バギオ市設立記念日の植樹イベント

b0128901_9454443.jpg  9月1日はバギオ・デイ。今年はバギオ市設立99回目のバギオデイで、来年は記念すべき100周年。市ではこの1年間、100周年を祝うさまざまなイベントが企画されているそうです。
 9月1日には毎年バギオ市内は学校もお休みになり、町の中心のセッションロードを中心にパレードが繰り広げられます。
 なぜかフィリピン人はパレードが大好き。バギオでもっとも有名なパレードは2月のフラワーフェスティバルでのダンス・パレードのコンペティションと花車のコンペティションでしょう。フィリピン中からこのパレードを目当てに観光客が集まります。
 今回のバギオデイのパレードは、バギオに住む人たちのショーケース的なパレードでした。バギオの先住民族イバロイ族やカンカナイ族をはじめ、山岳地方の少数民族の人たちの民族衣装と伝統ダンスによる行進のあと、在バギオの外国人コミュニティによるパレードが続きました。バギオに住む日本人も子供たちと英語留学中の学生さんたちの浴衣姿、おじさんたちのハッピ姿などで、カラフルにバギオデイのパレードを彩っていました。

 CGNは、パレードのあとにイフガオ州の環境NGO「Global Forest」の代表ロペス・ナオヤックおじさんたちのバーハム・パークでの記念植樹のお手伝いをしました。ロペスさんは、木彫り職人たちのふるさとハパオ村で生まれ、木彫り職人として育ちました。バギオ市のアシンに拠点を移してからも木彫りの販売が生活の糧。ところが、ある日気がつきました。木彫りのため生活のために、木を切る続けてきた挙句にふるさとの山の森がすっかり失われてしまったことを。それから、一念発起。ロペスさんは「木を植える人」に変身。森から種を集めてきては苗木を作り、一人もくもくと山に木を植え始めました。バギオデイでのバーハムパークの記念植樹は、ロペスさんが100万本の植樹を終えたことの記念、そして、これからの100万本の植樹に向けての記念セレモニーでした。
 記念植樹には、ロペスさんの木を植える地道な活動にすっかり心酔している在バギオのドキュメンタリー映像作家キドラット・タヒミックとそのファミリーを中心に、アーティストや子供たちも集い、パーク内のスケートリンクの周りに36本の植樹をしました。
b0128901_9472998.jpg ロペスさんが持ってきた苗木の種類は、今まで見たころのない苗木がたくさん。CGNのフォレスターも名前を知らず、ロペスおじさんにしきりに質問していましたが、ロペスさんが知っているのはいわゆるイフガオ先住民の呼び名で、聞いたこともない名前ばかり。しかし、ロペスさんの、それぞれの苗木に対する知識は実に豊富で、「この木が育ったときに実るフルーツは、女性が妊娠したときに食べるといいといわれている」などなど。大学の森林学部では決して教えてもらえない知識がいっぱいでフォレスターも興味津々。
 さらに、ロペスさんの植樹に対する真剣さには打たれました。もう植樹を終えて、参加者みなでコーヒーやスナックを食べて談笑している時に、植えた苗木を守るフェンスのための廃材を一人集めてきて、ハンマーをふるっているのはロペスさん。そして、1本1本苗木に話しかけながら水をやります。
 そう、苗木は植えただけでは育ちません。小さな子供と一緒で、しっかり守り、手をかけて育ててあげなければ、ちゃんと育ちません。そこが肝心です。
b0128901_9565028.jpg キドラットが最後に植樹に参加した子供たちに言っていました。
「今日自分の植えた木に名前をつけて帰りなね。そうして、公園に来るたびに自分の名づけた木を探して話しかけるんだよ」
 そうそう、木の科学名なんてどうでもいいの。みんな少なくてもいいから自分の木を持ちましょうね。それが地球の森を育てます!

 ロペスさんは今泉光司監督の「アボン-小さな家」という映画で、木を植えることの大切さをスピーチしています。興味がある方はぜひ映画を見てくださいね。http://www.ne.jp/asahi/small/home/
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# by cordillera-green | 2008-09-04 10:02 | 環境イベント

