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2024年 06月 30日

CORDILLERA FOLKTALES –子供たちのための環境&アートワークショップ【フンドゥアン編】アートワークショップ

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会場:イフガオ州フンドゥアン町ルボオン村ルボオン小学校分校
日付:2004年3月20日~23日(22日はプログラムなし)

ファシリテーターを在バギオのアーティスト、ロシェル・バキサンRochelle Bakisanとジョージ・ロサレスGeorge Rosales、環境教育家のヘクター・カウィッグHector Kawigとインターンのビビアン・ポサイェンVivian Posayen が務めた。1日目と2日目は高学年の選ばれた生徒たちとともに1年前にできたという分校校舎のトイレや洗面所の壁に、壁画を描くワークショップを行った。
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3日目は、幼稚園から小学校6年生までの全校生徒を対象に、2グループに分かれ、ルボオン村に伝わる民話をテーマとしたアートワークショップを行った。
小学校3-6年の高学年は、ロシェル・バキサンとヘクター・カウィッグがファシリテーションを担当し、民話に出てくる登場人物のパペット制作、民話の舞台である村の風景の大判の紙への描写を行った。いずれも、材料として再生紙を多用したり、木炭などの自然の素材を画材とし、子どもたちに環境への配慮を伝えた。
幼稚園から小学校2年生までの低学年は、ジョージ・ロサレスとビビアン・ポサイェンが担当。
語り部のダーウィン・ティヤブDarwin Tiyabが終日に学校に滞在し、高学年の生徒には「ガンガー」、低学年の生徒にはハンターの物語「パホック」を子供たちに語り聞かせた。

[1日目](2024年3月19日)昼食をはさんで終日
新しくできたばかりの分校の校舎に生徒たちとともに壁画を描いた。
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[2日目](2024年3月20日)昼食をはさんで終日
生徒とともに壁画の制作を継続した。
(昼食)
ファシリテーターは絵筆を使わず、身の回りにあるものを使って絵を描くよう子供たちに指示した。子供たちが野外で絵を描くために必要なものを探しに行く前に、自然のルールについて、生きている草花を根こそぎ取ったり摘んだりしてはいけないといった自然に関するルールを喚起された。子供たちは棒や石を使って絵を描いたり、指や乾燥した葉っぱを使って絵を描くなどした。

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[3日目](2024年3月22日)
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▶低学年対象のアートワークショップ
・ルボオン村の語り部ダーウィン・ティヤブ氏による「パホック」というハンター(猟師)についての民話の語り聞かせを行った。
・ファシリテーターは子供たちと猟師のパホックや物語に登場した動物たちについてディスカッション。
・ファシリテーターたちは、パホックが死んだ理由を子供たちに尋ねた。そこから、パホックの性格が自慢好きで高慢なハンターであり、それが彼を死に至らしめたという描写が生まれた。
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・キャラクター作り。子供たちは2つのグループに分けられた。一つ目のグループは木炭を使って猟師のパホックを描き、もう1つのグループは森にいる野生動物を描くことになった。木炭で描いた下描きにちぎった色紙や紙くずを貼り付けてて立体感を生み出した。指を使って自由に表現するために、ハサミを使わない手法をとった。
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・子供たちは教室から出て、それぞれに割り当てられた民話の登場キャラクターのさまざまな特徴を身体を使って表現した。
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・子供たちは3つのグループに分かれ、物語の3つのシーンを描いた。1つ目はパホックが住むコミュニティ、2つ目は森、そして最後の舞台はほかのハンターたちがパホックを探しに行った森の中の崖である。
・ファシリテーターたちは、子どもたちが描いた登場キャラクターの絵や物語の背景となった絵を使って、民話の内容を振り返った。そして、最後に子供たちにパホックの態度をまねしたいかと尋ねると、子どもたちは声をそろえて「NO」と答えた。
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[参加者の感想]
₋いつも使っているボールペンや鉛筆ではなく、木炭を使って絵を描いたり作品を作ったりできて楽しかった。
₋登場人物の特徴を演じるアクティビティは、物語をより深く理解するのに役立った。
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▶高学年(小学校3年生~6年生)対象のワークショップ
₋アイスブレイクのアクティビティ。ファシリテーターは子供たちに、葉っぱを使って動物を描くよう指導した子供たちは様々な葉っぱを使って鳥、蝶、カタツムリ、魚など様々な種類の動物を描いた。
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・ルボオン村の語り部であるダーウィン・ティヤブ氏による「ガンガー」と題された民話の語り。
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・ファシリテーターのヘクター・カウィッグが子供たちが内容を理解しているかを確認するため、子供たちに質問を投げかけながら民話の内容と登場人物のキャラクターなどを振り返った。
・民話に登場するキャラクターのパペット人形を、ファシリテーターが用意したスクラップペーパーや色紙など、リサイクル可能な素材を使って作った。
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・子供たちは3つのグループに分かれ、民話「ガンガー」の舞台となっている場所である、バナウエ、ヒナリパン/ガンガー、ムンガヤンという3つのコミュニティの様子を描くことになった。ファシリテーターのロシェル・バキサンさんが、用意された材料を使ってバナウエの舞台を作る簡単なコラージュをサンプルで表現。その後、子供たちはグループごとに色紙を張り付けて4つの民話の舞台のコラージュが完成させた。

