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2008年 09月 18日

フィリピンでも安全な野菜を食べたい!作りたい!

 うちにはケーブルテレビが入っていて、いちおう「NHKインターナショナル」というチャンネルは見られます。何とか基本的な日本のニュースはキャッチできるわけ。このところ、中国ギョーザ事件についで、またまた、汚染米と粉ミルクで「食の安全」が大きくクローズアップされているようですね。いったい中国の農業や食品加工の現場はどうなっているのかと背筋が寒くなります。

 今、私たちが山岳地方で行っている環境教育セミナーでは、いろいろなビデオも参加者に見てもらっていますが、日本の農薬による環境汚染を取材した「Japanese Experience in Environmental Pollution: The Light and Shadow of Pesticides(TVE Japan 2006)」というビデオもそのひとつ。シラミ対策で真っ白になるまで振りかけられるDDTの粉の時代から、最近の農薬使用状況まで、戦後の日本農業の農薬使用の歴史が収められています。、「知らないことは恐ろしい」と実感する事実の数々。ビデオでは、日本では、消費者側の「食の安全」に対する関心の高まりから、安全な野菜や米を作る農家と消費者のネットワークが生まれ、農業の現場が変わり始めたといいます。
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 先週末に訪れた棚田の村・マヨヤオで村の人が言っていました。「昔はみんな100歳まで生きたのに、このごろは60歳が寿命だよ」。誰もがうすうす、農薬をはじめとする生活の中に入り込んできた食品添加物や化学製品の恐ろしさを感じ始めています。一大野菜の産地ブギアスの農家では、販売用の野菜を作る畑と、家族用の畑を使い分けているという話も聞きました。消費者以上に野役の被害を直接受けるのは農民たちです。でも、今の野菜栽培で生活が成り立っている限りはやめられない。農家に対する有機農法の指導と同時に、消費者に食の安全性を伝えていく活動も地道に続けていくことが必要です。

 フィリピンでも安全な野菜を食べたい!作りたい!_b0128901_10174381.jpg
 昨日、フィリピン好きラジオ番組のプロデューサー&ディレクターの今泉氏からメールが来ました。東京池袋のど真ん中で生まれ、小学校から立教という生粋のシティボーイの今泉さん。なのに最近は、八ヶ岳に別宅を構え、野菜作りを楽しんでいるんだそう。シティボーイの気配のカケラも感じられない添付されてきた写真に笑っちゃいました。キャプションは
「食の安全・食糧危機が叫ばれる今、やはり自分の食べる分くらいは自給しないとね」。
 ああ、食の安全を求める消費者のカガミです!
フィリピンでも安全な野菜を食べたい!作りたい!_b0128901_10185212.jpg

「3-4日に一度、このくらいの収穫です。でも、一人じゃ消費し切れなくて・・・」
 本当においしそうな野菜!日本にいたら、八ヶ岳に車飛ばしてでも食べに行くのに! 


 

by cordillera-green | 2008-09-18 10:30 | 持続可能な農業


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