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演劇ワークショップでアジアの農村をつなぐ モノローグ②(キアンガン国立高校)

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20185-10月に行った「演劇ワークショップでアジアの農村をつなぐ―青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業」(共催:総合地球環境学研究所/シアター&アーツうえだ、助成:国際交流基金アジアセンター文化創造協働助成/トヨタ財団国際助成)では、イフガオ州の8つの高校で、農業をテーマとした聞き書きをベースに演劇作品の制作が行われました。ラガウェ町のドン・ボスコ高校で831日に行った発表会では、それぞれの地域の特色を鮮明に映し出した8つの作品を、高校生たちが精いっぱいのエネルギーで演じてくれました。

 演劇制作の過程で行われた、村の名人や長老たちへの聞き書きインタビューは、それぞれ地域の言葉で行いました。ですから、発表のときの演劇も、民族色・地方色の強い、いろいろな言語が飛び交う発表会となりました。

 イベント後に各学校からはステージで使ったモノローグ台本の英語版を提出してもらい、日本語に翻訳しました。またステージでのモノローグテキストのため聞き書き内容をすべて盛り込んでいるわけではありませんが、イフガオの州の農業の現状をダイレクトに反映した興味深い内容となっています。

キアンガン国立高校

Kiangan National High School

Baguigue, Kiangan, Ifugao

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アグリピナ・マランタ(女性)

Mrs. Agripina Malanta

私はあなたらのおばあさん、アグリピナ・マランタ91歳です。私らは1948年にここバギゲにやってきました。私らが田んぼ仕事を始めたころには、最初にやったのは草刈り、あぜ道づくり、石の壁のお掃除だったね。それから苗床の用意。雑草と稲刈りのあとに田んぼに残した枯れた稲わらは、堆肥として役立てた。

苗が育って植え替えできる大きさまで育ったら、今度は田んぼの用意をしなきゃいけない。

村のみんなで田植えを終えたら”カルピ(Kulpi)”と呼ばれる儀式をやるのだよ。この儀式をすると稲を食べてしまう野ネズミや虫から稲を守ってくれるって信じられているのさ。

稲が実るのが間近になったら、村人たちはライスワインの支度を始める。収穫の時の儀礼や、収穫の時に稲刈りの手伝いに来てくれる村人たちに飲んでもらうためさ。

米を貯えておく倉を持っている人たちはそこで儀式をしないといけない。倉を持っていない人は家でやる。刈った稲は”Batawill”という木の棒の両端に引っ掛けて家に運ぶ。


以前は 人々が患う病は腰痛だけだったよ。それが今ではそりゃたくさんの病気があるね。田んぼで使う農薬や煙がいけないのだね。きっと。ほかにもいまじゃあ困った問題が子供たちに起こっているじゃないか。昔は自分らが食べるために米は自分らで搗いた。ところがこの頃は、あっちこっちに精米機があってそれで精米しちゃっている。おかげで病気が蔓延だ。


昔ももちろん食べ物がなかったりお金がなかったりしたさ。でも、今の子供らに比べたら幸せだった気がするな。今の子らはおやつやらなんやらのためにお金渡さなきゃ、学校行かなかったりする。

昔の田仕事もそうさ。お金かける必要なんてなかった。それでも仕事は終わったよ。村の人たちはみんなが仕事を終えるまで、お互い助け合うってことを知っていたからね。Ubbuっていうのがこの助け合いのことさ。


いまじゃ、あれだね。ガソリンや農薬を買い、人を雇うやら、その人らに飯を食わせるやら、おやつを出すやらで、お金がなくちゃあ、農業だってできないご時世さ。

*


クリスピン・タヤバン(男性)

Mr. Crispin Tayaban

 私は、クリスピン•タヤバン、68歳です。以前は田んぼ仕事をしていましたが、祖父を介護するため、田んぼはやめてしまいました。

 田んぼの仕事は田植えのための準備”キワングKiwang”から始まります。私たちははじめに用水路を整備し、草取りをはじめます。田んぼでお互いを助け合うことを”ウブ”と言います。

 種まきのための苗床の準備が始まり、草取りが続き、あぜ道を作り、そして代掻きをします。そして、苗床で育てた苗を抜いて苗を用意し、いよいよ田植えが始まります。伝統にのっとり、まず豊かな家系のものが田植えをはじめ、他の家族はそのあとに続いて田植えを始めるのです。

 田んぼの仕事をやっているときに遭遇した問題は、棚田の石の壁やあぜ道の浸食、害虫やネズミによる稲が被害を受けるといったことでしたね。これらの問題は”クルピKulpi”と呼ばれる儀礼を執り行うことで防ぐことができました。“クルピ”以外にも、穀物が実り出すころ”フリンHulin”と呼ばれる儀式が行われます。この儀式は、作物を食べてしまうネズミを追い払うために行われます。まず、ネズミが行くようなところにパリパルPalipal(竹の民族楽器)を投げます。そして、そのpalipalを村の別の人に拾ってもらい川の方向に投げます。そうするとネズミはそこには行かないといわれています。もう一つの儀式があります。それは”ティコムTikom”と呼ばれる儀礼で、稲を食べるマヤの鳥の口をふさぐというものです。

 以前は田んぼ仕事に問題はありませんでした。なぜなら、たくさんの木があり十分な水をもたらしてくれていたからです。しかし、いまでは山々での木々の伐採によって水の供給が問題となっています。

 私からのあなたたち子供世代への助言として、たとえ学校に通おうと私たちの文化である田んぼを維持するために、田仕事の方法を学ぶ必要があります


*

マーク・バランヤン(男性)

Mr. Mark Balaniyan

 私はマーク・バラニヤン、33歳です。子どもが一人います。私は高校を卒業し、TESDAで職業訓練コースを受けました。海外への出稼ぎのための溶接試験を終えました。出稼ぎ期間は2年と定められているので、フィリピンに戻ってきました。二度と海外に働きに行くつもりはありません。

 帰国してから、私は父がわたしに教えてくれた田んぼ仕事に戻ろうと決めました。父はすでにだいぶ体が弱っていますが、それでもずっと田んぼの手入れをよくするように教えてくれました。両親とともに田んぼへ足を運び続けてきましたので、私は田んぼ仕事の工程を学べたのです。

 私の世代の弟や妹ともいえる学校に通っているあなた方若者たちへの私のアドバイスとしては、ぜひとも、学校に行ってほしいと思っています。もしそのコースを終えなかったらその後の生活がとても大変なものになるでしょう。しかしながら、私たちイフガオの伝統的な農法をどうか忘れないでほしいとも願っているのです。

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Mrs. Agripina Malanta

   Iamyour grandmother Agripina Malanta, 91 years old. We came here in Banguigein1948. When we started farming, the first thing to do is weeding, constructthe rice paddies and clean the stone walls.Then prepare the seedbed. Thenthe grasses and rice stock that were rotten will serve as fertilizers ofthe plants. When the seedlings are ready for planting, the rice field shouldhave been prepared.

   When everybodyin the community finished planting, they perform a ritual called kulpi.This ritual believed to protect the plants from rodentsand insects that would destroy the plants while growing robustly. The moment therice grains are about to ripen, the community people will prepare the rice wineto be used during the ritual and to be drunk by the harvesters and the communitypeople. Those who have rice granary will perform the ritual there, while thosewho do not havewill do it in their homes. The “page” is brought home throughthe “batawil” a wooden stick use to carry the “palay” at both sides.

Before the ailment that could be felt by people was backpain, while today there are many kinds of sickness as aresult from whatpesticides and smoke of farm implement can give.

Another factor is about the life of children it is difficulttoday because before we pound rice for food and it won’t give ailment whiletoday it is very easy because rice mills are found everywhere but then it givesside effects. Before also even there is meagre food and money, we were happy ascompared to children today that they can’t goto school if you don’t give themmoney for snacks and other things. Just like farming before that we don’t needto spend much of money and work is finished because the community people have anunderstanding to help one another called “ubbu”until work is done. Today wecan’t farm if we don’t have money to spend for gasoline, pesticides, labor andfood and snacks.

*

Mr. CrispinTayaban

I am Crispin Tayaban, 68 years old,my work before is farmingbut now I stop farming because I will take care of my grandfather.

Work in the field will start on land preparation “kiwang”. Wefirst prepare the water system then weeding starts.Helping one another in thefield will “ubbu”. The preparation of seedbeds for sowing grains will start thenweeding will follow and construction of rice paddies followed by cultivation.Then, uprooting of seedlings for planting was prepared so that planting willbegin. The rich family will start the rice planting first before others as theculture dictates.

I have noted that some of the problems I encountered whilefarming was the following like erosion of stonewalls and paddies, rice plantswere attacked by pests and rats. These problem scould be controlled byperforming the ritual called “kulpi” in order to prevent the stated problems.Aside from the performance on the ‘kulpi” when the grains are already coming outanother ritual called “hulin” is performed to drive away the rats fromdestroying the plants by throwing all the instruments used to a place where therats will go and these instruments must be taken by other people in thecommunity and throw to the direction towards the rivers so the rats will gothere. There is another ritual which is the “tikom” which will shut off themouth of the Maya bird to eat the “palay”.

Before farming was not a problem because there were plenty ofwater brought about by plenty of trees but today water supply is a problem dueto cutting of trees in the mountain.

My advice to you children is that evenyou are going toschool you have to learn how to farm so that our culture in farming willcontinue.

*

Mr. Mark Balaniyan

I am Mark Balaniyan 33 years old with one child. I finishedmy high school and continued vocational course in TESDA. I finished welding asmy passes going abroad. My contract was only for two years so I need to comeback to the Philippines and never go back.

I decided to go back on farming and apply what my father hadtaught me. My father told me to continue taking good care of our field since heis not strong anymore to work in the rice field. Since then, I had been going tothe rice field with my parents through it I was able to learn the process offarming.

My advice is for you my brother and sisters to go to schoolbecause you see if you do not finish a course then life is so difficult, butthis I warn you please do not forget our Ifugao culture of farming.


# by cordillera-green | 2019-07-24 16:33 | 環境教育

演劇ワークショップでアジアの農村をつなぐ モノローグ①(フンドアン・バンバン国立高校)

  

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2018年5-10月に行った「演劇ワークショップでアジアの農村をつなぐ―青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業」(共催:総合地球環境学研究所/シアター&アーツうえだ、助成:国際交流基金アジアセンター文化創造協働助成/トヨタ財団国際助成)では、イフガオ州の8つの高校で、農業をテーマとした聞き書きをベースに演劇作品の制作が行われました。ラガウェ町のドン・ボスコ高校で8月31日に行った発表会では、それぞれの地域の特色を鮮明に映し出した8つの作品を、高校生たちが精いっぱいのエネルギーで演じてくれました。


 イフガオ州にはおもに3つの民族語(トゥワリ語、アヤガン語、カラングーヤ語)が家庭やコミュニティで話され、町部では違う民族の人が共通語として北ルソンのメジャー言語であるイロカノ語やフィリピンの国語であるタガログ語でコミュニケーションをとっています。そして、学校では幼稚園から国語以外の授業はすべて英語で行わています。

 演劇制作の過程で行われた、村の名人や長老たちへの聞き書きインタビューは、それぞれ地域の言葉で行いました。ですから、発表のときの演劇も、民族色・地方色の強い、いろいろな言語が飛び交う発表会となりました。


 イベント後に各学校からはステージで使ったモノローグ台本の英語版を提出してもらい、日本語に翻訳しましたので、以下に掲載します。8校分とかなりたくさんあり、またステージでのモノローグテキストのため聞き書き内容をすべて盛り込んでいるわけではありませんが、イフガオの州の農業の現状をダイレクトに反映した興味深い内容となっています。


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1.バンバン国立高校

Bangbang National High School

Bangbang, Hungduan, Ifugao Province

ホセ・クルヒ・ピナイアン(男性)

KAGAWAD JOSE CULHI PINAY-AN

 私はホセ、68歳です。アーリンダという妻がおり、フンドアン町のダユコンに住んでいます。私の母はハパオ出身で、父はバアン出身です。両親はともに農家でした。

 私は子供のころ両親の田仕事を手伝っていました。バノンでの穴を掘って泥魚を集めたときのことは忘れられません。

 のちに私たち家族はハパオ村からバンバン村のポロド集落へ移り住みました。祖父(“アプ”あるいは”ビノルタン”とよばれています)の姉の一人に田んぼをもらったので、その地に長い間定住したのです。彼女が田んぼを母に譲ってくれたおかげで、私たちはその田んぼを耕すことができました。カハイアニ(kahiani)のときに、収穫を手伝いにきてくれたのはハパオ村の人たちでした。

 私が田んぼで働き始めたのはボロド集落ですが、それ以前から私の父はガウド(Gaud)と呼ばれる農具の使い方を教えてくれていました。高校生になるまで私は両親の手伝いをいつもしていました。

 ハイスクール(中学)の頃、父は私に木彫りを教えてくれました。私は木彫りに興味があったのですぐに覚えました。ハイスクール3年生の頃にはすでに木彫りの手わざを身に着け、自分の手でお金を稼ぐことができました。

 父の稼ぎでは不十分だったので、妹の教育費を稼いで家計を助けようと決めました。妹は商学部を卒業し、バギオで働き始めました。妹が仕事についたことで3人の妹たちが大学を卒業するまで教育費に関しては、妹が支える責任がありました。

 

 私は結婚した時に、兄弟とは別々に住み自分の家庭を築きました。私には5人の娘と2人の息子がいます。木彫りと農業の収入から生計を得ることができました。こうして私はお金を稼ぎ、子供たちの、とくに教育のためにお金を稼いできたのです。 今では7人の子供のうち5人は自分の仕事があります。一番下の子はまだ学校に通っています。時々、妻が木彫りを手伝ってくれます。一番上の子も木彫りを手伝ってくれるので仕事が楽になりました。

