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台風被害の様子

台風ペペンの被害の様子。CGNスタッフの岡田昌子さんもスタッフブログにアップしてくれました。
http://ameblo.jp/cordillera/臨場感あふれるレポート、読んでみてくださいね。

日本のニュースでは、概して扱いは小さいようですが、
こんな風に伝えられているようです。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2651135/4739469
今朝、下界に続く道の1本、ケノンロードが大型車両以外に、時間制限つきで開通しました。
しかし、まだガソリンを運ぶ大型トラックは入れず、バギオ市長は、水曜まで市内すべての学校の休校を命じました。

救援活動開始、義援金募集のお知らせをして、まもなく、何人かの人たちから支援のお申し出を受けました。
ありがとうございます!
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# by cordillera-green | 2009-10-12 21:25 | 緊急支援

台風17号Pepengの被害                救援と復興のための援助のお願い

CGN代表の反町です。
台風「オンドイOndoy」が引き起こしたマニラの大変な洪水について前回のブログでお知らしたばかりですが、次の台風17号「ペペンPepeng」は、CGNが拠点としているコーディリエラ地方を直撃しました。おととい10月9日まで1週間以上雨が降り続き、とくに10月8日には大量の雨が降り、各地で土砂崩れが起きてたくさんの方が亡くなっています。
バギオ市内の多くの箇所で10月9日の夜まで停電し、ケーブルテレビも不通、どこもかしこも道路は濁流の川と化して土砂がすごい勢いで流れており、とても外出できる状態ではなく、被害の全貌は不明でしたが、徐々に山岳地方各地での甚大な被害の情報が入り始めています。
今日(10月11日)の朝のABS-CBNニュースでは、コーディリエラ地方では、193名死亡、46人が以前行方不明のままということです。今日、発行の日刊紙サンスターでは213名と報じられていました。刻々と被害者の数が増え続けており、これからさらに被害者の数が増えていくのではないかと懸念されます。(北ルソン日本人会(JANL)のブログに、現地ニュースの要約&翻訳がアップされているのでご覧ください。)

バギオ市内だけで、11の土砂崩れで62名が死亡という情報があり、町のど真ん中の、お隣のラ・トリニダードに向かう幹線道でも大規模な土砂崩れがあり7人が犠牲となりました。私が3ヶ月前まで住んでいたキットマでは16人が犠牲に。今は空き家の以前住んでいた家も土砂崩れの被害を受けていると聞いてショックでした。

今までに入っている情報で被害が最も大きいのは、ラ・トニダードのリトル・キブガンという集落を襲った土砂崩れ。土砂崩れは8日の夜10時くらいに起き、あっという間に34軒の家を飲み込んでしまい、100人以上が生き埋めになりました。
リトル・キブガンはベンゲット州のキブガン地方からラ・トリニダードに移り住んだ人たちが住んでいるコミュニティです。キブガンはCGNがキープ協会とともに、2003年に最初の植林事業を行ったところで、現在BSU(ベンゲット州大学)に通っているCGN奨学生のうち17人のふるさとでもあります。CGNのフォレスターのうち、ブルーノとジュニファーもキブガンの出身。今年5月にも、以前の植林地のモニタリング調査に出かけ、また、栽培したコーヒーのフェアトレードについてのセミナーを開き、今後も事業を継続しようと事業計画書を準備しているところでした。
「もしかしたら、奨学生が土砂崩れに巻き込まれたかも」と一瞬青ざめ、携帯電話を持っている奨学生たちに連絡して調査してもらいましたが、「親戚が巻き込まれたものはたくさんいるが、幸いにも奨学生たちはみな無事だった」とのことでした。ひとまず安心したものの、被害にあった方たちに心ばかりのお見舞いに伺おうと、日本の方々から送っていただいたゴムぞうり、古着、タオル類に加え、缶詰、パン、インスタントラーメン、干し魚などを購入し、被災者が身を寄せている避難所と、土砂崩れの現場を訪れました。

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↑被災者の避難所は近くの小学校。掘り出された遺体もここに運ばれてきます。
心ある人からの食べ物や衣類の寄付もたくさん集まっていました。

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↑BSUの奨学生たちが救援物資を運んでくれました。

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↑掘り出された遺体は、小学校の教室に運ばれてきます。
遺体の身元が確認されると、黒板に名前が書き込まれていきます。
昨日のお昼の時点では58人の名前がありました。
泥だらけで呆然自失の人が教室の前にしゃがんでいました。

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↑ポリスの制服を着た人たちが半ズボン姿で必死で泥を掘り起こしていました。

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↑土砂崩れは、トリニダードからロンロン、ラムタン方面に向かう道路沿いにおきました。
無理な傾斜に道路を作ったため、山の形が不自然に切り取られていたのでしょうか。

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↑コンクリートの建物もあっけなく流されており、土砂崩れがいかに大きなものだったか想像できます。


