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カテゴリ:植林/アグロフォレストリー( 39 )

植林シーズン到来!村人たちと木を植えましょう。 バギオからのお手軽日帰りツアーで植林体験!



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植林は植え替えたばかりの苗木が新しい環境になじんで根を張りすくすく育つためには水やりが必要なのですが、山岳地方の山の村の傾斜の険しい植樹場所で人の手で水をあげるのはまず無理。
そこで、植林シーズンは「雨季」となります。
バギオはそろそろ雨季の始まり。そこで、シェア&ゲストハウスTALAとコーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)で植林体験ツアーを企画しました。
植林したいと思っていたけど、なかなか日本にいたらそんな機会がない!
というみなさん。フィリピンだから、気軽に楽しく植林体験できますよ。
山岳地方の村の人と一緒に植林するので、フィリピンの山の村の普通の暮らしを垣間見るチャンスかも。

お問い合わせ,お申込みはシェア&ゲストハウスTALA 飯島MAYまで。
tala.guesthouse@gmail.com
0999‐697-0197


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by cordillera-green | 2015-05-20 09:01 | 植林/アグロフォレストリー

虹のかかる村・アンボンドランでの植林プロジェクト1年目を終了しました。

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イオン環境財団から助成をいただいたCGNの植林プロジェクト。2014年度はバギオから車で約2時間のベンゲット州トゥブライ町アンボンドラン村で実施しました。アンボンドランはイバロイ族の言葉で「虹のかかるところ」という意味だそう。カパンガン町との境に近い小さな村で、まだ森や美しい渓谷の残るところですが、森林破壊が進行していて乾季には水不足になることもあるそう。ほとんどが野菜畑に転換してしまっているもののまだわずかに残っている田んぼに水を供給するためにも水源林の保全と回復が大事と、村人と町役場が一つになって共有林とそれぞれの私有地に植林を行いました。
村人たちが自らの意思で育てる森とするため、アグロフォレストリー(森林農法)によるアラビカ・コーヒー栽培を指導し、緑化とともに森から収入が得られ、村人たちの暮らしの助けになる森づくりプロジェクトとしました。
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○アグロフォレストリー(森林農法)による水源林の再生と保全
29633本の苗木を購入し、事業の受益者である住民団体「Citizen for Ambongdolan for the revitalization of the Environment(CARE)」メンバーとメンバー以外の住民を指導して植樹を終えた。内訳はナラ8,973本、ベンゲット松7,986本、アルノス3,541本、コーヒー9,163本。毎月最終金曜日を「植樹の日」と定め、コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)のスタッフやボランティアも参加して、6 ヘクタールの共有水源地への植樹を完了した。共有水源地に植樹したのは、3,500本のコーヒーと2500本のベンゲット松の苗木である。残りの苗木はCAREの26名の受益者とアンボンドラン小学校に配布し、合計約10ヘクタールに植樹に適した雨季(6-9月)に植樹を完了した。2015年3月現在の植樹地のモニタリングでの調査によると、コーヒーの苗木はほぼ全部が順調に生育中、ベンゲット松は例年に比べ乾季の到来が早かった影響で30%ほどが枯死。ナラは約15%が枯死した。乾季中にナラの葉はほどんどが落葉した。

○苗木場の設置
トゥブライ町自治体環境課、アンボンドラン村、受益者団体「CARE」と協議の上、既存の苗木場を拡張し有効利用することとした。資材の提供と苗木作りの指導をCGNの担当スタッフの森林専門官が行い、4500本の苗木の生育を開始した。生育後、枯死した苗木の植え替え、自主的な植樹地の拡張などに使用される予定である。
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○研修旅行と講習会の開催(2回)
以下の内容で実施した。
① 2014年6月13日 ベンゲット州コロス集落26名のCAREのメンバーとトゥブライ町自治体職員3名が参加し、コロス集落のアグロフォレストリーによるコーヒー栽培のモデル農場を訪問し、2グループに分かれ、コロス集落の農民リーダーであるダミーロ夫妻による研修を受けた。苗木作りと育成に役立つミミズ堆肥の作り方、苗木育成・管理に有効な簡易な木酢液採取施設の作り方などを実践を交えて指導した。また、コーヒーとアルノスなどの木に加え、そのほかの果樹などの樹種やサトイモ、サツマイモなどの換金作物を混栽したアグロフォレストリー(森林農法)のモデル農場を実際に見学し、事業地のそれぞれの植樹地における栽培計画を立てた。また、インドネシアにおけるコーヒー栽培のメンテナンス方法のビデオを鑑賞し、移植後の植樹地におけるメンテナンスの実際を指導した。    
②2015年1月30日&31日 ベンゲット州ラ・トリニダード町ベンゲット州国立大学(BSU)アグロフォレストリー・モデル農場ベンゲット州国立大学(BSU)教授のバレンティン・マカネス教授を講師に迎え、植樹したコーヒーの苗木の病気・害虫対策、生育後の木の若返り、剪定などのメンテナンス方法を指導した。受益者団体「CARE」とアンボンドラン村の住民リーダーの計12名が参加した。

○小学生対象の環境教育(2回)
環境保全の重要性を伝え、水源林保護の意味を学んでもらい、植林に対する意識と意欲の向上を目的としてアンボンドラン内の二つの小学校で環境教育ワークショップを開催した。
① 2014年7月25日 アンボンドラン小学校森林の役割、植樹した森の生育のプロセスなどを学ぶ体験型ワークショップを開催。地球の危機的環境状況をわかりやすくアニメで表現したビデオ「タートル・ワールド」も上映。3-6年生の19人と教員が参加した。
② 2015年3月21日 ランビス・プライマリー・スクールアンボンドラン小学校の分校で山中にあるあるランビス・プライマリー・スクール(幼稚園と小学校1-3生のみの学校)で野外自然教室を開催した。13人の児童、9人の父兄、1名の教員が参加し、森の中を歩きながらアクティビティを行った。2回のワークショップとも、サステナブル・アカデミー・ジャパンの野外教室指導者養成講座を修了したフィリピン人ファシリテイターが指導に当たった。 

