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CGN事務所のお引越しと新スタッフの紹介です

新しい年度を迎え、コーディリエラ・グリーン・ネットワークの事務所やスタッフにもにもさまざまな新しい動きがありました。

1.CGNオフィスの移転
5年以上お世話になったバーハム公園近くにあった事務所を、2月にオープンした「シェア&ゲストハウスTALA」内に移転しました。

シェア&ゲストハウスTALAのHPはこちら。
http://www.tala-guesthouse.org/

CGNのスタッフはみなTALAのボランティアスタッフでもあります。さらに、TALA内にはCGNがアグロフォレストリー事業で栽培したフェアトレードコーヒーや山間部の先住民族の村で作った手工芸品を販売する「HARVEST-Cordillera Gift Shop」もオープン予定です。ますますマルチに活動の幅を広げていきます。乞うご期待!
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新住所:#25 J.Felipe St., Gibraltar, Baguio City,2600,Philippines
電話:074-4230839(以前と同じです)
※乗馬ができるライトパークの裏手。マインズビューやマンションハウスから歩いていけるところにあります。バギオ市内随一のリッチなホテル、Hotel Elizabethのすぐ近くです。

2.新スタッフ&インターン&新ボランティア
本年度の環境教育事業スタッフとして写真もうまく、数字にも強く、アートも得意なマルチのエキ君が加わりました!
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日本人スタッフとしてはTala専属で河野はる香さん、CGNのインターンで山本由樹恵さんが4月から参加です!
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さらに隣町・トリニダードで持続可能な農業事業に6年もかかわってきた中島淳太郎君とジョリビーちゃん(私がつけたあだ名です!)もボランティアスタッフとしCGNの事業を支えてくれることになりました。
うわっ、心強い~!
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山本由樹恵さんの自己紹介はこちらの
CGNスタッフブログで。今度のインターンも飛びっきり個性的です。
http://ameblo.jp/cordillera/entry-11517385367.html
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なお、なかなか改定できずにいたCGNのホームページはただ今閉鎖中です。
近いうちに家庭オープンの予定ですので、しばらくお待ちください。


(反町眞理子)
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by cordillera-green | 2013-04-28 19:53 | CGNスタッフ&オフィス

カパンガンでの植林事業1年目が終了しました

ベンゲット州カパンガン町サグボ村で昨年4月から実施していた、アグロフォレストリー植林事業の1年目が今年3月末に無事に終了しました(イオン環境財団助成事業、正式名称「ベンゲット州カパンガン町サグボ村における水源林保全と再生事業」)。

この事業は、ベンゲット州やイロコス南州、ラウニオン州に水を供給しているアンブラヤン川の水源であるサグボ村の森林を再生・保全するプロジェクトです。この地域では、近年、野菜畑の拡大のために森林が破壊され、水不足や土壌流出、土砂崩れなどが問題となっています。この事業では環境保全のために植林をするだけでなく、村の人たちの生活を向上させるために換金作物となるコーヒーのアグロフォレストリー(森林農法)栽培を指導しました。

昨年10月末までに、目標本数の合計30,320本(コーヒー12,500本、アルノス6,250本、カリエンドラ6,250本、ベンゲット松5,000本、竹320本)の植林を終えました。サグボ村の人たちは、この植林事業にとても積極的で、お互いに助け合いながら植林作業を進めました。また、バギオ市内の英語学校に留学中の日本人学生さんたちや、立教大学の「アジア寺子屋」のスタディーツアー・メンバーも植林にボランティア参加してくれました。

みんなの努力で植樹された苗木は、今すくすくと成長しています。数年後にコーヒー豆が収穫できるようになるのが、楽しみです。
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(植林ツアーの参加者の方たちと)


サグボ村の方たちを対象に、「アグロフォレストリー講習会」「キノコ栽培講習会」「木酢作り講習会」も実施しました。
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(キノコ栽培講習会の実習の様子)


また、サグボ小学校の3年生から6年生の子どもたちを対象にした、環境教育ワークショップも好評でした。子どもたちは、ゲームや森林観察を通して楽しみながら、生態系の仕組みや森の大切さについて学びました。
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(野外での環境教育ワークショップ)