リトル・キブガンでの土砂崩れのニュースとほぼ同時に入ってきたのが、マウンテン州のタジャン地方のカヤン村での土砂崩れの一報。18軒が壊され、現在までに15人の死亡が確認され、まだ15人以上が土砂に埋まったままということです。タジャンはCGNの副代表・ジャン・タクロイ教授とリリー、クリフォードの3人のスタッフのふるさとであり、カヤン村と共同で準備中の事業もあります。ジャンの親戚も土砂崩れにあったということ。ジャンを中心に現地と連絡をとり、米や食料が不足しているとの連絡を受け、土砂崩れで交通止めになっている山岳部に続く幹線道路のハルセマ道の開通を待って、救援物資を持って現地にスタッフが向かうということで、昨日10日朝よりスタンバイしていましたが、結局、昨日は道路は開かず。今朝の情報ではハルセマ道の土砂崩れは大規模なもので、18km地点から35km地点までは、徒歩で歩かなければならないということ。山岳民族の人の足で5-6時間の徒歩となります。復旧には少なくとも1週間という話です。必死の思いで土砂を掘り起こし続けているタジャンの人たちのことを思いながら、なすすべがなく、ひとつでも貴重な命が救われるよう、私たちには祈るしかできません。

 また、CGNのカルラのふるさとのマンカヤンでも土砂崩れでも18名が犠牲になり、柏崎市の「未来予想図プロジェクト」で支援しているHCRCIの本拠地・ブギアスでも今日の時点でわかっているだけで、22人が死亡、30人以上が行方不明となっています。二つの町ともタジャンへ向かうのと同じハルセマ道沿いにあるため、バギオやトリニダードからの救援は、物資、人員ともほとんど現地にたどり着けない状態です。今日のミッドランド紙によれば、フォレスターのレナートの実家のあるベンゲット州ツブライのアンバサダー村でも12人が犠牲になったと報道されています。
 バギオ市でさえ、すべての幹線道路がいまだ閉鎖されたままで陸の孤島状態ですから、ここから先の山岳部の村々への道路が開通するにはまだまだ時間がかかるでしょう。また、電気のない村、停電したままの村も多く、なかなか正確な情報が把握できません。そこが、マニラでの災害とは大きな違いといえるでしょう。迅速な対応ができないのがなんとも悔しいところです。

CGNでは、私たちのネットワークを通して情報を集め、今後の復旧活動に向けて、必要とされている支援をしていきたいと考えています。義捐金に加え、古着、寝具、生活用具、文具、工具、農具などの寄付を受け付けますので、よろしくお願いいたします。

●義捐金の振込先
ゆうちょ銀行振替口座
001401-51319
口座名:コーディリエラ・グリーン・ネットワーク

シティ・バンク 銀座支店
普通196-2043
口座名:ソリマチマリコ

フィリピン国内からお振込みいただく場合
Bank of Philippins Island(BPI)
Baguio Session Branch
Saving 0573-3058-76
Cordillera Green Network

お振込みいただいた場合は,
saliwmusic@hotmail.com 反町まで、メールにてご連絡いただけましたら幸いです。


古着、寝具、生活用品、文具、工具、農具などの送り先:
(郵便局から送付の場合)
Cordillera Green Network Inc.
P.O.BOX 540, Baguio City, 2600, Baguio City,Philippines
Tel:074-423-0839/0928-521-8124

(国際宅急便Door to Door で送付の場合)
荷物の量が多い場合は格安です。下記のHPを参照ください。
http://www.cellphone.ph/DoorToDoor/index.html
送り先:Cordillera Green Network Inc.
#14 General Lim St., Baguio City, 2600, Philippines
Tel:074-423-0839/0928-521-8124


どうぞよろしくお願いいたします。

なお、バギオに続く幹線道路の、ナギリンアン、ケノン、マルコスハイウエイはいずれも大きな土砂崩れでいまだ閉鎖。バギオではすでにガソリンスタンドではガソリンが売り切れとなり、不安を抱いた住民の米をはじめとする食べ物の買占めが始まっています。ハルセマ道路が閉鎖のため、マーケットには野菜が入荷せず、野菜の値段はあっという間に高騰しています。
野菜栽培を生業にする人、ほとんどが日銭暮らしの小さな商売を営む人々にとっては、これからが苦難のときだと思います。
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# by cordillera-green | 2009-10-11 21:23 | その他

マニラの大洪水救援のお願い

マニラでの大洪水の被害の様子は日本ではどのように伝えられているのでしょうか。
スマトラでの大地震ですっかり忘れ去れた感がありますが、、フィリピン全体で死者288人、不明者42人、総被災者人数は300万人に及んでいるそうです。
ただでさえ、ほとんど何ももっていない人たちが、大切にしてきた家財道具一式を失ったショックはどんなものでしょうか。日本のように社会保障が行き届いていないこの国では、みな、一から自力で何とかしなくてはいけないことになるのでしょうか。