○環境メッセージ入りの看板の制作と設置受益者である「CARE」メンバー全員(26名)から環境保全を伝えるスローガンを募集し、その中から3つを選考し、事業紹介(事業名、事業地域、助成団体と実施団体の名前を記載)の看板に加えた。事業終了後も住民たちが環境保全の意識を持ち続け、自主的に植樹地の管理、メンテナンスを継続することを期待して村内4か所に設置した。
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by cordillera-green | 2015-03-31 18:42 | 植林/アグロフォレストリー

サグボ村での2年間のアグロフォレストリー植林プロジェクト終了しました

 イオン環境財団の助成をいただいたベンゲット州カパンガン町サグボ村での水源保全と再生事業は2014年3月末に終了しました。サグボ村のパートナー団体の「Dayukong Association(DAI)」は、在バギオの老舗NGO「ショントク財団」を通して、神奈川県ののNPO「WE21ジャパン」と事業を行ったことがあり、組織運営がきちんとされていて、コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)がかつて実施してきた事業の中でも、もっともスムーズに進行した事業といえると思います。
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 また、サグボ村がバギオから2時間強と比較的近いこともあって、バギオの英語学校で学ぶ日本人生徒さんたち、フィリピン大学バギオ校のエコクラブの生徒さん、また、日本からのスタディツアーのみなさんなど、外部の多くのボランティアの方たちが参加し、支えてくれた事業でもありました。
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サグボ村の植林事業では、1年目の2012年度にDAIメンバーの28名(家族)によって、28,000本ガ植えられ、2013年度には、ベンゲット松5,200本、アルノス12,480本、カリエンドラ6,290本、竹500本、アラビカ・コーヒー18,970本の計43,440本を追加しました。たいへんな数ですが、サグボ村の住民はカンカナイ族という北ルソンの先住民のひとつで、伝統の互助システム「アルヨン」の習慣を今も実践していて、手の足りない植樹地は協力し合って植樹作業を終えました。
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 サグボ村は北ルソンの主要河川のひとつ・アンブラヤン川の水源でつい最近まで深い原生林に覆われていたのですが、市場経済が急激に入り込み、人々は現金収入を求めて森を切り開き、焼き払い、サヨテ(はやとうり)の棚にかえてきました。
 サヨテは地元の人には「グリーン・ゴールド」と呼ばれる人気の換金作物です。どんな急峻な斜面でも針金と竹で簡易な棚の骨組みを作れば栽培でき、あまり手をかけなくてもどんどん成長します。年間を通して収穫でき、農家の人にとっては年間を通して収入を得られるというメリットがあります。一方で、1キロあたりの価格は他の野菜に比べると安く、急な斜面を運ぶ作業はたいへんな重労働になります。棚を必要とするサヨテ栽培は、森をきれいに焼き払ったあとにしか作れません。しかし、「背に腹は変えられない」と、山岳地方では、貴重な森が住民たちの手ですごい勢いでサヨテ畑に代わりつつあるのです。
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 住民たちの生計向上にも配慮しながら、貴重な森林破壊を食い止め、サヨテに代わる現金収入源を紹介して、水源を守ろうというのがこの事業の目的です。サヨテの棚の下に、土を肥やすカリエンドラというマメ科の木、生長のはやいアルヌスというハンノキ科の樹木とともに、アラビカ・コーヒーの苗木を植え、サヨテで収入を得ながらコーヒーを育て、将来、コーヒーから十分な収入が得られるようになったら、サヨテ畑をコーヒーのアグロフォレストリー農場に全面的に転換しようという計画です。
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 2014年3月、事業最後のプログラムとなる講習会と事業引渡しのプログラムを行いました。たまたま、石川県のコミュニティ・トレードショップ「アル」のオーナー・小浦むつみさんがフィリピン訪問中で、お店で扱っているフェアトレードコーヒー”シサム・コーヒー”のふるさとを見たい」とはるばるサグボ村まで足を伸ばしてくれました。ショップで熱意を持って販売してくださっている方との栽培地のモニタリングは「想いにはコーヒーの味や品質の形でお返しするしかない」と、身の引き締まる気持ちでした。
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(小浦さんのブログ「コミュニティトレードショップ・アルのフェアトレード日記」でもサグボ村訪問のレポートをしてくれています)

シェイドツリーがなく、直射日光を浴びているものの中には、葉がおちてしまったものも見られましたが、苗木たちの生育状況は概して良好。
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DAIの事務所裏に作られた苗木場はよく手入れされ、植え替え用のコーヒーの苗木がすくすく育っていました。
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 事業では、苗木の配布と植樹に加え、さまざまな講習会も開催してきました。
 2014年1月には、地域全体の関心を高めるためにハイスクールでの環境教育ワークショップを開催しました。全校生徒の250名が参加。CGNの環境教育ファシリテイターたちが勢ぞろいし4つのチームに分かれ、ゲーム、アート、ビデオ素材などなど、さまざまな手法を使ったワークショップを開催しました。
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 ハイスクールからは、校庭にあるステージの環境保全のメッセージをこめた絵を描いてほしいとリクエストを受け、CGNのボランティア・アーティストたちが卒業間近な4年生と一緒にじっくりと時間をかけて絵を描きました。
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 日本から訪問してくれた環境活動家でミュージシャンの野澤隆氏(ジイさん)、環境教育ファシリテイターのアキちゃんも飛び入りで参加。楽しみながら環境の大切さを学ぶことができました。
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 3月末の最後の講習会は、現在、ベンゲット州国立大学に留学中のコーヒー栽培研究者の山本博文氏を講師に招き、インドネシアのバリ島とスマトラ島のコーヒー栽培方法を紹介してもらいました。また、今後コーヒーの成長とともに問題になる可能性のある病害虫対策について事業担当のレナート・ギリンゲンが講習を行いました。
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 どんな植林事業でもそうですが、植えるより育てるのがたいへんです。植えるのは1回だけですが、育てるのは一生、あるいは何世代にもわたって継続していかなくてはなりません。この事業に限らず、CGNが学校などでの子どもたちに対する環境教育にこだわるのは、大人が植えた木を子どもたちが育て、またその子どもたちに伝えていくという、地域や世代をこえた大きな枠組みで環境保全を考えてもらいたいからです。
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 事業最後の炎天下での視察の最中にも、畑に代えるために燃やされたばかりの木々を目にしました。「今日・明日の暮らしのためのお金」か「次世代に残す資源」か、住民たちは毎日毎日苦渋の選択を突きつけられています。誰も喜んで森に火を入れたりはしていないのです。ここは彼らの土地、最後の判断は彼ら自身が下すしかありません。よりよきコミュニティの未来のために、私たちよそものが彼らに投げかけられることはほんの小さなことかもしれませんが、ちいさな疑問が、議論を生み、動きとなって、よりよい選択のための住民自身が歩みだしてくれることを祈っています。
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by cordillera-green | 2014-05-11 11:24 | 植林/アグロフォレストリー