みんなの未来予想図プロジェクト

 8月上旬の2週間、子供たちを置いて一時帰国しました。
 夏の日本は実に12年ぶり。ふだんバギオの穏やかな気候に身体が甘やかされていて、日本の夏がとても暑く感じました。
 しかも実家の父はエアコンどころか扇風機も嫌い。実に健康的なのですが、私の方は暑くて暑くて、日本での仕事として持ち帰ったCGNのニュースレター「UMALIKA」の発送作業もはかどらず。夏休みで帰省していた古きよき友人たちに貴重な時間をさいてもらって、ふじのくにNPOセンターなるところで、せっせと封筒詰めなどの作業を行いました。
 (みなさん、UMALIKA届きましたか? まだと届いていない方でほしい方は、連絡ください。PDF版はEメールで、郵送ご希望の方は郵送でお送りします。)
 しかし、日本はNPOのサポートのための施設が充実していてびっくりです。静岡の繁華街のど真ん中の一等地にあるNPOセンターには、軽印刷機からコピー機、パソコン、それにゆったりした会議スペースまであって、感激。しかも職員の方たちは、わたしたちのような機械音痴にもとても親切で、手取り足取りアシストしてくれました。
 フィリピンはNGOの数はすごく多いし、活発に活動している団体も多いですが、行政側のサポートはゼロです。政府関係の人が、わたしたちNGOにサポートを求めにやってくることも頻繁で、なんだか立場が逆ではないの?と思うこともしばしばあります。

 さて、日本滞在中には、いろいろと素敵な出会いもありました。
 2007年7月16日に新潟県の柏崎で起こった中越沖地震での体験をきっかけに、震災からの「心」の復旧と子供たちの望む未来を創り出そうという「みんなの未来予想図」プロジェクトを始められたSS先生とも、お忙しいスケジュールの合間を縫ってお会いすることができました。
 「みんなの未来予想図」プロジェクト(http://plaza.rakuten.co.jp/braveboy/ )
は、震災後に子供たちによって描かれた絵をSS先生たち主催者のかたたちが感動したことに始まります。子供たちが描いた未来は、自然のなかで、家族や友達とごく当たり前の生活を営んでいるものだったというのです。SS先生たちは、その子供たちの絵と、地震を体験した普通の人たちをの声を残しておきたいと考えました。そして、「みんなの未来予想図-被災地 柏崎・刈羽より愛を込めて世界へ」という本を出版しました。
(購入後希望の方は以下のサイトで注文できます。http://www1.ganba716.net/modules/mirai/item01.html)
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 それだけでも十分すばらしい活動なのに、本のタイトルにもあるように「未来予想図プロジェクト」では、世界へ向けて子供たちの望む未来の実現へのメッセージを発信していきたいと考えています。そして、1991年のフィリピンで20世紀最大といわれるピナツボ火山噴火時に海外青年協力隊の一員として現地の復興活動に参加され、その後、新潟に帰国されtからもコーディリエラ・グリーン・ネットワークの活動をサポートしてくれているNSさんのご紹介で、コーディリエラの子供たちのためのプロジェクトを、海外での活動の第一弾にというお話をいただきました。
 コーディリエラの子供たちにも「未来予想図」を描いてもらい、その絵を日本に送って「世界未来予想図展」に展示するというものです。コーディリエラの子供たちが描く未来を日本の人たちの知ってもらう素敵な場を提供してくださるというわけです。
 さらに、出版された「みんなの未来予想図」の売り上げを、コーディリエラの子供たちの役に立ててほしいというお申し出もいただきました。

 わたしたちCGNが行っている環境保全活動のすべては「未来」のためです。未来を生きていく子供たち、孫たち、そのまた孫たちのためです。わたしたちはわたしたちが植えている木が育って大木となり、たわわに実をつけた時を見ることはできないと思いますが、いつか、木陰で赤ちゃんが昼寝をし、子供たちが友達と遊び、ケンカし、木に登ってフルーツをもぎ取り、お腹さえ満たしていることを想像して、木を植え続けています。木を育てていくことの大切さを教え続けています。すべては未来のためです。
 でも、フィリピンには「今」人々のサポートを必要としている子供たちもたくさんいます。とくに、フィリピンでは政府の福祉に対する意識が低く、予算もまったく十分ではありません。キリスト教関係団体やNGOがやっている活動が、フィリピンの福祉活動のほとんどといっていいでしょう。しかし、コーディリエラ山岳地方には、キリスト教関係やNGOによる福祉施設さえもほとんどありません。
 b0128901_105240100.jpgわたしたちCGNの古くからの友人アイリーンは、そんな状況の中で、障害を持つ子供たち、その親、レイプや夫からの暴力などの被害にあった女性たちのためのサポート活動を、仲間のボランティアの方たちとほとんど手弁当で続けています。団体の名前は「Heaven of Care Resource Center Inc(HCRCI)」といいます。(英語のHP。http://www.geocities.com/meatkhi/aboutUS.htm
 わたしは、今回お申し出をいただいたコーディリエラ山岳地方での子供たちのための事業を、HCRCIを通じて、もっとも支援を必要とされている子供たちのために行って行きたいと考えています。よりよい子供たちの「今」が、よりより「未来」につながりますから。
 「未来予想図プロジェクト」実行委員会からは、未来予想図を描くための画材を発送くださったという連絡もいただきました。届いたら、さっそく山岳地方の子供たちのために届けに行きます。コーディリエラの子供たちがどんな未来を描いてくれるかとても楽しみです。