5年ほど前でしょうか。アウロラ州やケソン州で大規模な洪水があって1,500人が亡くなりました。活動地である北ルソンからほど近かったため、私たちCGNもマニラの日本人の方たちに声をかけてもらい古着を集め、米やサヨテと一緒にトラック満載で現地に持っていきましたが、連絡を取った現地NGOや宗教団体はどこも古着は世界中から集まっているからいらないといわれ、受け取り先を探すのが大変でした。でも、コーディリエラの山の村で活動している私たちは、援助を本当に必要としているたちはどこかにいると感じていました。ただ、援助物資が届く教会や市役所やNGOとのアクセスの手段がないだけだと。
結局、そのときはオランダ人がやっている極左NGOを通じて、援助の手が伸びていない遠隔地の村をはるばる訪ねて、支援物資を渡しました。しかし、家を失ったはずの住民にはさして悲壮感がなく、日々の現実の中で、常に絶望観とともに暮らしていることがうかがい知れ、ほんの数日で消費してしまうであろう米やサヨテのによる物資の援助のむなしさも同時に感じました。人々が希望を持って生きていける社会を作るための、もっと本質的なサポートをしなければと実感しました。

で、今回の洪水被害の支援に関しても、きちんと必要とされているところに必要とされているものを送り届けてくれる人たちにエールを送っていかなくてはいけないと思っています。
ソルトの会はパヤタスでの教育と女性の自立支援の活動現場をずいぶん前に見に行ったことがあります。
草の根のきめ細かい出会った人を大事にする活動の姿勢がすばらしいと思いました。4月には、イフガオ州のカンブーロ村でしか作られていない樹皮の原始手織り布に興味を持っていただき、フェアトレードによって貴重な手仕事を復活できないかと、私たちと一緒に雨の中を4時間も歩いて村を訪ね、貴重な織り手のおばあちゃんに丁寧な取材をしてくださいました。

今回の災害で、そのソルトの活動地であるリサール州カシグラハンが大変な被害にあったとのことで、スタッフ総出で救済に当たっているとのことです。確かに心ある支援サポートが行われることでしょう。以下、ソルトのWEBサイトからの転載です。ご協力いただけますようお願い申し上げます。
詳しい情報、救援の最新レポートはソルトのHPをご覧ください。


【緊急】 フィリピン・マニラにおける大規模洪水被害の支援のお願い
既に新聞、TV などで報道されているように、9 月26 日に直撃した熱帯低気圧の豪雨により、マニラ首都圏では大規模な洪水が発生しました。報道によりますと、今回の洪水は過去40 年で最悪の規模であり、マニラ首都圏および首都近郊リサール州で140 人以上の死者が出ている模様です。また、フィリピン政府より広範囲に災害宣言が発令され、15 万人が避難生活を余儀なくされ45 万人に影響が出ている(ロイター)ようです。現在も交通が遮断されている地域があり、今後さらに被災者の数が増すものと思われます。
ソルトの事業地であるリサール州カシグラハンにおきましても、大規模な洪水が発生し、当地のセンターも一時屋根の高さまで浸水し、教材や備品等ほとんどが失われました。近隣の住民もかつて経験したことのない増水に対し、着の身着のままで避難するのが精一杯で、中には屋根の上で難を逃れた人もいました。この洪水によって、カシグラハンだけで約2000 世帯が水没し、1 万人以上が家財を失いました。泥水の押し寄せた現地では、復旧作業が進められていますが、未だ水道は止まっており、水、食糧、衣類、医薬品が不足しています。被災住民からは苦悩と援助を求める声が多く届いております。また、多くの人が洪水によって家財一式を失ったため、元より貧しい家庭の多いカシグラハンでは復旧に多大な労苦が忍ばれます。今回の事態を受けまして、ソルトではさらに詳細な被害情報の収集を急ぐとともに、緊急の支援活動を始めております。具体的には、28 日より被災者への飲料水と衣類の配布を始めました。
そこで、ソルト・パヤタスは日本及びフィリピンにおいて緊急支援募金を開始いたします。皆様の暖かい義援金を下記振込み先まで宜しくお願いいたします。恐れ入りますが、お振り込みをいただく際は、<フィリピン洪水支援>とお書き添えください。難しい場合は、お手数ですが、下記連絡先まで電話またはメールにて、お振込の日付と金額をご連絡いただけましたら幸いです。
共通メールアドレス: emergency@salt.or.tv
フィリピン: 携帯電話 0915-462-3250 電話・Fax 632 -631-9178 担当:大井、小林
日本: 携帯電話 090-6082-3787 電話・Fax 092-939-3633 担当:小川
ご寄付の宛先
日本在住の皆さまへ
現金振込先:
・郵便局 00780-2-0031398 (口座名) SALT
・銀行
・ゆうちょ銀行 店名:0七九店(ゼロナナキュウ店)
当座 0031398 受取人名:エスエイエルテイ
・福岡銀行 篠栗(ささぐり)支店 普通 281408
名義 ソルト・パヤタス・ファウンデーション代表小川恵美子
フィリピン・日本国外在住の皆さまへ
・銀行
円 Account Name: Salt Payatas Foundation Philippines, Inc
Bank of the Philippines Island Branch: BPI-Paseo Legaspi Branch
Yen saving account number: 1664-0176-75
ペソ Account Name: Salt Payatas Foundation Philippines, Inc
Bank of the Philippines Island Branch: St. Francis-Shaw Blvd. Branch
Peso current account number: 2561-0085-42
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# by cordillera-green | 2009-10-06 21:41 | 緊急支援