ブギアスでの34000本の植林、完了しました!

 フェイスブックで、ちょこちょこと情報をアップするようになってから、ブログを書く情熱が失せている気がしますが、やはりCGNの活動の記録としてはブログもまめに更新しなくてはと思う今日この頃です。まにら新聞が発行する「ナビマニラ」のコラムのサイトにこのブログをリンクしていただけるという連絡をいただき、こんなにまばらな更新なのに。。と恐縮しています。
ナビマニラのHPはこちらです。
http://navimanila.com/column/other-topics.html

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 8月・9月は、CGN、TALAともものすごく来客が多くいろいろなことがありましたが、まずは2年間の事業をコミュニティの人々とのチームワークで無事終了した「ベンゲット州ブギアスにおける水源共有林の再生、及び保護事業」のご報告。この事業は日本のキープ協会が国土緑化推進機構の助成を受けて実施しているもので、コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)は現地パートナーとして事業の実施をお手伝いしました。
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 昨年7月から今年6月までに事業で植えたエリアは、ベンゲット州ブギアス町ブヤカオアン村Buyacaoanとレンガオアン村Lengaoanにまたがる共有水源林3ヘクタールと5ヘクタール、アンガレイゲイ村Amgaleygueyの共有水源林6.5ヘクタールの総面積14.5ヘクタール。
 ブヤカオアン村とレンガオアン村の植林では木が少なくなっていた共有水源林を木を追加する形で植林を行いました。一方、アンガレイゲイ村では、今現在野菜畑として使われているエリアに水源林再生のために植林しています。
 植樹した苗木の本数は
ベンゲット松 23,500本
アルヌス 2,500本
カリエンドラ 8,000本
で、合計34,000本
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 植樹に参加したボランティアは村内のボランティアが278名。外部からのボランティアが35名で全部で313名。アンガレイゲイ村ではCGN主催の植林ツアーに参加したバギオ市の英語学校で学ぶ生徒さんなどの日本人ボランティアも植樹に参加してくれました。
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 また、レンガオアン村で昨年設置した苗畑では、8000本のベンゲット松の苗木と2000本のカリエンドラを苗木の育成を行いました。また、ブヤカオアン村の苗畑でも3500本のベンゲット松と500本のカリエンドラの苗木を育苗中です。
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 事業を引っ張ってきたコミュニティ・リーダーからはこんなコメントをいただきました。
●はげ山に緑を回復したいという村の優先事業が現実のものとなり、国土緑化推進機構に大きな感謝の気持ちを表したい。
●日本からの援助と聞いて当初は山下財宝探しの下調査に違いないと疑っていたが、今は疑いが晴れた。疑念を抱いていたことを申し訳なく思う。

ははは、常に付きまとう山下財宝探し疑惑!です。

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↑植林地に向かいます!

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↑なんていったって働いたあとのご飯はうまい。

「Cordillera Today」「Zigzag Weekly」などのローカル新聞でも事業について紹介されました。
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ブギアスでの事業を終了し、キープ協会とのパートナーを組んでの植林は7月からはベンゲット州トゥバで実施中です。ブギアス町とは違って標高が低く、暑いトゥバ。植える木の種類も違います。
さっそく、バギオやクラークの英語学校の日本人ボランティアの人と一緒に植林しました。めちゃくちゃ楽しかった植林ツアーの様子はCGNインターンのレポートを読んでくださいね。

http://ameblo.jp/cordillera/entry-11614344708.html

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by cordillera-green | 2013-10-03 11:17 | 植林/アグロフォレストリー

木を植えましょう! 大好評のCGN主催・植林体験ツアー、今シーズンの募集始まっています

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 フィリピンは雨季に入って植林シーズン本番です!在バギオの環境NGO「Cordillera Green Network(CGN)」のフォレスター(森林官)も猫の手も借りたい忙しさ! 

 CGNでは、ぜひフィリピンに住んでいる日本の方にもこの機会に植林を経験してほしいと、毎年おもに英語学校で学んでいる在比日本人のために植林体験ツアーを企画しています。

 ただ今募集中は以下のプログラムです。

●6月29日(土)行き先:ベンゲット州ブギアス町アンガリイゲイ村
●7月6日(土)行き先:ベンゲット州カパンガン町サグボ村
●7月20日(日) 行き先:ベンゲット州トゥブライ町アンバサダー村コロス集落

 村の人と一緒に木を植える経験は、またとないフィリピンでの思い出になるでしょう。英語学校で学ぶ生徒さんにとっては、英語を使てのコミュニケーションの実習にもなりますね!! 絶対に旅ではいけない先住民族の山の暮らしを体験できるのもCGNのプログラムだからです。

 バギオ以外からの参加ももちろん大歓迎!  CGN運営のシェア&ゲストハウスTALAのお部屋をご用意いたします。
http://www.tala-guesthouse.org/

お問い合わせはCordillera Green Networkまで。
cordigreen@gmail.com
0999- 937-6221 山本

みなさんのご参加お待ちしています。
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by cordillera-green | 2013-06-27 14:25 | 植林/アグロフォレストリー

中学生の初めての植林体験。素直な体験談をありがとう!!

