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カテゴリ:環境イベント( 53 )


2009年 11月 28日

Kultura Tako

今日から3連休の観光地・バギオは、台風ペペン被害で奈落の底まで落ちた観光地としての地位を取り戻そうと、「WOW! Philippines, Cordillera’s Best 2009」と題した観光プロモーションに全精力を傾けています。今日は、朝からセッション・ロードでコーディリエラ6州の山岳民族の伝統舞踊によるパレードが行われたほか、SM、町の中心のバーハム公園などでもいろいろなコーディリエラ地方の文化を紹介するイベントが行われたようです。

そして、コーディリエラ大学の劇場では「Kultura Tako」(私たちの文化)と題した、山岳民族のパフォーミング・アーツのコンペティションがありました。昨年はじめて催されたイベントで、昨年の会場はコンベンション・センター。知り合いから「エコ・サミットのコミュニティ・シアター・フェスティバルにそっくりのイベントをやっているよ」言われて大急ぎで観に行きました。そう言われてみれば、「環境」をテーマにはしていませんが、各少数民族の歌と音楽満載という点では似ていたかも。でも昨年は、シアトリカル・パフォーミング・フェスティバルと銘打っていたわりには、シアター的な要素はほとんど取り入れられておらず、ただの伝統音楽とダンスのショーという感じでした。全作品見たわけではありませんが、しっかりしたストーリー展開がある芝居はあったのかなあ? という感じでした。それでも、高校部門では、第1回エコ・サミットでCGNがプロデュースしたカバヤンのグループが優勝、大学生部門も、エコ・サミット参加のハパオ出身者が主要メンバーだったというイフガオ州のグループが受賞したという話を後で聞きました。

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     ↑コーディリエラ大学のシアター。
      設備が整っていてうらやましい!

今年は、今まで2回のエコ・サミットで高校生演劇グループの演出指導をしてくれたリネット・ビバル女史が「kultura Tako」の総監督を担当しているとのこと。さらに、今年1月の第2回エコ・サミットに参加したアブラ州ボリネイの演劇グループが参加と聞いて、エコ・サミット担当スタッフのカルラと、インターンの大阪大学の細貝さんと一緒に楽しみに観に行きました。

高校生部門は、バギオ市内の高校3校と、ベンゲット州カパンガンの高校、そして、アブラ州のエコ・サミット参加のボリネイ組の5校。大学生&大人部門は、ベンゲット州国立大学(BSU)、イフガオ州国立大学、そしてマウンテン州のやはりエコ・サミットの演劇指導者ベントゥーラ・ビトット氏率いる演劇グループの3組が参加。

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     ↑ ボリネイ組は、第2回サミット参加時に指導してくれたイーガンが今回も指導。
      ボリネイ町長から連絡があって、初めてパレードの演出もしたそうです。
      指導者組の活躍もうれしい!

それぞれのグループが、コーディリエラの山岳民族に伝わる民話や伝説にテーマをとって、ストーリー仕立てで演出するというコンセプトは、昨年に比べて徹底していましたが、演劇というよりも、やはりカルチュラル・ショーという色合いが強かった。そんな中で、ボリネイ組だけが、映像も盛り込んで一味違った演出の演劇仕立てで、異彩を放っていました。うまいといったら、バギオ市国立高校のパフォーミング・アーツ特別クラスの作品(主役は甥のハンジョン君でした!)だったかもしれないけど、何かの賞には値しそうです。

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     ↑バギオ市国立高校の作品。
      主役を見事に演じたハンジョンは、
      今泉光司監督「アボン小さい家」での子役。
      今は高校4年生。立派な役者に成長しました!

大学生&大人部門では、ベントゥーラ氏演出のマウンテン州組がだんとつ。北ルソン日本人会(JANL)が、バギオ市制100周年のために9月に上演した「KENNON」に参加した俳優たちが中心でしたが、やはり舞台経験を積んでいる余裕が感じられました。それに何よりほかと違うのは、たとえシンプルであっても演劇らしい舞台セットや音楽にもちゃんと気を使っていることでしょう。

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      ↑KENNON組大活躍のマウンテン州シアターグループ。

