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カパンガンでの植林事業1年目が終了しました

ベンゲット州カパンガン町サグボ村で昨年4月から実施していた、アグロフォレストリー植林事業の1年目が今年3月末に無事に終了しました(イオン環境財団助成事業、正式名称「ベンゲット州カパンガン町サグボ村における水源林保全と再生事業」)。

この事業は、ベンゲット州やイロコス南州、ラウニオン州に水を供給しているアンブラヤン川の水源であるサグボ村の森林を再生・保全するプロジェクトです。この地域では、近年、野菜畑の拡大のために森林が破壊され、水不足や土壌流出、土砂崩れなどが問題となっています。この事業では環境保全のために植林をするだけでなく、村の人たちの生活を向上させるために換金作物となるコーヒーのアグロフォレストリー(森林農法)栽培を指導しました。

昨年10月末までに、目標本数の合計30,320本(コーヒー12,500本、アルノス6,250本、カリエンドラ6,250本、ベンゲット松5,000本、竹320本)の植林を終えました。サグボ村の人たちは、この植林事業にとても積極的で、お互いに助け合いながら植林作業を進めました。また、バギオ市内の英語学校に留学中の日本人学生さんたちや、立教大学の「アジア寺子屋」のスタディーツアー・メンバーも植林にボランティア参加してくれました。

みんなの努力で植樹された苗木は、今すくすくと成長しています。数年後にコーヒー豆が収穫できるようになるのが、楽しみです。
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(植林ツアーの参加者の方たちと)


サグボ村の方たちを対象に、「アグロフォレストリー講習会」「キノコ栽培講習会」「木酢作り講習会」も実施しました。
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(キノコ栽培講習会の実習の様子)


また、サグボ小学校の3年生から6年生の子どもたちを対象にした、環境教育ワークショップも好評でした。子どもたちは、ゲームや森林観察を通して楽しみながら、生態系の仕組みや森の大切さについて学びました。
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(野外での環境教育ワークショップ)


今年度もカパンガン町サグボ村で、本事業の2年目を実施します。事業の様子を時々ブログにアップしますので、ご期待ください。
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by cordillera-green | 2013-04-27 19:44 | 植林/アグロフォレストリー