 CGNの植林ツアーに参加してくれたバギオ在住の女の子が素敵な感想文を寄せてくれました。
初めて山の村に行ったという彼女、たった数時間の植林と山の村体験でしたが、たくさんのことを感じてくれたみたいでとてもうれしいです。本人とお母さんの了承を得てここに転載します。

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こんにちは、この間はコロスに植林へ連れていってくださり、ありがとうございました。
いろいろなことがあって、とっても楽しかったです。

 植林する山へ下りて行ったときは、最初、山道があるのも知らないで適当に下りて苗木を植える穴を探してたので、思っていた以上の山の傾斜と石ころがゴロゴロしててすべらないように気をつけなきゃ、と軍手に汗かいてコーヒーの苗木をぎゅっと握ってしまいました。
 でも、次の苗を上に取りにいくとき、細い山道があるのに気がついて、それに沿って植林すれば山の斜面も平気になりました。少し慣れても、やっぱり石ころが多くて歩きにくいので、邪魔な石を山道からけると、おむすびコロリンのようにコロコロと谷底めがけて下に転がって行きました。
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うわー、急なんだな、、、この山、、と、心の中で、声が出ていました、、、。

 こんなことを見るのもするのも初めて面白かったです。
 でも、こんな小さな驚きに喜んでるのは自分だけで、CGNのリリイさんは、裸足で石ころだらけの山道をスタスタ歩き、頭に20キロくらいの米袋の大きさの堆肥の袋を乗せて私の前を歩いていきました。それを見るとすぐに私も苗を植えなきゃと思いました。
 
 コーヒーの苗は既に、しっかり育っていたので、後は教えられたとおり用意された穴に堆肥と土を良くまぜて根っこを傷つけないように植えるだけでした。
 1つ植え終るごとにうれしかったです。
みんな、口には出さないけれど、同じ気持ちなんだろうな、、植林を楽しんでいた、、。
 
家に帰ってから思いました。私は初めてで1度だけだけれど、コロスの人たちは、毎日のようにコーヒーの苗の成長を見守っている、たくさんの手間と思いをかけられてコーヒー豆ができるのだ、植林してるときは夢中であんまり何も考えなかったけれど、家で植林のことを思い出すと、あれこれコロスのことやコーヒーの苗のことが頭に浮かびました。

 リリイさんが、手際よく、こうやって周囲の土をほぐして堆肥とまぜて苗を入れるのよ。 

 そして、よく上からしっかり押して固めてやるの。手が空くと教えてくれました。私なんかの何倍も働いてた。凄いな、、とか
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 環境NGOの仕事はただ木を植えるだけでなく、最初は、山に木が必要なことを皆に教えてわかってもらい、苗木つくり、ミミズの堆肥の作り方、炭焼きで農薬の代わりの木酢の作り方、有機肥料の作り方を教えて、それらを実際に作り、コロスの人たちが化学肥料や農薬にたよらない農業がきちんとできるように、何年もかけて働きかけ縁の下の力持ちの支えをしてきたのでした。私たちがあの日、植林するまでに農家の人たちだけでなく、NGOのたくさんの仕事があったことを知りました。他にも面白い話をたくさん聞けて良かったです。
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 コロスの人たちが作ってくれたお昼ご飯を皆で外で食べた事、いつもと違うおいしさでした。自分たちが食べる鶏達を手際よく鶏肉に変えていく様子を見せてもらいました。鶏の血はごちそうだそうで、どこも無駄にすることなく全て人が食べてしまうのを見て、あとで、自分たちがどれだけ食べ物を無駄にしているんだろう、いつも「お残しはいけません」と言われても、残したり、食べないで腐らせてしまったり、を繰り返しているし、とか、思ったり、日本では「節水、節電」とか言ってるけれど、山の人たちは初めからそうしてる。でも、急に自分たちは山の人のように無駄の無い生活はできないし、山の人たちも自分たちのようにはなれない、けれど、お互いの良い所を認めあって、互いに学んで行くことは大切なんだ、と実感しました。
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 お年寄りやテレビで聞く、「昔は何もなかったけれど、、」と言われたら、「タイムスリップして行ってきました。」と言えそうです。

 お世話になったコロスの人達の暮らしは、素朴でした。
「物がないことは貧しいことではない、彼らは、とても豊かだった。」と一緒に行った母は何度も言っていました。また、「たくさんの家族や集落の人とともに地域を大切にし、ともにつながり助け合って暮らしてる。自然とも共存してる。」とも言っていました。

 家の周囲にはマンゴー、バナナ、パッションフルーツ、ジャックフルーツ、アボガドなどいろんな種類の果物が実をつけています。犬たちに鶏たち、かわいいヒヨコ達がいて、畑のわきには炭焼き場があり、しょうが、さとうきび、里芋がそこらへんに生えていて、他にも、きれいな花がたくさん咲いていて、初めて見る植物や日本で花屋さんに売ってる観葉植物みたいのやらいろいろありました。静かだけれどにぎやかでした。

 植林した山から見る広々とした景色は、木は切られてても緑に囲まれた里山、それを取り囲む山々。きれいな空気に青い空。晴れた夜にはたくさんの星が見えるのでしょう、あそこから見る夕焼けや朝日ははきれいだろうな、、、。
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 野山に囲まれたゆったりとした暮らしは、私の暮らしてきた東京やバギオにはないものばかりでした。それらは、人間の作った物ばかりに囲まれた暮らしではなく、自然の恵みに囲まれた暮らしでした。

 人間の作った便利な物に囲まれた暮らしは、お金がかかるようにできています。すべての人に平等にお金が行き渡らないことになっている。世の中は、お金を儲けることが上手な人だけが恩恵を受ける社会で、一生懸命、働いても満足なお金を得られない人たちの多い仕組みを、どうしたらいいのだろう。考えさせられました。