少しずつでも、CGNがはじめたエコ・サミットでのコミュニティ演劇制作の波及効果が出てきているようでうれしく思いました。エコ・サミット参加後も制作を続けてくれているグループ、演技以外の演出効果技術に対する関心……
昨年、イベントを見に行ったときには「もしかして企画パクられた?」とちょっとショックでしたが(いや観光省には企画書とエコ・サミット後のビデオの提出をしていましたから)、こうやって、少しずつでも、エコ・サミット参加グループの成長を目にすることができ、おこがましいようですが、CGNの活動がコーディリエラ地方の文化のレベルのアップにつながっているのであれば、光栄に思います。
イフガオ州でも類似企画が持ち上がっているとの話も小耳に挟んでいますが、コピー企画大歓迎!! 演劇文化の底辺拡大につながり、そして、伝統文化の保持や再認識、さらに環境問題に対する関心拡大につながるならどんどんやってください!

次回の第3回エコ・サミットは、日本人プロ舞台演出家・吉田智久さんの全面協力をいただいて、次なるステップへ!を目指して、参加各グループ鋭意練習中!(吉田さんは今日もアブラ州のトゥボで指導中です) 第3回エコ・サミットの詳細は、確定次第、お知らせします。

by cordillera-green | 2009-11-28 23:46 | 環境イベント
2009年 11月 24日

12月10日、熊本にコーディリエラの精霊現る?

今年1月にイフガオ州マヨヤオとカリンガ州ルブアガンで催した「第2回コーディリエラ・ユース・エコ・サミット」(主催:キープ協会 助成:地球環境基金/国際交流基金)には、日本全国から驚くべき多彩なゲストの方たちが、名古屋市の環境NGO「環音(わをん)」の呼びかけで、来てくださいました。大阪から、舞踏ダンサー・JUNさんとサクソフォン&笛奏者の山本公成さん、九州熊本から有機お茶園「アンナプルナ農園」&環境NGO「森の声」の正木ラビちゃん、富山からギタリストのOTOさん、長野の別所温泉から有機農園やりながら写真家の直井保彦くんと環音の市川恵ちゃん、そして名古屋から環音代表・広田奈津子さんとシンガー・小向定くん。

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    ↑カリンガ州ルブアガンでエコサミットを終えて
     スタッフ&ゲストで記念撮影!

 エコサミット会場の山の村での精霊との出会いやらなにやら、とにかくハプニング続きの不思議体験談については、ラビちゃんやJUNさんがそれぞれのブログに書いてくれているので、関心のある人は、ぜひ読んでみてほしいのですが(古い記事ですけどね)、みなさん、日本に帰ってから、こちらで感じたことや体験したことを、それぞれの形にして表現してくれていて、本当に感謝しています。また、今回の台風ペペンでの被害にも心を痛めてくれて、それぞれ「できることをしたい」とあたたかい言葉をいただき、すぐさま行動に移していただき、人と人とのつながりの大切さを再び心に刻んでいます。

写真家・直井保彦君がエコサミット参加時に撮った作品の巡回写真展は今は三重亀山の「月の庭」で開催中。これまでに会場でいただい台風被災者のためのご寄付を送っていただきました。直井君の写真展は12月には長野に行きます。

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日本の棚田のルーツともいわれるルソン島北部コーディリエラ地方。
そこには米を作り、自然と共に生きる、ゆるぎない人々の暮らしがあった。

●亀山
期間:11/8(日)~11/29(日)
会場:月の庭
    三重県亀山市西町438
    TEL:0595-82-0252
    営業時間:11:00~18:00(月曜定休)

●長野
期間:12/1(火)~12/26(土)
会場:SlowCafe ずくなし
    長野県長野市鶴賀上千歳1137-2 コスモスパイラル1・2F 
    TEL:026-214-0021
    営業時間:11:00~23:00(日曜定休)


◎問い合わせ(直井):090-9882-6941 satchmoyasu@yahoo.co.jp
企画:環音、朝子農園
助成:あいちモリコロ基金


JUNさんが主催する大阪・中崎町のミニシアター「天劇キネマトロン」でも、今泉光司監督がコーディリエラ地方を舞台に撮った「アボン小さな家」と、自然農法の福岡正信さん撮ったドキュメンタリー「地球で生きるために」の上映会を行い、入場料を台風被災者のために寄付いただけるとのこと。(上映は22日で終了したみたいです)

そして、12月のこんな楽しそうなイベントの案内が熊本の正木ラビちゃんから届きました。KURIの二人は、2007年12月の第1回エコサミットにゲストで来てくれた世界の民族楽器を演奏する二人組ユニット。私とは、ながーーいながーーーいお付き合いになります。いわば日本でいちばんコーディリエラの空気と音楽を知っているミュージシャンです。1月のエコサミットのゲストのOTOさんも出演で、全員コーディリエラ経験者によるイベント!すごい!行きたい!