 
 
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# by cordillera-green | 2008-09-03 10:54 | みんなの未来予想図

KURI & Arnel Banasan(アーネル・バナサン) Concert in 静岡

    PLANET LOVE CONCERT
    ~バナナとくりの宇宙~ in 静岡

       ―KURI & Arnel Banasan(アーネル・バナサン) Concert―
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2008年5月10日(土)19:00~
静岡市葵区@アークホール

2008年5月11日(日)19:00~
静岡県藤枝市@華草庵


主催:Soil Time, コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(Cordillera Green Network)
後援:静岡市国際交流協会,静岡新聞社静岡放送,FM-Hi!76.9,マリンパル76.3,フィリピン大使館
協力:トラディショナル・サウンド,リサイクルブティック・スノードール,cafe&bar aura,華草庵



こんばんは。ボランティア・スタッフの山本です。私は5月5日(月・祝)に千葉県東金市「雑貨&カフェ ルバーブ」、6日(火・祝)には千葉県いすみ市「ライステラス・カフェ~Brown's Field」にてコンサート行ってまいりました。その写真報告はまた後日。本日は、千葉県鴨川市でのコンサート、ワークショップがありました。
さて。コンサートも残すところあと2公演!明日あさっては静岡県での開催です!アーネルとKURIの創りだす音に身を任せ、静岡で自然を感じる夜を過ごしませんか?

スケジュール
5/10(Sat) 7:00pm~
静岡市葵区「静岡アークホール」

開場: 18:30
開園: 19:00
チケット: 前売2000円(当日2500円、小学生以下無料)
住所: 静岡県静岡市葵区春日3-9-5 静岡アークホール(静岡ハリストス正教会)
問合せ: トラディショナル・サウンド 堀池
      (日中:090-3458-4497
       夜間(18:30~22:00):054-367-1564
       メール:biwabon(a)hotmail.com)※(a)は@です。

当日開演前までならまだ間に合う!
チケット取扱店: 「cafe&bar aura」静岡両替町
           「TSUTAYAすみや静岡本店 プレイガイド」静岡
           「サールナートホール」静岡
           「草薙戸田書店リブレ」清水
           「リサイクルブティックスノードール」清水市

※会場内、および会場周辺には全く駐車場がございません。公共交通機関をご利用ください。

5/11(Sun) 7:00pm~
静岡県藤枝市「華草庵」

開場: 18:30
開園: 19:00
チケット: 前売2000円(当日2500円、学生1500円、小学生以下無料)
住所: 静岡県藤枝市谷稲葉1554
店舗サイト: http://www4.tokai.or.jp/memorable/index.html
問合せ: チケット→ 中村:TEL 054-245-5626 chuson_machi(a)ybb.ne.jp
      その他→ 松野下: 090-3587-9054 koto1119(a)yahoo.co.jp
      ※(a)は@です。

※心岳寺の駐車場をご利用ください。また駐車場の数には限りがございますので、相乗りなどのご協力をお願いいたします。

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# by cordillera-green | 2008-05-10 00:39

Arnel Banasan & KURI Concert in 千葉!

 みなさま、こんにちは!コーディリエラ・グリーンネットワークのボランティアスタッフ山本です。代表の反町はただいま岐阜県高山市の山中におります(ものすごく天気がイイ!とのこと。うらやましい。。。)ので、私から記事を書かせてください。

4月25日「小さなアースデイin清里」@山梨県北杜市、キープ協会
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4月19日「アースデイ東京2008」@東京都渋谷区、代々木公園
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4月19日、アースデイ東京2008(代々木公園)のピーススマイル・ステージで、Arnel Banasan(アーネル・バナサン)とKURIさんのコンサートツアーが始まって2週間が経とうとしています。さて本日4日は、
アーネルは岐阜県高山市の
あぶらむの里(http://www.hidatakayama.ne.jp/abram/)
でコンサート&フェアトレード販売、
KURIさんは埼玉県さいたま市東大宮の
麻こころ茶屋(http://www.macocorochaya.com/)
にて「やさしい晩餐会"音楽と食が出会う場所"ということで
食事とコンサートを開催します。