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・子供たちが作った登場人物のパペットと民話の舞台であるコミュニティのコラージュ作品を使って、ファシリテーターはガンガーの物語を再度子供たちに語りかけた。
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[教員からの感想]
・ワークショップのあらゆる部分が興味深く、子供たちに大きな影響を与えたと思う。ファシリテーターの皆さん、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれてありがとう。これからも、他の人たち、特に若い人たちへの刺激を与え続けてください。あなた方の専門知識を分かち合ってくれてありがとう。
・子供たちはこのワークショップを本当に楽しんでいて、先生の指示がなくても次のアクティビティをやりたがっていました。また、ガンガーが取り上げられたことで、なぜそのような場所があるのかを知ることができました。ファシリテーターはとてもエネルギッシュで、最大限の寛容さをもって指導に当たってくれました。次回のワークショップがあることを願っています。
・子供たちが参加したアクティビティはどれも興味深いものばかりでした。絵を描く作業が始まってから、子どもたちの表情は興奮に満ちていました。今回のアート・ワークショップで子供たちにとって最も有益だったのは、身近に手に入る他の材料を使い、美しい作品を仕上げることができることを学んだことだと思います。お店で買った真新しい紙とペンと色を使わなくても、身の回りにあるものを活用すればいいということを知ったのです。
・このワークショップの後、子供たちがより創造的になり、作品や感情、洞察においてより表現豊かになることを願っている。子供たちがもっと環境にやさしくなりますように。
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[保護者からのフィードバック]
 ワークショップの後、ファシリテーターのために食事を作る手伝いをしてくれた保護者の一人が近づいて来て、身の回りにあるものを使ったアート活動を高く評価してくれた。小枝や枯れ葉などを作品に使うことは学校ではあまりないため、子供たちは校内に散乱しているこれらのものに無頓着なのだという。このワークショップののち、子供たちが自分たちを取り巻く他の生き物たちに対してより心を配るようになるだろうと語った。

[ファシリテーターを務めたビビアンの感想]
-この活動を実施する上で困難だったことのひとつは、言葉の壁だった。
-子供たちの興奮と熱意は、いつしか手に負えなくなる傾向が非常に強かった。嬉しいことに、それでも彼らは指示に従い、よく聞いてくれた。そのおかげで、私たちは教師の介入を最小限に抑えながら、自由に活動を進めることができた。
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by cordillera-green | 2024-06-30 12:52 | 環境教育


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