九州のみなさま、ぜひぜひ、足を運んでくださいね。


<みどりのはこぶね> presents
「菊池川の水神さまに捧げる宴Vol.3」
~アイリッシュ音楽と森の精霊たちのささやき~

 アイリッシュ・ホイッスルとギリシャの弦楽器ブズーキを中心にアジアやヨーロッパの民族楽器を取り入れたアコースティックな精霊舞踊音楽を創り出す二人組「KURI」がやってきます。今回はアイルランドでの演奏の模様を編集した映像を携えてきます。共演するは、<みどりのはこぶね>のローカリゼイション大使音楽家Otoと精霊界の視点で人間界を見つめる映像家RaviによるMirabai(ミラバイ)。Oto&Raviが今年の1月に参加したフィリピンのNGOコルディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)主催の環境保護を目的とした芸術交流祭での映像も上映します。人間界の「開発」という破壊に精霊たちは警告を出しています。バイオリージョンの視点で精霊たちの声に耳をかたむけることから始めるローカリゼイションの創造。ぜひみなさんと共にアプローチしていきたいと思います。
 

日時 :2009年12月10日(木曜日)
開場 :6時30分
開演 :7時00分
音楽 :KURI(Katsu&Miho)
    Mirabai(Oto&Ravi)
映像 :KURIによるスライドショー(アイルランド、フィリピン)
    Raviによる映像『アニート・リヴィング(精霊のささやき)』
場所 :田舎屋ギャラリー「一歩の家」
住所 :〒861-1323
    熊本県菊池市西寺1972-1
料金 :2000円(お茶付き)
問合せ:0968-25-4623(一歩の家:平井さん)
    070-6512-8841(みどりのはこぶね:Oto)
    0968ー27ー0212(アンナプルナ農園:ラヴィ)   
主催 :ジャイマー・ショップ

<田舎屋ギャラリー、一歩の家> 木の家を末長く使おうと、古民家の再生をしている環境研究が創った菊池郊外の田舎屋ギャラリー。絵画、布、工芸品 などの展示やお茶処として地域の人たちと文化を育む場所として機能する心地の良い空間です。午前10時30分~午後5時 店休日 木・金曜日

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     ↑2009年1月のエコサミット(会場ルブアガン)での
      日本人ゲストの方たちのパフォーマンスです。
      いろいろあったけど、楽しかったなあ。
  

by cordillera-green | 2009-11-24 11:13 | 環境イベント
2009年 09月 29日

直井保彦写真展「雲の上の大地」

1月のエコサミットに参加してくれた写真家の直井保彦君が、コーディリエラで撮った写真の展覧会をやっています。うれしいねえ。きちんとこちらでの経験をかたちにしてくれて。ぜひぜひ足を伸ばしてくださいね。
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直井保彦写真展
「雲の上の大地」

日本の棚田のルーツともいわれるルソン島北部コーディリエラ地方。
そこには米を作り、自然と共に生きる、ゆるぎない人々の暮らしがあった。

●上田・別所温泉
期間:9/25(金)~10/6(火)
会場:まるげん
   長野県上田市別所温泉1718
    ※長谷川豆腐店向かい(別所温泉駅より徒歩5分)
★9/25(金) 14:00~ 18:30~ 
 コーディレラのお話しと音楽
 (出演:KURI,sadam,直井保彦)

●名古屋
期間:10/15(木)~11/3(火)
会場:Cafe Dufi
   愛知県名古屋市中区新栄3-17-11
   TEL:052-263-6511
   営業時間:11:00~24:00(水曜定休)
★10/25(日) 11:55~12:35
 『ワールドコラボフェスタ2009』 オアシス21ワールドステージにてトーク&ライブ
 (詳細→ http://www.world-collabo.jp )


●亀山
期間:11/8(日)~11/29(日)
会場:月の庭
    三重県亀山市西町438
    TEL:0595-82-0252
    営業時間:11:00~18:00(月曜定休)
★11/8(日) 18:30~
 コーディレラからつながる食と暮らしトーク&ライブ
 (出演:sadam,広田奈津子,直井保彦
             ゲスト:月の庭 岡田佳織)
        
