。今の日本の子にはなかなかないですよ」
と言っていましたが、そういえば、3つの会場での公演を見てくれた人の多くが「泣きそうになった」と言ってくれたり、「元気をもらいました。ありがとう」という言葉をもらったことを思い出しました。

 帰国後いただいたステージを観に来てくれた方からのメールでは、
「高校生演劇のどこに感動したかと申しますと、一番に皆さんの真剣さ、一生懸命なところです。自分たちがやりたくてやっているというのが、表情、感情豊かでひしひしと伝わってきました。そして、完成度も高かった!たくさん練習したんだろうな。皆さん、それぞれに輝いていましたよ♪ 本当に感動しました。子どもたちが自分たちのルーツを知り、大切にして、それを表現、伝える機会に恵まれたということがとても貴重だなと思います」
というコメントもいただきました。

 Aanakの子供たちが、日本での経験で得たものはもちろんそれはそれは大きなものでしたが、もしかしたら、大震災後に心の揺れる日本の人たちに彼らが与えることができたものはそれ以上に大きかったかもしれないと思いました。
 彼らが伝えたメッセージというのはぜんぜんむずかしくなくて、たぶん、
「生きていくということは、自然の恵みと、すべてを与えてくれている神に感謝を示し、周りの人のさまざまな想いを受け止めながら、なにがあっても前を向いて一歩ずつ歩いていくということ」
といった単純なことだったような気がするのですが、それがあまりに社会が大きくなってしまって、また通信手段が発展したがゆえに血の通った思いが伝わりにくくなっている日本の社会で、なぜかとてもインパクトが強かったのかもしれません。
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 私は、日比の方たちがお互い感動をともにできるこういった場に居合わせることができたことを本当にラッキーだったと思いますし、この企画を支えてくれた日本の受入れ団体の方々、ボランティアで時間割いてサポートしてくれた友人たち、お客さんとして足を運び心からの拍手をくださったみなさまに心から感謝します。

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そして、なによりも、Aanak di Kabiliganのメンバーたちに
「ありがとう!」
よい旅立ちを!素敵な大人になってね。
またきっといつかどこかで会いましょう!

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CGNジャパン事務局の松野下琴美さんもCGNスタッフブログで名古屋での体験をアップしてくれています。

ツアーの写真はCGNのPICASAアルバムのギャラリーにもありますので、ご覧ください。
https://picasaweb.google.com/101439197484450138832
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by cordillera-green | 2011-06-17 16:17 | 国際交流