 子供たちが小さかった頃は、息子たちを森に連れて行き、木彫りに使う木を一緒に探しました。娘たちは田んぼに連れて行き一緒に働きました。しかし、一番下の子と次に幼い子はいまだ連れて行ったことがありません。

 私たちの一番上の子が結婚した時、祖父母からいただいた田んぼを譲りました。収穫期になると、手伝いにヌグルナンの人々が来てくれます。

 私は2009年に木彫りをやめました。というのも、2010年に村の議員に立候補するつもりだったからです。私は当選して議員になり村の人々のために貢献しています。村の議員になっても、妻を手伝って“law-ang”と呼ばれる草取りや、田んぼを耕す作業を行います。

 公務員として、私は会議などに出席する責任を果たしています。

 実はうれしいことに、私は仕事にたいする献身的な姿勢と1日も休まず仕事に従事したことで感謝状をいただいたのですよ。私が活動しているシニア組織の功績によって、フンドアン町はこの地方で第一位になりました。そして、フンドアン町政府は88件もの奨学金受益者を追加することができたのです。

 私はシニア組織の代表を務めると同時に、バンバン高校とヌンポリア小学校とフンドアン小学校の教育委員会のメンバーも務めています。



ピナイアン氏からの聞き書きまとめ

「稲作の慣習、課題、農業サイクル」 

From Mr. Pinay-an statements

ThePractices, issues and Cycle of Rice Production


 ホセ・ピナイアン氏によると稲作には以下のような作業がある。

 「ロカLoka」、「ビノンオBinong-oh」または「ブブボンbububon」、「イパタンipatang」、「プンガブタンpungabutan・バノンbanong・ピプギルpipgir」(田んぼを整えきれいにする)、「イトノッドitunod,クルピkulpih」(コオロギやネズミを田んぼから追い払う)、そしてムンフン/イホナトMunhu-un/ihon-at,「 ムンリットmunlit」、さらに「ムンガブットMungabut」(稲を食べる害虫を取って田んぼをきれいにする)、「ブムンガbumunga」(大量のマヤ(小鳥)が稲を食べてしまわないように、いくらかの稲を取ってウピッ“up-uppigを立てる)、「ムンキワMunkiwa」(「ムンアニmun-ani」のためにライスワインを作る)、「ハリグノプhaligunop」(人々が飲むためにライスワインを作る)。

 ピナイアン氏は、「カヒアニkahi-ani」の間は、野菜ではなく肉(鶏肉か豚肉)しか食べてはいけないと力説する。「カヒアニ」の間は、他にも「カヒウKahiw」「マンギンガmangingaまたはムンユユmunyuyu」という作業もある。まだ収穫されていない稲が残っていれば収穫を続ける。これを「マングデュル・マングデュルmangudurmangudur」と呼ぶ。そして刈った稲を束ねる作業ブトックbutokの報酬として「ムンバクルmunbakle」を受け取る人がいる。

収穫が終わると、次は田んぼの雑草を取り除く作業「ムンラムンmunlamun」を行い、そして「カヒパタンkahipatang」(一般的に次に植える苗の準備をするために行う)を行う。

 「ラムンlamun」は、発芽や、マヤ(すずめ)被害を別にして、土壌におきる問題のことだ。

ピナイアン氏によると、これは肥料過多によって生じるという。解決策は以下の通り。

まず、田んぼの水を抜き乾燥させる。田んぼを乾燥させた後、土を再び掘り返すと(ラフグlahug)、ユユyuyu(ドジョウ)が姿を見せる。そして、田んぼを田植えができる状態になる。

ピナイアン氏によると、すべての農家にとって「コホルkohol」「キウィットkiwit」は、田んぼに被害をもたらす最も重大な問題である。

ほかにも、稲作を人力で行うことをしない人がいることが問題だ。農家の中には田んぼで働くのを怠る人もいる。しかし、政府の職員は米が供給されさえすればよいと思っている。

 

 ピナイアン氏は農家が近代的な技術を使いすぎることが農家に新たな問題を生んでいるのではないかと指摘した。しかし、ときに豊作であったとしても、そのマーケティングにおいては貧しさから脱却できていないのである。


デイジー・ヨグヨグ(女性)

MRS. Disy Yogyog

私はデイジー・ヨグヨグ、42歳で4人の子供がいます。

私は幼い頃、田んぼで農作業をしていました。

私は満月が出ているほど夜遅くであっても、お金を稼ぐために種まきをしました。

学校に通い始めると、土日や祝日に田んぼでの農作業をしていました。

私がハイスクール(中学)に入学すると、父は鶏を飼育し始めました。

在学中に、私は国立イフガオ州大学の奨学金に応募しました。

私は奨学金をもらうために試験を受け、合格しました。学校の奨学金制度によると、学校側が学生に高校で職業として農業に従事する能力があるかを見極めるために、奨学金の受給予定者は5日間の実習科目の受講を受けなければ行けませんでした。私は幸運にもその実習科目が免除になり、授業料免除と手当の付いた奨学金を受給することができたのです。

奨学生として大学に通い始めてからも、週末はバガバグ(ヌエバ・ビスカヤ州)で野菜を売ったり、ドンボスコ高等学校でバナナチップスを売ったりして働きました。

私は大学で勉強を続け、農業技術科学の学士コースを優等で卒業しました。

フンドゥアンの地方自治体政府に雇用されてからも、休日や祝日には夫と畑で農作業を行っているので、まだ私は農家であると言えるでしょう。私たちには幸運にも勤勉な子供達がいて、農作業を手伝ってくれます。特に長男はとてもよく働いてくれます。

全家庭に向けての私からのアドバイスは、自分たちで消費するための食糧を植えることです。

保存料が多く入った食べ物を買うのは避けるべきです。

親世代は棚田を守るために、農業にも従事すべきです。

イサベル・ラクバワン

Isabel B. Lacbawan

私はイサベラ・ラクワバン、68歳。12人の兄弟姉妹の3番目です。

若い時は祖母を手伝って、田んぼ仕事や焼き畑でのサツモイモの植え付けを手伝ったものです。

10歳の時にはもう仲間たちとウブUbbuと呼ばれる田んぼ仕事に参加しました。

お昼時には小川で葉っぱを石ケンにして水浴びしたものです。

小学校の時、兄弟姉妹が多くて両親が私たちみんなを学校に通わせられないということで、私は先生のうちにお世話になることになりました。小学校6年を卒業した後、私はラガウエのドンボスコ・ハイスクール(中学校)で勉強を続けることになりました。とても授業料が高い学校です。私は学校の食堂でパンを売ってお小遣いを稼ぎました。

ハイスクールを卒業した後、私は勇敢にもカレッジで看護コースを取ることにしてバギオへと向かいました。しかし、シスターから手紙が届き、ラガウエのセント・ルイス・カレッジでワーキング・スチューデントとして受け入れてくれるということでした。私はそこでカレッジを終えたのです。

私はとても恵まれています。卒業と同時にアバタン町で仕事を得ることができました。そこで7年近く教鞭をとり、そのあとイマキュレイト・コンセプション・スクールに移って1年間教えました。

最初の子供を出産したのち、教職を離れました。夫はフンドアン町の町長となり、私は人々によってバランガイ・キャプテン(村長)に選出されました。バランガイ・キャプテンの任期を終えたあと、私は副町長に選出され1年間その職に就きました。

私は田仕事に特別の思いがあります。ですから副町長をやめてから現在に至るまでフルタイムの農家となりました。私は田んぼで働くことを楽しんでいます。レクリエーションでもありますし、毎日いただく食糧を生産することでもあるのです。余分に獲れた米は子供たちにも分けているのですよ。

教会の活動メンバーとして、キリスト教グループのサポートで、「バンバン、ゴデ、ポロッド・オーガニゼーション(BAGOPO)」という団体の設立をすることができました。

ほかのインタビュー対象の人も言っているように、「農業はもっとも誇るべき職業の一つです。なぜなら、農業はこの国の屋台骨であるからです」。

農家は大学やカレッジを卒業している必要はありません。

農家はコミュニティ(共同体)の普通の住民たちです。

先祖代々教わってきたことを、子供たちや次世代に受け継いでいく人たちです。

田んぼでの農作業から学んだことを実践します。ですから、化学肥料を使わない有機農業が受け継がれているのです。有機農業は、田んぼの雑草にアゾラAzola(Kuliolip)と言われる水草を混ぜて作る堆肥によって行われています。老人たちは今の若い世代よりも長寿をまっとうできているのは、そのおかげなんですよ。

田んぼでの作業は退屈で骨の折れる仕事です。農民はいつでも働き者で、賢くて、そして、強靭でなくてはなりません。その農家の働きが常に食卓の食べものを安全とし、日々を豊かなものとしているのです。

しかし、このごろの若い農民たちは、有機栽培が骨が折れるといってお手軽に収入を得ようと、有機でない肥料、除虫剤、農薬を使っています。

ミレニアル世代と呼ばれる2000年以降に生まれた子供たち、とくに教育をうけた子供たちは、土を触るのを疎みます。その結果、耕作放棄をされ荒れ果てた田んぼがあるのですよ。

いったい私たちはどういう民族なのでしたっけ? 

次世代にいったい何を残せるのでしょうか?


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(英語版・現地語原本)

Mr. Jose Culhi Pinay-an


I am Jose Culhi Pinay-an, 68 yearsold, married to Mrs. Erlinda Binlingan, residing at Dayyucong. Poblacion,Hungduan. My mother is from Hapao, Hungduan while my father is from Baang and they were both a farmer.

  When I was a child, I helped my parents work in the fields. One thing I can’t forget on those days was digging andcollecting of mudfishes in the Banong. From Hapao, we transferred to Polod, asitio of Bangbang. It was there where we settled down for so long because of the fields given by one of the sister of my “Apu” or the ‘Binoltan”. Shetransferred it to my mother so it’s where we practiced working together. During the Kahi-ani the ones who came to harvest were the people of Hapao.

It was here I started to work in the field, but before hand my father taught me how to use the “gaud”. I continued to help them until high school. When I was in high school, father taught me howto do wood carving. I immediately learned because this is one of my interests.Since I was in the third year I knew already hoe to do manual work. I can able to earn money for my own allowance. And because the money that my father earned was not enough for us, I better decided to help earned money for the education of my sister who finished a Commerce course, now she is working in Baguio.

Because my sister had her own work already, she was the responsible of financing the education of our three younger ones, until they graduated in college. The time I got married, we lived separately and built up my own family. I have seven children, females and twomales. I got our living room from my wood carving and farming. It is where I earned money to sustain the needs of my children especially their education. Now,at least five of them have their own work, while the last child is still studying. Sometimes, my wife helped me finish my engraving the carvings. Even my first child helps us in the wood carving that makes our work easier with my wife.

During my childhood days children,usually brought the boy with me to the forest to get logs that I use in woodcarving. While the girls also went to the rice field to work; only two younger ones did not yet experience working in the field.

When our eldest got married, we transferred to her the fields we received from my grandparents. During the harvest season, the people who helped them were from Nunggulunnan .I stopped carving wood in the year 2009 because I planes to run for barangay Kagawad in2010. I won and until now I’m serving my people. Even I am a barangay council;I still go to work in the field to help my wife during “law-ang” or weeding and preparing the fields.

As a public servant, I observed my responsibility to attend meeting or sessions. In Fact, I received a certificate of awards for having a complete attendance, in recognition to my dedication inwork related and an award from the region of certificate of appreciation for complete attendance. This made the Hugduan municipality as number one in region because of my dedication in my service in the senior organization; the Hungduan Municipal Office gave an additional 88 slots of scholarships. Aside from being the Senior Citizen President, I am also a member of Committee on Education in the following schools: Bangbang National High School. Nunpolia and Hungduan,Elementary Central School.

*


From Mr. Pinay-an statements

“The Practices, issues and Cycle of Rice Production”


Mr. Jose Pinay-an says that there are practicesd one during the rice production such as: “Loka”” Binong-oh” or “bububon”,“ipatang”, “pungabutan, banong, pirpgir” (scrape it to look good) “itunod,kulpih” (it is done to avoid crickets and rat away from the fields), “Munhu-un/ihon-at, munliit”and “mungabut” (cleaning and clearing the field ( away from rice-eating pests),“bumunga” (getting a few stalk to be put to “up-uppig” (because the problemhere is that the huge number Maya bird-eating rice), “Munkiwa” (rice wine making for the “mun-ani”), “haligunop” (make rice wine for the people todrink).

He also stressed that it is notallowed vegetable to be as the viand during the “kahi-ani”, but only meat(Chicken or pork).

There are other practices to observe like” kahiw”, “manginga or munyuyu” during “kahi ani”. When there are still left rice were not harvested, they continue harvesting but it termed as“mangudur mangudur”, and there were people who will earned “munbakle” with the use of bundled rice “botok” as wages.

After harvesting, next cycle which was“munlamun” is weeding the fields and then, the “kahipatang”, (generally theterm given to the presentation of the rice seedlings to plant again). During“lamun” weeding.

Aside from the problem of budding orcalled Maya, soil is also a one. According to him, this is because ofover-fertilizers. The solution here is that, they let the fields dry up awayfrom water. Then after drying the tilt the soil again “lahug” and there were“yuyu” around. Then, they set the fields ready to plant.

The most problem of all the farmers is the” kohol and kiwit”, according to Mr. Pinay-an.

Other problems like the use o fmanpower that effects, the rice production. Some farmers are lazy to work in the fields. While the government employee’s hope only for rice supply. He also stated because of the over-use of application of modern technology that adds tothe problems of farmers, but sometimes, even the farmers harvested a lot and yet marketing is very poor.