●長野
期間:12/1(火)~12/26(土)
会場:SlowCafe ずくなし
    長野県長野市鶴賀上千歳1137-2 コスモスパイラル1・2F 
    TEL:026-214-0021
    営業時間:11:00~23:00(日曜定休)


◎問い合わせ(直井):090-9882-6941 satchmoyasu@yahoo.co.jp

企画:環音、朝子農園
助成:あいちモリコロ基金

by cordillera-green | 2009-09-29 23:15 | 環境イベント
2009年 03月 16日

エコサミットの高校生たちの環境演劇

 1月末に行われた「コーディリエラ・ユース・エコサミット」のメイン・プログラムは、コーディリエラ各州の高校生たちによるそれぞれの地域の環境問題をテーマとした演劇公演でした。
 CGNは、まず、環境専門のファシリテーターを現地に送って、それぞれの地域が抱える環境問題を考えるきっかけを提供する環境教育ワークショップを行いました。それが、エコサミットの半年くらい前です。
 それから、コミュニティ演劇のファシリテーターを派遣し、環境保全と関連のある民話の収集、地域の抱える環境問題の洗い出し、そして、それを脚本にするための指導と出演者の選考。その脚本を演劇として仕上げるためのワークショップを重ねて来ました。

 こういった過程で、じっくりと演劇制作にかかわった高校生たちは、自分のコミュニティの文化や伝統の価値を知り、直面している環境問題・開発問題の本質を考える機会を得ます。将来のコミュニティを担う有望な若者たちがこういった機会を得るだけでも貴重ですが、エコサミットでは、同じような過程で演劇作品を仕上げた各州の高校生たちが一同に会して作品を披露しあい、意見交換をします。山岳地方のほかの民族と交流し、文化や知識を交換することになるのです。

 また、このエコサミットの開催地を、山岳地方でもっとも知られる景観地・イフガオ州の棚田の村、マヨヤオと、最も歴史ある村・カリンガ州ルブアガンとしたことにも意味があります。参加者たちは、自分の暮らす山岳地方の歴史や美しさを身をもって体験し、それを自分たちの村に帰ったあとに、村人たちに誇り高く伝えていくことができるわけです。民族間の違いを知り、同時に共通点を確認し合い、そしてわかり合っていくための努力をしていくことが、山岳地方にいまだ残る部族間抗争を解決していく道につながっていくと信じています。

以下に、地域色豊かな環境演劇の写真の一部を紹介します。
写真はいずれもJPアリピオ君の撮影です。


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            ↑イフガオ州マヨヤオの演劇グループ

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            ↑アパヤオ州コナーの演劇グループ

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            ↑アブラ州ボリネイの演劇グループ

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            ↑マウンテン州サバガンの演劇グループ

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            ↑ベンゲット州サブランの演劇グループ

by cordillera-green | 2009-03-16 15:25 | 環境イベント
2009年 03月 14日

いまさらながらのエコサミット報告

 いや、すっかりご無沙汰してしまいました。
「だからそんなに気合入れてブログ書くもんじゃないって言ったじゃない」
というあきれた声が聞こえてきそうですが、とにかく、エコサミットのお客様到着の1月半ばから怒涛の日々でした。
エコサミットが終わってからも、報告書作りやら、領収書の整理、来年度の事業の申請書などなど、締め切り続きで、冷や汗の日々。とてもとても、ブログを書いている時間が見つからずに失礼いたしました。
とりあえず、やらねばいけない事務仕事の合間合間にもいろいろエキサイティングな出来事があった2ヶ月ですが、とりあえずは、いまさらながらのエコサミットのご報告。
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 「Cordillera Youth Eco Summit」は、出演者&スタッフで約130人という大所帯を束ねて、もう日本の人には想像もつかないようなコンディションの悪い道を10時間以上も走り続けてたどり着く小さな村(しかも2つの村)で開催するというイベントなのですから、それはそれは、いろいろなことが起こっても仕方ありません。
しかも、130人の内訳は、バギオから行ったCGNのスタッフ&ボランティア、山岳地方の6州からの高校生と付き添いの先生など,それに、エスニック・ミュージックの演奏家、演劇指導をしてくれた演出家や写真展を開催してくれた写真家、イベントをビデオに収めに来てくれた映画監督などのフィリピン人アーティスト、そして、はるばる日本から参加してくれたミュージシャンや写真家、環境NGOのかたがたなどなどバラエティに富んだ面々。飛び入りで、国際交流基金マニラ支部のとっても忙しいディレクターの方までカリンガ会場のルブアガンを訪ねてくれました。
 ほんとうに、参加して下さった皆様、感謝です。そして、何より、突然大挙して訪れた宇宙人のような私たちをあたたかく受け入れてくれ、「なにやるのかなああ」、と興味しんしんで会場に足を運んでくれたコミュニティの方々、ほんとうにありがとうございました。
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 これだけいろいろな立場の人たちが、いろいろな関わり方で参加しているのですから、体験も感じ方も本当にいろいろだったことでしょう。
 