 山へ植林するのは、生活の便利のために山の木を切って薪にしたり、少しでも豊かになるためにと、どんどん畑を広げたりして行ったから、山に木がなくなり、保水できなくなり土砂災害が起きることは、日本の小学校で習ってきましたが、本当に植林が必要な山を見たのは初めてでした。
 途中、車の中で見た、鉱山開発で土石流になり水無し川がありました。社会科で習った足尾銅山のような公害や自然破壊とか、日本で起きてたことと同じことがフィリピンでも起きていることを反町さんに教えてもらいました。

 環境NGOの仕事は、過去の失敗から学んだことや新しい知識ややり方を他の人達に教えて、自分たちが住んでる環境を守ることができることをコロスの人々に伝えていました。そして、そのやり方は、本当に破壊された環境を元に近い環境に戻して維持して農業や林業を発展させていくことができていました。難しくなく、楽しくお金のかからない、どこをとっても悪いところはありませんでした。ああ、日本の小学校の教科書で習ったことは、こういうことで、教室だけの勉強や本だけの勉強は、やっぱり退屈でコロスでの植林は、本物なので面白い。
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 またNGOの仕事から、お金を稼ぐことばかりが仕事ではないことを改めて学びました。私は、働くことはお金をかせぐことだとばかり考えていましたが、本当は世の中のためになることや、人のために何かをして働くことが大切なこと、それは損とか得したとか天秤にかけることばかりではないこと。そういう仕事が世の中を支えているのかもしれない。

 誰かのために、誰かが、ありがとう。と、思ってくれることをすることが一番、大切なのなのだと、それがなけれ仕事はつまらない、と、なぜだか強く思いました。
 フィリピンで買い物や食事へいくと、お客さんが 喜ぶサービスをすることより、自分が楽しく仕事をすることを優先している大人が多いように思うことがよくあります。自分が楽しく仕事をするのも大切だけれど、誰かが喜ぶために仕事をする大切さに気がつけて良かったです。

 また、お金を稼いでくる父だけでなく、家でご飯を作ったり、洗濯や掃除や買い物や犬の世話をする母の仕事も家を支える大切な仕事です。フィリピンでは働いて稼いでいるお母さんが多いので、外で働いてるお母さんたちのほうが、なんとなく偉い、と思っていました。気がついたことがありました、ありがとうございます。
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 コロスの人たちの生活を思い出すとき、 今の自分の暮らしは、必要以上の物を買ってしまってるようにも思いました。でも、買い物は楽しいです。本当はまだ欲しいものだってたくさんあって、お小遣いがもっとあれば、、と思うときがあります。
 本当に必要な物だけで暮らすことは大切だと思うけれど、難しい。だから、リサイクルやリユースは大切なんだ、、、とか、ふだん、あんまり気にしてなかったことを少し考えたりしました。日本にいるとゴミの分別はきちんとされていてスーパーの買い物袋が5円したりで、マイバックを持ち、有料のゴミ袋を使って自然にリサイクルをさせられているけれど、フィリピンでの暮らしは、そういうシステムが余りできていません、学校のゴミ箱は色で分けてあるけれど、結構、いい加減に使われているので大切に思えなくてリサイクルとか意識しなくなってしまっていたことに気がつきました。


 まだ、なにかわからないけれど、うまく言葉で表現できないものを植林やコロスの人々の暮らしや反町さんの環境NGOから学んだと思います。

 植林へ行けたこと、ありがとうございました。

 私がコーヒーの植えた苗木の数は、一番少なかったと思います。あまり、役には立てませんが、また、いつか植林へ行きたいです。
 フィリピンのことをもっと知りたいです。いろいろ教えてください。お願いします。反町さん、リリイさん、運転手さん、NGOのみなさん、コロスのひとたち一緒に行ったゆかりさん、日本のお姉さん達、ビビアンさんたちと楽しい時間を本当にありがとうございました。
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by cordillera-green | 2013-06-26 14:03 | 植林/アグロフォレストリー

CGNの植林ツアー今年第一弾はHELP英語学校クラーク校の皆さんと実施しました!

フィリピン国内ニュースによるとフィリピンはついに雨季入りしました。ということは植林の季節です! 移植した苗木の根がつくには水が必要なため、実は植林作業は季節労働。バギオ周辺では6月1週目~10月週目の雨季に集中して移植しています。
 1年を通しての植林事業では、その他の時期は苗木作り、堆肥作り、植樹のための整地、穴掘り、植樹後の草取り、山火事を防ぐための防火帯作りなどの苗木のメンテナンスを行っています。雨が降り始めると田んぼの仕事も忙しくなり、農家の方たちは山に畑に田んぼにと多忙な日々が始まります。そこで、森林ボランティアの手が必要になってくるわけです。
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 今年もCGNは、在比の英語学校で学ぶ生徒さんなどを対象に、植林体験ツアーを企画しています。マニラやバギオとはまったく違う先住民族が暮らす山の村の暮らしを経験するいい機会になるとともに、学んだ英語を実際に使って村の人と交流するまたとないチャンスです。また、世界の人が手を取り合って取り組んでいく必要のある環境問題を学ぶきっかけにもなります。そして1本でも多くの苗木を自分の手で植えて地球に貢献!できます。

 CGNでは一般公募の植林体験ツアーのほかにも、フィリピン国内の英語学校さん、日本の大学生グループなどと提携してオリジナルのスタディツアーを企画していますので、ぜひご相談ください。

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 以下の日程はHELP英語学校クラーク校の生徒さんと実施した2泊3日のツアーの日程例です。CGNが神奈川のNPO法人WE21ジャパンとコーヒーを中心としたアグロフォレストリー(森林農法)事業を行っているベンゲット州トゥブライ町コロス集落で植林などを行いました。

<日程>

1日目(金曜)

21:00 クラークよりバギオへ出発(レンタカー)
夜中1時くらい着。
ゲストハウスTALA宿泊

2日目(土曜)

07:00 オーガニック野菜を使った朝食(洋食)
08:30 TALA出発
09:15 サント・ニーニョ鉱山跡地(トイレ休憩)
10:00 コロス集落到着-自己紹介、オリエンテーション後、グループに分かれて植林
12:00 昼食(山岳地方の伝統料理ピヌピカン)
15:00 農家の方へインタビュー
16:00 コーヒーブレイク、コロス出発
17:00 TALA到着、シャワー
17:30 振り返り〜(以降自由行動)