*

Mrs. Daisy Yogyog


I am Daisy Yogyog, 42 years old with 4 children. Since I was young, I worked in the rice fields. I experienced sowing seedlings even if it’s very late especially during full moon just to earn money. When I started going to school, I worked in the rice fields during Saturdays, Sundays, and holidays. My father started raising chickens when I entered high school. At that time, I was offered a scholarship in Ifugao State University. I took the test for scholarship and passed. However, the policy of the school for the scholarship is to undergo a 5-day practicum for them to assess if the student is capable of taking vocational agriculture in high school. I was lucky because I passed the practicum and was able to avail of the scholarship which consistsof free tuition fee and allowance. Even if I was a scholar, I still worked during weekends by selling vegetable in Bagabag [Nueva Vizcaya] and supplied banana chips in Don Bosco High School.

I continued my studies in college and finished Bachelor of Science in Agricultural Technology as Cum Laude. Even if Iwas already employed in the local government unit of Hungduan, I can say that Iam still a farmer because I still work my husband in the farm during weekends and holidays. We are very lucky because we have industrious children who join us in the farm work especially our eldest son. My advice to every household isto plant food for their consumption. They should avoid buying foods with high preservatives. Parents should also engage in farming for the preservation of rice terraces.


in Tuwali

Haon soi daisy Yogyog 42 di toon ku waday opatan imbabalek. Nanipod hi kaungak ya nakikie yak hi payo. Pinadas kun nakikontrata an mun tunod uray mahdom karkaru nu full moon. Hidin mun man skulak moya um umeyak metlang hi payo ngem nusabadu, domingo ken summer. Hidin highschool ak ya inrugin mon da ama an munlako manok tan waday nangi offer hischolarship di agriculture ot eyak maki test ot pumasaak. Oha an patakaran diIFSU an bago ma avail nan scholarship ya wada nan 5 days practicum an I conductdi school ta tigon da nu kayan di ohan studante an mangala agriculture.Nagasatak te pinmasaak hinan practicum hiyanan na avail ku nan free tuition feewith allowance. Uray hi oha ak an scholar ya wake ta maid di klase karu nansabado ken domingoo on nun kompra ak ni nating ta ek ilaku Bagabag, Supplier dibanan chips hi Don Bosco High School.

Intuloy kun nan skwila hi kolihiyo ot magraduate ak hi Bachelor in Agriculturl Technology as Comlaude. Uray h oha ak anempleyado di LGU Hungduan ya maibagak an ohaak damma bo an farmer te wake tasabado, domingo ken holiday on imme kami payo ken garden ki lakay. Nagasat kami te nunka aanus nan imbabale mete makiki e da habal karkaru nan panguluwan an imbale mi lalaki. Hay Ma Iadvice ku ya every household kuma on mun tanom for food consumption ta iwasanan e gumatang hinan makan an dakol preservatives na. Another is parents should encourage to engage in farming fot the reservation of rice terraces.


*

Mr. Isabel B. Lacbawan


I am Isabel B. Lacbawan 68 year sold and the third from the 12 children. When I was young, I used to help my grandmother in the field and in the kaingin to plant camote. At age 10, I engaged in farming called “ubbu” with peers. During lunch, we took a bath in the brook using leaves as our soap. During my elementary years with our number,our parents cannot afford sending us to school, so I stayed in one of my teachers.After grade 6, I went to Don Bosco, Lagawe to continue my high school. With such high amount of tuition fee, I sold bread of the school canteen and it was there here I earned my allowance. After high school, I was so ambitious to take nursing as my course in college, so I joined weaving in Baguio; but a Nun wrote me that I can be a working student at Saint Luis College, Lagawe and it was there where I finished a college degree. I was so lucky because after graduation, I was offered a job at Abatan, so I taught there for almost seven years, and then transferred at the immaculate Conception School for 1 year. After giving birth to my first child, I went on leave until I resigned in teaching. My husband then won as the mayor in Hungduan and I was the choice of the people to be the baranga ycaptain. After my term as barangay captain, I was elected as the vice mayor for one year.

Because of my passion is farming, I worked as full-time farmer after my one-year term as vice mayo until at present. I enjoyed working in the farm because farming to me is are creation and it serves as source of our daily consumption. I even distributes some to my children while sell the rests. As an active member of our chapel,and with the help of the farm first by the vicariate, I was able to organize the Bangbang, Gode, Polod Organization (BAGOPO).

Quoted from our informant,“farming is one of the most prestigious occupations since it is the backbone of the nation. Farmers need not to be degree holder or college graduate. But they were the simple folks in the community”. They were taught by their great, great grandparents and were transferred to their children from one generation to another. They learn the activities in the farm by example. They tilted their land using organic farming instead ofi norganic fertilizer. Organic farming is done by composting, whatever weeds in the farm together with Azola (kuliplip). With these reasons that life of the old are longer than the present generation.

Working in the farm is tedious and laborious hence a farmer has to be industrious, intelligent and strong. Healways makes the day fruitful in order to have food on the table “food security”.

Today, however, young farmer wanted instant income, so they make used of inorganic fertilizers, insecticides and pesticides since organic farming is laborious. Millennials today are lazy to soil their hands specially to educated ones. As a result, rice farms are being abandoned and uncultivated but, who we are today and how will be in the next generation?


# by cordillera-green | 2019-07-24 15:11 | 環境教育

台風22号(フィリピン名:オンポン)による フィリピン・ルソン島北部山岳地帯の農業被害と支援のお願い

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「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」はフィリピン・ルソン島北部のバギオ市に拠点を置く、山岳地方の自然と先住民の暮らしを守るフィリピンで法人登録した環境NGOです。CGN2001年の設立以来、水源共有地の植林、アグロフォレストリー(森林農法)による森林再生と住民の生計向上、環境教育などの活動を、コーディリエラ地方と呼ばれるルソン島北部の山岳地方で行ってきました。

https://cordigreen.jimdo.com/

●台風22号の被害状況と報道

 2018915日にルソン島北部に上陸した台風22号(フィリピン名:オンポン)は、短時間での大量の雨と暴風により、各地で土砂崩れなどの被害が起きました。

 今回の台風被害で日本を含む海外、そして国内でも大きく報道されているのは、ベンゲット州イトゴン町での小規模鉱山開発地域における土砂崩れです。100人くらいの採掘従事者とその家族が犠牲になり、今も救出活動が続いています。イトゴン町は、バギオのお隣でバギオの中心から30分ほど。報道関係者がバギオからアクセスしやすいこともあり、大きく報道され、SNSで犠牲者の家族への寄付が大々的に告知されています。現場で救出作業に従事する人への炊き出しなど、様々なボランティアも動いています。

 フェイスブックで見る限りは、DSWD(社会福祉省)はもちろん、バギオ下院議員事務所、ドゥテルテ大統領からのお見舞い品など、多くのサポートが入っているように見受けられます。

まにら新聞の日本語記事:http://www.manila-shimbun.com/category/nature/news240147.html


●CGNのアグロフォレストリー事業のコーヒー栽培地の被害

 CGNでは山岳地方の緑化と先住民の貧困対策を同時に行うことを目的として、アラビカ・コーヒーの栽培を中心としたアグロフォレストリー(森林農法)事業を、山岳地方各地で2005年以来継続してきています。

 そのうちの一つ、ベンゲット州トゥブライ町では人的被害はなかった一方で、コーヒーの木を含む農業被害はCGNと横浜の認定NPO法人WE21の共同事業地の一つであるコロス集落を見ても深刻です。 

 コロス集落での台風22号(フィリピン名:オンポン)の被害レポートは以下のCGNのブログをご覧ください。

https://cordillera.exblog.jp/28668668/

ベンゲット州トゥブライ町の農政課ジェフリー・ソテロ氏からの農業被害についての報告は写真のとおりです。この報告よれば、農作物や施設の被害などで、およそ9千万円の被害額と見積もられています。

 CGNインターンが台風から2週間後の被災地の様子をカパンガン町サグボ村に行ってみてきました。

その様子はこちらのブログで。


●CGNの被災地復興支援

 コーディリエラ山岳地方は台風や大雨被害が多いところで、とくに2009-2010年と2年続いた台風では被害は今回以上で、どちらかというと緊急支援に腰の重い方であるCGNも、在フィリピン日本大使館の草の根無償支援協力から1000万円ほどのサポートを受けて緊急支援をした経験があります。

 この地で長く活動している草の根のNGOとしては、過去の経験を踏まえ、緊急支援にスピード感が大切なことは重々承知しながらも、なかなか情報の入りにくい山岳地方の被害状況を見極め、行政や外部の支援の入りにくい地域の中期の農業復興支援を地道にして行きたいと思っています。

 フィリピンも都市部はどんどん豊かになっていて、緊急時の食料や古着などの支援は、被害状況が明らかになりさえすれば自助努力でできるところがあると思います。 その一方で、こういったサポートは日本と同じで「熱しやすく冷めやすい」傾向があり、報道が下火になり、都市機能が完全に元に戻った時点で、まだ復興過程にある被災地の事を忘れてしまう傾向は否めません。


●支援の内容

 CGNとしては、収獲期を目前にまだ青いコーヒー・チェリーが強風で落ちたり、コーヒーノキが根元から倒たり、枝が折れたりしてしまった、山岳部のコーヒー栽培地での以下のようなサポートをしたいと考えています。

ーコーヒーの木の折れた枝や幹を手入れするための剪定バサミや剪定のこぎりの支給

ー破損した苗場用日よけネットの支給

ー農作物の植え替えのための種と肥料の支給

ー被害を受けた農園での作業をサポートするコミュニティ・ワークのためのボランティアの食料の支給


●寄付金のお振込み先と問い合わせ先

[お振込み先]

●ゆうちょ銀行 

金融機関コード:9900

店番号:019

店名:〇一九(ゼロイチキュウ)店

預金種目:当座

口座番号:0051319

口座名義:コーディリエラ・グリーン・ネットワーク


●広島銀行 

普通預金 

店番097(向島支店むかいしましてん) 

3077610
名義:コーディリエラグリーンネットワーク日本事務局事務局長竹本泰


【フィリピン国内口座】

Bank of the Philippine Islands(BPI)

Baguio Session Road Branch(0057)

Account Number: 0573-3058-76

Cordillera Green Network Inc Scholarship Fund


[連絡&問い合わせ先]

CGNフィリピン・オフィス>

担当:反町眞理子 / 古城日向子

25 J. Felipe Street, Gibraltar, Baguio City,

2600, Philippines

Tel: +63-(0)74-423-0839

cordigreen@gmail.com


CGN日本事務局>

竹本泰広

722-0062

広島県尾道市向東町8885-12

Tel:070-5661-0186


どうぞよろしくお願いいたします。


2018926


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# by cordillera-green | 2018-10-01 14:26 | 緊急支援

台風22号被害視察 in サグボ村

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コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)インターンの古城日向子です。

オンポン台風(台風22号)が去ってから2週間が経ちました。

Facebookでの被害状況を知らせるレポートや寄付の呼びかけ、写真のシェアなどは格段に減ってきています。人々の関心はいつも”その時”に限られます。私だっていろんなことを忘れてしまいがちです。特に自分がいる場所から遠ければ遠いほど気にかける時間が減ります。それが悪いことではないし、それぞれが気にかけていることがあるのだからそれでいいのだとも思います。

そんな中、バギオにある英語学校WALESの日本人マネージャー金子遼平さんや生徒さんから、
「たまたま滞在しているバギオで起こった台風被害、自分たちでできる古着などの寄付を通して被災地サポートができないか」
という申し出をいただいて、山の村の台風の被害とニーズ調査に行くことになりました。
 行ったのは5年前からCGNのコーヒー栽培事業地であるカパンガン町サグボ村。CGNにコーヒーの選別作業アルバイトに来てくれているヴァージニアちゃんの故郷ということで、今回は彼女に案内してもらいました。

バギオからのジープは、1日に1本しかなく朝7時半のジープに乗るために5時起きで出発!まずは、マーケットでお昼ご飯の材料の買い出しをします。村で調理してもらうときは、生きた鶏を買っていくのがマナーみたいなところがあって、さっそくチキン売り場へ。私も生きたチキンを買うのは初めてでした。

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こんな感じでチキンが入ったカゴが大量にあります
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1kg240ペソのチキンを計量中
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購入後、チキンは段ボール箱へ。私たちのお昼ご飯になってくれてありがとう。

こうしてジープ乗り場へ。サグボ村まではジープで2時間半ほどで到着します。サグボに近づくにつれて道がガタガタくねくねになり、土砂崩れの影響も見えやすくなります。サグボ村に着くと、ヴァージニアちゃんのお父さんとかわいい弟くんがお迎えに来てくれていました。そこからダユコン集落までは、歩いて30分ほどです。

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久しぶりの家族タイムに喜ぶ弟くんがとってもきゅーと!