 参加してくれた日本からのゲスト、正木ラビさんが日本人ゲストの方たちの珍道中をブログにアップしてくれているので見てくださいね。
アンナプルナ農園日記
 http://annapurnafarm.com/archives/diary/index.html#24

それから、日本人ボランティアの松野下琴美さんが、CGNボランティアブログにも書いていますのでよろしく!
http://ameblo.jp/cordillera/entry-10207107973.html

そしてそして、
正木ラビさんのアンナプルナ農園(熊本県菊池高原)では3月21日に
「森の春祭り フィリピン精霊からのことば」と題したフィリピンでの旅の報告会を兼ねたコンサートイベントを企画しているとのこと。
ゲストとして参加してくれた山本公成さん、JUNさん、OTOさん、CGNボランティアの松野下さんも参加とか。
うらやましい!

ぜひぜひ、興味のある方はご参加を!詳細は以下です!
http://annapurnafarm.com/archives/diary/index.html#25

by cordillera-green | 2009-03-14 18:39 | 環境イベント
2009年 01月 20日

Planet Love Concert in VOCAS

CGNの環境イベント「コーディリエラ・ユース・エコ・サミットCordillera Youth Eco Summit」は,いよいよ今週末に始まります。今日、日本からのゲストの方たち5人がマニラに到着し、明日、バナウエに向かい、あさって、マヨヤオに入ります。何でも簡単に手に入る日本から、カオスのマニラを経由し、時間がゆっくり流れる山岳民族の村にゆっくり移動していくことになります。

 23日には、日本人グループ後発組がマニラに到着。高校生の学生演劇グループ総勢100人がマヨヤオに入り、24日・25日がマヨヤオでの本番イベント! です。
 26日に、みんなで丸一日移動して27・28日はカリンガ州のルブアガンでイベントを行います。29日に高校生たちはそれぞれの州に戻り、日本人ゲストの方たちはみんなでバギオ入りします。これがざっとの全日程。

 せっかく、日本からのゲストの方たちがバギオに来てくださるなら、ぜひバギオでも素敵な音楽を聞かせてほしい! とまたまた欲張りなCGN。1月31日(土曜)に、セッション・ロードのVOCASにてコンサートを企画しました。「プラネット・ラブ・コンサート(Planet Love Concert)!」
 国境を越えて、地球、いやいや宇宙レベルで、環境に対する想いを唄に託そうというのがコンサートの趣旨です。
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 実は「プラネット・ラブ・コンサート」と題したコンサートは今回が3回目。1回目は2007年12月の「コーディリエラ・ユース・エコ・サミット」の一環として日本からのゲストのKURIとアーネル・バナサンがバギオでやったのが1回目。そして、その流れでアーネルとKURIが昨年4月~5月に日本の各地14箇所で行なったツアーが2回目です。
 そして、今回ノバギオが3回目。日本からもフィリピンからも新しい顔ぶれでの3回目の「プラネット・ラブ・コンサート」になります。
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 今日、会場のVOCASにオーナーの息子さんのカワヤンさんと打ち合わせに行きましたが、「ポスターを見て参加したいから聞いてくれと言っているミュージシャンがいるのですが、もういっぱい?」なんて聞かれました。 環境保全に志のあるミュージシャンは大歓迎! 
 てなわけで、「プラネット・ラブ・コンサート」飛び入りもありの多彩なイベントになりそうです! バギオにお住まいの皆様、久々に日本人ミュージシャンの歌と演奏を生で! 在バギオのエコ系ミュージシャンの演奏と共に、聞きに来てくださいね!