3日目(日曜)

08:00 オーガニック野菜を使った朝食(フィリピン料理)
朝食後解散(自由行動)
16:00 ゲストハウスTALAからクラークへ出発

ツアーの様子はHELP英語学校のブログにも紹介されています!
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HELPクラーク校の皆さんにはアンケートにご協力いただきました。たいへんよい経験をしていただいたようでスタッフ一同感動しています。以下、アンケートの内容をご紹介させていただきます。

【学んだこと】
・大風、水不足や政府による森林伐採禁止が深刻な問題。でもコロスの人々は工夫していてすごい。 
・限られたお金と資源の中で、日々工夫しながらよりよくなるよう農業をされていることをお話を伺う中で知れた。
・1日の体験ではこの問題を知ることはできても実感は難しいと思います
・山の先住民族だけでなく、フィリピン(もしくは他の途上国)全体の問題として取り組まなければならない問題であると知れたのは本当に良かったと思いました。
・本当にたくさんのことを知ることができました。もっと英語が喋れたら地元の方ともっとコミュニケーションがとれたのでより多くのことを聞けたかなと思います。
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【英語を使ったコミュニケーションについて】
・現地の人と英語で話せて良い体験だった。
・ほとんど出来なかった。それは自分の英語力の問題です。
・難しい質問をする英語力が自分になかったから。しかしもっと勉強しようという刺激がもらえた。
・もっと話せたら、もっと良かったかもしれませんが、その人たちの笑顔の素晴らしさは十分伝わりました。
・全ては自分の英語力不足が原因ですが、CGNスタッフ、農家の方のお話について理解することができたのが、唯一の救いです。
・あまりできませんでした。自分がまだ英語を話せないため。色々聞きたいお話はありましたが・・・。
・ほとんどしゃべることができなかったのでもっと積極的にコミュニケーションをとればよかったなと思いました。
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【コーヒーの植林について】
・コーヒー作りのプロセスの一端に携われて、普段知らなかったことを見れて良かった。
・全部良かったです!!でも特に苗木植林は初めての経験で、急な斜面で作業をし、どれだけの体力がいるか、そして自分の飲んでいるコーヒーがこんなに手間隙かけて作られているという事実を知れて、これからコーヒーを飲むときに思いうかべられることが嬉しいです。
・どんな植物があり、どの様に育て、環境はどうなのか等いろいろ自分の目で見て、足で歩き体で体験できた、そのうえ自分もその一部を植える事ができて、本当に貴重な時間をすごせました。
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【アグロフォレストリー農園視察と農家の方へのインタビューについて】
・現地の人々の生きる知恵を直接学べて良かった(木酢とか)。
・昔、森の中で遊んでいた頃のことを思い出して楽しかったから。
・全てが興味深く印象に残る出来事ですが、特にインタヴューと農園視察については、参加して心から良かったと思えました。集落の人々のおもてなしと人柄は、一生忘れません。
・農園視察で本当にたくさんの事実を知ることができ、インタヴューで彼らの思いを知れたことが本当によかった。今回のプログラムはとても充実していて本当に楽しめました。
・全部が素敵な体験でしたが、ここでしかできないこの3つの体験は貴重でした。(コーヒーの苗木植林、フェリーさんのアグロフォレストリー農園視察、インタヴュー)
・現地の人々の価値観や雰囲気を感じることができた。彼らはとても良い人たちだと思った。 ・一つの質問に一生懸命こたえてくださって嬉しかったです。外からボランティアとして人が訪れることに対してどう思っているのかをきけて良かったです。
・全てが興味深く印象に残る出来事ですが、特にインタヴューと農園視察については、参加して心から良かったと思えました。集落の人々のおもてなしと人柄は、一生忘れません。
・農園視察で本当にたくさんの事実を知ることができ、インタヴューで彼らの思いを知れたことが本当によかった。今回のプログラムはとても充実していて本当に楽しめました。
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【その他の感想】
・お疲れさまでした!CGNとTALAスタッフの方にはツアーを円滑に進めて下さり、感謝しています。現地の温かい心に触れて、とても癒されました。自分もいつかこの恩返しをしたいです。とても良い体験でした!
・初めての国際ボランティアがこの植林ツアーでとてもよかったです。今度はもっと多くの植林をしたいと思いました。ありがとうございました。
・日本との文化の違いを感じながらフィリピンで生活をしていますが、こちらに来て、今までで一番充実した時間を過ごせた体験でした。ボランティアに参加する機会はほとんど無かったんですが、これを機にいろいろなことへチャレンジしたいと思います。本当に良くして下さってありがとうございました!感想うまく話せずごめんなさい。
・参加して良かったです。今回の経験を今後の人生に生かしたいと思います。
・今回このツアーに参加することができてとても良かったです。ほんの一部しか見れていないんだろうけど興味をもつきっかけになりました。ありがとうございました。
・締切直前まで参加するか否かを悩みましたが、参加を決めて本当に良かったです。自分をほめてあげたい。
・思った以上に充実した時間をすごすことができました。まだまだ知らない世界がたくさんあってまずは知ることからそして何か役立てることがあれは一つでもそれに挑戦していきたいと思いました。私たちは本当に恵まれていて、その感謝の気持ちを忘れずに日々過ごしていこうと改めて思えるツアーになりました。ありがとうございました。
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HELP英語学校のクラーク校のみなさんとの植林プログラムの写真は以下のリンクのCGNのWEBアルバムにあります。
https://plus.google.com/photos/101439197484450138832/albums/5887845750615073265?authkey=CKKQ9Nq32sWySQ
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by cordillera-green | 2013-06-14 11:10 | 植林/アグロフォレストリー