道の両脇には、サヨテ畑が広がります。サグボ村のメインの収入源は「サヨテ(はやとうり)」ですが、台風の影響で一つ残らず吹き飛ばされ、サヨテのカラカラになった蔓だけがゆらゆらと揺れています。
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本当は一面に緑の蔓が広がっていたサヨテ畑

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カラカラの蔓さえ吹き飛ばされたサヨテ

ここには、ダユコン・ファーマーズ農業組合Dayukong Farmers Agriculture cooperative という組合があります。

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組合の建物に集まる組合メンバーの方々

 組合をまとめているジャネットさんを中心に、今回の台風の被害状況をお聞きしました。先ほどの写真からもわかるようにサヨテはすべて吹き飛ばされたと何度も言っていました。今後どうしていくのか聞いたところ、とにかく早く育つ作物であるチンゲンサイ、マスタード、豆、ネギなどに植え替えるそうです。サヨテ畑だったところを耕し畝をつくりはじめていました。すでにサヨテ以外の作物を植え始めている農家さんもいます。サヨテは、植えてから収穫までに6〜7ヶ月かかるので、いまはとにかく自分たちが食べていけるように、早く育つ野菜を育てる方針だそうです。
また、コーヒーに関しては60%(推定)がダメになってしまったとジャネットさんは言います。また、コーヒーチェリーも葉っぱも吹き飛ばされて裸になったコーヒーの木や、根元から曲がったり、完全に折れてしまっているコーヒーも見受けられました。現在、ダユコン集落では25家族がコーヒー栽培を行なっており、昨年の収穫量は1家族平均40kgだったそうです。しかし、今年はそのうちの25%が減りそうだと言っていました。

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曲がってしまったコーヒーの木

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倒れこんでいるコーヒー

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手前の赤いTシャツの方がこの畑の主のジュリー・タカップさん。

ジャネット・リガオさん(黄色のTシャツ)が持っているのは完全に折れてしまったコーヒーの木


ニーズを聞いてみたところ、自分たちの食べるものと、とにかく早く育つ作物の種が必要だと言っていました。組合に貯金がないので、種を買うのも難しい状況です。また、ここの集落には田んぼがなくコメの自給ができません。そのため、現在食べているお米はバギオの学校に借金をして借りている状況だそうです。米は一袋50Kgで2700ペソだそうです。こんな状況でもお米を支給されていないことには驚きです。支援物資が集まる地域とそうでない地域の格差を感じる瞬間でもありました。
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正直、そのお金を返せる見通しは立てられそうにありませんでした。というのも、これまた衝撃でしたが組合メンバーの借金リストというのがマニラペーパーに大胆に書かれて壁に張り出されているのです。全然笑い事ではないのですが、あまりのフィリピンのおおっぴらぶりに正直笑ってしまいました。ジャネットさんと笑いながらジャネットさんの名前を探すと、1900ペソとありました。二人で目を合わせて笑ってしまいましたが、私の心の中は結構な焦りが...金額はそれぞれでしたが、いちばん高い人で2700ペソ、日本円にして5000円ほどです。村の人にとってこの金額はかなり大きい額です。しかも、それは台風前の借金リストであり、サヨテがひとつ残らずなくなったいま、この村の収入はほぼゼロに等しい状況です。しかし、村の人々はそんな状況に絶望するのではなく、今日という日も笑って私たちに優しく話したり、おいしい料理をつくってくれます。こんなにも心に余裕のあるフィリピン人が羨ましくもあり、見習いたいくもあります。

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みんなでフィリピンペースでがんばりましょう!

私たちにダユコン集落でつくっているジンジャーティーを持たせてくれました。どこまでも本当にサラマッポ。
今回の私たちのもうひとつの目的は、古着プロジェクトの相談でした。CGNは古着の寄付を受け取り、村に届けるプロジェクトを定期的に行なっています。このダユコン集落で古着を必要としているかを確認したく村にやってきました。今回の台風被害でおそらく当分の現金収入を見込めない、また近くに古着屋もないので大変ありがたいということでした。早急に古着を届けるプロジェクトの案を練って伺いたいと思います。

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ダユコン集落に連れてきてくれてありがとう!ヴァージニア!

実は同い年のヴァージニア今回でうんと仲良くなったね!


CGNでは台風被災地の農業復興支援の寄付金募集をしています。詳細はこちらから。



(インターンひなこ)



# by cordillera-green | 2018-10-01 14:12 | 緊急支援

コロス集落の台風22号(フィリピン名:オンポン)の被害状況

914日深夜(15日早朝)にルソン島北部に上陸した台風22号(フィリピン名オンポン)は、ルソン島北部に甚大な被害を及ぼしました。

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CGNの事業地の一つであるトゥブライ町コロス集落に、アグロフォレストリー(森林農法)で植えたコーヒーの木の台風被害の状況を視察しに行ってきました。

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まずは道路沿いの北西に傾斜した斜面にシェイドツリーとて植えられたアルノス(ハンノキ)の葉は、ほぼ全部吹き飛ばされています。

そしてその下に植えたコーヒーの木も葉も。青くまだ固いコーヒーの実も多くが地面に散乱していました。

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強風に倒されている木も多くあります。

こういった木が生き延びることができるかどうかは、しばらく様子を見る必要があるそうです。

何度もこういった災害を経験しているコロス集落の人たちによると、

「無理矢理まっすぐに戻してはいけない」そうです。

「倒れてしまった木は、周囲の倒木などを片付けてそのままにしておくこと。生命力のある木はまた太陽に向かって再び枝を張り始めます」。


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強風に吹かれているうちに根っこの周りがえぐれてしまい、土がへこんでいる木もあります。

そんな木には、同行してくれた受益者団体MOAPAのプレジデントのエドウィンさんは優しく土を盛ります。

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ネネータさんの農園も被害を受けていました。

「台風が終わった後、農園に様子を見に行くのが怖かった。どんなひどいことになっているかと思って。

この程度ですんでよかったと思っています」

と二コリとしました。

ああ、それでもこの被害。。

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ジョセリンさんの農園も同様の被害です。

倒された木、飛ばされた葉っぱ、落ちてしまった緑のチェリー。。。


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見に行った農園の中では、東南に斜面が向いているベネティン夫妻の農園の被害がいちばん少なかったようです。3人の子供をいずれも10代で奇病で失ったという夫婦には子供がおらず、二人で建てかけのブロックづくりの家で台風をしのいだそうです。まもなく赤く色を変えるであろうコーヒーが、台風後もちゃんと立っているのを見てとてもうれしかったそうです。

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バギオのお隣、トリニダード町の大学に留学中にコーヒー栽培指導をしてくれていたコーヒー博士の山本博文君が、フィリピンを去るときにコロス集落に置き土産のようにおいて行ってくれた「モンドノーボ」という品種が、台風でも葉が落ちず、しっかりと実を付けていました。

ベンゲット州で大学が栽培を勧めてきたブルボンやティピカといった品種はほんとうに大きな被害を受けています。

「同じコーヒーでもこうも違うのか?」

とコーヒーの栽培品種に詳しくない私にも驚きでした。

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CGNの苗場も、直射日光を避けるために設置している黒ネットが大きく破れていました。


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コロス集落のコーヒー栽培をけん引しているフェリーさんは、台風時はマニラの「Coffee Festival」に招待されていて家にはいなかったようですが、戻ったら農器具を置いたり、薪での料理に使ったりしている作業小屋がペシャリとつぶれていたそうです。

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そして堆肥を作っていたコンポストピットも。ミミズ堆肥の台もぺしゃんこです。

「ああ、やることがたくさんありすぎる」

とフェリーさん。

「でもこれを機にもっとしっかりした施設にするわ」

と前向きです。

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2009年に村の真ん中で土砂崩れを起こした台風ペペンの被害を思えば大丈夫」

と集まってくれた受益者の皆さんの笑顔に助けられました。

復興がんばりましょう!


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みなさん、台風被害で生き残ったコーヒーの木のまもなく始まるであろう収穫をとても楽しみにしていて、本年度事業で設置が予定されている乾燥台の設置場所について積極的な意見交換をしていました。

災害が来ても来ても、へこたれずに立ち上がる農家の人たちの忍耐とたくましさには敬服します。

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帰路途中には、ベンゲット町役場の農政課事務所に立ち寄り、課長のジェフリーさんに被害状況についてお話を伺いました。いろいろな地域に視察に行き、バランガイ(村)ごとに被害状況を集計しているそうで、まだ全部の情報が集まっていないそうですが、ジェフリーさんをはじめとする農政課職員のおおまかな観測では約50%の農作物がダメージを受けているという印象だそうです。正式なデータ集計がまとまり次第、CGNにも共有してくれることになっています。

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↑小学校の校庭のウエイティング・シェイドもこんなになっていました。

# by cordillera-green | 2018-09-19 20:35 | 緊急支援

聞き書きをベースとした演劇ワークショップ参加者③ ≪その他≫

CLARIBELB. HABILING (45)

フンドアン国立高校(フンドゥアン町ハパオ)

Hungduan National High School /Hapao


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自己紹介

私は公立の高等学校の先生として約16年間働いています。

幼少期の頃から、イフガオの様々な文化や伝統、慣例をならうために、家族やコミュニティの中でその場に立ち会ってきました。このような経験と身に付けた先住知識が私を理解と感謝の念、独特で美しい価値観、心構えとコミュニティが持つ技の会得へと導いてくれました。

 しかしながら、私が得たこれらの先住の知識と技の多くを私は子供たちに伝えられていないことに気がつきました。私は近い将来、子供たちにこのような慣例が軽視され完全に忘れられることを恐れています。

農業との関わり

イフガオの農民は土地の準備から、草や害虫の処理と維持管理、土壌の肥沃管理、水の管理、収穫とその記録といった様々な農業慣例において幅広い知識を持っています。彼らは最高の収穫を達成させるために従ってきた専門的な方法を持っていました。

 これらの慣例は正式に学校では学びませんが、次の世代へと口頭で伝えられてきました。それは大人の男女のみならず、全ての年代において行われてきました。

 彼らの農産物の例として挙げられるのが、米、芋(camote)、野菜、魚、家畜といったものたちです。

コミュニティの問題

 最近は多くの若い人たちは、より現代習慣や科学技術慣れ親しむことでコミュニティの中で学識のある人となることを求めており、文化に対する意識はなくなり、作業習慣とそれに関する技を得られなくなっている。この場合それは、次世代には先住の知識と技が消え去ってしまうかもしれないという警告を意味している。

期待すること

 私がこのプロジェクトに期待することは、先住の知識や技、習慣を先生たちの学校のレッスンにおいていかに結びつけ教え込むかを指導してもらうことと、演劇芸術を生徒たちに知識を伝えるための多くの策略の中の一つとして利用させることを期待しています。

【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: Yes.

はい。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes. I enjoyed the monologue part.

モノローグの部分が楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: The production is realistic for it isresearched based.

聞き書きをベースにしているので、演劇の内容がとても現実的でした。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: Its hard for me tosacrifice my time just to attend this workshop.

このワークショップに参加する時間を取るのがとても難しかったです。

Q5: What could be your challenges if you try thiskind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: Time, Finance.

時間とお金の確保

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Creative art workshop / Costume make up/ Silhouette

クリエイティブなワークショップ、衣装づくり、 影絵

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: There should be follow up asustainability at their project.

持続的にフォローアップが必要なプロジェクトだと思う。

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ANNABELG. GUINDAYAN (27)

アサンプション・アカデミー(マヨヤオ町)

Assumption Academy /Mayoyao


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自己紹介

私はマヨヤオ町のアサンプション・アカデミーで数学を教えています。

農業との関わり

農作業についていうと、両親が農家である家庭で育ったけれども、多くの知識は持っていません。また私の母は、もし私が田んぼに行ったら頭が鈍くなるという観念を持っていたため、いつも私に勉強に専念するように言っていました。週末もまた、両親と田んぼに行く代わりに私は弟や妹たちの面倒を見ていました。

コミュニティの問題

・化学合成の肥料や殺虫剤の過剰な使用

“Fungru“

・不作法なゴミの分別

期待すること

このトレーニングを経て、農業の楽しさをより感謝できるようになること

【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: I have experienced theater workshopduring my high school and college days.

高校と大学時代に行ったことがあります。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: I enjoyed much. I enjoyed all of theparlor games, clay making, tableau and the almost all of the activities that wehave done for the duration of the workshop.

シアターゲーム、claymaking、タブローなど、ワークショップ期間中に行った全ての行程が楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Interesting and challenging.

興味深く、挑戦の場でした。

ワークショップで難しかったことはありますか?

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: Character making for me in a hard talk.

キャラクターをつくりあげるのが難しかったです。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: No answer

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, I would love too.

もちろん参加したいです。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: No answer.

***

MARYJANE D. DULNUAN (48)

キアンガン国立高校アネックス

Kiangan National High School -Annex/Kiangan


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自己紹介

私は現在イフガオ州キアンガンにあるキアンガン国立高校のエクステンションであるムンガヤンMungayang校で教師をしています。2005年から2016年まではイフガオ州アギナルドAguinaldoにあるアギナルド国立高校で教えていました。2016年の6月から今に至るまでキキアンガン国立高エクステンションでの任務についており、数学とそのほか、道徳?(Education appreciation/ Edukasyong pagpapahalaga)や体育といった教科を教えています。

農業との関わり

 私は大規模でシンプルな農業に携わっています。私たちの家庭は12人兄弟で、両親共に農家ですが、私たちの土地ではなく借地で行っています。

 私が小学生から高校生の頃、私たちはいつも焼畑へ行き両親の草刈りを手伝っていました。私たちの両親は生き延びるために畑作業を教えてくれましたが、教育を優先すべきものとしていました。

【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: None.

ありません。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, all parts especially the tableau.

全て楽しかったですが、特にタブローがよかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: I feel happy, because through thiseducational theater, I came to know the meaning of Dumupag and it is significance.

教育演劇を通してDumupagの意味を知れてとても満足しています。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: Lack of basic knowledge in theater.

基本的な演劇の知識が足りず難しかったです。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: Finance and moral support from thecollogue and community.

課題はお金と同僚や周りからのサポートが足りないことです。

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, basic knowledge on theater.

演劇の基本的な知識を知れるワークショップをしてほしい。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: Venue may near the each other.

会場を参加者の近くにしてほしい。

***


LYNETTE D. LIWAYAN (29)

イフガオ・アカデミー(キアンガン町)

IFUGAO Academy/Kiangan


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【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: Yes.

はい。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes. (I enjoyed most ) the part of theworkshop that I enjoyed the most are the games.

シアターゲームがいちばん楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Interview based theater for me is atedious thing to do. Though on the other hand it is also good because data /information that will be / are big portrayed are more accurate and morerealistic.

私にとって聞き書きベースの演劇は退屈でした。しかし、インタビューの情報によって、より現実的により正確な描写を表現できるのはいいことだと思いました。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: I had difficulties in leading my groupbecause not all of us are participative and cooperative at first.