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プラネット・ラブ・コンサート
1月31日(土)7pm
VOCAS(セッション・ロードのラ・アソテア・ビル-KFCの並びの少し下です-の5階)
入場料:50ペソ
出演:SADAM、山本公成、JUN(舞踏)、正木ラビ、広田奈津子、アーネル&エドガー・バナサン、リパブリック・サヨテ他

助成:地球環境基金/国際交流基金・青少年交流助成プログラム/アートスペースVOCAS
主催:キープ協会/Cordillera Green Network


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by cordillera-green | 2009-01-20 23:46 | 環境イベント
2009年 01月 17日

「ユース・エコ・サミット」ゲスト紹介2

「環音(わをん)」が声をかけてくれた、1月末の「コーディリエラ・ユース・エコサミット」のゲストの方たち、すごい魅力的な方たちです。どこか、ひとクセありそうな面々。

 ここはフィリピン、しかも、エコサミットのメイン会場は、山の中。お客さんは、プロの奏でる音楽を生で聞いたことなど一度もないフツーの子供たちとおばさん、おじさんたち。しかし、日常生活の中にまだまだ当たり前に音楽が生きている地域の人たちで、「伝統音楽」とか「民族楽器」とかカテゴライズする必要なく、いきなり、唄や音が暮らしの中に登場し、そういう時はフツーにすごい音楽パワーを誰もが発揮するのでした。

 山岳民族の人達に、音楽というのは、ラジオやテレビから流れている、コマーシャルなポップスやロックやカントリーやフォークだけでなくて、いろいろな音が世界にはあって、そこには思いや気持ちや気分がたっぷり含まれていて、演奏によってその場所の空気が動いて、観客は参加して、楽しめるものだということを感じてほしいなと思います……が、もしかしたら、それはふだんの祭りやら冠婚葬祭などの儀式に音や唄があふれている彼らはとっくにカラダで知っていることかもしれませんね。
 ゲストの方たちが、フレキシブルに地元の人と触れ合って、いろいろな出会いを楽しみながら楽しい演奏を繰り広げてくれることを期待しています。

 以下、「環音」と一緒に来るゲストの方たちのプロフィールです。

■SADAM(小向定)Komukai Sadam
ボーカル・太鼓
高校時代数々のコンテスト受賞。卒業後ニューヨーク放浪を経てソロ活動を開始。各地で演奏家や舞踏家と共演を重ね、地球・平和をテーマにイベント等参加。2003年環音の音楽を担当し東ティモールの音楽に出会う。東ティモールの音楽家とアルバムや映画制作を開始。2008年「戦争に頼らない自給的な暮らし」をいかに楽しく祈りに満ちたものにするかを模索すべく、田んぼで働きながら歌う試みを開始。学校などでの音楽ワークショップも多数。
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■Oto
ギター
カリスマファンクバンド「JAGATARA/じゃがたら」、日本発の生ヒップホップバンド「ビブラストーン」「サヨコオトナラ」「ムビラトロン」など幅広く活躍し音楽界に影響を与える。ギタリスト・音楽プロデューサー。地域に根ざしたアクションから世界の変革が始まると信じ、「田んぼの楽校」「クリキンディの森づくり」などに参加、自らも農的生活を実践中。日本各地のアクティビストや表現者を励まし繋ぐ、重要な役割を果たしている。
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■山本公成Yamamoto Kosei
笛(ソプラノサックス・フルート・竹笛・木の笛・石笛)
1968年のデビュー以来、即興音楽のパイオニア的存在として活躍。井筒和幸等の映画音楽や舞踏音楽をプロデュース。ヨーロッパ、アメリカ等各地でも演奏。スピリチュアルで独自の世界を持ち続け、サックスの金属を感じさせない、やわらかな奏法、自作の竹の倍音笛、アメリカ先住民の笛、リトアニアの笛などで地球の息吹きを感じ、くり返し繋がる命の響きを伝える。自転車発電による電力を利用したライブイベント「ロハスサイクルエコライブ」なども開催。
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■西尾純Nishio Jun
舞踏
幼少より武道武術を嗜み、スタント、アクションの世界から芸の道に。舞台、大道芸人を経て96年より舞踏を始める。日本独自のJapormance(ジャポーマンス)として傾舞(Kabuku mai)を提唱するほか、映像作品のプロデュースや主演も行う。フィリピンで舞踏のワークショップツアー他、ヨーロッパやメキシコなど国内外で活躍。大阪市にSalon de AManTO 天人(あまんと)を立ち上げ、地域コミュニティ作りも仕掛ける。
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■正木 ラビMasaki Ravi
パーカッション・コーラス
熊本県菊池高原で農薬・除草剤・化学肥料を使わないアンナプルナ農園を営む。2000年以降、地域で植林ボランティア活動「森の声」を行い、現在は農園近くに森「花鳥山」が誕生している。森の作業イベントやコンサート、森の歌に手話をつけるなど音楽活動も行う。ビジョンは森に包まれ、大地に根をはり、人とけものと精霊たちが共に生きる音楽と笑顔にあふれたよろこびの暮らし。
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by cordillera-green | 2009-01-17 03:36 | 環境イベント
2009年 01月 15日

