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コロス集落のクリスマス会で優秀農家を表彰、そして古着のギフト

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ベンゲット州コロス集落で実施中の「コーヒーのアグロフォレストリー栽培による災害に強いコミュニティ作りプロジェクト」(WE21ジャパン主催、かながわ民際協力基金助成)の受益者のみなさんとクリスマス会を催しました。
 事業1年目の受益者に2年目から加わった人たちを加えて22名が参加。クリスマスソングを歌って、一緒にピヌピカンをいただき、ハイライトは、事業1年目の受益者10名のモデル農場をCGNの森林官がモニタリングして、審査。苗木の移植の方法や生育状況、それに事業のミーティングや活動への出席の状況などを審査して3名のベスト・ファーマーを選びました。商品お米25キロ!何よりもうれしいギフトです。
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 参加者全員に、CGNが日本の人たちから寄付された古着を配布しました。こちらの人は新品の服を買うことなんてほとんどなく、基本が古着です。市場や町中にも「ワグワガン」とか「ウカイウカイ」と呼ばれる古着屋が軒を連ねています。理由の一つは、コーディリエラ山岳地方のような寒い気候の町はフィリピンにはほかになく、国内産の厚手ジャケットやセーターがないこと。国内産の安い洋服は、マニラの気候向けの肌の露出度の高いものがメイン。寒さしのぎの衣類は、日本や韓国や香港、アメリカなど、冬のある国々からの古着に頼るしかありません。
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 CGNが日本の方々から受け取った古着は質も良くおしゃれ。隣の人が受け取った袋にはいいものが入っているんじゃないかという疑いをもたれないように、村の人のアイデアで透明なビニール袋にいれて配布です。こういった貧しい村では、ギフトは役に立つものがいちばん。しかも家族のみんなに行きわたることが大切です。とてもとても、喜んでもらいました。
古着の寄付をくださった皆様、ありがとうございました。
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CGNからのギフトはアートエコバッグとKAPI TAKOフェアトレードTシャツです。
あくまでもエコ!で! 
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 コロス集落での事業は、ゆっくりしたスタートでしたが、村の人たちの間での静かな盛り上がりを感じました。とくにクリスマス会でも隅っこの方で座って、渋く決めていたおじさんたち。皮肉なジョークを時々飛ばして皆の笑いを誘っていましたが、事業担当のリリー曰く、
「ようやくわかってきました、ああやって、軽くジョークを飛ばしていますが、自分のモデル農場ではえらい真剣なんですよ。最初は、やる気がないのかしら?と思っていましたが、そうじゃなかった。あれがスタイルなんです」
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   ↑「口じゃ絶対がんばっているとは言わないけど、
    農場を見たらどれだけまじめに働いたかわかります」
    というリリーがいうこのおじさんもベストファーマーで表彰されました。
   
 
 集落を訪ねてくれたWE21の方たちも、ミーティングに参加しているのが女性ばかりで「男どもは何しているのじゃ~~?」と言っていましたが、渋い顔して黙々と働くのがイバロイ族男性のキャラクターのようです。
 
 CGNの代表としては、スタッフのリリーがこの事業でコミュニティ・オーガナイズでの成長著しいのもうれしい限りです。
「みんな本気だから、有機農法に移行したいという農家の人のグループをトゥブライ町に農民団体として登録します!」と宣言していました。がんばれ!リリー
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CGNでは、古着の寄付を受け付けています。
 ご協力よろしくお願いいたします。

◆郵便局からの小包の場合
送り先:Cordillera Green Network
住所:P.O.BOX540, Baguio City 2600 PHILIPPINES
Tel: 074-423-0839 / 0928-521-8124(反町)

◆国際宅急便 Door to Door
※荷物の量が多い場合はこちらのサービスが格安です。下記のウェブサイトを参照ください。
http://www.cellphone.ph/DoorToDoor/index.html
送り先:Cordillera Green Network
住所:#14D General Lim St., Baguio City 2600 PHILIPPINES
Tel:074-423-0839 / 0928-521-8124(反町)

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 ↑「戦争中に6歳の少女だった私は樹につるされて日本兵の標的にされました。何が理由だったかはわかりません。日本兵が銃を構えた時に、上官が「もう十分だ。やめておけ」と言って止めてくれて生き延びました」と話すおばあさん。ようやく日本人である私にも心を開いてくれて、最近のミーティングではいつも顔を出してくれます。
 
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by cordillera-green | 2011-12-19 10:21 | 古着