最初は、全員が協力的だったわけではないのでこのグループを引っ張るのが難しかったです。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: If I would try this workshop in myschool, I think it will have difficulty in finding participants who are very willingto form and exert extra time.

学校でこのワークショップをするとなると、時間を割いて自発的に参加してくれる生徒を見つけるのが難しいです。

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, I will attend if there could beanother workshop given that the workshop is focused on the theatrical skills.

演劇の技術に焦点をあてたワークショップに次は参加したいです。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: No answer

***

MICHAEL JOSHUA C. HACYABON (23)

Immaculate Conception School

Municipality: MAYOYAO



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【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: Yes.

はい

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, all the parts of this workshopespecially the interview and games.

インタビューとシアターゲームがいちばん印象的でした。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Excellent it made me feel that there isa need to use theater to preserve the culture and, to educate the younggenerations through such activities.

演劇を通して、若者に文化を守る意味を教育することが必要であると感じました。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: Lack of time and many indirect anddirect acting directors.

時間と演劇を指導する人が足りません。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: Support from the school and community.Passive participation of students.

コミュニティや学校からのサポートと積極的な生徒が課題です。

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, the realities of life thatchallenges childrens education. Community and environmentalawareness that can lead to culture preservation for the younger generation.

コミュニティで、若い世代に文化保全を提唱できると気づけた。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: Longer days of workshop. Basic theaternot focused on the interview (Gathering information)

長期間のワークショップを行って欲しい。また、インタビューではなく基礎的な演劇に焦点をあててほしい。

***

Hayson val Pummar (23)

Municipality: MAYOYAO

Ifugao State University

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【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: Yes.

はい。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes. Everything became I learned much ofthis workshop.

全てが自分の学びになりました。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Challenging and interesting.

興味深く、自分にとって挑戦の場となりました。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: No answer

Q5: What could be your challenges if you trythis kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: Participant, past, present and futureyoung generation.

参加者の確保

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, materials, funds, lighting andvideography.

資材、資金、照明、映像

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: None

***

ANALIZA JOY T. PINKIHAN (35)

イフガオ文化遺産事務所勤務(ラガウェ)

IfugaoCultural Heritage Office ICHO /

アギナルドAguinaldo出身


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自己紹介

私はイフガオ州のアギナルドAguinaldo 出身です。現在はイフガオ文化遺産事務所Ifugao Cultural HeritageOffice(ICHO)で働いています。

農業との関わり

私の農業経験について話すと、私は両親共に農家の家庭に生まれました。私が子供の頃、一日中腰を曲げてでも母は私に田植えの仕方を教えてくれました。私にはそれが楽しくて、さらにgamulang(収穫に使う刃物)を使った収穫法についても教わりました。

コミュニティの問題

・化学肥料の使用が土壌の水捌けの良さと肥沃さを悪くすると知られていること

・伝統的な有機栽培から、水と土壌に悪影響をもたらす無機栽培への移り変わり

期待すること

この演劇ワークショップを経て、イフガオの農業的慣例についてより多くのことを知り、農業の重要性を正しく理解すること

【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: No, this is my first time.

今回初めて演劇ワークショップに参加しました。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, I really enjoyed the workshopspecially in the tableau and the different activities.

タブローや他のアクティビティも印象的でとても楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: I felt educational theater as veryinteresting.

教育演劇はとても興味深いなと感じました。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: No answer

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: No answer

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Sure, I like to focus on educational andculture.

もちろん参加したいです。教育と文化を中心に興味があります。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: No answer.


***

JONALENE C. HANGDAAN

ゴハン国立高校(バナウェ)

Gohang National High School, Banaue


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【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: No. This is my first time.

今回が初めてです。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: I enjoyed much this workshop especiallyon the interview part, the monologue and the ice breakers as well.

とても楽しかったです。特に、インタビュー、モノローグ、アイスブレイクが印象的でした。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: It’s great, this is somewhat aninnovative approach in today’s educational setting. We did not just learn theculture, but we visited and witnessed first hard the different practice andtourism sites.

今日の教育現場において教育演劇は革新的なアプローチだと思います。私たちは文化こそ学びませんでしたが、実際に観光地となっている場所を訪れ目で見て、実戦的に学びました。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: The fact that this is my first time, Istruggled in almost all the parts but I was able to manage it.

初めての演劇だったので、どれももがきながらの挑戦でしたが、自分の力で乗り切ることができました。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: Funds, resource persons, paraphernalia

資金、人材、設備

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Lighting and some offer upgradedapproaches

照明、グレードアップした教育演劇のアプローチ方法

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: Make the most of the time and ifpossible make the schedule longer.

可能であればもっと長い期間行ってほしい。





# by cordillera-green | 2018-08-12 22:51 | 環境教育

聞き書きをベースとした演劇ワークショップ参加者②≪ラガウェ編≫

JEOMARN. PIHNUTON (24)

SJS→AYAGAN National Agricultural Vocational High school(ANAVHS), Lagawe

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自己紹介

私はBSE社会学科の卒業生です。セント・メリーSaint Mary’s大学で社会教育学の修士試験を終え、できれば今年学位をとれるようにと現在論文を書いているところです。他のイフガオ州住民が農家であるのと同じように、私の両親も農業をやっています。私たちの最重要課題といえば、経済の安定性です。それは、今兄弟のうち9人がまだ学校に行っていることからして、私の家族がいつも直面している問題です。それが、私の両親が今も農業に従事している大きな理由です。

農業との関わり

私が現世に生きる中、私の愛する村で見てきた農業的慣例の1つが「Ubbu(助け合いのシステム)」です。私の村の人々は、それが皆が持つべき友情や兄弟愛を深めることから、ミレニアル世代にも引き継がれ行われるべきであると信じてきたため、今もその農法が行われています。

コミュニティの問題

私のコミュニティが持つ農業の問題の一つは若者の農業への関心の薄れです。特に学業において上手くいっていない人たちは彼らの土地を耕す代わりに建設工事の仕事を選んでしまいます。

期待すること

私はこのワークショップが特にイフガオの文化や伝統において先生のアドボカシーに卓越する打開策として役立つことを高く期待しています。


【ワークショップ終了後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: No.

いいえ。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, especially on the interview and themonologue.

特に印象的だったのはインタビューとモノローグです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: It is an innovation that needs to beknown and practice especially in school.

演劇ワークショップはとても革新的で、特に学校では知る必要があり、また練習すべきだと思います。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: The emotion test since I cannot expressmy emotions without words.

自分の感情を言葉なしで表現するのに苦労しました。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: funds, venue, and facilitators

資金、会場、ファシリテーター

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Lightings and projectors

照明、投影

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: None


***

JENELYNL. CUTIYOG(28)

ラガウェ国立高校エクステンション

Lagawe National High School Ext. /Lagawe

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自己紹介

 私はヌエバビスカヤ州のVillaverde出身です。旧姓はJENELYN FERRER LAZADE HAILINGです。ヌエバビスカヤ州のセントメリーSaint Mary’s大学を卒業し、2009年にイフガオに移り、2016年まで私立校で教師をしていました。最近はラガウェ国立高校に勤め、MAPEH(Music, Arts, Physical Education, and Healthが1つにまとまった科目)を教えています。

 家庭のことについては、私はイフガオ出身者と結婚し、彼らの習慣や文化に適応すること、主には彼らの方言を理解し話すことに少し時間を要しました。

農業との関わり

 農業において私が思う1つの問題は、商業目的の農家と低地へ移住する農家が増えたことで、「INAWON」という名で知られているイフガオ原産の米を植える農家数が減っていることです。

コミュニティの問題

 コミュニティの問題については、子供による儀礼での歌の演奏や祝祭の文化行事への参加やといったイフガオ州民の文化的慣例について学ぶ若者の数が減っていることが挙げられます。私からみると、イフガオの最近の若者は主に科学技術に惹かれ、自分自身のことを優先したり重視したりするように思います。

期待すること

 このアクティビティを通して、豊かなイフガオ文化を保護する方法を学ぶことを期待しています。


【ワークショップ終了後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: No.

いいえ。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, I enjoyed the interview, thedifferent activities that the facilitators introduced. The discussion andlecture about theater. The emotion test activity.

インタビュー、ファシリテーターによる様々なアクティビティ、感情テスト、演劇についての議論が楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Educational theater is an effective wayto portray the current issues shared by the people in a community.

教育演劇は、コミュニティにおける現代問題を共有するのに効果的な方法だと思います。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: 1. Basic theater skills was notintroduced earlier.

2.Theres no time frame of each activity.

1. 演劇の基礎的な知識が紹介されなかった。

2. 各パートの時間が足りなかった。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: 1. Lack participation of the students.

 2. Lack of facilitators to give or manage the workshop

1. 生徒の参加者

2. ワークショップを進行する人の不足

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, I will attend. If there will be aworkshop, again I would like to deal with theatrical skills.

次回は演技指導を扱ったワークショップに参加したいです。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: More allotted days for the workshop sothat all the necessary knowledge and skills about theater will be imparted tothe participants without rushing everything.

もっと長期間のワークショップを開催することで、十分に演劇に必要な知識や技術を参加者が、吸収することができると思います。


***

DENNIS B. PAGAL (35)

ラガウェ国立高校 メイン(ラガウェ)

Lagawe NHS-Main /Lagawe

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自己紹介

私(Dennisという名)はギリシャ神話の中で神のワインまたは知恵として知られ、私の家族の名前(Pagal)はタガログ語で「hard work on our activities」を意味します。

私はアシプロAsipuloとヒンギョンHingyonの混血で、西ラガウエのポブラシオンPoblacion West Lagaweに住んでいます。国立イフガオ州大学Ifugao State Universityの政治学部を卒業し、教育単位の履修証明を持っています。そして教師免許試験を受け、合格しました。この職業を持って、私は代理教員とSEF(Special Education Fund)としてMAPEH(Music, Arts, Physical Education, and Healthが1つにまとまった科目)9ヶ月教えることができました。

 私の家族との日常生活の中で、HanglulaoTuwaliとしての暮らし方を経験しました。私が経験した問題は、少数の人にしか通じない私のHanglulao訛りに対するいじめです。さらに両親の名であるPagalをもじり「MacapagalMaca=you come)」と呼ばれるいやがらせを受けていました。

 私たちの中で恐怖をもたらすゲートウェイドラッグ(酒やタバコ、有機溶剤、脱法ドラッグ、大麻などの乱用薬物)の中毒は、私たちの家族に起こったことでもあり、彼らが家に帰って叫んだり、一緒に戦ったりすると、私たちはどうしたらいいかわかりません。治療が難しい病気であることから、彼らの人生はすぐに崩壊されていき、財政的な影響を及ぼしました。

農業との関わり

イフガオの人々の土地では、農業が彼らの生き方を最もよく定義するものとなっています。それは、もしあなたが農業を駄目にしたら、彼らの暮らしも駄目にすることになると言えるほど強い結びつきがあります。だから彼らは農業に重要性を見出しました。信条と習慣は発展し、彼らの中で生きるシステムとなりました。その1つとして「Kulpi」が苗を生長させるため、田植えのあとに休むコミュニティの場所で町の祝祭時に行われてきました。コミュニティでは、人々が一緒に陽気になって騒ぎ、ライスワインを飲み、Liwliwa(詠歌)とBartungと共に楽しみます。


【ワークショップ終了後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: A little bit in the past.

過去に少しだけ参加したことがあります。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, I enjoyed the workshop the gamesand the internalization part that put on the now which I am used to it.

シアターゲームとインターナリゼーションには慣れ、とても楽しめました。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Educational theater is new to me thatway it should have been presented to us to have a better understanding. Butwith regards to what I can say is it can groups the audience awareness andemotions to be fully.

教育演劇は私にとっては新鮮なもので、よくよく物事を理解する手法を示してくれました。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: The integration of monologue to thescene to have a story or play.

モノローグを調整し、ひとつのストーリーにするのが難しかったです。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: The willingness ofstudents not wearing nature attire especially MED.

Students worried direct and location.

  ・言語と場所の問題が心配です

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, with starting right. How to attackthe stage theater production.

ぜひ参加したいです。演劇のステージでどのように取り組めばいいか知りたいです。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: -The workshop and the housing in thesame location

-House rule

家とワークショップが行われる場所を同じにしてほしい。

規律


***


AMBROCIOB. ALAGA JR. (40)

カバ国立高校(ラガウェ町)

CABA National High School /Lagawe


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自己紹介

 私には75%のアヤガンAyangan族の血と25%のトゥワリTuwali族の血が流れています。私の父方の祖父はラガウェのブルナイBurnay出身であり、一方祖母はラガウェのカバCaba出身です。私の母方については、祖父と祖母の出身地は異なりますが共にアヤガン族であり、祖父はラガウェのポンハルPonghal出身、祖母はキアンガン町のボログBolog出身です。私の両親は双方共に、生活のための最高の供給源である農業を通して育てられました。そのようなことと相まって、「baki(長老たちによる儀礼)」を経ることが子供の世話をする伝統的な方法とされています。しかしながら、私は12人以上もの兄弟の末っ子であるため、「baki」の経験はあまりなく、代わりにキリスト教信仰の関わりが多かったです。

 私の姉たちは私の人格形成や勉強において責任を負うものと認識していたため、私は成長期のほとんどを彼女たちと過ごしました。私は動物科学の学士号をとり、バイブル・スクール(子供達のための休日の教会内学校)へトレーニングのために通い、その後約10年教会で働きました。それを優先しながらも、Philippine Campus Crusade for Christと一緒に奉仕活動を行っていました。共に時間を過ごすこと、説教、指導、カウンセリング、祈りを通して彼らに対応するというのが主な仕事でした。

 わたしは資格を取るためいくつかの教育専門科目を修了した後に教員採用試験を受け、合格しました。20135月には教員[1]の永久職を約束されました。私の初めての教育省との関わりは、私がカバ国立高校に移る前の20158月から今までの間にゴハン国立高校Gohang National High Schoolで試験的に行われたイフガオのためのIPEducation(先住民教育) がきっかけでした。

農業との関わり

 イフガオのカリスマ的な棚田群が最もよく知られており、世界8番目の驚異である「Ifugao Rice Terraces」と一般的に名づけられています。他のイフガオの人々や土地の描写でよく知られているのは、特有の家屋、独特のダンスや習慣、男性のライフサイクルにおける様々な慣例がそうですが、それらを1つにつなげたものこそが農業的慣例です。

 Payo(土地)はイフガオの中で最も大切にされている遺産です。生活と食物(sustenance)は稲作によって巡っています。農業のサイクルの中では本当にほんのわずかな活動しかないけれど、イフガオの暮らし方に影響を与えている儀式や祭式と関わる生活で溢れています。主な活動は4つに分けられ、次の農業サイクルを受け持っています。

1)耕したり腐らせるために草をとったりするなどの土地の準備

2)田植え/移植

3)発育

4)収穫

 現代における田んぼ(payo)での全ての仕事は「ムヨン・システムmuyung system」として知られるムヨンでの仕事である。これは農業サイクルの中でも棚田の全ての仕事が終わってからでもいつでもできることである。それは棚田への水の供給の維持において絶対に必要な慣例であることを意味している。

コミュニティの問題

 種まきの情報、対立の和解、祝賀会・お祭り、コミュニティ開発

期待すること

演劇における固有の知識を共有し、変わりゆく世界において農業の変わらない重要性をよく伝え合うこと


【ワークショップ終了後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: No.

