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反町出演の「世界の果ての日本人」 YOU TUBEで見られます

2012年取材を受けたTBS系の「世界の果ての日本人」。昨年のインターンのヤスさんがYOU TUBEにアップしてくれました。

マウンテ他ン州のサバンガン、バーリグのカダクラン村、棚田が素晴らしいマリコン村、そしてバギオの自宅などを取材しています。カダクラン村でのコーヒーのアグロフォレストリー農場の様子やホウキ作りの現場も垣間見れますよ。情報バラエティ番組なので、CGNの活動紹介に焦点は当たっていませんが、コーディリエラ地方の様子を映像で見てみたい方はぜひ。

ちなみに世界中の僻地に行きまくっている「世界の果ての日本人」取材班のかたがたは
「フィリピンだから近いから楽勝!と思っていたら、大間違いだった。かなりきつい類に入ります。この旅!」
って言っていました。

「世界の果ての日本人」 の動画
http://www.youtube.com/watch?v=50GeIfC5-O4

(反町眞理子)
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by cordillera-green | 2013-05-25 12:59 | メディア報道

2103年度奨学生選考面接でキブガンに行ってきました。新規里親大募集中。

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 フィリピンのなが~い夏休みも6月の頭までで、1ヶ月を切りました。学生たちは新年度に向けて準備開始。コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)のグリーン奨学金プログラムも、新年度の奨学生の選考を行っています。うれしいことに本年度からフィリピンでは、DSWD(社会福祉省)のピース・プログラムというのが開始され、貧困のために学校に行けない子どもたちの公的サポートが大々的に始まりました。奨学金事業地のひとつキブガンでも、公的サポートの対象となる子どもたちはそちらに申請中とのこと。それでも4名の応募がありました。4名とも農家の家庭で兄弟も多く、両親に大学の学費を出せないとのこと。しかし、高校での成績は優秀で就学意欲にも溢れています。筆記試験と面接での選考ですが、CGNの担当スタッフも貧しい先住民族の出身で、応募者の置かれた状況が自分のことのように感じられ、みなをサポートしたいという気持ちに変わりはありません。毎年のことですが、選考はつらい作業でもあります。
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来週末はカリンガ州タブックでKASC(カリンガ・アパヤオ州国立大学)に入学したい子どもたちの面接にスタッフが行きます。すべての書類が提出され、面接と筆記試験を経て、奨学金を選考します。

CGNでは新規里親「奨学金サポート会員」を募集中です!

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コーディリエラ・グリーン・奨学金プログラム
奨学金サポート会員 
年会費25,000円
「コーディリエラ・グリーン奨学金プログラム」は、ルソン島北部山岳地方出身の貧しい家庭に育った優秀な高校生たちを公立大学で学ばせるための奨学金プログラムです。学費のサポートだけでなく、卒業後、環境や地域おこしに貢献できる人材を育てるために、CGNではさまざまな課外プログラムを奨学生に対して行っています。会員お一人に奨学生一名をご紹介させていただく里親制度です。奨学生から年2回、手紙とクリスマスカードが届きます。

〈会費やご寄付のお振込先〉

【振替口座】 
ゆうちょ銀行
口座番号:00140-1-51319
口座名義: コーディリエラ・グリーン・ネット ワーク

【他金融機関から】 
ゆうちょ銀行
金融機関コード:9900  
店番:019
店名:〇一九店(ゼロイチキュウ店)
預金種目:当座  
口座番号:0051319
口座名義: コーディリエラ・グリーン・ネット ワーク

お問い合わせ先:
cordigreen@gmail.com
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by cordillera-green | 2013-05-19 10:04 | 奨学金