今年度もカパンガン町サグボ村で、本事業の2年目を実施します。事業の様子を時々ブログにアップしますので、ご期待ください。
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by cordillera-green | 2013-04-27 19:44 | 植林/アグロフォレストリー

CGN出版物-山岳地方の民話集「The Golden Arrow of Mt. Makilikilag」

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 コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)が山岳地方の山の村で行なっている環境保全をテーマとしたコミュニティシアター・ワークショップでは、題材に地元に伝わる民話を取ることがよくあります。文字を持たない山岳民族ですから、近年電気が引かれてテレビやビデオなどが村の生活に入り込んだことで、代々口承で伝えられてきたお話が急速に姿を消しつつあります。よそものであるCGNが村に入り、民話の収集をシアター・ワークショップのプログラムに加えることで、自然との共生や山に住む神さま・精霊への畏れなど、失ってしまうにはあまりに惜しい知恵に満ちた物語の価値を村の人達が再認識し、後世に伝えて行ってほしいという思いもあります。

 これらの物語はあくまでも口承で伝えられているものですから、その時々の語り部の立場や聞いてくれる人がどんな人たちかでお話の内容はその都度変化していくものです。有名なイフガオ州のお米の神様「ブルル」誕生に関する民話でも、いくつものバーションを聞きました。
 今回出版した絵本では、そんなおばあちゃんの数だけありそうなたくさんの民話の中から、CGNがカリンガ州、アパヤオ州、ベンゲット州, マウンテン州でのコミュニティシアター・ワークショップの際に収集し、演劇作品として仕上げた4つを取り上げました。挿絵は、あまりフィリピンでは知られていない版画作品をコーディリエラ地方に縁のある4人の版画アーティストにお願いしました。
(大阪コミュニティ財団助成)

含まれているのは以下の4つのお話です。
①Golden Arrow of Mt.Makilkilang(マキルキラン山の金の弓)
【カリンガ州バルバラン】
木版画:Joey Cobcobo
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②Paco Paco(パコパコ-山の神様カブニャンがくれた食べられるシダの伝説)
【ベンゲット州マンカヤン】
ゴム版画:Fara Manuel
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③The Legend of Arimoran(アリモラン王の伝説)
【アパヤオ州コナー】
ゴム版画:Leonarud Aguinaldo
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④Eaten
【マウンテン州サバンガン】
木版画:ふるさかはるか
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最初の3つのお話は2011年にCGNのコミュニティシアター・ワークショップに参加した若者グループ「Aanak di Kabiligan」が、日本を訪ねた時に公演した3つのお話です。
挿絵はバギオを代表するアーティストの一人・レオナルド・アギナルド、マウンテン州出身で日本の和紙との出会いから木版画を始めたジョイ・コブコボ、そして、CGNの心強いボランティアでフィリピン大学バギオ校芸術学部の教員だったエコロジスト、ファラ・マニュエルの3人にお願いしました。

「EATEN」は、昨年のCGNのサバンガンでのアートを活用した環境教育ワークショップ事業で採集してダータ村の高校生たちが演じたお話です。やはりサバンガンに土絵の具による木版画のエコアート・ワークショップに来てくれた日本人の木版画家ふるさかはるかさんが、挿絵を担当してくれました。


「The Golden Arrow of Mt. Makilikilag」は、山岳地方の村々で学校の教材として配布中です。ご希望の方にはCGN事務所のあるゲストハウスTALAのギフトショップ「Harvest」で販売しています。
http://www.tala-guesthouse.org/

民話は英語ですが、日本のご希望の方にもお分けしています。お問い合わせください。
cordigreen(a)gmail.com 反町まで

なお、出版記念イベントを6月30日、Mt.Cloud Book Storeで開催します。
日本に行った「Aawnak dci Kabilingan」の中でバギオの大学に通っているメンバーが再結集。ミニ・パフォーマンスとストーリーテリングを予定。詳細は後日!
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by cordillera-green | 2013-04-10 16:26 | 環境教育