そして、明日から、5月5日から9日までは2組がまた集結し、千葉県下のコンサートツアーに出ます!千葉にゆかりのある方、是非一度、

KURIの自然の息吹を感じさせる演奏と、
遠く遠くのフィリピン山岳地方を想い、
平和、環境への真摯な願いを唄うアーネルバナサンの声と演奏。


お聞きください。日本では珍しい、貴重な機会です☆

お問い合わせ

スタジオKURI:090-8022-0789
サリュー・ミュージック:saliwmusic@hotmail.com

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
TOUR SCHEDULE

●5/5(月・祝) 7:00pm~
千葉県東金市「雑貨&カフェ・ルバーブ」
コンサート&雑貨販売


住所: 千葉県東金市東金1407-4(JR東金駅徒歩10分)
TEL&FAX: 0475-53-2323
料金: 2,000円(お茶とケーキ付)

東金駅から徒歩10分のところにあるフェアトレードのカフェ&雑貨屋さんです。
店主のこだわりをふんだんに感じれる、とってもおしゃれでカワイイお店です☆
詳しくは↓
http://www14.plala.or.jp/zakka-bflat/HPR/index.htm

●5/6(火・祝) 11時~
千葉県いすみ市「ライステラスカフェ ~Brown’s Field」
ランチバイキング+LIVE(11時~) /
フィリピンの竹楽器作りワークショップ(16時~)

※開催時間によって料金が違います。

住所:千葉県いすみ市岬町桑田1501-1

●にじのわLunch Party ~草にころがり、地球とひとつになる~
開場: 11:00~
料金: ランチバイキング+Live 大人 3000円
                   小学生 2000円
                   要予約(限定50名)

●kuri&アーネルバナサンwork shop    
「つくって鳴らそう!フィリピン竹の楽器作り」            
時間: 16:00~17:30(1時間半程度)               
参加費: 大人 1000円 子供 500円  
定員:20名          
持ち物: 大型カッターナイフ            
講師: アーネルバナサン(フィリピンカリンガ族出身)& KATSU(from KURI)    
プログラム:
○竹で楽器を作ろう!:1時から5時まで(30名まで.要予約)。竹林から竹を切って,フィリピンの民族楽器、トンガトン,サガイポ、バリンビンなど,打楽器や笛を作ります.作った楽器はお持ち帰り頂けます。
※kuri&アーネルバナサンのワークショップの受付は
090-8022-0789(スタジオKURI)へお願い致します。

詳しくは→ ライステラスカフェBlog 「5月6日にじのわLunch Party」ご案内

ブラウンズフィールドWebサイト: http://www.brownsfield-jp.com
ライステラスカフェWebサイト: http://blog.goo.ne.jp/rice_terrace_cafe


●5/9(金)
1:00pm (ワークショップ)
7:00pm (ライブ・ペインティング)
千葉県鴨川市「星見亭アートスタジオ」
竹楽器ワークショップ&ライブ・ペインティング
人と自然をアートでつなぐ1日in鴨川市 星見亭Art Studio


{プログラム]

☆竹で楽器を作ろう!
○時間:1時から5時まで(30名まで.要予約)
○講師: アーネル バナサン from フィリピン/KURI(Katsu)
○参加費: 大人2000円中学生以下1000円

竹林から竹を切って,フィリピンの民族楽器、トンガトン,サガイポ、バリンビンなど,打楽器や笛を作ります.作った楽器はお持ち帰り頂けます。


☆くつろぎtime ベジタリアンビュッフェ
○定員: 20名まで(要予約)
○時間: 17時から19時

アートの間に心の込もったお食事でひと息。季節の野菜を中心にした優しい料理を食べながら参加者同士のコミュニケーションの時間.食べたい分だけ支払 うバイキング式なので小食さん、大食いさんも安心?(目安一人800円程度)

☆パフォーマンス ライブ&ペインティング:
○時間: 19時から20時30分
○定員: 30名まで,要予約
○参加費: 大人2000円、中学生以下 1000円

KURIとアーネル バナサンのつむぐどこか懐かしい音楽とともに,宮下昌也が即興で絵を描いていくパフォーマンス.山梨フィリピンのルソン島,そして鴨川のそれぞれの里山からの暮らしと生命のメッセージをつなげます。


詳しくは 星見亭 アートスタジオ
TEL.FAX 050-7551-1129 宮下 hoshimitei@gmail.com
千葉県鴨川市金束1722
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# by cordillera-green | 2008-05-03 21:42

PLANET LOVE CONCERT 日本版 開催します!

コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)代表の反町です。
2008年4月&5月、CGNのアーネル・バナサンが、2年ぶりに、日本の音楽ユニットのKURIとコンサートツアーをやることになりました。
KURIは2007年12月に、バギオ市でCGNが主催した「コーディリエラ・ユース・エコ・サミット」に、プレイバックシアターらしんばんとともに、ゲストとして参加してくれました。その後、アブラ州とイフガオ州の小さな村でもアーネル・バナサンとともに「PLANET LOVE CONCERT」と題したライブを行いました。
今回はその流れを汲んでの「PLANET LOVE CONCERT」日本版を、東京、千葉、静岡、長野、山梨で行います。
会場によっては、KURIがコーディリエラ地方での経験をスライド&トークで話してくれたり、CGNの写真パネルでの活動紹介、竹楽器ワークショップ、山岳民族のフェアトレード商品の販売など、盛りだくさんの内容です。
コーディリエラ地方に縁のあった人も、そこってどこっ?いう人も、ぜひ、遊びに来てくださいね。


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アジアやヨーロッパの民族楽器を取り入れたアコースティックな音楽活動を行う二人組KURIと、フィリピン北部のカリンガ民族のミュージシャン、アーネル・バナサン。
1999年に出会って以来、日本の街のホールで、田舎の廃校の教室で、愛知EXPOの大地の広場で、そして、フィリピンの山の村々で、二組のミュージシャンは、お互いが奏でる音楽の源の違いにリスペクトの気持ちを温めながら、ともに演奏活動を行ってきました。
2008年春、アーネル・バナサンが日本にやってきます。カリンガ族が伝える竹製民族楽器の多彩な音色と、古来から伝わるチャントの響きを取り入れた、素朴で力強く、そしてどこか懐かしい歌の数々。KURIの二人が演奏する世界各国の楽器とのハーモニーが、新たな「宇宙」を創り上げます。
バナナの国・フィリピンからやってきたバナサンと、山寺の庫裏(くり)に住んでいたことから命名された「KURI」。まったく違う環境から発した二つの個性的音楽の「融合=サリュー(フィリピン語)」をご堪能ください。



SCHEDULE

4/19(Sat) & 20(Sun)
Earthday Tokyo(代々木公園)に参加
(ピースマイル・ステージ(19日2:30pm!)
※また代表反町が主催しているフェアトレード団体「カラバオ・ママ」も
フェアトレードマーケットにブース出展しています!
http://www.earthday-tokyo.org/2008/

4/20(Sun) 6:00pm
プレイバックシアターらしんばんの「コーディリエラ・エコ・サミット参加報告会」でコンサート
会場:オルタナティブ・スペースRAFT(中野区中野1-4-1 TEL 090-4134-9724 らしんばん)
入場料 2,000円

4/25(Fri) 3:00pm&26(Sat) 出店のみ 10:00am-
清里キープ協会「小さなアースデイin 清里」に 参加
(コンサート、トーク&スライドショー&ナチュラル・マーケット、写真展)
(山梨県北杜市高根町清里3545 TEL 0551-48-2114 http://www.keep.or.jp/)
参加費:1,800円(25日のみ。26日はナチュラル・マーケットのみ開催)

4/29(Holiday) 2:30pm
別所温泉・安楽寺でコンサート
(長野県上田市別所温泉2361 TEL 090-9882-6941 satchmoyasu@yahoo.co.jp 直井)
前売り 2,000円 当日2,300円(高校生1,000円)

4/30(Wed) 7:00pm
「スローカフェ・ずくなし」でコンサート(長野市上千歳1137-2 コスモスパイラルビル1F
TEL 090-9963-9191 ma2-n.baffe@docomo.ne.jp 泉真仁(まに))
1,500円

5/1(Thurs) 7:00pm
「パンカーラ」でコンサート (長野県長野原町北軽井沢1353-1939 TEL 0279-84-3843)
2,000円

5/5(Holiday) 7:00pm
「雑貨&カフェ・ルバーブ」でコンサート
(千葉県東金市東金1407-4 TEL&FAX 0475-53-2323)
2,000円(お茶とケーキ付)

5/6(Holiday) 3:00pm
マクロビオティック&カフェ「Brown’s Field」でコンサート&竹楽器ワークショップ
(千葉県いすみ市岬町桑田1501-1 http://www.brownsfield-jp.com/)
参加費 大人1,000円 子供500円

5/9(Fri)
1:00pm (ワークショップ)
7:00pm (ライブ・ペインティング)

「星見亭アートスタジオ」で 竹楽器ワークショップ&ライブ・ペインティング
(千葉県 鴨川市金束1722 TEL 050-7551-1129 hoshimitei@gmail.com)
参加費 ワークショップ2,000円(中学生以下1,000円) 
ライブ2,000円(中学生以下1,000円)