訪問者のアグロフォレストリー事業地体験レポートです

 ゴールデン・ウィークを利用してバギオを訪問した大阪の会社員・那須さん。CGNのアグロフォレストリー事業に関心があるとのことで、コロス集落の事業をご案内しました。アメリカ留学中の学生時代、エクアドルのインタグ地方のアグロフォレストリー(森林農法)によるコーヒー事業を訪ねたことのあるという那須さん。荒れ果てた鉱山開発跡地と隣接するコロス集落でコーヒーで暮らしと環境を立て直そうとするCGNのコーヒー事業は、インタグ地方の事業と共通するところが多いとお話くださいました。
インタグ・コーヒーについてはこちら。
http://www.windfarm.co.jp/commodity_coffee_intag.html


以下、那須さんが帰国後お送りくださった感想レポートの一部を抜粋させていただきます。

**************
(前半は省略)

 さて、その後、コロス集落を担当しているリリーさんをお迎えし、バスで1時間弱揺られた。途中くねくねした曲線を伝っていった。酔う人は酔うだろう。運転してくださった青年の運転技術がすごい。乗っているだけで面白い。その運転技術のおかげか、まったく車酔いしなかった。
 山々が美しい。9年前エクアドルで見た光景とそっくりだ。

 また、鉱山開発がなされている。金を民間企業が開発している。環境保全を重視する地元住民との対立の構図があるのかは不明だが、これもエクアドルのインタグ地方の山中に似ている。反町さんによると、もとの自然の姿に戻すのは、無理に等しいか、時間がかかるとのこと。下の写真にある美しい山脈の写真との比較すると、その下の写真にある鉱山開発現場は山が悲鳴を上げているようにも聞こえる。でも、その恩恵は私たちが受けている。ちなみに、CGNさんは反鉱山ということを前面に打ち出してはいないそう。
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 そうこうしているうちに集落に到着。女性の生産者が笑顔で迎えてくださった。到着するや否やすぐに案内してもらう。サヨテの下にコーヒーの木を植えることで、日陰を作り出すことができ、良い作用を与えるということも知った。
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彼女の農園には、キャッサバ・グァバ・コーヒー・サツマイモ・鳩豆・アルノス・カリエンドラ・かぼちゃ・ジンジャー・ペチャイ(青菜)・バナナなど何十もの種類の作物を植えている。自然の中で育てる農園は美しい。先ほどの鉱山開発とは全然違う世界だ。彼女もそのことを誇らしげにしていることがうかがえた。

 彼女は5時45分から15分間、有機農法についてのラジオ講座で勉強したり、そのラジオ通信講座のための試験の勉強したりしている。自身の農園をもっとよくするために努力をし続けている、それはその仕事がライフワークだからなのだろうと思った。労働に見合った収入を得られるので、仕事をやらされているという感覚がない。努力の仕様でいくらでも発展させていくことができるという点でも、やりがいのある仕事をしているのだという風に映った。

 特に換金作物となるのが、コーヒーである。反町さんによると、コーヒーが換金作物として優れている理由の一つに需要の増加が挙げられるとのこと。中国や韓国でもコーヒーを嗜む習慣が定着し始めている。アグロフォレストリー農場でできたコーヒーはどんな味だろう。
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 コーヒーは、まず種から芽が出るまで育てられ、その後苗木用の鉢に移動される。それから適切な地へ植えられるという流れである。お聞きしている限りではそんなに複雑な工程ではなさそう。ただ、コーヒーの実を刈り取った後の作業が複雑な印象を受けた。

 また、木酢液やミミズ堆肥の作り方についても教えてくれた。これらはすべて化学的肥料を用いていない。ミミズ堆肥は、彼女が工夫を加えている。ミミズが5匹の段階から発展させていった話を聞くことができた。
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 これをまとめている段階で、ふとお聞きし忘れことに気づいたのが、環境に対する意識だ。外部の人間から見れば、環境に良い影響を与えているという意識があるが、生産者はその意識があって、アグロフォレストリーを選んでいるのだろうか。

以下、まとめとして、この体験を通じて、以下のようなことを学んだ。
・生産者が誇りを持ってできる仕事であるということ。
・作物を複合的に組み合わせるので、農園が美しい。
・コーヒーが換金作物として有効なこと。
・これだけの多種多様な作物を栽培しているので、一つの作物だけに頼ることなく、複合的に収入を得ることが可能。
・災害に強い土壌形成に役立つ。
・経済と環境両面で持続可能な生産方法。
・生産者自身で完結できる。(支援は最初だけ)

 今回のツアーでは、9年前にエクアドルで感じたことを思いだした。美しい自然を次世代に継ぐために、地域がより発展するために、自然環境を発展させるために、アグロフォレストリーは有効な手段であることが確認できた。この経験を忘れず、アグロフォレストリーやコーヒーのことを勉強し、日本国内の団体などから学び、活動していきたい。また、この5月4日の経験を日本のいろんな人に伝えていきたい。

(以上、抜粋終わり)

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感想文中の「環境に対する意識」ですが、事業の自主的な継続を考えるときにたいへん大切な部分です。生産者自身が自分たちの生産活動と環境や健康の結びつき、または将来に対する影響を知り、感じることができるように、CGNは事業地のコミュニティでの環境教育活動もフィールド事業と平行して行っています。

↓道中、立ち寄ったギネスに載っている世界一大きな「十戒」の碑で、なぜか無理やり白装束に変身させられた一行です。真ん中が那須さん。右はインターンのユキエちゃん。
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by cordillera-green | 2013-05-15 09:17 | 植林/アグロフォレストリー

カパンガンでの植林事業1年目が終了しました

ベンゲット州カパンガン町サグボ村で昨年4月から実施していた、アグロフォレストリー植林事業の1年目が今年3月末に無事に終了しました(イオン環境財団助成事業、正式名称「ベンゲット州カパンガン町サグボ村における水源林保全と再生事業」)。

この事業は、ベンゲット州やイロコス南州、ラウニオン州に水を供給しているアンブラヤン川の水源であるサグボ村の森林を再生・保全するプロジェクトです。この地域では、近年、野菜畑の拡大のために森林が破壊され、水不足や土壌流出、土砂崩れなどが問題となっています。この事業では環境保全のために植林をするだけでなく、村の人たちの生活を向上させるために換金作物となるコーヒーのアグロフォレストリー(森林農法)栽培を指導しました。