直井保彦写真展「雲の上の大地」

1月のエコサミットに参加してくれた写真家の直井保彦君が、コーディリエラで撮った写真の展覧会をやっています。うれしいねえ。きちんとこちらでの経験をかたちにしてくれて。ぜひぜひ足を伸ばしてくださいね。
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直井保彦写真展
「雲の上の大地」

日本の棚田のルーツともいわれるルソン島北部コーディリエラ地方。
そこには米を作り、自然と共に生きる、ゆるぎない人々の暮らしがあった。

●上田・別所温泉
期間:9/25(金)~10/6(火)
会場:まるげん
   長野県上田市別所温泉1718
    ※長谷川豆腐店向かい(別所温泉駅より徒歩5分)
★9/25(金) 14:00~ 18:30~ 
 コーディレラのお話しと音楽
 (出演:KURI,sadam,直井保彦)

●名古屋
期間:10/15(木)~11/3(火)
会場:Cafe Dufi
   愛知県名古屋市中区新栄3-17-11
   TEL:052-263-6511
   営業時間:11:00~24:00(水曜定休)
★10/25(日) 11:55~12:35
 『ワールドコラボフェスタ2009』 オアシス21ワールドステージにてトーク&ライブ
 (詳細→ http://www.world-collabo.jp )


●亀山
期間:11/8(日)~11/29(日)
会場:月の庭
    三重県亀山市西町438
    TEL:0595-82-0252
    営業時間:11:00~18:00(月曜定休)
★11/8(日) 18:30~
 コーディレラからつながる食と暮らしトーク&ライブ
 (出演:sadam,広田奈津子,直井保彦
             ゲスト:月の庭 岡田佳織)
        
●長野
期間:12/1(火)~12/26(土)
会場:SlowCafe ずくなし
    長野県長野市鶴賀上千歳1137-2 コスモスパイラル1・2F 
    TEL:026-214-0021
    営業時間:11:00~23:00(日曜定休)


◎問い合わせ(直井):090-9882-6941 satchmoyasu@yahoo.co.jp

企画:環音、朝子農園
助成:あいちモリコロ基金
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# by cordillera-green | 2009-09-29 23:15 | 環境イベント

ダンサーの植林一日体験!カパンガンのTABA-AOの場合…

みなさん、始めまして!
僕はダンサーで役者のJUNといいます。

前回の第2回エコサミット(2009年1月30日から2月初旬)に呼んでいただいて
こちらの山岳民族の皆さんの生活にふれ、魂が揺さぶられてた僕は
バギオ市制100周年のイベントに参加するために、この地を再び訪れました。
するとCGNの紹介で日比国際平和演劇祭に呼んでいただいて、舞台に立つ事に始まり
素敵なコーディネイトをたくさんしていただきました。
その中で僕の念願だった植林の一日体験があったんですが
その様子を少しご紹介しますね!
場所はTABA-AO。CGNのあるBAGUIOから車で3時間くらいの場所です。

朝5時20分集合。お世話になっているカソリック系の修道院の宿泊施設サンタ・カタリーナに
車で迎えに来てもらってそこから車に揺られてついたのが8時40分ごろ…
車中では宮城女子学院大学の杉井先生とご一緒させていただきました。
彼は20年前からアブラ州ボリネイ村を研究している、こちらの文化についてはスペシャリストの人。
車中いろいろなこの地方のお話を伺いました。

着いてみるとカパンガンのTABA-AOは、あいにくの雨。用意していた雨具に身を包みます…
なんでもここから1時間は歩くらしく、かなり気合の入った作業になりそう!

そこで朝食!簡素なレストランで目に付いたのはTABA-AO RICE、値段はP80(160円ぐらい)。
どんなものか尋ねると、食べればわかるという事なので早速注文!
これがまたデリシャス!
地元の赤米のご飯が盛り付けてあって
(フィリピンのご飯はどこに行っても1カップ2カップとカップに入れて
お皿の上にひっくり返しておいてあるお子様ランチ風)
その上に目玉焼き、野菜炒めに少量の豚肉、それに鳥の手羽がついてくる。
結構なボリュウムでKAPE(コーヒー)を頼んでもP100しない(200円ぐらい)。
味もシンプルで簡素なものだが、なんでこんなにおいしいんだろうと感動です。

食事をしながら外をみると地元のサリサリストアの横に鶏の鶏舎があり、各家庭で鳥などの家畜を
飼っているのが解る…

(そうか、このメニューすべてここで取れたものばかりなんだ…)
日本では入手困難な完全オーガニックな、しかも新鮮な食材の高級料理が、
ここでは日常ナわけです。
食材はオーガニックしかないし、しかも究極のミニマム地産地消…その家の裏にあるもの
でメニューができている。

命との距離の近さに生命をいただいているという実感が沸々とわいてきます。
感謝感謝!
僕はP80の贅沢に酔いしれました…!