5/10(Sat) 7:00pm
「静岡アークホール」でコンサート
(静岡市葵区春日3-9-5 TEL 090-3458-4497 biwabon@hotmail.com堀池)
前売り2,000円 当日2,500円(小学生以下無料)

5/11(Sun) 7:00pm
「華草庵」でコンサート(静岡県藤枝市谷稲葉1554)
(TEL 054-245-5626 中村 090-3587-9054 koto1119@yahoo.co.jp松野下)
前売り2,000円(学生1,500円) 当日2,500円(小学生以下無料)


★アーネル・バナサンのみ出演★

●4/12(Sat) 11:00am
「太陽の杜・古民家ざわざわ」で懇親会&ミニ・コンサート
(愛知郡長久手町大字長湫字根嶽29-4
 TEL 090-6570-0084 和泉)
参加費 700円(かまどで炊いたご飯のお昼付き)

●5/4(Sun)
「あぶらむの里」でコンサート
(高山市国府町宇津江3225-1 TEL 0577-72-4219)
http://www.hidatakayama.ne.jp/abram/

★KURIのみ出演★

●4/27(Sun) 2:00pm
アート de ライブ 2008
会場:わかった会館
(伊豆市姫の湯584-1 TEL 0558-83-4603 ギャラリーダイアン)
入場料 2,500円(中学生以下1,000円)

●5/4 (Sun) 6:00pm
やさしい晩餐会 “音楽と食が出会う場所”
会場:麻こころ茶屋
(さいたま市東大宮5-3-5 TEL 048-672-0422)
参加費 3,800円(食事とコンサート)


ミュージシャンのPROFILE

Arnel Banasan

b0128901_22291934.jpg北部ルソンのカリンガ民族出身。伝統音楽の要素を取り入れた音楽の作曲&演奏活動、竹製民族楽器のワークショップを行う。平和や環境への想いをこめた楽曲が中心。
山岳地方の環境保全を目的としたNGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワークhttp://cordillera-green.net」の中心メンバーでもある。1999年「Goomvu」」、2004年「Lin-Awa」をリリース。saliwmusic@hotmail.com






KURI

b0128901_22134464.jpg山梨県の山村を拠点にするKatsuとMihoのふたり組ユニット。ギリシャやアイルランドの弦楽器ブズーキ、アイルランドの笛ティンホイッスル、オカリナなどの民族楽器の音を取り入れて、創作・演奏活動をつづけている。自然の息吹を感じさせるライブ演奏は秀逸。「風の舞」「遠い記憶」の2枚のCDを制作。欧州、アジアなど、最近は海外に活躍の場を伸ばしている。
kurikoubou@hotmail.com HP www.atelier-hb.com/kuri/





お問い合わせ

スタジオKURI:090-8022-0789
サリュー・ミュージック:saliwmusic@hotmail.com

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# by cordillera-green | 2008-03-29 22:00

CGN公式ブログ始めます!

フィリピン現地の環境NGO、コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(Cordillera Green Network:CGN)公式ブログです。代表の反町が公式のニュースをお届けするブログです。
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# by cordillera-green | 2008-03-27 00:25

世界環境デー・環境アート企画「サルはどこに行った?」パンフレットより

 私の出身地・日本では、世界が直面している環境問題に関する情報があふれ、多くの人が環境保全のために何かしたいと考えている。「樹を植える」という行為に意義を唱える人はまずいない。しかし、私たちが2001年にバギオ市でコ-ディリエラ地方の環境保全を目的としたNGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」を設立し、コーディリエラ地方の山岳部で森林再生事業(reforestation project)をはじめたとき、まず「なぜ樹を植えなくてはいけないか」「なぜ森を破壊してはいけないか」という教育からはじめなくてはいけないと気がついた。せっかく予算と労力をつぎ込んで植えた苗木も、土地の人たちがその価値を理解していなければ、再び火を放ち、一晩のうちにハゲ山に逆戻りだ。

以来、CGNではさまざまな環境教育活動を行ってきた。公募による「Ecological Painting Competition」の開催と受賞作による環境保全啓発ポスターの制作。コーディリエラの森林破壊の現状と保全の動きをリポートしたドキュメンタリー・ビデオ「Whisper of the forest」の制作。やはり一般からストーリーを募集した子供向けの環境絵本「Moon Beams」の出版。そして、毎年、10ケ所ほどで、環境教育セミナーを行ってきた。テーマは、「Waste Management」から「Organic Farming」など、それぞれのコミュニティが抱える環境問題に即したものとしてきた。