訪問者のアグロフォレストリー事業地体験レポートです

 ゴールデン・ウィークを利用してバギオを訪問した大阪の会社員・那須さん。CGNのアグロフォレストリー事業に関心があるとのことで、コロス集落の事業をご案内しました。アメリカ留学中の学生時代、エクアドルのインタグ地方のアグロフォレストリー(森林農法)によるコーヒー事業を訪ねたことのあるという那須さん。荒れ果てた鉱山開発跡地と隣接するコロス集落でコーヒーで暮らしと環境を立て直そうとするCGNのコーヒー事業は、インタグ地方の事業と共通するところが多いとお話くださいました。
インタグ・コーヒーについてはこちら。
http://www.windfarm.co.jp/commodity_coffee_intag.html


以下、那須さんが帰国後お送りくださった感想レポートの一部を抜粋させていただきます。

**************
(前半は省略)

 さて、その後、コロス集落を担当しているリリーさんをお迎えし、バスで1時間弱揺られた。途中くねくねした曲線を伝っていった。酔う人は酔うだろう。運転してくださった青年の運転技術がすごい。乗っているだけで面白い。その運転技術のおかげか、まったく車酔いしなかった。
 山々が美しい。9年前エクアドルで見た光景とそっくりだ。

 また、鉱山開発がなされている。金を民間企業が開発している。環境保全を重視する地元住民との対立の構図があるのかは不明だが、これもエクアドルのインタグ地方の山中に似ている。反町さんによると、もとの自然の姿に戻すのは、無理に等しいか、時間がかかるとのこと。下の写真にある美しい山脈の写真との比較すると、その下の写真にある鉱山開発現場は山が悲鳴を上げているようにも聞こえる。でも、その恩恵は私たちが受けている。ちなみに、CGNさんは反鉱山ということを前面に打ち出してはいないそう。
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 そうこうしているうちに集落に到着。女性の生産者が笑顔で迎えてくださった。到着するや否やすぐに案内してもらう。サヨテの下にコーヒーの木を植えることで、日陰を作り出すことができ、良い作用を与えるということも知った。
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彼女の農園には、キャッサバ・グァバ・コーヒー・サツマイモ・鳩豆・アルノス・カリエンドラ・かぼちゃ・ジンジャー・ペチャイ(青菜)・バナナなど何十もの種類の作物を植えている。自然の中で育てる農園は美しい。先ほどの鉱山開発とは全然違う世界だ。彼女もそのことを誇らしげにしていることがうかがえた。

 彼女は5時45分から15分間、有機農法についてのラジオ講座で勉強したり、そのラジオ通信講座のための試験の勉強したりしている。自身の農園をもっとよくするために努力をし続けている、それはその仕事がライフワークだからなのだろうと思った。労働に見合った収入を得られるので、仕事をやらされているという感覚がない。努力の仕様でいくらでも発展させていくことができるという点でも、やりがいのある仕事をしているのだという風に映った。

 特に換金作物となるのが、コーヒーである。反町さんによると、コーヒーが換金作物として優れている理由の一つに需要の増加が挙げられるとのこと。中国や韓国でもコーヒーを嗜む習慣が定着し始めている。アグロフォレストリー農場でできたコーヒーはどんな味だろう。
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 コーヒーは、まず種から芽が出るまで育てられ、その後苗木用の鉢に移動される。それから適切な地へ植えられるという流れである。お聞きしている限りではそんなに複雑な工程ではなさそう。ただ、コーヒーの実を刈り取った後の作業が複雑な印象を受けた。

 また、木酢液やミミズ堆肥の作り方についても教えてくれた。これらはすべて化学的肥料を用いていない。ミミズ堆肥は、彼女が工夫を加えている。ミミズが5匹の段階から発展させていった話を聞くことができた。
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 これをまとめている段階で、ふとお聞きし忘れことに気づいたのが、環境に対する意識だ。外部の人間から見れば、環境に良い影響を与えているという意識があるが、生産者はその意識があって、アグロフォレストリーを選んでいるのだろうか。