栄養をつけ、お腹も満足したあと、いよいよ植林…?
いやこちらのバランガイ(村)の主催者も参加者も誰も来ていない、
第一、苗木がまた来てない(^^;)…
日本人の留学生グループも手伝いにくるらしく、そこはそれ、フィリピン悠久の時の流れに身をまかせ
、しばし休憩。
9時半頃なんとなく全員そろった感じのとき、地元の人がこれ又、なんとなく作業を始める。
着いた苗木をおろし始めます。
自然発生的にバケツリレーや、苗木リレーの列が何列もできます。
するとどうだろう!おてんとさまが顔を出し、あっという間に天気は快晴!
暑いぐらいになったきました。

汗をかくのは解っていたので、こんどは上半身はだかになって苗木運びます!
車で運べるのはここまで、ここからは人海戦術で徒歩で苗木を山に上げます。
4種類ほどあったでしょうか、そのうち今日植えるという苗木を僕は段ボール箱にいれ30本ほど
頭に乗せて運びます。頭に荷物をのせて運ぶこの技は、インドで身に着けたんですが
悪路を走破するにはもってこいです。重い荷物を肩に乗せたり手でぶら下げるより
はるかに体に負担が少なく、自分のセンターにまっすぐ過重が架かるので
それに身を委ね、揺れるようにすり足で山道を登ってけます。

地盤も緩んで、外国人には難しいだろうという事で目的地を変更、
比較的近くの場所に植林する事になりました。


20分ほど歩いたでしょうか、目的地に到着。
3メートル間隔で急斜面に苗木を植えていきます。
現地の人とペアになって苗木を植えるんです。
穴を掘る役と植えつけていく役…二人の息を合わせないとこれは難しい!
一人でやっている人もいましたが、これは大変そうでした。

汗をいっぱいかいて、はるか遠くを見ると…
谷の底には川に寄り添うように棚田がどこまでもどこまでも続いています。
バラバラと点在する民家と、その、のどかな風景は、町育ちの僕でも
DNAでこれが僕ら日本人の原風景と同じなんだと理解してしまいます。

向かいの山の森を見て、はるか数十年後、僕が植えたこの苗木も森になっていくのだと思うと
胸がいっぱいになりました。
芸人として世に出ることとか、名をはせ成功する事も大切な事だけど
究極はそれも、この生きた時代での役割を果たし、大地に足跡を残すため…
僕はこの日32本の苗木を植えました…
しかし木は誰が植えたかは歴史には残らないけれど
人間の情報化競争社会でそれが本当の足跡になるかもわからない不安を抱えたまま
あくせくしている事と比べると
この一本の苗木は確実に数百年後、この地球に二酸化炭素を吸って酸素を作ってくれているんだな…
と思いました。
こちらのほうがまさしくアートの本質を捉えている!
こんなシンプルで確実な地球に対してのアート(EART=天然芸術)を、
この山岳民族の土地で教えてもらった事は、僕にとっての大きな喜びになりました。

お昼過ぎ3時頃には植林も終わり、少し遅いお昼休憩になりました。
何を食べるのか聞かれて僕は、即座に
「もちろん、TABA-AO RICE、値段はP80…」
と叫びました。
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# by cordillera-green | 2009-09-05 23:47 | 植林/アグロフォレストリー

NGOお土産バザー

来たる7月2日(木)、マカティの
The Philippines- Japan Society, Inc.にて
NGOバザーが行われます!

日時 7月2日(木)午前11時~午後3時
場所 比日友好協会 (3rd Floor,Dominion Building, 833A, Pasay Rd. Makati City)

あまり知られていないことですが、ここフィリピンでは数多くのNGOが活躍をしています。
そして、今回のバザーの収益金は全て彼らの活動費用に充てられます。
このバザーに足を運んで気に入った商品を少し購入すれば、
参加NGOを通してこの国の助けが必要な人たちに還元されます。
是非足を運んでみてください!


主な参加NGO
Salt
ケソン市のパヤタスのごみの中で生活する人たちに自立の道を!
現地の 「子ども」と「女性」への支援を中心に、スラムに暮らす人々への支援を行っています。

今回はパヤタスで生活する女性に刺繍の技術指導をして作成したタオルを中心に出品します。

b0128901_12164276.jpg刺繍はマンゴ、熱帯魚、パイナップル、ココナッツ、ハイビスカス等・・・
お勧めはジプニー! 一時帰国時のお土産にもぴったり!
色は写真の5種類です。

S 33cm×33cm    100ペソ
M72cm×38cm  120ペソ
L128cm×66cm    300ペソ

刺繍の一針一針には、お母さんたちの自立に向けた強い希望、
子どもたちを学校に行かせ無事育て上げたいという思いが込められています。
買っていただくこと、伝えていただくことが、女性たちを支えます。