それにしても、山の村に暮らしながら、なぜ人々はいとも簡単に山に火を放ち森林を焼き払えるだろうか? 各民族は、それぞれ伝統的に森林保全の知恵を受け継いできたはずだ。森林からの果実や山菜、そして、そこを住処とする野性の動物や昆虫を食料としてきた。森からの恵みで生きながらえてきたのだ。なのに、ここに来て森はいきなり“邪魔者”扱いだ。さっさと焼き払って広い畑に代え、できるだけ高値で売れる野菜をたくさん植えて一銭でも多くを稼ぎたい……。山岳民族の住民たちは、古来、守ってきた自然環境や、維持してきた伝統文化を今、葬り去ろうとしている。
誰もが金銭的に豊かな生活にあこがれる。しかし、次世代のために、本当の豊かさのために、環境と文化の保持していくことの大切さを、私たちは毎回の環境セミナーにおいて伝えてきた。

そして最近私が思うのは、エコシステムや生態系の危機、化学製品の人体への悪影響などの環境に関する知識・情報はもちろん必要だが、同時に自分たちを取り巻く自然環境の息吹を感じる「感覚」を取り戻さなくてはならないということだ。
森の木々に、谷を流れる川に、足元の土の中に、「生」を感じる感覚が戻ってきたら、森林破壊も河川や土壌の汚染も食い止められるのではないか思う。人類の進歩が生み出してきた環境破壊は、結局は一人ひとりの人間の自然をいとしいと思う本能的な感覚の復活によってしか、食い止められないのではないだろうか。

CGNは、2007年6月5日の「世界環境デー」イベントのために、アートを通して自然に触れ、自然と遊び、自然の豊かさに気づき、自然を愛する心を育みながら、山岳地方の森林再生のメッセージを送ろうという企画を考えた。特に今回は、もっとも身近な自然素材「土(Clay)」を素材の中心とした。幸いにも、在バギオのアーティストだけでなく、日本出身の現代美術家(在インドネシア)、同じアジアの隣国・インドネシアの陶芸家、そしてすっかり山岳地方の文化にほれ込んでいるアメリカ=フィリピン人(Phil-Am)アーティストたちが参加してくれることになった。CGNが2002年から植樹活動を行っているベンゲット州キブガン村の人たちも参加してくれる。
山の小さな村で生み出された「土」によるアート作品を通して、自然への「愛」と環境保全へのメッセージが、VOCASに足を運んでくれたすべての方々に伝わることを期待している。

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   ↑VOCASの展示

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      ↑サル面の野焼きの様子

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      ↑サル面づくりワークショップ

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      ↑在インドネシアのアーティスト・廣田緑さん

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      ↑バギオを代表する現代美術家・カワヤン・デ・ギアも参加
       モンキー・ジャングルジム
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# by cordillera-green | 2007-06-05 10:26 | 環境教育

天楽企画・中川博志さんがバギオに来た日

 2010年10月23日に大阪万博記念公園 自然文化園 お祭り広場にて、天楽企画の代表で、インドの横笛・バーンスリ奏者の中川博志さんたちが企画している「1000人で音楽する日。」のことでメールのやり取りをしている中で、中川さんが懐かしい記事を送ってくださりました。
10年前、2000年5月に中川博志さんが、フィリピンに来てくれたときのことをWEBに書いた記事です。


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 9月の京都芸大集中講義のとき、日本からインドまでの地図を 学生に書いてもらいました。精度はまちまちでしたが、一つだけ共通点 がありました。それは、全員の地図にフィリピンが抜け落ちているので す。どうも、彼らにはフィリピンの印象はとても薄いようです。わたし も実は、2年前にAFOツアーでマニラへ行く前までは、彼ら と同じでした。  そのフィリピンへ、5月の連休のあと、河内長野市ラブリー ホールの宮地泰史さんと行きました。目的は、バギオ市に住むカリンガ 族のアーネル、エドガーのバナサン兄弟に会い、彼らの竹の楽器の製作 や音楽を習うことでした。  この兄弟を知るようになったきっかけは、南浦和に住む友人の映像作 家、鎌仲ひとみさん、通称カマチャンの借りている家のオーナーが、 アーネルの奥様、反町真理子さんだったからです。そして、なんと都合 がよいことに、アーネルはカリンガ族出身のミュージシャンだったので す。  
 カリンガ族の竹の楽器による音楽は、ホセ・マセダの『ドローンとメ ロディー』(高橋悠治訳、1975)や、『ウドゥロッ・ウドゥ ロッ』(30人から数千人にいたる演奏者のための音楽)とい う作品、ビクターから出ている映像『世界民族音楽大系』などでなんと なく知ってはいました。しかし、直接フィリピンまで出向いて、楽器や 音楽に触れたのは今回が初めてです。 バギオ市  彼らが住んでいるのは、マニラから車で7時間ほどかかる山上 都市、バギオ市です。ねっとりとした暑気の充満するマニラに比べて涼 しく、海にも近いため新鮮な魚介類や、野菜も豊富です。坂なりに展開 する中心街の混雑した市場には、道の両側に魚や野菜を売る小さな店が びっしりと連なり、買い物客であふれかえります。またここは、フィリ ピンの金持ちたちの別荘地としても有名で、広壮な別荘があちこちに点 在しています。全体の雰囲気としては、イギリス人たちの開いたインド のシムラーやダージリンといった植民者避暑地を思い起こしました。  熱帯の土地にいることを忘れさせる避暑地ですが、コルディレイラと いわれる山岳地帯からの人々の流入、無計画な乱開発などで問題も多い ようです。排気ガス規制などてんで関係のなさそうな自動車の多さによ る大気汚染が強烈です。また、水問題が深刻です。なにしろ山のてっぺ んに開かれた町なので常に水不足です。家々には必ず雨水を貯めるタン クがあります。アーネルたちの家では、バケツに貯めてある水を使って トイレやシャワーに使い、飲料水は買っているということ。