以下、まとめとして、この体験を通じて、以下のようなことを学んだ。
・生産者が誇りを持ってできる仕事であるということ。
・作物を複合的に組み合わせるので、農園が美しい。
・コーヒーが換金作物として有効なこと。
・これだけの多種多様な作物を栽培しているので、一つの作物だけに頼ることなく、複合的に収入を得ることが可能。
・災害に強い土壌形成に役立つ。
・経済と環境両面で持続可能な生産方法。
・生産者自身で完結できる。(支援は最初だけ)

 今回のツアーでは、9年前にエクアドルで感じたことを思いだした。美しい自然を次世代に継ぐために、地域がより発展するために、自然環境を発展させるために、アグロフォレストリーは有効な手段であることが確認できた。この経験を忘れず、アグロフォレストリーやコーヒーのことを勉強し、日本国内の団体などから学び、活動していきたい。また、この5月4日の経験を日本のいろんな人に伝えていきたい。

(以上、抜粋終わり)

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感想文中の「環境に対する意識」ですが、事業の自主的な継続を考えるときにたいへん大切な部分です。生産者自身が自分たちの生産活動と環境や健康の結びつき、または将来に対する影響を知り、感じることができるように、CGNは事業地のコミュニティでの環境教育活動もフィールド事業と平行して行っています。

↓道中、立ち寄ったギネスに載っている世界一大きな「十戒」の碑で、なぜか無理やり白装束に変身させられた一行です。真ん中が那須さん。右はインターンのユキエちゃん。
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by cordillera-green | 2013-05-15 09:17 | 植林/アグロフォレストリー

ただ今HPは改定中。お問い合わせ&お振込みはこちらまで!

「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」はコーディリエラ地方と呼ばれるフィリピン・ルソン島北部山岳地方の環境保全と先住民族の暮らしの向上を目的として現地に根ざして活動するフィリピンのNGO法人です。スタッフは在比の日本人とフィリピン人。たくさんの日本のサポーターの協力で活動しています。

お問い合わせはメールでお願いいたします。
cordigreen@gmail.com

【事務所住所】
#25 J.Felipe Street, Gibraltar, Baguio City, 2600, Philippines
Tel: +63-(0)74-423-0839

【会費とご寄付の振込先】
ゆうちょ銀行 振替口座
口座番号:00140-1-51319
口座名義:コーディリエラ・グリーン・ネットワーク

※他銀行からの振込先
金融機関コード:9900
店番号:019
店名:〇一九(ゼロイチキュウ)店
預金種目:当座
口座番号:0051319
口座名義:コーディリエラ・グリーン・ネットワーク
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by cordillera-green | 2013-05-14 00:27 | 基本情報【問合せ&振込先】

2012年度の活動をまとめたニュースレター「UMALIKA」発行

年に1回発行しているCGNのニュースレター「UMLIKA」発行しました。1年間の活動内容を網羅しています。以下のリンクからダウンロードできます。

UMALIKA(ウマリカ)2012年度活動報告(2013年3月発行)


郵送ご希望の方はCGNまでご連絡ください。
cordigreen(a)gmail.com

なお、CGNのホームページはリニューアルを目指して閉鎖中です。
しばらくお待ちください。

(反町)
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by cordillera-green | 2013-05-05 21:45 | CGNスタッフ&オフィス

植林シーズンまもなくスタート!

 コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)では、フィリピンに住んでいる日本の人たちにフィリピンが抱える環境問題を知っていただき、実際に環境保全活動に参加してもらいたいと、CGNの事業地での植林ツアーやフェアトレード・コーヒーの収穫体験ツアーなどを企画しています。
 実は植林というのは1年中できるわけではなく、雨季だけにできる季節ものなのです。移植したあとの苗木は水が必要で、雨が降らない乾季に植えた苗木は根がつかず、枯れてしまうことが多いのです。
4月の今はフィリピンは乾季真っ只中のはずなのに、今年はもうすでに雨季の始めのような天候が始まっています。午後のシャワーは洗濯の乾きを気にする主婦には頭痛の種ですが、苗木たちには命の水です!
CGNでは本格的な雨季を目前に、今年も英語学校の生徒さんなどを対象とした植林ツアーを企画していきます。詳細は決まり次第アップしていきます。ぜひご参加ください。