そして我らがCGN!
今回は山岳地方ならではのオーガニックな自然の恵みを出品します。

ハチミツ
b0128901_12193539.jpg生産者は、主にバギオ近辺の養蜂家で、花はバギオ名物の野生のヒマワリ。10月から11月にいっせいに咲き誇ります。サンフラワー・ハニーはとってもきれいな黄色で、サンフラワーのハニーは、フィリピン広しといえども、バギオ周辺でしかとれない貴重な逸品です。
ボトルのサイズは2サイズ

・大(500g)-220ペソ・
・小(320g)-150ペソ





コーヒー
b0128901_12202819.jpgコーディリエラ山岳地方の村々の山岳民族の小規模農家が育てているアラビカ・コーヒーです。アラビカ・コーヒーの栽培は、標高700m以上の高地が適していて、しかも日陰のほうが生育がよく、CGNも貧しい山岳民の現金収入向上のために、アグロフォレストリー事業(森林栽培)でたくさん植林しています。



b0128901_1221796.jpgもちろん、オーガニック。焙煎はミディアム・ロースト。ドリップ用に挽いたものと、挽いていないものの2種類で、香りを逃さないため、バザー直前に焙煎してマニラに運びます。事前注文受付中です!
200gパック 220ペソ








レモングラスオイル
b0128901_1222717.jpgベンゲット州のカバヤンの女性たちが生産しているレモングラス&バージンココナツオイルです。レモングラスの香りは天然の虫除けにもなって、小さなお子様にも安心して使えます。もちろん、マッサージやアロマオイルとしても大活躍。
50ml-120ペソ。










他の参加NGO
GUIBANG ACCE
DAWN COFFI
PRRM SPNP(ICAN)
IKAOAKO (順不同)





会場の地図はこちら!
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# by cordillera-green | 2009-06-23 13:12 | フェアトレード

エコサミットの高校生たちの環境演劇

 1月末に行われた「コーディリエラ・ユース・エコサミット」のメイン・プログラムは、コーディリエラ各州の高校生たちによるそれぞれの地域の環境問題をテーマとした演劇公演でした。
 CGNは、まず、環境専門のファシリテーターを現地に送って、それぞれの地域が抱える環境問題を考えるきっかけを提供する環境教育ワークショップを行いました。それが、エコサミットの半年くらい前です。
 それから、コミュニティ演劇のファシリテーターを派遣し、環境保全と関連のある民話の収集、地域の抱える環境問題の洗い出し、そして、それを脚本にするための指導と出演者の選考。その脚本を演劇として仕上げるためのワークショップを重ねて来ました。

 こういった過程で、じっくりと演劇制作にかかわった高校生たちは、自分のコミュニティの文化や伝統の価値を知り、直面している環境問題・開発問題の本質を考える機会を得ます。将来のコミュニティを担う有望な若者たちがこういった機会を得るだけでも貴重ですが、エコサミットでは、同じような過程で演劇作品を仕上げた各州の高校生たちが一同に会して作品を披露しあい、意見交換をします。山岳地方のほかの民族と交流し、文化や知識を交換することになるのです。

 また、このエコサミットの開催地を、山岳地方でもっとも知られる景観地・イフガオ州の棚田の村、マヨヤオと、最も歴史ある村・カリンガ州ルブアガンとしたことにも意味があります。参加者たちは、自分の暮らす山岳地方の歴史や美しさを身をもって体験し、それを自分たちの村に帰ったあとに、村人たちに誇り高く伝えていくことができるわけです。民族間の違いを知り、同時に共通点を確認し合い、そしてわかり合っていくための努力をしていくことが、山岳地方にいまだ残る部族間抗争を解決していく道につながっていくと信じています。

以下に、地域色豊かな環境演劇の写真の一部を紹介します。
写真はいずれもJPアリピオ君の撮影です。


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            ↑イフガオ州マヨヤオの演劇グループ

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            ↑アパヤオ州コナーの演劇グループ

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            ↑アブラ州ボリネイの演劇グループ

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            ↑マウンテン州サバガンの演劇グループ

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            ↑ベンゲット州サブランの演劇グループ
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# by cordillera-green | 2009-03-16 15:25 | 環境イベント