第2回 コーディリエラ・ユース・エコサミットのゲスト紹介1

 今年のエコサミットは、地方の村において行うため、日本からのゲストも都会でおしゃれにエコ・ライフを送っているアーティストや、政治的な環境アクティビストというより、地方に根ざして、比較的「農」に近いところで地域の人と交流しながら活動している方たちに来ていただけたらなあと思っていました。そんな私たちの希望にぴったりの素敵なゲストの方たちが、あんな山の中まではるばる来てくださることが決まりました。

・環境&音楽&平和NGO「環音(わをん)」
   
   広田奈津子(環音主宰)
   直井保彦(写真家/長野県別所温泉在住)
   SADAM(ミュージシャン/ファシリテーター) 
   市川恵(環音スタッフ/長野県別所温泉在住)
・OTO(ギター/富山県在住)
・山本公成(サックス&笛)
・JUN(舞踏家)
・正木ラビ(熊本県菊池高原アンナプルナ農園)

 「環音(わをん)」は東ティモールの独立の際に、音楽を通しての平和を求める国際交流を目的にできたグループ。名古屋をベースとしたオリジナリティあふれる活動は、以前から注目していました。「音楽」「環境」「平和」という彼らが掲げるテーマは、私たちCGNと同じ。東ティモールとコーディリエラ地方と、フィールドは違っても、目指すところは共通していて、いつか一緒に何かやりたいなと思っていました。最近は東ティモールだけでなく、日本の農村と音楽をつなげる活動も開始したとか。

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      ↑「環音」代表の広田奈津子さん

 環音とはCGNが参加した「愛知EXPO2005」の「地球市民村」で出会い、2008年5月、アーネルが日本の音楽ユニット「KURI」と行った「バナナとくりの宇宙~PLANET LOVE CONCERT ツアー」の別所温泉でのお寺ライブを企画してくれ、共演の機会を得ました。

 で、「今度はフィリピンで!」ということで、フィリピン山岳民族の伝統文化、農的暮らしに関心のあるミュージシャンたちを集めて「エコサミット」にゲストとして出演してくださることになったわけです。
 
 また環音メンバーの写真家・直井保彦さんが、東ティモールなどで撮ってきた写真のスライド上映「EARTH LINKS」も行なえることになって、たいへん楽しみです。
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       ↑写真家の直井保彦さん

 環境問題を語るときにいわれる「Think Globally, Act Locally」。
 山岳民族の村での日本からのゲストによるパフォーマンスは、村の人にとって「Think Globally」の助けになるし、日本人の人にとっていまだ閉鎖的な山岳民族の村での経験は「Act Locally」を考える参考になるのではないかと期待しています。

by cordillera-green | 2009-01-15 12:21 | 環境イベント
2009年 01月 13日

エコ・サミットの環境教育ワークショップ

 エコ・サミットにはもちろん日本側の主催団体のキープ協会の方たちも参加します。今回は環境教育事業部の鳥屋尾健さんが、忙しいスケジュールの合間をぬって来比、マヤオヤオで高校生のための「環境教育ワークショップ」をファシリテイトしてくれることになりました。
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 鳥屋尾さんは2年ほど前にバギオ市で、私たちCGNのスタッフ、バギオ市内の環境関係のNGOや教育関係者などを対象に、環境ファシリテーター養成ワークショップを行なってくれました。参加者全員、充実した楽しい学びの場を共有させてもらい、鳥屋尾さんも、「すごく楽しかった」と感想を下さいました。その後も「今年のテーマは国際だ!」とおっしゃってくださっていたのですが、フィリピン再訪の機会がなかなかなく、今回のエコ・サミットでようやく来てくださることになりました!
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       ↑2年前のワークショップの様子。見よ。参加者のこの真剣な表情!

