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2009年 10月 30日

台風ペペン被害の最新データ

日本の支援者の方から、台風ペペンの被害の最新データをというリクエストがありましたので、今朝発表の、国家災害調整委員会National Disaster Coordinationg Councilからのデータの一部を転載します。

1.影響を受けた人
    954,087家族、
    4,478,284人
    5,486バランガイ(村)
    27州の3,564町&36市

2. 死傷者
    死亡 465人
    ケガ人 207人
    行方不明 47人

3.損害
    全倒壊家屋 6,253軒
    部分倒壊  48,120軒
    インフラストラクチャーの損害金額 6億40,800,000ペソ
    農作物における損害 20億48,300,000ペソ
    428,034ヘクタールの農地 1,052.993トン分の農作物
    被害のあった学校1,372校 528,857,961.25ペソ相当

4.政府、地方政府、NGOからの救済金:151、939,499ペソ
  国家災害調整委員会からの米の供給:23,200袋

5.道路状況: 9つの道路と9つの橋がいまだ閉鎖中。
    閉鎖中の橋は、アブラ州Baay橋、ベンゲット州サラコップ橋、ラ・ウニオン州サン・ビセンテ橋、パンガシナン州Bued橋、Carayungan橋など。





災害対策に当てられた費用・物資については、
1.食糧:
   福祉省 49,780,000ペソ相当の米、缶フーズ、ビスケットなどを支給
   国連(Food Cluster)が4000トン相当の食糧を配布
   など  

2.健康・栄養・心のケア: 12,154,969.29ペソ
3.教育: ユニセフが9,500のスクール・パック、1,500の先生用パック、約57の教育教材を配布
4.避難&移動
 ロータリークラブが150の避難用テントを支給
 国連が避難キットを配布
 フィリピン・ミリタリー・アカデミーがイトゴンに25針のテントを運ぶために2台のトラックを供与


といったところです。
さらに詳しい公式情報は、国家災害調整委員会のWEBサイトをご覧ください。

なお、CGNでは、二人のスタッフがマウンテン州タジャンに28日から救援物資を届けに行っています。

   

by cordillera-green | 2009-10-30 13:50 | 緊急支援


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