いまさらながらのエコサミット報告

 いや、すっかりご無沙汰してしまいました。
「だからそんなに気合入れてブログ書くもんじゃないって言ったじゃない」
というあきれた声が聞こえてきそうですが、とにかく、エコサミットのお客様到着の1月半ばから怒涛の日々でした。
エコサミットが終わってからも、報告書作りやら、領収書の整理、来年度の事業の申請書などなど、締め切り続きで、冷や汗の日々。とてもとても、ブログを書いている時間が見つからずに失礼いたしました。
とりあえず、やらねばいけない事務仕事の合間合間にもいろいろエキサイティングな出来事があった2ヶ月ですが、とりあえずは、いまさらながらのエコサミットのご報告。
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 「Cordillera Youth Eco Summit」は、出演者&スタッフで約130人という大所帯を束ねて、もう日本の人には想像もつかないようなコンディションの悪い道を10時間以上も走り続けてたどり着く小さな村(しかも2つの村)で開催するというイベントなのですから、それはそれは、いろいろなことが起こっても仕方ありません。
しかも、130人の内訳は、バギオから行ったCGNのスタッフ&ボランティア、山岳地方の6州からの高校生と付き添いの先生など,それに、エスニック・ミュージックの演奏家、演劇指導をしてくれた演出家や写真展を開催してくれた写真家、イベントをビデオに収めに来てくれた映画監督などのフィリピン人アーティスト、そして、はるばる日本から参加してくれたミュージシャンや写真家、環境NGOのかたがたなどなどバラエティに富んだ面々。飛び入りで、国際交流基金マニラ支部のとっても忙しいディレクターの方までカリンガ会場のルブアガンを訪ねてくれました。
 ほんとうに、参加して下さった皆様、感謝です。そして、何より、突然大挙して訪れた宇宙人のような私たちをあたたかく受け入れてくれ、「なにやるのかなああ」、と興味しんしんで会場に足を運んでくれたコミュニティの方々、ほんとうにありがとうございました。
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 これだけいろいろな立場の人たちが、いろいろな関わり方で参加しているのですから、体験も感じ方も本当にいろいろだったことでしょう。
 
 参加してくれた日本からのゲスト、正木ラビさんが日本人ゲストの方たちの珍道中をブログにアップしてくれているので見てくださいね。
アンナプルナ農園日記
 http://annapurnafarm.com/archives/diary/index.html#24

それから、日本人ボランティアの松野下琴美さんが、CGNボランティアブログにも書いていますのでよろしく!
http://ameblo.jp/cordillera/entry-10207107973.html

そしてそして、
正木ラビさんのアンナプルナ農園(熊本県菊池高原)では3月21日に
「森の春祭り フィリピン精霊からのことば」と題したフィリピンでの旅の報告会を兼ねたコンサートイベントを企画しているとのこと。
ゲストとして参加してくれた山本公成さん、JUNさん、OTOさん、CGNボランティアの松野下さんも参加とか。
うらやましい!

ぜひぜひ、興味のある方はご参加を!詳細は以下です!
http://annapurnafarm.com/archives/diary/index.html#25
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# by cordillera-green | 2009-03-14 18:39 | 環境イベント

Planet Love Concert in VOCAS

CGNの環境イベント「コーディリエラ・ユース・エコ・サミットCordillera Youth Eco Summit」は,いよいよ今週末に始まります。今日、日本からのゲストの方たち5人がマニラに到着し、明日、バナウエに向かい、あさって、マヨヤオに入ります。何でも簡単に手に入る日本から、カオスのマニラを経由し、時間がゆっくり流れる山岳民族の村にゆっくり移動していくことになります。

 23日には、日本人グループ後発組がマニラに到着。高校生の学生演劇グループ総勢100人がマヨヤオに入り、24日・25日がマヨヤオでの本番イベント! です。
 26日に、みんなで丸一日移動して27・28日はカリンガ州のルブアガンでイベントを行います。29日に高校生たちはそれぞれの州に戻り、日本人ゲストの方たちはみんなでバギオ入りします。これがざっとの全日程。

 せっかく、日本からのゲストの方たちがバギオに来てくださるなら、ぜひバギオでも素敵な音楽を聞かせてほしい! とまたまた欲張りなCGN。1月31日(土曜)に、セッション・ロードのVOCASにてコンサートを企画しました。「プラネット・ラブ・コンサート(Planet Love Concert)!」
 国境を越えて、地球、いやいや宇宙レベルで、環境に対する想いを唄に託そうというのがコンサートの趣旨です。
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 実は「プラネット・ラブ・コンサート」と題したコンサートは今回が3回目。1回目は2007年12月の「コーディリエラ・ユース・エコ・サミット」の一環として日本からのゲストのKURIとアーネル・バナサンがバギオでやったのが1回目。そして、その流れでアーネルとKURIが昨年4月~5月に日本の各地14箇所で行なったツアーが2回目です。
 そして、今回ノバギオが3回目。日本からもフィリピンからも新しい顔ぶれでの3回目の「プラネット・ラブ・コンサート」になります。
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 今日、会場のVOCASにオーナーの息子さんのカワヤンさんと打ち合わせに行きましたが、「ポスターを見て参加したいから聞いてくれと言っているミュージシャンがいるのですが、もういっぱい?」なんて聞かれました。 環境保全に志のあるミュージシャンは大歓迎! 
 てなわけで、「プラネット・ラブ・コンサート」飛び入りもありの多彩なイベントになりそうです! バギオにお住まいの皆様、久々に日本人ミュージシャンの歌と演奏を生で! 在バギオのエコ系ミュージシャンの演奏と共に、聞きに来てくださいね!