 前回は、バギオという中くらいの大きさの町の、しかも環境関係の仕事を持つ人や環境に関心の高い大人が対象でしたが、今回はものすごい山奥の辺鄙な村の高校生たちとのワークショップです。なかなか、現地の状況が想像しにくい中、鳥屋尾さんがワークショップのプログラムとして提示してくれたのは「マヤオヤオの独自の文化を見直し、それを今後残していかなくてはいけないと気づかせる」ことを目的としたとっても楽しそうなプログラムです。
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 マヤオヤオは素晴らしい棚田が世界遺産に指定されて以来、町をあげて観光客の誘致をはじめ、マニラや外国からの観光客がずいぶん増えているといいます。また、外国に出稼ぎに行く人も急速に増加したようで、先日行った時には町の真ん中の広場に、「出稼ぎ御殿」とおぼしき巨大なピンク色の建物が姿を現していて度肝を抜かれました。小さな三角屋根の高床式伝統家屋とはかけ離れた存在で、明らかに景観を損なっているのですが、それは、部外者である外国人の感想で、建物の持ち主は大きなコンクリートの家を立てて鼻高々なことでしょう。
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 そう、いま、マヤオヤオは、棚田とアグリカルチャー・サイクルを中心としてきた昔ながらの伝統の暮らしと価値観が大きく変わる過渡期にあるのだと思います。
 一度失った文化や自然を取り戻すのは並大抵なことではありません。でも、失っている最中には、そのことに気づかないものです。だから、今回の鳥屋尾さんのワークショップの内容は、まさに今のマヤオヤオにぴったりな内容だと思います。
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 ワークショップは1月23日、カソリック系のアサンプション・アカデミーという学校で行なうことになりました。何度もマヤオヤオに行っている私でも、高校生たちの反応はまったく予想がつきません。どんなワークショップになるのか、子供たちからどんな新しいアイデアが出てくるのか、こういったワークショップ百戦錬磨の鳥屋尾さんが驚くような展開が期待できそうですね。

by cordillera-green | 2009-01-13 13:17 | 環境イベント
2009年 01月 11日

エコサミットの環境演劇フェスティバル「山の子供たち」

 エコサミットのメイン・プログラムは、6つの州の6つの高校のグループによる環境をテーマとした演劇の公演です。
 日本ではだいたいどこの高校にも演劇部があって、学園祭などで公演を行ったりするのは当たり前かもれませんが、ここフィリピン、とくにコーディリエラ地方のような田舎では、演劇なんて見たことも聞いたこともないという人がほとんどです。
 ですから、高校生に演劇制作を頼む前に、基本的な演劇ワークショップを行ないます。高校には演劇を教えられる先生などいないので、バギオから数少ない演劇経験のある人たちを指導者として村の高校に送り、「演劇とは何か」から、「環境に関する演劇のテーマの探し方」「脚本の書き方」「演技の仕方」などなど、何から何まで基本から教えなくてはいけません。
 一度も演劇を見たことのない生徒がほとんどなのですが、あっという間に体を動かしてみんなで表現する演劇の魅力に取り付かれ、高校生たちは自主的に制作を始めます。
そんなふうにしてできた6つの演劇を披露しあい、他グループの演劇グループ参加者全員と開催地のコミュニティの人たちが、身近な環境問題について気づいてもらいたいというのが、エコサミットの環境演劇フェスティバルの目的です。
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 今年参加してくれる演劇グループは以下の6つの町の高校です。
・ベンゲット州サブラン町  
・マウンテン州サバガン町  
・アブラ州ボリネイ町   
・アパヤオ州コナー町   
・イフガオ州マヨヤオ町
・カリンガ州ルブアガン町
 
 すべて、今回のエコサミットではじめて演劇に触れた高校生たちです。
 ファシリテイターたちは、最後の仕上げのための指導に今週から来週にかけて忙しく現地に通っています。多くが、地元に伝わる自然や環境などに関連した伝説などを取材して、それを元に創作した作品になるようです。それぞれの民族の伝統的な唄や踊りも数多く登場することでしょう。
 どんな子供たち、どんな表現に出会えるか、今からわくわくしています!

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(写真は2007年12月バギオで行なった第1回目のエコサミット)

by cordillera-green | 2009-01-11 08:52 | 環境イベント