こちらは、3月のCGNが主催したフェアトレード・コーヒー収穫ツアーに参加してくれた佐原君のツアー体験記です。
C4U「“ コーヒー収穫体験記」

佐原君は、バギオの英語学校で英語を学びながら日本人マネージャーを務めています。全6回の力作。たった1日のツアーで主催者も驚くリッチな体験。なが~~いですが、読み物としても面白いので読んでみてくださいね。

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↑写真は昨年の植林ツアーの様子です。
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by cordillera-green | 2013-05-02 14:40 | スタディツアー

ライオンの頭とマルコスの頭 Trees on the rocks!

バギオにケノンロードを通ってやって来る人にとって、マニラから延々6時間の長旅を終えて
「もうすぐバギオに到着!」
の目印がライオンズ・クラブが作ったライオン・ヘッド。たくさんの観光客が写真を撮っているのがおなじみの光景です。私がバギオに住み始めたときは、あんなふうに黄色のたてがみじゃなくてまだ真っ黒なライオンさんでした。
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ライオンズ・クラブが鉱山の採掘者やイフガオ族の木彫り名人に依頼して1968年に作り始め、中断しながら1972年に完成した経緯は、ライオンズ・クラブのサイトにありました。
http://bchostph.lionwap.org/

せっかく、ライオンズヘッドで記念写真パチリの際に忘れてはいけないのが、派手派手のライオンの隣でひっそりたたずむナチュラル・ロックのライオンズ・ヘッドです。このライオンの頭にそっくりな岩があったので、ライオンズ・クラブはこの場所にこのモニュメントを作ったわけね。そこんとこ忘れないでね。
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岩の上にこんな風に樹が生えるというのは珍しく、CGN副代表のベンゲット州国立大学森林学部教授のジャン先生は「Trees on the Rocks」(仮題)という本を執筆中です(もうできたかも)。もちろん表紙の写真はコーディリエラ一有名なこのライオンの頭の形の岩と樹の予定。

 先日、事業地調査で訪ねたトゥバのつり橋の脇のでっかい岩にも巨木が生えていて目を奪われました。岩の上をものともせず成長し続ける巨木にはすごい生命力を感じますね。
てなわけで、ライオンズヘッドに行った際には、お隣の地味なほうでの記念写真も忘れずに。
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 一方、マルコス・ハイウエイでバギオに入るときにもでっかい顔の像があるのをご存知ですか?道路沿いではないので、見逃しそうですが、マルコス・ハイウエイを登り始めたあたりで見えるはずです。
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そう、マルコスが大統領だった時代に作った大きな胸像です。マルコス失脚後、何度も反マルコス派に爆破され、今はこんな無残な姿。こちらも私が昔訪ねたとき(90年代後半です)はまだ顔もちゃんと残っていて鎌倉の大仏さんみたいに顔の中に階段で入れたものでした。
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マルコスの胸像について
http://upibalonbicol.blogspot.com/2008/12/marcos-bust-of-tuba-crumbled-statue.html

 それにしても、このマルコスの胸像のある場所からの眺めは絶景です。「この土地は俺のもんだ~!」と、マルコス大統領はこの地を選んだのでしょうか?近くには以前はマルコスが接収した土地にゴルフ場がありました。いまもそのクラブハウスが残っています。

いまは、見捨てられてかのようなマルコスの胸像ですが、フィリピンの負の歴史を知ることのできるスポットでもあります。マルコス・ハイウエイを通る際は見逃しなく!
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by cordillera-green | 2013-05-02 11:15 | 山岳民族の暮らし