昨年10月末までに、目標本数の合計30,320本(コーヒー12,500本、アルノス6,250本、カリエンドラ6,250本、ベンゲット松5,000本、竹320本)の植林を終えました。サグボ村の人たちは、この植林事業にとても積極的で、お互いに助け合いながら植林作業を進めました。また、バギオ市内の英語学校に留学中の日本人学生さんたちや、立教大学の「アジア寺子屋」のスタディーツアー・メンバーも植林にボランティア参加してくれました。

みんなの努力で植樹された苗木は、今すくすくと成長しています。数年後にコーヒー豆が収穫できるようになるのが、楽しみです。
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(植林ツアーの参加者の方たちと)


サグボ村の方たちを対象に、「アグロフォレストリー講習会」「キノコ栽培講習会」「木酢作り講習会」も実施しました。
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(キノコ栽培講習会の実習の様子)


また、サグボ小学校の3年生から6年生の子どもたちを対象にした、環境教育ワークショップも好評でした。子どもたちは、ゲームや森林観察を通して楽しみながら、生態系の仕組みや森の大切さについて学びました。
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(野外での環境教育ワークショップ)


今年度もカパンガン町サグボ村で、本事業の2年目を実施します。事業の様子を時々ブログにアップしますので、ご期待ください。
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by cordillera-green | 2013-04-27 19:44 | 植林/アグロフォレストリー

コーヒーの森づくり事業 2年目終了間近です

WE21ジャパンと一緒に実施中のベンゲット州トゥブライ町のコロス集落における「コーヒーのアグロフォレストリー栽培による災害に強いコミュニティづくり」プロジェクトは2年目の終盤を迎えています。
例年にない長雨に見舞われた雨期もそろそろ終わりに近づき、日中は快晴、夕方から夜にかけて雨という植林には理想的なお天気続き。コロス集落の人たちも張り切ってコーヒーの植樹を進行中で、目標本数を植え終わっていないのは22名のうちあと4名となりました。その4名も2年目の事業終了の今月末には植え終わるのは確実です。
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   →WE21のモニタリング視察(8月)。雨の中で強行。

そんな中、本年度最後の講習会も実施しました。今回は座学ではなく、すでにコーヒーの収穫が本格的に始まっている農園を訪問し、コーヒー栽培組合の方にお話を伺うことになりました。
訪問したのはベンゲット州トゥバ町ポブラシオン。
トゥバ町でコーヒの栽培が始まったのは1986年とのこと。今ではコーヒー栽培農家は100軒以上もあるそうです。今のようにコーヒー栽培の技術指導をしてくれる機関がなく、植え方も育て方もみな工夫しながら行ったそう。でも、ちゃんとアルヌスやベンゲット松のシェイドツリーの下でコーヒーの木が元気に育っていました。
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このプロジェクトでコーヒー栽培の講習会を受けてきたコロスの人たちは、
「この木はもっと剪定しないといけないな」
「葉に斑点が出ているから病害虫にやられている」
「樹と樹の間隔がが狭すぎますね」
「松の木の下でもちゃんと育っている」
とさながらコーヒー栽培専門家。きちんと学んだことが身についている証拠です。
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 ↑講師を務めてくれたShirly Palao-ay さん。
  Tuba Coffee Growers Associationのリーダーです。
  体験に基づいた話が何しろ説得力があります。

トゥバ町役場の一室には最近、農地改革省(DAR=Department Agrarian Reform)から支給されたというピカピカのパーチメント用の脱穀機も設置されていて、コロスの人はちょっとうらやましそう。
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選別のための穴あきのテーブルも設置されていました。
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皮むき器は、金属製の歯ではなくゴムを利用したもの。
「これならコーヒーチェリーは傷つかない」
と感心するコロスの人たち。
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こういった栽培地の訪問で収穫に対する具体的なイメージを持つことで、植樹はもちろん、コーヒーの木の手入れにもやる気が出てきます。収穫まで3-5年。頑張りましょうね!

もう一カ所、トゥバ町タロイにあるバイオガス施設も訪問しました。豚舎の豚の糞尿を集めて地下のタンクに貯め、メタンガスを発生させて燃料として煮炊きに使うというシステムです。ティノさんがこのバイオガス装置を作ったのは1996年。もう16年も稼働し続けています。
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タンク自体は地中なので、見ることができるのは糞尿の入り口と、メタンガスのパイプが行きつく先のガスコンロのみ。
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コロスの人たちは青い焔に感嘆の声。
「バイオガスの話は聞いたことはあったが信じられなかった。今、実際に目にして納得した」
と、ものすごく熱心にティノさんを質問攻め。
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LPGプロパンガスは値上がりを続け、今では800ペソ(1600円)もして、コロスの平均的な家族ではかなりの高級品です。しかたなく、みな松の木の枝を薪としていますが、薪集めは高齢化が進むコロスではなかなかの重労働です。それに加えて、再定住地でのトイレの問題も浮上しているらしく、
「人間のトイレを使ったバイオガス装置も可能か」
といった議論にも発展しました。

-豚を飼うことで、収入にもつながる。
-豚の糞尿の活用により水や土壌の汚染がなくなる。
-バイオガス装置で燃料を作ることができる。
-薪収集による森林破壊が食い止められる。
と一石二鳥ならぬ4鳥?
なんだかいいことづくめのバイオガス。
やはり森林破壊が深刻なネパールではすでに1200基が作られ、政府も1基当たり300ドルの助成をしているとか。

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  ↑ネパールでバイオガスを普及しているLOVE GREENのバイオガス設計図です。
   ティノさんのも、CGNが作っているもの基本は同じシステム。

CGNでは、カリンガ州パシルやマウンテン州タジャンでモデル事業を行ったこともあります。これからどんどん需要が増えていきそうな気配です。
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by cordillera-green | 2012-09-24 17:01 | 植林/アグロフォレストリー