いいえ。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes. Interview and doing / preparing themonologue also the putting together of the data collected into tableau andscene.

インタビュー、モノローグの制作、また情報を持ち寄りひとつのシーンまたタブローしていくのが楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: For me it is a breath of fresh air as itwas contrasted with the traditional / director ledtheater. It is not plainly appearing to the emotions but to some ratherauthentic honest and real.

今回のワークショップは、私にとって伝統的な演劇の指導方法と異なり、とても新鮮なものでした。感情を素直に表に出せませんでしたが、ときに心から正直に感情表現できました。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: No answer

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: No answer

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: No answer

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: No answer

***


KENNY M. MONAYAO (22)

ドン・ボスコ高校

DONBASGO High School/Lagawe

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【ワークショップ終了後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: Yes.

はい。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, the part where, enjoyed most wasthe emotional projection.

感情投影がいちばん楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: I feel being abandoned because theintervention of modern aspect to the agriculture is so hopeless.

現代的な農業への干渉が絶望的で、私は見捨てられたように感じました。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: Constructing the scenes

シーンを組み立てるのが難しかったです。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: materials, funds, participants, venue

資材、資金、参加者、会場を用意するのが難しい。

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Screenplay, Lighting, makeup,videography

脚本、照明、扮装、映像

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: No answer

***


ReginaB. Dupingay(49)

Municipality: LAGAWE

AYAGAN National Agricultural VocationalHigh school

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【ワークショップ終了後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: No.

いいえ。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, specially in making thetableau.

タブローの制作がいちばん楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Happy.

幸せでした。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: We have different ideas and each onewants to inject their idea and it is there where we were confused and we are onrevising that is why we can hardly finish the story.

参加者それぞれ様々なアイディアを持っており、またその意見を反映したいという思いが強く、ストーリーが混乱しまた修正などを加えながら進めるのが難しかったです。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: Lack of time because we are dismiss fiveoclock in the afternoon and most of the students go home for theylive quite for from the school.

学校から家が遠い生徒は17時に下校するため、演劇制作の時間が足りない。

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, but (before) we need to reviewfirst the basic about theater.

参加したいですが、まずは今回の演劇の批評をする必要があると思います。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: The venue should be near the billetingso that if there are lapses we can cope up. I as a first timer, I did notundergo the basic of theater and I can hardly adjust.

会場を宿泊場所と近いほうがより時間を演劇に当てられると思います。私は今回の参加が初めてだったので、演劇の基礎知識がなくところどころ理解するのが大変でした。

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# by cordillera-green | 2018-08-12 22:35 | 環境教育

聞き書きをベースとした演劇ワークショップ参加者① ≪発表グループ≫

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2018年5月に日本から花崎攝さんなどのファシリテイタ―をお招きして、イフガオ州の世界農業遺産の棚田で実施した「農業」をテーマとした聞き書きをベースとした演劇ワークショップ。参加者はイフガオ州のハイスクールの先生たちなど24名で、ファシリテイタ―養成王座として実施しました。先生たちは学んだことを各学校で高校生を対象に実践します。
先生たちには事前に以下の宿題の提出をお願いしていました。
●自己紹介
●農業との関わり●
●それぞれのコミュティの抱える農業の問題
●このワークショップに期待すること
先生たちが普段はあまり真剣に考えたことがないであろう「地域の農業」について、ワークショップに参加する前に改めて考えてきてから参加してほしいという意図からでした。
以下、CGNインターンの本宮万記子が翻訳した、事前提出課題の翻訳と、ワークショップ終了後に実施した簡単なアンケートの回答です。

*****
BENELYNG. PUMMAR (24)

ハピッド国立高校(ラムット)

Hapid National High School(Lamut)

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自己紹介 

 私は主にハピッド国立高校で教師の仕事をしています。

農業との関わり

「あなたは農業なしには生きられない。なぜならあなたのお腹に入る全てが農産物だから」

私はこの言葉を農業について勉強している弟から聞きました。私の家族は農業によって暮らしを営んでいました。私の父は小さな田んぼをイサベラ州で買い、私の母はおもにマヨヤオ町でMayoyaoで焼畑をしていました。私が高校生だったとき、私と兄弟たちは毎週土曜と祝日に焼畑をしに行ってました。私たちはマンゴー、トウモロコシ、人参、豆、カボチャなどの野菜を栽培しました。そのような経験から、果樹・野菜を含めた農業法のいくつかを私は知っています。

コミュニティの問題

・化学肥料の使用

・年配者のみによる農業への関心

期待すること

・演劇のやり方を習得すること 


【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: No.

 いいえ。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Definitely, creating images / tableau

 物語をイメージすること、またタブローが特に印象的でした。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Interesting, challenging and enjoyable.

興味深く、自分にとって挑戦の場で楽しかったです。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: plotting the flow of the scenes.

 シーンの流れを構成するのが難しかったです。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: Directing maybe,

 指導また指揮するのが課題です。

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: sure, education and culture.

 もちろん参加したいです。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: more days for the workshop.

 もっと長期間のワークショップを行ってほしい

***

HildaN. Jaravata (49)

バナウェ国立高校-本校(バナウエ町)

Banaue National High School- Main

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自己紹介

私はヒルダ・ジャラヴァタです。イフガオ州バナウェのドクリガンにいる父アントニオ・ナスドマンと母ローデス・P・ナスドマンの9人の子供の2番目です。神の教えに加え、私の両親も教育の重要性をよく教えてくれました。今でも母のこの言葉を覚えています(私が自らそれについて母に質問したのかはわかりませんが)。「バナナとスイートポテトを売って、この夏お米を買うためにお金を貯めるのよ。残ったお金があればあなたたちの進学のためにとっておくのよ。」父が空想家である一方で、母は現実主義者でした。父は自分たちの家がとても貧しいとわかりながらも、私たちに大学を出ることを期待し、学校教育についていつも話していました。だから私たちもそれを叶えられると信じていました。経済困難な状況にもかかわらず、私が決して大学をやめることを考えなかったのは、そのためだと思います。私たち(上から3番目までの子供)は両親から、下の兄弟たちへの良い手本をとなり、彼らが教育を修了するのを助けるよう言われていました。私たちはそれに従い、そして祝福されました。私たちは裕福ではなかったけれども、家計を支えるほどの余裕はあったため、神にとても感謝しています。これまで、私たちは両親の教えに従ってきました。7人の兄弟たちはそれぞれの家庭を持っていますが、家族の原点を意識するという決まりがあるので、私たちは今も1つです。それぞれの家庭の決め事において、私たちは提案はしますが、時にその家庭の決断が違うものであれば、そちらを尊重します。私たちが両親から学んだことは、子供たちへ伝えるということです(兄弟の子供たちも含めて。だからこそ私たちの未婚の妹たちは彼女たちの甥や姪たちにとって母親でもあります。)彼らの今の状況が私たちの以前の状況とどんなに違っても。

農業との関わり

 農業の仕事のことを考えると、私と兄弟たちは畑と焼畑(kaingin)で働くことを教わりました。私の場合、2年生になる前、もしくは8歳近くになる前の夏からです。pi‘piと他の男性の仕事を除いて、私は米と焼畑の両方の仕事において専門知識を持っています。私がいくらそれらのことを子供たちや姪甥たちに教えるのが好きだとしても、彼らが住んでいる場所と私の今の仕事から考えて、それを実行するのは難しいことです。

コミュニティの問題

1.最近の若者のほとんどが農業に興味を持っていない

2.もともと栽培されていなかったサツマイモが問題となっている。地元では「tungru」と呼ばれている。

期待すること

このワークショップが終わったら、自分がバナウェ国立高校で演劇部を運営するか、少なくともそれを手伝うための知識を完全に備えていることを期待している。

エッセイ

「焼畑のライフサイクル」

 4月の始めに、マージウMaajiwが山並みの方へ行きました。昨晩、私たちの近所の焚き火場で、彼らは山並みの一部を畑のために焼き払うことを決めました。最も古くから、彼は、長年も休まった山の開拓を始める仕事を担っていました。その山はほとんど樹木に囲まれていました。

 3日後にはマージウが焼畑を始めた長いラインが焼き払われました。この山の開拓はkgohatと呼ばれました。これは、誰かまたはコミュニティがそこに焼畑を作ろうとしていることを伝えるために行われ、そこに焼畑を作ろうとしていた人が他の土地を探すようにさせます。

4日目には休みを取り、5日目は残りのコミュニティも彼らの好きな場所で焼畑を行います。その次の日は焼畑の部分を開拓し、翌年の夏に拓く新しい焼畑部分を守るために火でラインを作ります。

5月の3週目に、彼らはもうすぐ雨が降ると観察していました。再び、マージウに焼畑を始める名誉が与えられました。彼は風が吹き上げた時に残りの部分に燃え移るのを避けるために山の上部から始めました。翌日、彼らは木や灌木の灰になった枝のような残骸を取りのぞき、焼畑での植え付けのための準備をしました。

 毎日午後に雨が降るようになると、彼らはモンゴ豆(緑豆)やトウモロコシ、キマメ(ピジョンピー)といった作物を植えました。キマメはモンゴ豆やトウモロコシを覆って太陽が当たらなくならないように遠いところへ植えました。

 次は除草作業です。これはlohangまたはfunhiと呼ばれました。この作業はたいてい女性によって行われました。

 モンゴ豆の収穫は89月頃に行われ、その次にトウモロコシを収穫しました。収穫した後は、焼畑を行なって、サツマイモを植えました。サツマイモの周りの雑草を除去して、大きく育つようにサツマイモを植えた場所に土を盛りました。根菜は夏の大事な作物です。

 キマメは12月から4月が収穫時期です。一つの株の最後の莢(さや)を摘み取ったら、地面から2フィート(約60センチ)のところで茎を切断します。数日経つと、切った箇所から枝が生えてきます。この生えてきた茎は成長するとそこにキマメができ、10月から4月に莢が形成されます。その後、キマメが全部収穫されると枝は切り落とされます。そして、新しいキマメの種子は最初と同じようにまた栽培されます。

 4月は2度目の夏です。サツマイモのつる草は切り落とされると焼畑で焼かれたり、ブタの飼料となります。またはサツマイモと一緒にすべて除去されます。この農法はhathatあるいはpophodと呼ばれています。その後、その農地ではトウモロコシが栽培されます。次の年はトウモロコシやキマメが植えられます。サツマイモのつる草は除去されずに、トウモロコシやキマメと一緒に植えられます。つる草は必要に応じてブタの飼料として刈り取られ、サツマイモは食用として収穫されます。

 数年後、マージウと地域の人々は、土壌の栄養が枯渇していることに気がつきました。そのため、彼らは焼畑農業を止めることにしました。農地を休ませて、腐敗した雑草や植物、昆虫や動物によって土壌の栄養が戻るようにしました。将来、農地が再び作物を栽培できるようになったら、彼らはまた焼畑を行います。

【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

 演劇ワークショップにこれまで参加したことはあります?

A: No.

 いいえ。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

  今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes. All!

 全てにおいて楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

 聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Good.

よかったです。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

  ワークショップで難しかったことはありますか?

A: We have many opinions and sometimes ouropinion is against or different from the others.

 意見が多かったことと、他の人の意見とぶつかることが課題でした。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

  もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: - financial problem 

  資金の問題

-Personalities who are 100% knowledge in theater 

  100%演劇知識のある人がいない

 

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

  またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, everything about theater productionin other areas but not agriculture.

 はい。農業の視点だけでなく、他の地域の視点でも演劇をつくってみたい。

Q7: Other comments / recommendation

A: No answer

***

ROWENA B. JALIGAO (38)

トゥラエドゥ国立高校(マヨヤオ町)

Tulaed National High School/Mayoyao

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自己紹介

私はマヨヤオ町で生まれ、現在 イフガオ州 マヨヤオ町にあるトゥラエドゥ国立高校で教師をしています。

農業との関わり

農業経験について、小さい頃からマヨヤオ出身の農家の兄弟として、田んぼと焼畑での農作業をして両親を手伝ってきました。農家の生活の苦難を味わったとき、私は学問を極めることに挑戦しました。なぜならそれが貧困から抜け出す唯一の道だと教わったからです。そして今私は自分のキャリアを積むことに成功し、農業へと戻ることはありませんでした。

コミュニティの問題

マヨヤオのコミュニティでは農業に関連する次のような問題があります。

a)殺虫剤の使用

b) いくつかの問題を引き起こす焼畑

c) 絶滅危惧種

期待すること

この演劇ワークショップを通し、フンドアン町(会場)の文化についての知識を取得できることを期待しています。


【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: No.