カリンガの楽器と音楽  

 バナサン家にはそのとき、アーネル・真理子夫妻、アーネルの弟エド ガー、長男アラシ、次男ビリク、生まれたばかりの長女キカ、ひょろっ としておとなしいローウェル、大学で観光学を学ぶ18歳のリオの 8人にわれわれが加わり、総勢10人いたことになります。またと きには、カリンガから元気なお母さんがやってきたり、9歳の息 子ミラを連れたアーネルの姉のジョスリンなどもやってきて、とにかく 出入りの忙しい家です。  さて、居候のわれわれは、毎日、楽器素材である竹を近所の山に行っ てとってきたり、楽器を作ったり、それで音楽を習ったりしたのであり ました。  かつては首狩り族であったというカリンガ族の音楽は、実にシンプル です。いろいろな形の楽器が竹から作られますが、音楽の基本はすべて 同じです。一人一人は、単純なリズムパターンを繰り返すだけです。ソ ロ演奏はありえません。必ず、6人が一組になって演奏される。 ただし、全員で同時に打ち出すのではなく、同じパターンを次々に半拍 ずつずらす。すると、単純なリズムパターンは錯綜したうねりをもって くる。半拍ずつずらす、というのは最初はなかなか把握できませんでし た。しかし、慣れてくると全体の音のうねりに埋没していくような、ト ランスにおちいるような気分になるのです。アーネルは「カリンガの音 楽を楽しむには、友達にならなければならない」といってましたが、ま さにその通りで、一人だけ目立とうとするとたちまち調和が崩れ去って しまう。個人の技術や表現力だけが重要なインド音楽とは対極にあると いえます。

バギオからマニラ

 カリンガ楽器徒弟生活のバギオから、お土産の野菜をもってマニラの グレース・ノノの家に4泊、居候しました。彼女は、AFOツ アーでずっと一緒だった素晴らしい歌手です。不快指数100点満 点のマニラだというのに、家にはエアコンがなく、しっかりと熱帯生活 を満喫しました。彼女の家ではほとんどなにもせず、つい最近演奏活動 を再開した夫のバークレー卒ギタリスト、ボブ、グレースのそっくりコ ピーである娘のタオとおしゃべりの日々でした。  日曜日、グレース一家と映画を見ようとメガモールへ行きました。メ ガモールは、巨大なショッピングセンター。エアコンギンギン空間なの で、涼みに来る人たちでいっぱいでした。なかに映画館がかたまったフ ロアがあり、われわれは、そこにトイレ近辺で何を見ようかと午後 4時ころ相談をしたのでした。次の日曜日の同じ時間の同じ場所で、時 限爆弾が破裂し死亡者を出したことを知ったのは、帰国して10日 ほど後のことでありました。フィリピンもなかなかにスリリングなので す。多民族、他言語、政治腐敗、富の分配の不均衡。フィリピンに限ら ず、植民地であったことで今もってひきずる問題の解決はかなり遠いよ うです。  

 カリンガ青年、アーネル、エドガーそして真理子さんと子供たちは、 8月に来日し、十津川村で盆踊りを楽しみ、大阪のトリイホール、神戸 のジーベック、河内長野でそれぞれワークショップを行い11月に 無事帰国しました、と書きたいところですが、エドガーだけが国内で行 方知れずとなり、現在もどこかで不法滞在者としてふらふらしている模 様です。たくましいというのか、近代法治社会的よりも部族社会的原理 に基づいて行動しているかのようであります。
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# by cordillera-green | 2001-01-01 12:49 | アート