コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)が、コーディリエラ山岳民族の生活向上のために指導し、植樹を続けてきた森林農法(アグロフォレストリー)によるアラビカ・コーヒー。5年前の事業で植えたコーヒーが実をつけ始めています。アラビカ・コーヒー栽培は、森林を焼き払って拡張し続ける野菜栽培に代わる、環境保全に配慮したライブリフッド事業として、CGNだけでなく、フィリピン農業省、天然資源省などなど、いろいろな機関が苗木の配布や育成指導を行なってきました。
このコーディリエラ地方の山の村で育てられたコーヒーを、今回の沖縄・那覇市の前島アートセンターで行われる
「フィリピン・ナイト」と
ギャラリー9-kyu-の「フィリピン山岳民族のカゴと棚田の神様」展で、ほんの少しだけ試験販売いたします。

↑コーヒーのパッケージは、フィリピン大好きのきよしげのぶゆきさんの
可愛いカラバオのイラストを、造形作家の廣田緑さんがにデザインしてくれました。
農民たちが大切に大切に育てたコーヒー豆の焙煎は、やはり愛情をもって大切に大切に焙煎してくれるプロの方にお願いしたいと、静岡の焙煎堂の川口さんの手にゆだねました。猛暑の中、「アイスクリームをなめながら焙煎しました!」と川口さん。
「ちょっと酸味が残る感じで仕上げました」というコーヒーの味。こちらにいて味見が出来ないのがとても残念。カラバオ・コーヒーを御買い上げくださったみなさま、ぜひ、感想を聞かせてくださいね。