 いいえ。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: I enjoyed the tableau part by theworkshop.

 タブローの部分が楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: I felt good and satisfied course.

 今回のワークショップにとても満足しています。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: during the swinging of emotions.

 感情の揺れが大変でした。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: I think there are many challenges to beencountered because I myself was not yet fully equipped about theater.

 私自身が演劇について完璧なノウハウを知っているわけではないので、もし実際に自分がするとなる様々な課題が浮かんでくると思います。

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Im too much willing toattend workshop again to add more knowledge and to know more about the theater.I want to start first at the very basic about theater.

 もっと多くの演劇の知識を得るためにぜひ参加したいです。演劇の基礎的な部分から始めたいです。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: No answer.

***

GERTRUDE C. DUMANOP (22)

キアンガン国立高校ティノック校

Kiangan National High School /Tinoc

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自己紹介

私はティノック出身の誇り高きカラングーヤKalanguya族の娘であり、その文化と伝統の中で育ちました。幼少期から私は農業、特に四季に渡る田植え作業に携わってきました。

農業との関わり

カラングーヤ族では、その部族の人々によって行われるいくつかの慣例があります。1つは「Da’ngah」というよそから人手を求めるボランティアサービスです。他にも「Ubbu」といって重労働の間援助したり助けてもらった人がお返しをするサービスがあります。その他には「Bakla/Puldiya」という勤労者に支払われるサービス、「Da’da」という無料で人手を借りる代わりに食べ物を提供するボランティアサービスがあります。

コミュニティの問題

インフラ整備と暮らしの向上が原因で、近年はカラングーヤ族の多くの人々が稲作よりも野菜栽培に重点を当てています。

期待すること

私がこのプロジェクトに期待することは、イフガオの田園風景を連想させる演劇表現を通してファシリテーターと参加者の双方が農業の楽しさを取り戻すという目的を達成することです。


【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: Yes, since high school.

 高校の頃から参加しています。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, I enjoyed the interview, the icebreakers that were introduced by the facilitators, the discussion and lectureabout theater.

 インタビューやファシリテーターによるアイスブレイク、またディスカッションや演劇についての講義が楽しかったです。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: Educational theater is a very mucheffective way to portray the real current issues being experienced way topeople in a community.

 教育演劇は人々にとって現代問題を考えまた共有する上で効果的な手段だと思います。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: 1. There is no clear expected story tothe output/production

  明確なストーリーが作品の中で見出せなかった。

2.There is no time frame of each activity

  それぞれのパートで時間が足りなかった。

3.There is no specific objective on what is to be achieved on each day

   毎日の達成したい目標が明確でなかった。

4.The basic of theater performance wasnt introduce before hand

   最初に演劇の基礎的な講義がなかった。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: Challenges 課題

1. The basic of theater performance wasnt taught to us completely.

 私たちに演劇の基礎的な知識が完璧に備わっていない。

2. It requires a lot of days to create aproduction

 多くの制作時間が必要

3. The fund to be use for organizing theworkshop

 ワークショップを開催するための資金

4. Other speakers and facilitators tomanage the workshop

 ワークショップを指揮するファシリテーターが必要

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: Yes, I would gladly come and attend yourorganized theater workshop.

 喜んで参加します。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: More allotted days for the workshop sothat all the necessary knowledge and skills about theater will be imparted tothe participants without rushing everything.

 もっと長期間のワークショップを開催することで、十分に演劇に必要な知識や技術を参加者が、吸収することができると思います。


***


JOVITA G. NAGILOY (41)

バンバン国立高校(フンドアン町)

BANGBANG National High School(Hungduan)

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【ワークショップ後のアンケート】

Q1: Have you experienced a theater workshopbefore?

演劇ワークショップにこれまで参加したことはありますか?

A: Yes.

 はい。

Q2: Did you enjoy this workshop? Which partof workshop did you enjoy?

今回の演劇ワークショップは楽しかったですか?特に楽しかった部分はなんですか?

A: Yes, the interview because the issueswere clearly discussed by the informants.

 楽しかったです。特にインタビューによって地域の課題が明らかにされたのが印象的です。

Q3: What did you feel about educationaltheater (an interview-based theater)?

聞き書き教育演劇をどのように感じましたか?

A: I feel contented and enlightened on thetopics given to the different groups at least the topics are well explained /discussed by the informants. Issues were clearly explained by informants.

 満足しており、他のグループに与えられた地域の課題も啓発されていて、少なくとも情報提供してくれた方が課題を明確に説明してくれたおかげでもあると感じました。

Q4: What were difficulties during theworkshop?

ワークショップで難しかったことはありますか?

A: When we were asked to conceptualized theimages to come up with a story.

 ストーリーをイメージするために概念化が求められたのが難しかった。

Q5: What could be your challenges if youtry this kind of workshop at your school?

もし学校でこのようなワークショップを自分で行うとしたら、どのような課題があると思いますか?

A: Im worried because theyouth might not appreciate the advocacy on the agricultural practices theirparents have started.

 若者が両親の始めた農業の価値を理解せず支持しないのではないかと私は心配しています。

Q6: Would you attend it if we organize sucha theater workshop, again? (What kind of content would you like us to deal within it?)

またこのような機会があったら参加しますか?

A: I want to learn about the KABUKI theaterand how to perform on stage.

 歌舞伎についてとどのようにステージでパフォーマンスしているのかを学びたいです。

Q7: Other comments / recommendation

その他のコメントやアドバイス

A: If we will have another seminar workshopon theater, I will suggest that if would be 10-15 days.

 次回は1015日間の演劇ワークショップを行ってほしいです。

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# by cordillera-green | 2018-08-12 21:53 | 環境教育

クムスタカ・リンク・スタディツアー 2018

コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)は1年に何回か、コーディリエラ山岳地方の暮らしや文化を日本のみなさんに体験してもらい、「自分にできること」を考えてもらう機会を作るスタディツアーを企画しています。

埼玉県ふじみ野市に拠点をおく市民団体「クムスタカ・リンク」のスタディツアーもその一つです。「クムスタカ・リンク」は毎年春にふじみ野市会議員の鈴木啓太郎さんと一緒にやってくる大学生たちのグループ。パンガシナン州のマーシン村で障害のある子供たちの支援をしようということで始まった団体だそうですが、活動の幅を広げ、「学校へ行こう!プロジェクト」でフィリピンの子供たちの就学支援なども行っています。

CGNではクムスタカ・リンクのスタディツアー全旅程10日間のうち4日間を担当し、バギオ近郊の先住民の村でのプログラムを提案しています。


なんといっても「クムスタカ・リンク」スタディツアー組の特長は「もったいないレンジャー」。

ゴミをポイしてしがちなフィリピンの子供たちに、

リサイクルできるものはリサイクル!、

使えるものはまだ使おう!、

ほんとのゴミもちゃんとごみ箱に捨てて!、

自分の村をきれいにしよう! 

というメッセージを子供たちに人気の○○レンジャーによるヒーローショーで伝えようという活動です。

ピカピカ、ツルツル、パツパツの衣装も本格的にそろえて、タガログ語で演じます。先輩から後輩に受け継がれ、毎年少しずつ内容を改良しながら、続けてくれている人気のプログラムです。


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↑もったいないレンジャーを披露した後は、トリニダードの高校生と一緒にバナナの葉っぱに用意されたランチを楽しみました。



そして、もう一つ特筆すべきは、クムスタカ・リンクがスタディツアーの参加経験を帰国後に活かすために、きちんと地域で報告会を行い、また参加者全員が経験を振り返って記録集を出版していること。

今年の春のツアーについての力作ニュースレターも完成して、PDFファイルが届きました。

参加者の生徒さんが心を込めて書いた報告集です。


そして、忘れてはいけないのが、クムスタカリンクのみんなが、CGNが山の村で栽培指導しているコーヒーの生豆を仕入れて、自分たちで焙煎し、学内カフェやエコイベントなどで販売してくれていること。ツアーに参加した時だけのサポートではなく、日本でも「自分たちに小さくてもいいからできること」を探して、活動してくれている姿勢には感服です。

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↑スタディツアーではコーヒー栽培農家のお手伝いもしました。



***


以下は、スケジュールの概要です。

今年の参加者はマーシン村からランドン君兄弟4名を加え、14名でした。


【1日目】2/16(金)

午前9:00 パンガシナンにジプニーでお迎え⇒ ラ・ウニオン州バウアンへ移動( 約2時間 )     
早めの昼食
午後パブリック・マーケット見学&食材買い出し
「Villa Himawari Beach & Pool Resort」にて、海辺のクボ(小屋)と着替え用のお部屋をレンタル
・遊泳/ビーチでのんびり/周辺散策など自由行動。
夕食は、BBQを用意。
19:00出発でバギオへ移動(約2時間)
21:30頃 TALA到着
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【2日目】  2/17(土)
午前7:30 朝食 /
9:00 TALA 出発 ⇒ トゥブライ町コロス集落へ移動(約 1.5 時間 )
途中、食材の買い出しに立ち寄り"
・コーヒー農園
・農場案内
・鶏を絞めて農家さんとランチ 
午後
・鉱山開発地域の見学⇒バギオへ移動( 1時間 )"
17:00頃 TALA到着
18:00〜オリエンテーション(CGNの紹介&質疑応答)
19:00〜 夕食をとりながら、映画「クロスロード」鑑賞&感想シェア会
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【3日目】  2/18(日)
6:00 TALA出発 ⇒ Pizza Volanteにて朝食 ⇒イトゴン町へ移動(約40分)                
・フィリピン人と一緒にウラップ山トレッキング(往復約6時間)  
イトゴン町⇒バギオ市(約40分)
17:00頃 TALA到着
・翌日の準備
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【4日目】  2/19(月)
午前7:30 朝食
9:00 TALA 出発 ⇒トリニダードへ移動(約 1 時間 )
トリニダードの高校( Benguet National High School - Puguis Annex. )で高校生たちと、環境教育ワークショップと交流
・もったいないレンジャー
午後⇒バギオ市内へ移動(1時間)
15:00頃 イリリカ アーティストビレッジ前にて解散         
⇒市内自由行動:観光、買い物など  
(案)バギオ博物館、パブリックマーケット 
夜 希望者はナイトマーケットへ(帰りは各自タクシー)
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【5日目】  2/20(火)
帰路へ早朝5:00頃 TALA出発マニラへ


*****

2日目夜にバギオと郊外で撮影された青年海外協力隊50周年記念映画「クロスロード」を鑑賞したのち、宿泊先のゲストハウスTALAでCGNの反町とスタディツアー前半の振り返りを行いました。以下参加者の学生さんたちの声です。


・片柳さん

コーヒー農園では農家の苦労や作業工程を初めて知ることができたし、有機農業への関心が高まった。現在、日本で関わっている畑で活用したいと思う。映画を見て、自分も誰かに影響を与えられる人になろうと思った。


・松雪さん

ツアーで農園のパーマカルチャーの文化に感銘を受けて、自身の夢である保育士になれたら、子どもたちに物を大切にするように教えたいと思った。そして自分たちは幸せだと感じた。


・緒方さん

日本では大学のカフェで働いているので、農園でコーヒー農家の作業行程を知れてよかった。ここでの経験や感じたことを帰ってスタッフに共有したい。現地の生活や風景を映画と自分の目で見ることができてよかった。


・鈴木さん

フィリピンへは何度目かの訪問だったが今回はいつもより辺境の地に訪れて、自分が今までフィリピンを知ったふりをしていたことを思い知った。中途半端な見学や勉強には限界があるのだなということを学んだ。コーヒー農園では、その土地の人や環境と同じ視点で関わることが大事だと感じた。


・佐藤さん

2009年の土砂崩れの事故を村人が予期できた話を聞いて、自然と共に暮らしている人たちの感覚と自分たちは違うのだなと思った。そして、幸せの価値観も違うのだと思った。家族や親戚の繋がりの強さを感じたし、そこを本当に大切にしていることがすごいと思った。映画の中で一つのテーマになっていたボランティアは偽善か否かということは自分もよく考えることがある。例えばマーシー村のゴミ問題を私は気にしているが、現地の子どもたちと自分たちの価値観の違いに苦しんでいる。その問題一つを取ってもどこまで関わるかが難しく、同じ目線になることは難しいと改めて思った。下地がないところに行って一から活動する協力隊はすごいなと思ったし、興味が出た。


・須藤さん

自分は教育について学んでいますが、農園にてアグロフォレスト(パーマカルチャー)のことを聞いて植物を育てることは教育とも似ていると思った。そして日本で関わっているカフェで実際に体験ことを説明ができることが嬉しい。映画では知っていた観光地としてのフィリピンではなく、抱える問題の側面からフィリピンをみることがれた。劇中の「シングルマザーで子供を産むと働けなくなる」という言葉が印象的だった。自分の日本での活動では共働きの家庭の子を対象としているが、フィリピンにも託児所のようなものができたらと思う。


・久保田さん

農園で話を聞いてコミュニティの中で自分たちのことが完結していてかっこいいと思った。災害の時の地域の結びつきの強さに驚き、日本には無くなってきてしまってきているものだなと思った。豊かさについて再考するきっかけになった。