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プラネット・ラブ・コンサート
1月31日(土)7pm
VOCAS(セッション・ロードのラ・アソテア・ビル-KFCの並びの少し下です-の5階)
入場料:50ペソ
出演:SADAM、山本公成、JUN(舞踏)、正木ラビ、広田奈津子、アーネル&エドガー・バナサン、リパブリック・サヨテ他

助成:地球環境基金/国際交流基金・青少年交流助成プログラム/アートスペースVOCAS
主催:キープ協会/Cordillera Green Network


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# by cordillera-green | 2009-01-20 23:46 | 環境イベント

「ユース・エコ・サミット」ゲスト紹介2

「環音(わをん)」が声をかけてくれた、1月末の「コーディリエラ・ユース・エコサミット」のゲストの方たち、すごい魅力的な方たちです。どこか、ひとクセありそうな面々。

 ここはフィリピン、しかも、エコサミットのメイン会場は、山の中。お客さんは、プロの奏でる音楽を生で聞いたことなど一度もないフツーの子供たちとおばさん、おじさんたち。しかし、日常生活の中にまだまだ当たり前に音楽が生きている地域の人たちで、「伝統音楽」とか「民族楽器」とかカテゴライズする必要なく、いきなり、唄や音が暮らしの中に登場し、そういう時はフツーにすごい音楽パワーを誰もが発揮するのでした。

 山岳民族の人達に、音楽というのは、ラジオやテレビから流れている、コマーシャルなポップスやロックやカントリーやフォークだけでなくて、いろいろな音が世界にはあって、そこには思いや気持ちや気分がたっぷり含まれていて、演奏によってその場所の空気が動いて、観客は参加して、楽しめるものだということを感じてほしいなと思います……が、もしかしたら、それはふだんの祭りやら冠婚葬祭などの儀式に音や唄があふれている彼らはとっくにカラダで知っていることかもしれませんね。
 ゲストの方たちが、フレキシブルに地元の人と触れ合って、いろいろな出会いを楽しみながら楽しい演奏を繰り広げてくれることを期待しています。

 以下、「環音」と一緒に来るゲストの方たちのプロフィールです。

■SADAM(小向定)Komukai Sadam
ボーカル・太鼓
高校時代数々のコンテスト受賞。卒業後ニューヨーク放浪を経てソロ活動を開始。各地で演奏家や舞踏家と共演を重ね、地球・平和をテーマにイベント等参加。2003年環音の音楽を担当し東ティモールの音楽に出会う。東ティモールの音楽家とアルバムや映画制作を開始。2008年「戦争に頼らない自給的な暮らし」をいかに楽しく祈りに満ちたものにするかを模索すべく、田んぼで働きながら歌う試みを開始。学校などでの音楽ワークショップも多数。
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■Oto
ギター
カリスマファンクバンド「JAGATARA/じゃがたら」、日本発の生ヒップホップバンド「ビブラストーン」「サヨコオトナラ」「ムビラトロン」など幅広く活躍し音楽界に影響を与える。ギタリスト・音楽プロデューサー。地域に根ざしたアクションから世界の変革が始まると信じ、「田んぼの楽校」「クリキンディの森づくり」などに参加、自らも農的生活を実践中。日本各地のアクティビストや表現者を励まし繋ぐ、重要な役割を果たしている。
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■山本公成Yamamoto Kosei
笛(ソプラノサックス・フルート・竹笛・木の笛・石笛)
1968年のデビュー以来、即興音楽のパイオニア的存在として活躍。井筒和幸等の映画音楽や舞踏音楽をプロデュース。ヨーロッパ、アメリカ等各地でも演奏。スピリチュアルで独自の世界を持ち続け、サックスの金属を感じさせない、やわらかな奏法、自作の竹の倍音笛、アメリカ先住民の笛、リトアニアの笛などで地球の息吹きを感じ、くり返し繋がる命の響きを伝える。自転車発電による電力を利用したライブイベント「ロハスサイクルエコライブ」なども開催。
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■西尾純Nishio Jun
舞踏
幼少より武道武術を嗜み、スタント、アクションの世界から芸の道に。舞台、大道芸人を経て96年より舞踏を始める。日本独自のJapormance(ジャポーマンス)として傾舞(Kabuku mai)を提唱するほか、映像作品のプロデュースや主演も行う。フィリピンで舞踏のワークショップツアー他、ヨーロッパやメキシコなど国内外で活躍。大阪市にSalon de AManTO 天人(あまんと)を立ち上げ、地域コミュニティ作りも仕掛ける。
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■正木 ラビMasaki Ravi
パーカッション・コーラス
熊本県菊池高原で農薬・除草剤・化学肥料を使わないアンナプルナ農園を営む。2000年以降、地域で植林ボランティア活動「森の声」を行い、現在は農園近くに森「花鳥山」が誕生している。森の作業イベントやコンサート、森の歌に手話をつけるなど音楽活動も行う。ビジョンは森に包まれ、大地に根をはり、人とけものと精霊たちが共に生きる音楽と笑顔にあふれたよろこびの暮らし。
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# by cordillera-green | 2009-01-17 03:36 | 環境イベント