・鈴木啓太郎さん

海が綺麗で、手付かずのビーチに感動した。映画を見るのは3度目だが、反町さんと共に見られてよかったと思う。商業的なところでしょうがないところはあるが、やはりすこし違和感があるのは綺麗にまとまりすぎてしまっているところ。ルポならばもっと違うエンドになっていると思うし、実際に協力隊の人や関係者はそういうことを思いながら見ているのだろうというところまで思いを至らせることができると深みが出ると思う。しかし、協力隊の活動を見直すにはとてもいいきっかけになると思う。経済的な発展もマニラで垣間見て、他の地域との格差の拡大を強く感じた。これからのフィリピンについては、そこをカバーしていく動きがないと今の良さが無くなってしまうと思う。


・加藤さん

環境や農業にはそこまで関心が高くなく詳しくなかったのでとても新鮮だったし、いい経験になった。フィリピンは2回目だが前に訪れた村とは違う村の現状を知れて良かった。日本では福祉の勉強をしているがフィリピンは福祉の格差も大きいと感じる。そこにはお金が大きく関係していると思う。この問題をどうにかしたいなと思った。映画鑑賞では自分のできる範囲で精一杯やることが大切だと感じた。なので、今回車椅子とマットレスを実際に村に持っていけて良かったと思う。


・島村さん

コーヒーは大好きだがコーヒーが何からできているかを初めて知った(笑)。フェアトレードやアグロフォレストリーを実際に見ることができてより理解が深まった。日本では肉片の形でしか見たことがないので、鶏をしめるのを見学できたのは貴重な体験だったと思う。映画の鉱山問題については、綺麗な海や山などのフィリピンのイメージに反してこういった問題もあるのだなと驚いた。来年から社会人なのでこの経験を活かしていきたい。


・ランドンさん

2013年にキブガンで体験したことが蘇った。今日の活動(アグリフォレスト)は2016年に日本で出会った3人の農家たちと同じビジョンだったと思う。CGNの活動やパーマカルチャーの思想はとても難しいが、先進的なことなので色んな人にこの思想が伝わればいいと思う。特に友達の多いマニラやマカティにも。映画はメッセージ性が明確だったので感銘を受けた。


・CJさん

コーヒー農場では全て無駄にしない姿勢やエコシステムが素晴らしいと思った。環境の持続可能性に目を向ける活動に感銘を受けた。自然は誰のものでもなく次世代に残していくものだからだ。また、昔自分が訪れた時とは違って人口が過密で、交通手段に大きな問題をバギオは抱えている。大学の専攻で扱っているマニラの問題だけではなく。他の地方にも様々な問題もあるということに改めて気づいた。映画を見て鉱山地帯での問題にも考えさせられるものがあった。


・マシューさん

コーヒー農園での今日のレクチャーは初めての経験だった。フィリピンの農園のことについて色々知れたし、パーマカルチャーの生きるものと生きてないものを分け隔てなく全体を俯瞰して見るエコシステムに感銘を受けた。映画では鉱山の問題について地方のリアルな問題を知れた。これからそれらの問題が、CGNの活動などを通して改善されることを強く望む。


・ジーノさん

コーヒー農園では体験を通して多くを学べた。私はあのコーヒー農園の農家の姿勢が好きだ。この思想(アグリフォレスト)をみんなが学んでいけば、もっと改善されることがあると思う。映画に関してはフィリピンが持つ問題について考えさせられた。

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# by cordillera-green | 2018-06-29 21:59 | スタディツアー

「演劇ワークショップでアジアの農村をつなぐ」 ③-演劇ファシリテイタ―・花崎攝さんの視点から

 イフガオの7つの郡(町)から集まった約20名の先生たちとの5日間の聞き書き&演劇ワークショップ。合宿形式で、最終日には移動して、発表会も行うというかなりのハードスケジュール。もともと有能でエネルギッシュな先生たちだったから、夜の時間も使って、なんとか発表に漕ぎ着けたものの、日程的にも内容的にも相当の荒技だった。みなさん、本当におつかれさまでした!

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聞き書きを軸とする演劇ワークショップ

 参加者は音楽や体育担当などの先生も多かったが、中には数学担当で演劇はまったく初めてという人もいた。地元の伝統的な歌や踊り、また地域の歴史などを題材にした様式的な身体表現を中心とする演劇にはみなさん馴染みがある。実際に参加経験あり、さらには指導経験ありの先生もいたが、聞き書きを軸にした演劇を作るのはみんな初めてだった。演劇ワークショップと聞いて、感情表現や身体表現の技術を学べるのかな、というつもりで参加した方も多かったようだ。

 ところが、シアターゲームやエクササイズもおこなうものの、農業をテーマに地元の人にインタビューして聞き書きのテキストを起こすなどするうちに、ちょっと違うぞと戸惑った先生たちもいたようだ。インタビューや聞き書きについては、1日目にCGNインターンのマキさん(青年海外協力隊経験者)や文化人類学の研究をしている日丸さんがCGNインターンのケイくんと紹介してくれたが、聞き書きを演劇作りにつなげることについての説明はしていなかった。冒頭いろいろな人の開会の挨拶があり、これ以上話が続かない方が全体の流れとしていいなと思ったし、はじめに説明しても伝わらなかったかもしれないが、全体像を伝えていなかったのは申し訳なかった。だいぶ後半になってしまったが、聞き書きを起こして演劇の構成を始める段階で、かいつまんで説明した。すると趣旨を理解して、先生たちはますます熱心に取り組んでくれた。

 伝えたのは、今回の演劇ワークショップは高校生たちと行なうことを想定している教育演劇であること、特定の演出家や劇作家はおかず共同制作で作ること、プロセスを大切にすること、農業に関する地元の人たちへのインタビュー(リサーチ)を聞き書きに起こして演劇の軸とすること、また鑑賞のための演劇というだけでなく、むしろ観客とテーマについて語り合い対話することを目的にしていることなどだ。なぜ、聞き書きなのかというあたりの説明が、現場ではちょっと足りなかったかもしれない。インタビューを安易に書き変えたり、聞き手の言葉に置き換えるのではなく、聞き書きを起こすことで、インタビューに応えてくれた地元の人の言葉に寄り添って、その人の言葉や思いに理解を深めること。その上で、編集、構成して、市井に生きる人たちの声や生活の感触、生きる術や知恵を、立ち会ってくれる人(観客)に演劇という形式で伝えたいからだ。

 複数の人の聞き書きをベースにするということは、一人の主人公の物語として演劇が進行するわけではないし、時空間も行ったり来たりする場合がある。いわゆる現代演劇では抵抗感なく行われることも、現代演劇に馴染みがなければ戸惑いも生じる。聞き書きを構成し、場面を形作る過程で、語りに登場する過去の話に場面が移行して、また聞き書きの語りに戻り、さらに別の現在の話が差し挟まれたりすることがある。そういう時に、どうやって時空を移行させるか悩むグループもあった。しかし、アドバイスをもとに動きながら作っていくうちに、次第に、適切な構成や言葉の選び方と、動きの挿入やタイミングの作り方によって、シンプルに伝えることができる方法があるのだと納得できたようだ。

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多言語が飛び交う現場と地元スタッフ

 参加者は日常言語としてトゥワリ、あるいはアヤガンを使用している。アヤンガンを使用している人々はトゥワリを理解できる。しかし、トゥワリ使用者の中にはアヤンガンを理解できない人もいる。他にフィリピンの公用語であるタガログ語やルソン北部で共通語として使われているイロカノ語、そしてワークショップの進行言語は英語。発表もトゥワリとアヤンガンのチャンポンだった。多言語が飛び交っているのだ。

 上記全ての言語ができる人が通訳してくれるとはいえ、正直細部まで、言葉のニュアンスまでは理解できない。そこは現地スタッフを頼りに、全体の流れを優先して、細部まではこだわらずに進行した。発表のビデオから文字起こしをして、さらに翻訳してもらう予定なので、間も無く細部が明らかになるはずだ。

 なんだか無責任なようだが、それが成り立つのは、グループに参加して一緒に作ってくれたジュニア・ファシリテーターの存在あってのことだ。もう6年越しの付き合いになるケビンを始め、ベテランのレマール、聞き書きを軸に演劇を作ったことのあるフェイス、ジェトロビン、地元でリサーチを続けるジェリカ、そしてヘイソン。信頼に値する強力な地元スタッフがいるからこそ、それが成り立つのだ。CGNの長年にわたる環境教育のなかで、確実に人材が育ってきていることを、今回ありありと実感することができた。

 それだから、私は大きな流れを掴んで、参加者のようすをよく見ていれば概ね大丈夫、と思うことができた。あとは、教育省で発表する予定だったので、全体の構成の提案が必要だった。参加者はグループごとの作業に忙しく、全体についてまで考える余裕はなかったからだ。もとより、時間が足りないのは明白なので、特に後半かなりギリギリの作業になり、ジュニア・ファシリテーターのみんなや参加者に無理をお願いすることも多かったが、ジュニア・ファシリテーター主導で、発表に至るプロセス(場当たりと呼ばれる全体の流れや演者の位置関係の確認、当日の舞台の設営含め)を駆け足ながら全てこなすことができた。力をつけて、その力を十二分に発揮してくれたジュニア・ファシリテーターのみんなに敬意を表するとともに大感謝!!!

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イフガオは揺れていた

 素晴らしい棚田の景観を誇るイフガオ。世界農業遺産地域にも指定されているが、農業について語られたのは複雑な現状だった。わずか5日間のワークショップであり、現状の一端が垣間見られたにすぎない。詳細は別の機会に譲るが、労働力不足、ことに若年層の農業離れ、また農業とともにある農耕儀礼とコミュニティの存続の問題、さらにはグローバリズムの浸透に伴う近代農法の導入と収益増加の問題、生態系に関わる環境問題等が浮かび上がってきた。

 はじめに先生たちの口から語られたのは、皮肉なことに、安定した収入が得られる農業以外の専門職につけるようにと、農家でも、子どもたちを学校に送り出してきたということだった。学校教育を受ける目標の一つが、農業からの脱却にあったというのだ。参加した先生たちの中にも、そう言われて育ってきた人がいた。

 一方、近年、イフガオでは先住民の言語や文化を守り受け継ぐために、農業を軸とする先住民文化が小学校でも教えられるようになっている。教科書も作られつつあり、その動きには目をみはるものがある。地域に根ざした固有の文化に価値を置き、その継承が絶えることのないように教育省をあげて取り組もうとしているのだ。

 しかし、同じ地域のイフガオ国立大学の農学部では収益重視の農薬等を使用する近代的な農法が教えられているという。貨幣経済の浸透、さらにグローバリズムに対応して農家としての存続をはかるには、収益を上げることを考えざるをえないという論理だろう。また、インタビューした農学部の学生たちは、個人差もあるが、これまで農業と切っても切れない関係にあった農耕儀礼についての経験や知識は必ずしも高くないようだった。

 世界遺産に登録されたことで、その見事な景観を目当てに、世界中から観光客も訪れるようになっているが、観光で得られる恩恵に浴しているのは一部の人に偏っているという。ゴミなどの環境問題も起こっているが、ゴミに対する意識はむしろ西欧人や日本人の方が高い場合があり、地元の人が意識を向上させてほしいという観光ガイドの話もあった。

 イフガオは揺れている。伝統的な農法を守っている人がおり、稲の固有種も残っている。世界遺産の棚田で取れる米としてブランド化して、より高価格で市場に出すことによって生き残りをはかる動きもある。他方で、農薬の使用や機械化も始まっている。労働力の不足を補い、収益を上げるためだ。ところが、地元の人が、これまでずっと食べてきた地元産の米ではなく、米屋でより安い米を買うという矛盾した事態も生じているという。棚田を支える豊かな水を湛えた灌漑施設は健在だが、一部はコンクリートで固められている。石積みの伝統技術の継承に影響が出るかもしれないが、畦道は歩きやすくなり、修復の手間も減ったに違いない。その是非は単純ではない。現金収入の得やすい野菜への転作、宅地への転売の例もあるようだ。重労働であるというだけでなく、陽に焼けることを気にして農作業を厭う若い世代が多く、英語教育を受けて海外への出稼ぎに出かける人も多い。

 中年以上の先生方やインタビューさせてもらった人たちからは、農業は「way of life」そのものだ、という言葉が何ども語られた。単なる産業や収入源ではなく、農耕儀礼と結びついた固有の文化やコミュニティのあり方と深く結びついた生活そのものだといった意味合いだと思う。先生たちも賛同しながら、でもどうやって若い世代を説得できるのか、名案はないといった風情だった。テレビ、携帯、インターネット、…山深いイフガオでも環境が激変し、グローバリズムの影響から逃れようのない状況だ。日本では、食料自給率が下がり続けるなど、どん詰まりまで一周回った感があって、最近では農業に新たな可能性を見出す若い世代も現れているが、これからのことを思っても決して他人事ではない。


さあ、これからが楽しみ!

 今後、参加者が各学校に帰って、農業に関わるリサーチを行い、聞き書きにまとめて、そこから演劇を立ちあげて発表するには、今回のワークショップで必ずしも十分なことが伝えられたとは言えない。プロセスをかなり端折らざるをえず、経験あるジュニア・ファシリテーターが各グループに入って作業し、過去に何らかの演劇経験を持つ先生がおられたので何とか成立したものの、本来はもう少し時間をとって丁寧にプロセスを辿ることが望ましい。けれども、先生たちは聞き書きを軸とする演劇作りに大きな関心を持ってくださり、テーマである農業の重要性を誰よりも理解しておられる。ちょっと無謀なお願いであるような気もしつつ、演劇作りに正解はないので、彼らなりにどんな発表作品を作ってくださるのか、そこからどんな声が聞こえてくるのか、どういう対話が生まれるのか、今からとても楽しみだ。


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事業期間:20184月~20193

事業地:フィリピン共和国イフガオ州棚田の村々

事業実施団体:

コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN

人間文化機構 総合地球環境学研究所

助成:国際交流基金アジアセンター アジア・文化創造協働助成/ トヨタ財団 国際助成


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# by cordillera-green | 2018-05-25 15:31